連続テレビ小説「まれ」第122回★融資の鬼
- 2015.08.18 Tuesday
- 10:40
- NHKドラマ・番組
ケーキ店開業を決意した希(土屋太鳳)だが、開店資金の調達という現実的な問題が立ちはだかる。徹の自己破産を目の前で見てきた希は、借金だけはしたくないと悩むが、背に腹は代えられず借金することを決意。だが肝心の銀行からは、ことごとく融資を断られてしまう。八方ふさがりの希だが、新たな資金調達先にみのり(門脇麦)が勤める農協が浮上する。だがみのりが「うちには融資の鬼がいる」と言いだし…。圭太「銀行に借りればどうや。」
希「もしかして…しゃ、借金け?」
圭太「ほうや。」
希「いやいや、無理無理無理!借金は、人生をっちゃ狂わすよ。自己破産して、破滅への人生や。」と畳に頭を付けちゃいます。
ろくに貯金も無くて、借金も厭だっていうと、どうやって開店するつもりだったんだろうか??
圭太「お前はお父さん見とるさけ、ほう思うがやろうけど。商売始めるがに、銀行に借りるがは普通の事やろ。無茶な借り方せんかったら、大丈夫やわいえ。」
とは言うものの・・・借金へのトラウマで頭が混乱する希・・・。
希は「借金け…。」「失踪・・」「心中…。」と呟きながら家事を失敗しまくり。
いつものように滑っております・・・。
−◆−
高志が現れましたが、様子が変です。(もともと変わってるけど)
どうやらメジャーデビューしながら失踪したとのこと。
ナレーション<高志の、失踪には誰にも言えない、深い訳があるのですが…。それはもう少し、お待ちください。>
鬱陶しいナレーションです。
−◆−
農協で融資して貰おうと考えた希。
みのり「ほやけど、そんなに簡単じゃないよ。うちには融資の鬼やおるさけね。」
−◆−
農協に出向いた希。
職員の福島氏「朝市でケーキ屋さんを開きたいとか。どのようなお店をお考えですか?」
夢見る表情の希「はい! フランスの田舎にあるみたいなお店で、こう、入った瞬間に、フワ〜ッとお菓子の匂いが…。」
イラッ・・・やっぱ徹(大泉洋)の娘やなぁ・・・。
で、みのり「妄想はそこまでで結構です。夢物語にお金は出せません。具体的なプランをお聞かせ頂けますか。」
福島「ごめんえ。うちには、融資の鬼やおるさけ。」
希「鬼ってこっちけ!」
みのりが名刺を差し出し「貸付担当の津村です。本場の味を伝えたいというコンセプトは分かりました。そのための経営プランをご説明下さい。」
希「まず、一つには、朝市に合わせて、午前中だけの営業を…。」
みのり「ベーカリーならともかく、パティスリーが朝から需要がありますか?」
希がモンブランを取りだし「食べて頂ければ分かります。能登栗の、モンブランです。」
福島「おっ! こりゃうまい!」
希「ありがとうございます!」
みのり「480円ですか。高いですね。原価率もあと10%下げて下さい。卵も生クリームも、こんなに高級な食材を使う必要がありますか?」
まるで蓮舫みたいになってるみのり・・・。
希「材料だけは譲れません。いいものを使うと、どうしても高くなるんです。」
みのり「それなら、利益率の高い焼き菓子に絞ったらどうですか?」
希「詳しいですね。」
みのり「今は移動販売やネットショップなど、少ない資金で開業できる道はほかにもあります。店舗にこだわるなら、それなりの根拠をキチッと示してください。でなければ融資はできません。次の方どうぞ。」
福島「厳しいな〜融資の鬼。」
鬼と言われる程のことじゃなくて、金融機関の融資審査なんだから当然のことでしょ。
−◆−
以上、『まれ』第122話。
希の甘い計画をみのりがバッサリ切り捨ててくれて気持ちよかったです。
でも、結局は融資しちゃうんですよねぇ・・・。
昨日も書いたけど、そもそも徹の企画書に資金計画が入ってないのが間違ってますよね・・・。
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