「HERO」第11話(最終回)★続きを作りやすそうな終わり方
- 2014.09.23 Tuesday
- 10:59
- フジTV系ドラマ、番組
鍋島次席の墓参りをする久利生(木村拓哉)と麻木(北川景子)。
麻木「どんな方だったんですか?」
久利生「どんなって言われても。実は俺あんまりしゃべったことねえんだよな。でも遠くからいっつも見守っててくれて。俺、鍋島さんがいてくれたから検事続けられたんだと思う。」
麻木「続けてよかったですか?」
「何を?」
麻木「検事を。」
久利生「もちろん。」
「どうして?」
久利生「どんなことがあってもブレずにいられるから。」
キムタク、かっけーなぁ。
ストーリーに関係なく、この墓参りの場面が印象に残りました。
今回よく名前が出てきた鍋島次席(児玉清)の存在も感じられるようなシーンになっていて良い感じでした。
−◆−
法廷では冤罪起訴した疑いのある当時の検事・国分(井上順)が「懺悔」しはじめて、過去の通り魔事件を含めて南雲尊之(加藤虎ノ助)に有罪判決。
法廷モノとしては甘い印象。
だって、ナイフという決定的な物証が出てきたのは結審後でしたし、過去の通り魔事件に到っては物証ゼロで状況証拠と推論のみですもの・・・。
最初の事件がえん罪である具体的な証拠もない。
えん罪が問題になった今回のエピソードなんだけど、物証が薄くて状況証拠のみに頼る検察の手法こそが”えん罪”の原因になっちゃうのだろうから、けっこう矛盾したエピソードだった気がします。
とはいえ、そもそもが『LAW & ORDER』みたいな正当派のリーガルドラマではないから、ムードで押せばそれはそれでいいのでしょうね。
−◆−
最終回の終盤には特段のサプライズはなく、麻木が司法試験を目指してることが判明したことくらいかな・・・。
ちゅうことで、麻木では雨宮(松たか子)と久利生(木村拓哉)みたいな恋愛要素がないのが物足りなかったかなぁ・・・。
『月9』と言えば恋愛だったのにね・・・。
−◆−
通販番組の外国人(ウォルター・アントニー)が、最後の最後で、器物破損容疑で被疑者として久利生の前に・・・・。
こうして『HERO・2014』は全巻の終わり。
久利生(木村拓哉)たちが左遷されたりしなかったので「続き」を作りやすそうな終わり方でしたね。
不振のフジにあっては、関東地区で視聴率20%を超えるコンテンツは貴重ですもんね・・・。
−◆−
『HERO』最終回の平均視聴率(関東地区)は22.9%。
うっ、微妙な数字やねぇ。
30分拡大したんだし、フジテレビはもう少し数字が欲しかったんじゃないかなぁ。
◇◆◇ 花子とアン感想 ◇◆◇
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