「あさが来た」第124回★一瞬、五代様
- 2016.02.25 Thursday
- 12:24
- NHKドラマ・番組
あさ(波瑠)の病室にはつ(宮崎あおい)と惣兵衛(柄本佑)、藍之助(森下大地)が見舞いに来る。心配するはつに千代(小芝風花)はある話をすると…。そして、あさとはつは、女子の教育について語り合う。病院の給湯室を千代が通りかかると、そこに啓介(工藤阿須加)がいる。緊張した千代が啓介に話しかけると…。その頃、成澤(瀬戸康史)は、平十郎(辻本茂雄)の言葉が気になって悩んでいた…。萬谷がつかまってホッとする千代。
−◆−
あさ「旦那様。どうか、萬谷さんが悪い事にならへんよう、警察に口添えしてもらわれしまへんやろか?」
千代「え?」
あさ「萬谷さんを、あないに追い込んでしもたのは、うちのせえだす。萬谷さんかて、生きてく事に一生懸命やったはずだす。何もでけへんにしても、もうちょっと親身になって、話聞いてあげてたらて…。お願いだす。どうか…。」
新次郎「分かりました。伝えときまひょ。」
あさ、人間が出来すぎてる!!
−◆−
はつ「ようよう長い事苦労して、商いが安定したいうのに。何であんたはそこでとどまられへんのやろなぁ。なぁ、あさ。これは怒ってる訳やあれへん。そやないんやけど、強いて聞かせてもらいます。そないなもん、ほんまに必要だすのか? 今の時代、そら、おなごかて思うように学問できる事は、ええ事や思います。そやけどそのせぇで、あんたが命すり減らすような事になるのやったら…。」
千代「うちもそない思います。学校の先生が授業でよう言うてはりますけど。男はんいうのは生まれつき、おなごにちょっと、下でいてほしい思う性分なんやて。」
あさ「へ? そやの?」
千代「そうだす。近頃は、頭のええおなごを妻にするいうはやりも上流階級にはあるのやけど。男より出しゃばるやなんて事は、決してあかん。ほんまはどない物知りやったとしても、『ちょっと下ですよ』いうフリして、ニッコリ笑てるのが一番ええて、先生言うてはりました。」
あさ「はぁ、びっくりぽんや。」
この前の国会審議では、野田佳彦氏が、安倍総理に「びっくりぽんです。」と言ってたねぇ。
で、千代は「良妻賢母になるための大事な事だすさかい。せやさかい、男はんが10人いてましたらな、十中八九、お母ちゃんの事、嫌いだすわ。」
はつ「まあ。」
あさ「うそや。」
千代「ほんまだす。お父ちゃんみたいなお人は、珍しいのやて。十中八九、はつおばさんの方が、好きや思います。うちかてそうだすさかい。」
あさ「何であんたはいつもそないひどい事が言えますのや?」
千代「いいや、十中八九かて、優しい言い過ぎだす。九分九厘な。」
病室を出て行く千代。
はつ「一番怒ったはんのは、千代ちゃんみたいだすなぁ。」
あさ「そやの。イタタッ。それに、あの子の言う事は、どっか正論で、あながち間違いでもあれへんさかい、困ってしまうんだす。」
はつ「そうだすなぁ。頭のええ子や。」
−◆−
このあと、千代と啓介(工藤阿須加)のくだりや、一瞬、五代様が回想シーンで現れたりしましたが、体調が芳しくないので、『あさが来た』第124話のピックアップはこの辺で・・・・。
へとへと・・・・。
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