『軍師官兵衛』第33回「傷だらけの魂」★茶々(二階堂ふみ)と道薫

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    『軍師官兵衛』第33回「傷だらけの魂」

    太兵衛が愚痴っています。
    「蜂須賀様は阿波。小早川様は伊予。安国寺恵瓊殿までが所領を与えられ大名になったというのに四国平定を先導した我が黒田には何の恩賞もない。おかしいではありませぬか。」

    恵瓊って、坊主のくせに、大名になっちゃったんやね。

    で、善助「殿は昨年4万石に加増されたばかり。恩賞など欲しくないとお断りになったのじゃ。」

    しかし九郎右衛門は「それだけかな…。殿の事を快く思わぬ者が殿下のおそばにおるのではないのか?」

    九郎右衛門、政治的な冴えを見せてるかも・・・。
    −◆−

    徳川とのことを話し合う秀吉と三成。

    秀吉「官兵衛の申すとおりもう家康とは戦わん。戦わずして我が軍門に下らせる策を考えるんじゃ。」

    不服が顔に出る三成。
    秀吉「政に関してはお主ほどの男はおらん。じゃがいざ戦においては官兵衛の右に出る者はおらん。あやつは常に先を見る。このわしの考えを聞かずとも常に先を言い当てる。そのさまは気味が悪いくらいじゃ。」

    三成「それゆえ油断ならぬお方でございます。」

    気配が漂い始めています。
    −◆−

    秀吉に一向になびかない茶々(二階堂ふみ)。

    秀吉はおねに「関白にまで上り詰めたこのわしにはもはやこの手に入らぬものなどない。
    じゃが…茶々だけは…茶々だけはこのわしに見向きもせぬ。そこがたまらんのじゃ。逃げれば逃げるほど追いかけたくなるというものじゃ。」


    竹中直人のデフォルメ芝居が面白い。
    あれが嫌味に見えないのは竹中直人の力量か?

    茶々に舞や能を見せても「つまらぬ」の一点張り。

    その茶々が唯一所望したのが、お伽衆となった荒木村重=道薫(田中哲司)による有岡城の話。

    で、道薫が話を始めます。
    「信長様に重用されるほどにうれしさと苦しさそして恐ろしさが体に宿っていました。
    それからは敵を根絶やしにする事を何とも思わぬ信長様のやり方に嫌気がさしていったのです。
    そうして謀反を起こしたのが今から7年前天正6年10月の事でございます。」


    茶々「道薫。伯父信長様は恐ろしいお方。勝てると思ったのですか?」

    道薫「勝てる見込みがなければ謀反など起こしたり致しませぬ。しかし高山右近が裏切った事で我が謀に狂いが生じたのでございます。」

    場の雰囲気が悪くなったので秀吉が「もうよい。」

    しかし茶々は「聞きとうございます!妻や家臣を見捨て何故一人生き長らえているのかそれを聞きとうございます。」

    二階堂ふみ、若いのに主役級の存在感があるなぁ・・・。

    道薫「死にたくても死ねないのでございます。それならばと開き直りました。生き恥をさらして生きていくほかないと。私にはもはや人の心はありませぬ。私は乱世が生んだ化け物でございます。」

    茶々「化け物…。」
    道薫「茶々様。それがしもあなた様に伺いとうございます。父母を殺されながら、何故 仇のもとで生き長らえておられるのです? あなた様も私と同じ化け物でございます。ここには化け物しかおらぬ。天下惣無事など絵空事にございます。誰が天下を取ろうとこの乱世が終わる事などありませぬ。」

    天下惣無事を唱え、また茶々を愛してやまない秀吉は怒り心頭で刀に手を掛けます。

    道薫「どうぞこのような首でよければお討ち下され!」

    官兵衛が機転を利かせて「望みがかないましたな道薫殿。この男は死にたいのでございます。されど自ら命を絶つ事はできぬ。それゆえの悪口雑言。」

    茶々「殺してはなりませぬ!生き恥をさらし生き続ける事こそこの男が受けねばならぬ報い。」
    これは自分にも向けた言葉か?

