民王 第1話★エンケンさん面白い
- 2015.07.25 Saturday
- 12:23
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泰山(遠藤憲一)は民政党のドン・城山(西田敏行)の力を借り、総理大臣に就任。不祥事を恐れ、アルバイト先の飲食店に住み込む道楽息子の翔(菅田将暉)を連れ戻そうとするが、失敗する。そんな中、経済産業大臣が失言し、泰山は国会で政敵・蔵本(草刈正雄)から任命責任を問われることに。そのころ、翔の雇い主の元には借金取りが現れた。それぞれ窮地に立たされた泰山と翔だが、次の瞬間、互いの体が入れ替わって…。息子と入れ替わった泰山(菅田将暉)が就活で銀行の面接へ・・・。
泰山(菅田将暉)「あんたが言う貸し渋りの定義とはなんですか?」
面接官「ここは私が質問する場だよ!」
泰山「公的資金を投入されている銀行の面接官のくせにそんな事も学生に説明出来ず態度ばかりでかいとは呆れた銀行だな。あんたらじゃ話にならん。上席を呼びたまえ。」
面接官の上役登場。
「君ですか…。当行に言いがかりをつけているという学生は。」
泰山「言いがかり?そこの行員に貸し渋りの定義を聞いたまでですが。」
上役「ここは面接の場です。わかってますか?」
泰山「わかってないのはあんたたちだ。1999年破たん寸前の銀行に公的資金を注入したのはそもそもなんのためだ?あんたたち銀行が自分の生き残りだけを考えて貸し渋りや貸し剥がしをすればたくさんの中小企業が倒産し路頭に迷うと政府が判断したからだ。
自分たちが巨額の赤字を抱え困った時に平身低頭して金を借りておきながら中小企業には赤字だと金は貸せないと平然と言ってのける。
それは日本国民の利益を本当に考えての判断ですか?はたまた冷暖房完備の空間で机の上で書類を見ただけで適当に決めた事ですか?あんたらが身をもって現場で体験すれば潰してはいけない日本の財産に気づく事があるのかもしれない。そういう謙虚な姿勢があんたらにはあるのか!
1つだけ言っておく。反省のない銀行に明日はなーい!!」
痛快!
この面接シーン面白い!!
−◆−
国会では父と入れ替わった翔(遠藤憲一)が国会答弁。
「質問にお答え致します。我が国はミゾーユー(未曾有)の危機にジカメン(直面)しており…。」
「未曾有」「直面」「脱却」などの漢字をことごとく読み間違える翔(遠藤憲一)。
今では懐かしいベタなネタ。
だけどエンケンさんがコミカルに演じているので嫌味が無い。
けっこう可笑しい。
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こんな感じで、痛快な部分や可笑しい場面が散見された『民王』第1話。
何年か前に読んだ原作本も面白かったから期待して良いかも・・・。
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