『軍師官兵衛』第32回「さらば、父よ!」★職隆(柴田恭兵)、最高の逝き方

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    『軍師官兵衛』第32回「さらば、父よ!」

    <天正12年3月。徳川家康と織田信雄の連合軍は秀吉と激突。小牧長久手の戦いである。>

    小一郎「兄者。官兵衛がいない時にこのような大戦よいのか?」

    秀吉「官兵衛には幾度となく書状を出した。その度に『今は動くな。考え直せ」の一点張りじゃ。』」

    三成「家康をたたくなら今でございます。官兵衛様に頼らずとも我らはこの大軍。負ける訳がありませぬ!」

    側近として頭角を現す三成(田中圭)は家康を敵視するが、官兵衛(岡田准一)は逆に取り込むよう進言、激しく対立する・・・・。

    小生は、小栗旬の石田三成(天地人)のほうが好きかも。
    田中圭の石田三成よりシャープで頭良さそうに描かれてたから・・・。
    −◆−

    <毛利との折衝を終えた官兵衛には播磨宍粟郡山崎に新たな領地が与えられた。>

    官兵衛(岡田准一)はすぐ大坂に行き四国攻めの支度をすることになり、長政(松坂桃李)に「わしが留守の間お前にこの地を任せる。同じ播磨とはいえここ山崎は我らになじみのない土地。領民の声によく耳を傾けよ。」

    官兵衛はいい勉強になると思ったのかなぁ・・・。
    −◆−

    おね(黒木瞳)が秀吉(竹中直人)に「近頃は誰ぞの威光を笠に着て人が変わったようでございますな。」

    秀吉「何じゃと?」
    おね「お前様は 何故 官兵衛殿を遠ざけなさる?」

    秀吉「遠ざけてなどおらぬ。」
    おね「いいえ。小牧長久手の戦では官兵衛殿がおらぬまま戦を始め敗れてしまいました。今もまた官兵衛殿に相談せぬまま新たな戦を考えておられる。」

    最近、貫禄がつき少し老けた感じの秀吉は「おねよ。大将はこのわしじゃ。官兵衛に頼らずともやっていける。」

    おね「官兵衛殿の策なしでは勝てませぬ。これまでの事を思い返してみなされ。官兵衛殿は常に先を見通しお前様をどれだけ助けてきたか。」

    秀吉「お前の言うとおりじゃ。官兵衛は先が見え過ぎる。上様が光秀に討たれたと書状が届いた時官兵衛は即座にこのわしに何と言うたと思う?『殿のご運が開けましたぞ!』。こう申したんじゃ。官兵衛の頭の中には既に全てが見えていたのかもしれぬ。光秀を討ちこのわしが天下を取るまでの道筋がな。わしは官兵衛のお膳立てに乗っかっていただけじゃ。」

