シン・ゴジラ★背中からビームが
- 2016.08.03 Wednesday
- 09:38
- 映画・DVD
2016年8月2日火曜日に一人で鑑賞。
客入りはまあまあ。
観客席に子供の姿は見えない。大人向け怪獣映画であるからでしょうか・・・。
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東京湾に現れたゴジラ第1形態が多摩川河口から呑川へと登って行き、大田区に上陸後、最終形態まで変化。
この進化は今までのシリーズにはなかったエピソード。
なんか第3形態までは滑稽な姿に見えて、ゴジラらしさを損なった感じがしました。
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映画は全体的にはゴジラ災害に政府はどう対応するのか、どう対応できるのかをシミュレーションするストーリー。
武器使用に逡巡する首相など、さもありなんの様子が描かれた。
だから主役はあくまで内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)であって、ゴジラは主役ではないような造りだと感じました。
それにしても矢口蘭堂たち出演者は早口でしたねぇ・・。
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ゴジラがバーストして東京を炎の海にしてしまうシーンは圧巻。
ただし、1954年版・オリジナル『ゴジラ』で燃えさかる夜の東京の方が迫力がありました。
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エネルギーが臨界に達したゴジラは、背中から無数のビームを発射して、攻撃機を破壊。
挙げ句の果てには尻尾の先からもビームが・・・・。
なんか違うなぁ・・・。
特撮としては素晴らしいんだけど、ビームの鋭さがゴジラらしくなくて・・・・。
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ゴジラを凍結するために、長尺のホースで薬剤をゴジラの口に注ぎ込む様子は、福島第一原発の冷却作業を思い出させました。
大災害と日本人の戦いを象徴するシーンになっていたのかな?
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全体的に特撮はよく出来ていたし、演出やBGMなどからヱヴァンゲリヲンの香りが漂う出来映え。
伊福部音楽を使ったのも好感を持てました。
でも、やっぱ1954年版『ゴジラ』には勝てないと感じさせられました。
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