「花子とアン」第130回★「それから5年経ちました」美里は養女に

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    連続テレビ小説「花子とアン」
    第130回
    (8月28日)


    1938年(昭和13年)夏。

    <それから5年経ちました。ももの献身的な看病のお陰で旭は元気になり、英治の頼もしい片腕として働いています。>

    おどろきの5年タイムスリップ!!!
    花子が育児に苦労したであろう部分や、旭の闘病もするっとスルー!

    そしてさらに<ももと旭の間にはもう一人女の子が産まれました。花子たちは長らく預かっていた美里は ももと旭のたっての願いで村岡家の養女になりました。愛犬のテルもこんなに大きくなりました。>

    微妙な部分を強引に5年経過させ、ナレーションベースで処理しちゃう粗い進め方には参ります。

    時計の針を強引に進めるのが得意な『花子とアン』の中でも、もっとも粗っぽい進め方だったんじゃないですかねぇ・・・。

    そして、ももの次女は名前さえ紹介しないし、なんといっても「ももと旭のたっての願いで村岡家の養女に」という部分に激しく違和感を覚えちゃう。

    村岡夫妻は子宝に恵まれなかったことから預かっていたももの娘・美里を養女に迎えたんだという先入観をもっていたんだけど、むしろももと旭から養女にと願い出た形なんですよね??

    親の方から「長女を貰って下さい」なんてのは”想像の翼”を広げても考えが及ばない世界観・・・。

    どのタイミングで、そんな感覚・感情を抱いてコトが進んだのか、ナレーションベースではつかみきれない・・・。
    −◆−

    出かける花子に「おかあちゃまいってらっしゃい」と美里。

    花子「もも、叔母ちゃまの言うこと聞いて良い子にしてるのよ。」

    実母を「叔母ちゃま」と呼ばせ、自分が「おかあちゃま」なんやね。
    展開が速すぎて、まだシックリ来ません。

    とにかく、5年間ぽっかりと空白期間が産まれたのが本日の一番のハイライト!?
    −◆−

    この5年で戦時色が一段と強くなっておりました。

    美里から「動物のニュースを読んでほしい」と頼まれた花子はラジオ局へ向かいますが、記事は日中戦争や軍隊に関するものばかり。

    花子「動物の記事はありませんか?」

    漆原部長「村岡先生、この時局下において珍獣がどうのこうのってことはどうでもいいんです。」と、けんもほろろ・・・。

    <『コドモの新聞』のニュースも、軍事に関するものが大半を占めるようになりました。>

    本日のラジオ放送の時間が近づいてきました。

    楽しみにしている美里がラジオの前でかぶり付きで英治に「今日、おかあちゃまにお願いしたの。美里が好きな動物のお話をしてって。」

    しかし放送内容は軍事もの。
    バンクーバーの日本人青年会の少年30人が、クリスマスやお正月の小遣いを倹約して25円53銭貯まって、陸軍省に寄附したというお話。

    「このお金で軍馬や、軍用犬や、軍用鳩のため、なにかご馳走をしてあげて下さい・・・。また一週間経ったらお話ししましょうね。」

    聞いていた美里は「動物のお話は?」

    英治は「う〜〜ん、軍馬や、軍用犬や、軍用鳩って言っただろう。あれは、兵隊さんたちのお手伝いをするお馬や犬や鳩のことだよ。」と言いつくろうのがやっとです。

    子供心に、なんか得心がいかない美里でした。
    −◆−

    ラジオを聞いている蓮子(仲間由紀恵)宅には息子の純平が戻ってきました。
    「僕も早く入隊したい。お母様。僕は軍人になりたいです。」

    姑・宮本浪子(角替和枝)は「立派な心がけです」

    純平「少年航空兵は15歳から募集があるそうです。試験を受けさせて下さい。」
    左翼運動家・宮本龍一の息子が、軍国少年に育ってる!

    蓮子「駄目です。いけません。あなたはまだ勉強しなければならないことがたくさんあります。」

    昔の仲里般かに反戦運動をしている龍一(中島歩)にはそんな出来事を伝えられない蓮子。
    −◆−

    梶原(藤本隆宏)がスコット先生を連れてやって来ました。

    スコット先生は聡文堂のお手伝いをしてるんだそうな。
    で、花子に推薦本をもってきました。
    『Pollyanna』です。

    花子「私の大好きな物語です。どんな辛いときも希望を見いだそうとする主人公が素敵ですよね。」「この物語は必ず日本でも愛されると思います。是非やらせて下さい。」

    こうして『パレアナの成長』の翻訳を始めた花子。

    しかし戦争の気配が近づいていて、扇風機がプロペラの音に聞こえ、町では子供が兵隊さんの行進ごっこ。軍靴の響きが忍び寄ってる。

    花子の翻訳と並行させたこの場面、なんか独特の演出だったなぁ・・・。
    −◆−

    <そんなある日のことでした。>

    朝ドラではすっかりお馴染みとなった国防婦人会が役所の指示を受けて愛犬テルを引き取りにやって来ました。

    婦人会「この犬はお国のためにお預かりします」

    花子「この犬は、娘と楽しく遊ぶことしか出来ません。」
    有無をも言わさずテルを連れて行く国防婦人会の3人。

    別れが辛そうなテルが「くーーん、くーーん。」
    犬なのに芝居が上手い!!

    <ほっそりした柴犬のテルが戦地で勇ましく戦えるはずがありません。役に立たなければどうなるか、花子も英治もテルが二度と帰ってこないことを知っていました。>

    ももと一緒に帰って来た美里がテルが居ないことに気づきました。
    「おかあちゃま、テルは?」

    英治が「テルはお仕事に行ったんだよ。兵隊さんたちを手助けするために行ったんだ。」

    「美里もテルをお見送りしたかったのに・・・。」

    花子「テルね、目でおはなししてたわ。『僕行ってきます。美里ちゃんにありがとうって言って下さい』って。」

    表情が出ないタイプの美里は「テル、いつ帰ってくるの? テル帰ってくるんでしょ?」

    <とても本当のことは言えない花子でした。ごきげんよう。さようなら。>
    −◆−

    以上、5年という「長期タイムスリップ」で、もものエピソードを吹っ飛ばして一気に軍事色が強い時代に来ちゃった『花子とアン』第130話でした。

    美里を養女にする微妙でデリケートな部分は「書きにくい」から飛ばしちゃったように見えなくも無かったかなぁ・・・。

    とにかくももの妊娠・結婚・出産・結核・療養・養女と、凄まじすぎる展開であります。














    ・ふるさと納税〜総務省HP




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