「花子とアン」第146回★白髪・蓮子(仲間由紀恵)と花子の悲しい再会
- 2014.09.16 Tuesday
- 09:30
- NHKドラマ・番組
度重なる空襲で東京じゅうが焼け野原となり、広島と長崎に原爆が投下されました。
そして迎えた昭和20年8月15日。
村岡家では、英治(鈴木亮平)、花子(吉高由里子)、美里、もも(土屋太鳳)、旭(金井勇太)、直子、そして村岡家に身を寄せたかよ(黒木華)が居住まいを正して正座してラジオで玉音放送を聞いていました。
敗戦に涙する旭・・・。
英治「戦争が終わったんだ。日本は負けた。」
−◆−
同じく玉音放送を聞いていた宮本家の龍一(中島歩)、蓮子(仲間由紀恵)、富士子。
和平工作が何の役にも立たず、どこに居たのかさえ不明だった龍一は「もう明日から戦争は無いんだ。空襲も無い。火の中を逃げ回る必要も無い。」
顔がこわばっている蓮子が「何度も夢見たわ。戦争が終わって純平が帰ってくる日を…。純平を迎える支度を、いつ帰って来ても良いように・・・。戦争は終わったんですもの。戦争で死ぬことは、もうないんですもの。」
フラグ立てすぎの蓮子に対して、変な人を見るような目線を送る龍一と富士子。
この二人は、もう純平が帰ってこないと思ってるような雰囲気さえたたえてる・・・。
−◆−
老眼鏡姿が変に可愛い花子(吉高由里子)は『Anne of Green Gables』の翻訳を続けています。
「アンの地平線はクイーンから帰ってきた夜を境としてせばめられた。しかし道がせばめられたと. はいえ、アンは静かな幸福の花が、その道にずっと咲きみだれていることを知っていた。
真剣な仕事と、立派な抱負と、厚い友情はアンのものだった。
何ものもアンが生まれつきもっている空想と、夢の国を奪うことはできないのであった。
そして、道はつねに曲り角があるのだ。
『神は天にあり、世はすべてよし』とアンはそっとささやいた。」
原稿用紙に「完」と書き入れた花子。
<ついに『Anne of Green Gables』の翻訳が完成したのです。>
感慨深げな花子・・・。
−◆−
宮本家では蓮子がお料理を作っております。
純平がいつ帰ってきても良いように段取りしてるのでしょうか・・・。
ところが、そんなときに戦死公報が届いてしまいました。
純平は、8月11日に鹿児島で爆撃を受けて戦死したのです。
終戦まで、ほんの数日だったのに・・・。
事実を受け入れたくない蓮子は「いいえ、何かの間違いです。純平は死んだりしません。誰かが騙そうとしてるのよ。純平は帰ってきます。もうすぐ帰って来ます。もう、戦争は終わったんですもの。」
得心しないまま時間が流れ・・・。
<一晩にして蓮子の黒髪は真っ白になりました。>
−◆−
純平の戦死を知った花子が、決別から7年ぶりに蓮子のもとを訪ねました。
白髪の蓮子が鬼の形相で玄関に現れました。
もの凄く怖い顔!!
「はなちゃん、あなたが純平を戦場に送ったのよ。あなた…、ラジオで日本中の子供たちに語りかけていたじゃない。『お国のために命を捧げなさい』と。」
そこまで直接的なことは言ってないのに、蓮子にはそう聞こえていたのか・・・。
蓮子「あの子を返して。純平を返してちょうだい!」
花子「蓮様…」
<これほど悲しい友との再会があるでしょうか。ごきげんよう、さようなら。>
美輪明宏さんの語り口が、ピタッとはまりました。
−◆−
以上、花子と蓮子の悲しい再会が印象的なシーンになった『花子とアン』第146話でした。
『赤毛のアン』が完成しましたが、最後まで『花子とレン』で行く感じ??
◇◆◇ 花子とアン感想 ◇◆◇
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