ゴーストライター 第3話★遠野リサの代わりは誰もいない
- 2015.01.28 Wednesday
- 08:59
- フジTV系ドラマ、番組
ゴーストライター 第3話
「罠か、チャンスか、デビューの甘い誘惑」というサブタイトルがピッタシの内容でした。
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神崎(田中哲司)は由樹(水川あさみ)にリサの新連載『おとぎの国の住人』を書く代わりに、持ち込み原稿『二番目のわたしへ』を出版してやると提案。
自分の原稿が本になるという誘惑に勝てない由樹は神崎の条件をのみました。
これで由樹の持ち込み原稿『二番目のわたしへ』は初版3000部で出版されることに・・・。
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神崎はこうして由樹に恩に着せながら、一方でリサ(中谷美紀)には「川原由樹は君が考えてるようなけなげな女じゃない。ゴーストをやる代わりに自分の本を出してほしいと言ってきた。大したもんだ。君が彼女を利用してるんじゃない。彼女が君を利用しようとしてるんだ。」
双方に違うことを言って自分の思い通りに事を進めようとする神崎(田中哲司)。悪いやっちゃなぁ!
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由樹が書いている『おとぎの国の住人』がネット上でも評判になって、遠野リサはスランプを脱出したなどと描き込まれております。
気分が良いはずもないリサ。
そして、ついにリサ(中谷美紀)と由樹(水川あさみ)が衝突。
由樹「本当は書けないんじゃないですか?先生、私を育ててるんじゃなくて利用してるんじゃないですか?」
リサは「すてきな表紙ね。『二番目のわたしへ』川原由樹」私が知らないとでも思った?利用してるのはあなたの方でしょ。私の小説を書くことと引き換えに出版させるだなんて。」
由樹「引き換えだなんて…。」
リサ「初版3,000部ですってね。それがどういうことだか分かる?全国に書店は1万5000。つまり5件に1冊。もちろん平積みじゃなくて本棚の片隅よ。あなたの本を手に取る人なんていない。
あなたの文章でも私の名前で出版すれば初版20万部。誰もが目に付く場所に平積みされる。
不公平だと思う?私は15年かけてここまできたのよ。いい?遠野リサの代わりは誰もいない。でも川原由樹の代わりは、いくらでもいる。発売日が楽しみね。」
ひ〜〜! さすがに年季が入ってるだけあって遠野リサ(中谷美紀)は怖いわぁ。
余裕の口調もさることながら、薄めの眉毛が怖い!
中谷美紀、さすがの存在感!!
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以上、『ゴーストライター』第3話。
洗練された迫力の遠野リサ(中谷美紀)と、まだ垢抜けていない感じで純朴な川原由樹(水川あさみ)の対比がクッキリしていて面白いです。
で、結局、二人とも神崎(田中哲司)の手のひらの上で踊らされてるだけなのが気の毒な・・・。
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