仮面ライダー鎧武 第46話「運命の勝者」★始まりの男・紘汰が舞と…
- 2014.09.21 Sunday
- 09:55
- ウルトラマン、仮面ライダー、特撮
今回は哲学的で難しかった・・・。
−◆−
弱い者に痛みしか与えない世界を消し去るため、黄金の果実を手に入れ、新たな世界を築こうとする戒斗(小林豊)。
今の世界と人類を守るため、戒斗の野望を阻止せんとする紘汰(佐野岳)。
紘汰は極アームズに、戒斗はロード・バロンに変身し、激しい一騎打ち。
サガラが舞に「ここはあり得た可能性の世界。どちらが勝ち残り未来を手にするのか…。お前はもうここで見届ける事しか出来ない。」
一方、沢芽市で戦う鎧武は「戒斗!悲しみや絶望の他に手に入れたものはなかったのか?その怒りがお前の全てだったのか?」
バロン「そうだ!弱さに痛みしか与えない世界強くなるしか他になかった世界を俺は憎んだ!今その全てを滅ぼす力に手が届く!貴様を超えた先に…!」
沢芽市での戦いが「現代」で、サガラと舞(志田友美)が見ている戦いは「未来」?
同時並行して紘汰と戒斗の戦いが進んでおり、なかなか難解でありますねぇ。
−◆−
なおも激しく戦う二人。
双方が剣で相手を倒そうと・・・。
鎧武が追い詰められ、バロンがとどめの一撃をお見舞いしようと剣を一閃。
ロード・バロン「これで…終わりだ。」
とどめを刺そうとするロード・バロン。
しかし剣を受け止めて叩き折った鎧武は、逆にバロンの腹部を刺しました。
グイッグイッ。
変身を解除して倒れ込む戒斗を、やはり変身を解除した紘汰が受け止めます。
虫の息の戒斗「なぜだ?葛葉…。何がお前をそこまで強くした?」
紘汰は「守りたいという祈り。見捨てないという誓い。それが俺の全てだ。」と涙します。
戒斗「なぜ泣く?」
紘汰「泣いていいんだ。それが俺の弱さだとしても…拒まない。俺は泣きながら進む!」
戒斗「お前は…本当に強い。」
戒斗はこうして力尽きてゆきました・・・。
熱い戦いだったなぁ・・・。
−◆−
戦いに勝利した紘汰は、現代に帰って来た“始まりの女”舞(志田友美)と再会。
舞「私…戒斗を止められなかった。」
紘汰「あいつの理想は正しかった。ただ道筋を間違えただけだ。だから俺たちで叶えよう。戒斗の夢をもっと正しい方法で。」
紘汰は舞を強く抱きしめ「俺の未来、見届けてくれるか?」
舞「そう約束したじゃない。」
紘汰は舞から受け取った黄金の果実をついに口に・・・。
その途端、紘汰は金髪になって“始まりの男”へと姿を変えました。
衣装は、ダースベイダーを真っ白にしたようなトーガ。
−◆−
サガラが現れ「全ての生命に課せられた絶対的運命。進化による淘汰。破滅と再生。それを促すのが我が使命。また一つ俺は務めを果たす事が出来た。」と満足げ・・・。
さらにサガラは「どんな種族も文明も、繁栄のあとには滅びを迎え 次の世代へ座を譲る。さあ、新たなる人類としてお前たちはどんな形でこの世界を終わらせる?」
紘汰「それは世界を塗りつぶす力…俺が守ろうとしたもの全てが犠牲になる。冗談じゃない。お断りだ。」
さらに哲学的になってまいりました。
サガラ「古い世界を生けにえにする事でしか、お前たちに未来はないんだぞ。」
金髪紘汰「ここで未来がないのなら別の世界を探せばいい。諦めない限り道はある。」と言って空に巨大なクラックを開きました。
ヘルヘイムの植物や、大量のインベスがクラックに吸い込まれていきます。
紘汰「この宇宙の果てまだ誰にも知られていないどこでもない場所。そして俺が望む未来の在りかだ。この世界を滅ぼして支配するよりも新たな世界を一から創り出す。これが俺たちの新しいステージだ。」
クラックの向こう側には暗黒惑星が見えています。
サガラ「お前はそれがどれほど困難な選択なのか理解しているのか…?あそこにはひとかけらの命も光もないんだぞ。そんな場所で生きていけるとでも?」
紘汰「世界を望むがままに塗り替える…その力が俺のものならどんな闇も恐れない。大丈夫さ。俺は1人じゃない。」と舞の手を取りました。
舞「一緒なら何も怖くない。どんなに苦しくてもきっと私たちは乗り越えていける。」
「さあ行こう。」
紘汰と舞は青い光りとなってクラックの向こう側の世界へと旅だって行きました・・・。
主人公が消えちゃった!?
なんだか壮大で不可思議な展開に、感想を書くパワーも力尽きかけ。
−◆−
主人公が居なくなって3ヶ月後。
沖合いに流されていたところを発見された兄・貴虎(久保田悠来)の看病に余念がない光実(高杉真宙)は心に傷をおって苦しみ続けてる様子。
てか、貴虎生きてたのかよーーーー!!
で、医師は貴虎の病状について「外傷はともかく脳のダメージが大きすぎる。現代の医療ではとても…。」
そんな貴虎の識閾下に“始まりの男・紘汰”が現れて「もうこんな形でしかあんたとは話しが出来なくてな。」
悟りを開いて仏様みたいなムードの紘汰は貴虎に「ミッチに伝えてほしい。どんな過去を背負っていようと新しい道を探して先に進む事が出来るって。諦めないでほしいんだ。人は変わる事が出来る。俺みたいな奴でさえ違った自分になれたんだ。変身だよ!貴虎。」
昏睡状態だった貴虎が目を開き、驚くミッチ・・・・次回へ続く。
−◆−
以上、随分と思索的だった『仮面ライダー鎧武』第46話でした。
高尚すぎてついていけないようなユニークなエピソードで、ちょっこし辛気くさかったべ。
ああ、二日酔いで頭が痛い・・・・。
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