あまちゃん(再)第89回★大将は質感がハブっぽい!?

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    連続テレビ小説「あまちゃん」(再)第89回

    <天野アキ18歳。御覧の通りズタズタです。初めての現場で40回もNGを出してしまったのです。>と、なまってないモノローグ。

    (たしかに「島田さん、先週しっこしましたよ。」は拙いわなぁ。)

    <しかも国民投票の結果は42位で解雇。>
    −◆−

    交際が発覚したアユミ(山下リオ)がGMTを辞めるという・・・。

    アユミから聞き取りする河島(マギー)と水口(松田龍平)。

    どうにか庇ってあげようとする水口(松田龍平)でしたが、半ば開き直ったアユミは「彼氏です!」と交際を認めちゃいます。

    査問会で半沢直樹(堺雅人)をネチネチ責めた小木曽(緋田康人)ほどではないですけど、河島が割かし仰々しい口調で「だって君は無名じゃん、ほぼ一般人じゃん。ってことは、これ撮ったの内部の人間じゃないの? 怖っ! アメ女 怖っ!」

    『内部犯行説』が出るって、『あまちゃん』とは思えないハードな展開!?

    アユミ「辞めます。彼のこと好きなんで。」
    −◆−

    奈落でメンバーに辞めることを告げたアユミ。

    新宿の忍者居酒屋でバイトしてる調理師の彼氏のことを「好きなんよ。結婚しても良いと思っとる。」とアユミ。

    太巻が突然奈落に登場して「だったら辞めちまえ!!」

    そして「恋愛御法度は君たちを縛り付けるためのルールじゃない。若くて可能性を秘めた君たちに考えるきっかけを与えてるんだ。アイドルとしてストイックに生きるか、彼氏とズブズブの恋愛に溺れるか。」とアイドル哲学を開陳し、アユミに向かって「もっぱらズブズブの方だろ。」

    アユミためらいなく「はい。」

    太巻「ハイって言われちゃった。ハハ。」「健康な女子ほど恋がしたい。そんな分かり易い感情を抑圧してステージに立つ。それがアイドル。選ばれた一握りの人間の業だ。ね、海女ちゃん。」

    アキ「はい。」

    太巻の表情が険しくなって「ハイじゃない! 今日現場で40回NG出したんだって?」

    寿司屋に居たという太巻は、鈴鹿ひろ美と一緒に居て、この情報を聞いたのか・・・。

    太巻「逆に才能だよ40通りのNG出すなんて。」

    アキ「すいません、次は必ず。」

    太巻は「次なんか無いよ。君にはこれから良いことなんて何もない。答えが出たんだ。君を必要とする人間はここには誰も居ない。」

    情け容赦ない言葉・・・。

    太巻はメンバー全員に向かって「君たちもちゃんと落ち込め。若さに誤魔化されるんじゃないぞ。」

    この「ちゃんと落ち込めと」いう部分が太巻のメッセージかな??

    自分を見つめ直しての”捲土重来”をアキに望んでる??
    −◆−

    アユミが退寮する日。
    表で喜屋武(蔵下穂波)ちゃんが「みんなで写真撮ろう。」

    通行人にお願いして記念撮影。
    河島(マギー)がアユミに言ったように無名でほぼ一般人だから、通行人にお願いできちゃう。

    写真撮られてクビになるアユミと写真を撮ってお別れ。
    <アユミさんは合宿所を出て彼氏と暮らすことになりました。>

    アユミは1話15分のうちに交際発覚→退団→同棲まで行っちゃった・・・怒濤の展開!?
    −◆−

    <おらが、奈落に落とされフェードアウトしたアメ女の子に代わってなんとか40位に滑り込みました。うれしいとか ほっとしたと言うより、こうなることを期待した自分に腹が立ちました。>