    こうして道薫は命拾い。

    岡田准一、竹中直人、田中哲司らの中にあっても、二階堂ふみは埋没しないだけの雰囲気を発していて大したものです。
    −◆−

    官兵衛がキリシタンになったり、道薫が所払いになったり、あれやこれやがあったけど省略。

    最後に九州攻めの支度を始めるよう官兵衛に沙汰を出した秀吉。

    三成「今度こそ恩賞を頂けますぞ。」
    官兵衛「ありがたき幸せ。されどそれがしは領地が欲しくて働いている訳ではございませぬ。」

    秀吉「領地が要らぬと?ならば官兵衛。お主は何のために働いておるんじゃ?」

    官兵衛「殿下のもと天下が静まる事のみを望んでおりまする。」

    秀吉「無欲な男ほど怖いものはないのう。」

    <九州攻めを前に官兵衛と秀吉の間に綻びが生じようとしていた。>

    秀吉と官兵衛の間に「すきま風」が吹いて次回へ続く・・・。
    −◆−

    こんな感じだった『軍師官兵衛』第33話。

    二階堂ふみの目力に惚れ惚れ・・・・。

    道薫に焦点を当てたエピソードは抽象的でよく分からない部分も・・・。
    作者の死生観を描いたって感じなのかなぁ・・・。











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      大河ドラマ「軍師官兵衛」第33話は関白となった秀吉は官兵衛が先を読む力を警戒するようになっていた。さらには徳川対策、並びに跡取り問題も頭を悩ます。そんな中道薫に茶々が ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2014/08/19 6:16 AM
      羽柴秀吉@竹中直人は関白となり、豊臣姓に改姓、 生き地獄に苦しむ荒木村重(道薫)@田中哲司は 秀吉の機嫌をあえて損じ、死を望むが、 黒田官兵衛@岡田准一に救われる。 そんな官兵衛は高山右近@生田斗真の勧めでキリスト教に入信したと うーん、何も琴線に触れる
      • まっつーのTV観覧日誌(*´д`*)
      • 2014/08/19 12:25 AM
      大河ドラマ「軍師官兵衛」。第33回、傷だらけの魂。 関白秀吉誕生〜九州征伐前。 道薫の話がメインか。
      • センゴク雑記
      • 2014/08/19 12:22 AM
      最近のドラマを見ていて感じる事があるのですが、今回のドラマは歴史上の大きな出来事を大きく取り扱うのではなくさらりと流して、官兵衛にまつわる人物を中心にじっくりと描いているように見えます。それは評価を二分してしまうリスクも持っていて、「よくわからない」
      • あしたまにあーな
      • 2014/08/18 9:23 PM
       天正13年、天下を驚かせる規模で大坂城が完成し、朝廷から「豊臣」の姓を賜った秀吉は、ついに関白に就任しました。巨大な天守閣がそびえ、すべてをまばゆい黄金で作られた茶室には、招かれた小早川隆景と安国寺恵瓊も肝をうばわれます。これほどの権勢を誇る秀吉に
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      • 2014/08/18 6:26 PM
      公式サイト 秀吉(竹中直人)は関白となり、更に姓を豊臣に改める。秀吉のお伽衆、道
      • 昼寝の時間
      • 2014/08/18 4:10 PM
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      • 2014/08/18 1:26 PM
      秀吉(竹中直人)は関白となり、更に姓を豊臣に改める。 秀吉のお伽衆、道薫(田中哲司)と亡き妻「だし」との幼い息子を見つけた 官兵衛(岡田准一)は親子を引き合わせるが道薫は逃げる。 茶々(二階堂ふみ)の望みで城を捨て逃げた過去の話をするよう秀吉に 命
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2014/08/18 12:42 PM

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