    奈落に落ちてプライドが傷ついたであろうマメりん(足立梨花)は、フェードアウトした子とはちがって踏みとどまった模様。
    さすがに根性が座ってる。

    そして大晦日。
    合宿所にはアキと喜屋武ちゃんだけ残っています。

    「ごめんくださ〜〜い。」
    吐き出し窓から種市先輩が入ってきました。

    「うちの大将がこれ届けろって。」と寿司の差し入れ。

    大将・梅頭(ピエール瀧) が大きい顔でニッコリ笑う映像。

    喜屋武ちゃんが顔マネ(変顔)そて「あの、キモい板さん。」

    種市先輩「えっ、大将キモい?」

    喜屋武ちゃん真面目に「何か質感がハブっぽいっていうか、目つきとか動きとか、ハブ系ですよね。」

    他の子とはテンポが違い、ゆったりした佇まいの喜屋武(蔵下穂波)ちゃんが面白いことを言うと、北三陸編的な雰囲気がして心地良いし、やっぱり『ハブっぽい質感』っていう例えは可笑しい。


    吐き出し窓から帰って行く種市先輩がアキに「頑張っぺ。俺が言えた義理じゃないけど。このタイミングで田舎さ帰ったら負けだもんな。」

    広末でなくても、家に拾って帰りたくなるような種市先輩の微笑み。
    また福士蒼汰君のファンが増えそうな微笑み・・・。

    アキ「うん、ありがど。」

    この二人、良い雰囲気なんだけどなぁ・・・。
    −◆−

    年越しライブを放映してる画面に映ってる小野寺(優希美青)ちゃんを見つけたアキ(能年玲奈)。

    画像から流れてきた『暦の上ではディセンバー』にあわせて振りも付けて歌い始めたアキと喜屋武ちゃん。

    「師走は忙しい 町は慌ただしい だけど 虚しい そこは デリカシー♪」
    歌詞のまま、虚しい師走を過ごしてるアキ(能年玲奈)。

    「果てしなく ラララ 貪欲 貪欲♪」
    この部分はアキが太巻に提案して採用された《猫背のかかし》みたいな振り付け。

    「あてどなく ラララ 暗躍 暗躍・・・お正月まで一緒にいたくない♪」

    お正月を前にして凹み始めたアキが「(年越しライブに)出だがったなぁ・・・。」

    喜屋武ちゃんが「アキ、ウニ食べない。」

    <その日のウニの味は、なんだか特別身に染みました。>
    夏ばっばが割って食べさせてくれたウニを思い出すアキ。
    バックには橋幸夫の歌声「星よりひそかに〜〜♪」

    初めて獲ったウニを思い出し、鈴鹿ひろ美から駄目出しされたことも思い起こすアキ。

    太巻の「次なんか無いよ。君にはこれから良いことなんて何もない。」という容赦の無い言葉や、弥生(渡辺えり)さんたち”海女のばばあ”たちが「声が聞こえ〜〜る 寂しい胸に〜〜♪」と唄ってる姿も思い浮かべます。

    さらには「このタイミングで田舎さ帰ったら負けだもんな。」という種市先輩と、アキを大漁旗で送り出してくれた夏ばっばの姿・・・。

    春子が「みんなに好かれたね! こっちに来てみんなに好かれた。あんたじゃなくて、みんなが変わったんだよ。」と言ったときのことも・・・。

    「いつでも夢を〜〜 いつでも夢を〜♪」と唄う”海女のばばあ”たちと笑顔で一緒に歩く自分自身の姿も・・・。


    居ても立っても居られなくなったアキが橋幸夫と吉永小百合の歌声をバックに「駄目だ、おらやっぱ帰る。帰りでえ! 今から出れば、宮古行くの最終の深夜バス乗れるベ。」

    ああ、これやったんかぁ・・・。
    故郷への飢餓感みたいな感じを出すために、今週はほぼ東京一辺倒で北三陸の場面を封印してたのかぁ!!


    クドカンの計算。
    見てるこっちも、北三陸の場面に飢えてたもの・・・。

    東京のアキは、北三陸の人たちの息吹に飢えてるんだわ、きっと。
    −◆−

    こんな感じの『あまちゃん』第89回でした。




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