    官兵衛への怖れのようなものを垣間見せた秀吉。
    三成は怖くないけど、官兵衛は出来すぎて怖い?
    −◆−

    山崎では、兵が集まらないことに長政(松坂桃李)が不満を募らせています。

    甘いマスクが少しにやけて見える長政は「これでは父上に顔向けできぬ。」

    で、村長をはじめとする領民代表を集めた長政。
    「何でも申し上げるがよい。皆の存念を聞きたい。遠慮なく申せ。」

    なかなか意見を言わない領民たち。

    長政「遠慮はいらぬ。言いたい事を言ってみろ。」

    村長「本当によろしいので?」
    長政「構わぬ。」

    そう言われたので領民が意見を口にし始め「以前の方がよかったのう。」

    領民「しかたねえ!黒田の殿様は軍師様じゃ。戦の事は分かっても百姓の事は何も分かっとらん!」

    いきなりキレた長政「父上を侮る事は許さぬ!」と言って刀の柄に手を・・・。

    村長「何でも言えと仰せゆえ申し上げたまで。それでわしらをお斬りなさるか?」

    善助(濱田岳)がなんとかその場を収めましたが、長政の「青さ」にイラッとしました。
    長政(松坂桃李)って、笑ってなくても半笑いに見えるし・・・。

    『梅ちゃん先生』の松坂桃李くんはまずまずだったけど、『軍師官兵衛』での松坂桃李くんは甘すぎる印象。(そういう役作りなのかな?)
    −◆−

    又兵衛(塚本高史)を酒を酌み交わしながら長政は「(領民が)我らを信用しておらぬのだ。それゆえ領民は何かにつけてあらがう。全く困ったものじゃ。」と愚痴。

    又兵衛「だからといって乱暴は感心致しませぬ。」

    長政「乱暴など働いておらぬ。」
    又兵衛「太刀に手をかけられたと聞きましたが。」

    長政「あれは父上を侮ったからだ。父上に任されたのだ。なんとかせねば。」

    まったく無反省の長政であります。
    気負いすぎ。
    −◆−

    そんな長政に手を焼いた善助(濱田岳)と太兵衛(速水もこみち)と又兵衛(塚本高史)が職隆(柴田恭兵)さんに相談。

    職隆は早速山崎に足を運び、長政に話を聞かせます。
    「幼い頃父に連れられよく薬草取りに行ったものだ。どれが薬草か見分けられるようになると面白くなってのう。ある日一人で山に入りいつもの倍ほど籠いっぱい取って帰ってきたら父にこっぴどく怒られた。褒めてもらえると思ったのじゃが逆じゃった。どうしてだと思う?」

    長政「さあ…。」
    職隆「まだ育ちきらぬ小さな芽まで取り尽くしてしまっていたのじゃ。これでは次の年もはや何も生えてこぬ。時が来るまで育つのを待つ。そして摘み取る頃合いを見極める。それが肝心じゃとわしは父から教わった。」(『信長のシェフ』と似た話やね)

    すぐには理解できなかった様子の長政(松坂桃李)・・・。

    で、相変わらず飄々とした感じの演技を見せる柴田恭兵は感じが良いわぁ・・・。
    良い歳の重ね方をされた。
    −◆−

    職隆は官兵衛にも「急いではならぬ。今でこそこの姫路で黒田といえば皆が慕ってくれるが初めからそうだった訳ではない。昔からその地で生きてきた者は新しい領主を歓迎する事はまずない。
    頭ごなしではいかぬが甘すぎてもならぬ。そのさじ加減が肝心なのじゃ。」


    そして「黒田家の昔話たまには長政に聞かせてやってくれぬか?」
    −◆−

    山崎では使用人が辞めちゃったそうで、糸(高畑充希)が自ら井戸の水くみ。

    長政「何故出ていった?」

    「妙な噂が広まっております。黒田家では何か不始末をすれば即座に手討ちにされてしまうと。それで皆恐れをなして…。」

    「何だそれは!」
    「ご自分でまいた種でございます。」


    ツイッターがなくてもすぐに噂が広がっちゃった様子。
    −◆−

    官兵衛(岡田准一)に叱られる長政(松坂桃李)。

    官兵衛「話し合いの途中で我を忘れ太刀に手をかけるなど言語道断!仮に命に背く者がおったとしても我らの方が先に領民を信じるのだ。厳しくするだけでは領民の心は離れていくばかり。新参者の我らを受け入れてはくれぬ。」

    素直に聞けない長政は「されど甘い態度をとれば侮られます。厳しき仕置きがあると分からせねば領民は従いませぬ。」

    官兵衛「お前のやり方は育たぬうちに刈り取りをするようなもの。育たぬうちに刈り取る…。」

    これで職隆の話に思いが到った長政は「皆にわびる。全てわしが悪かった。じかに皆の所へ行き許しを請わねばならぬ。」と反省・・。

    職隆の訓話が役に立ちました。

    このシーンも、岡田准一の重厚感と、松坂桃李の甘い感じが際立ちました。
    −◆−

    庭で熊之助、吉太夫を相手にコマを教えて遊んでいた職隆。

    疲れたのか高木の根元の石に腰掛けます。
    笑顔で子供たちを見つめているうちに・・・。

    眠るように逝ってしまった職隆(柴田恭兵)。

    官兵衛「ありがとうございました。あとはお任せを。」

    白い光りの中の職隆「家臣を信じ家族を慈しみこの乱世を皆で生き抜くのじゃ!官兵衛!」

    うらやましい亡くなり方・・・・。
    ああいう風に逝くことが出来たら最高。
    歳を取ったせいか、ああいう逝き方にあこがれる。

    残った者からは尊敬されながら穏やかに息を引き取る。
    良い死に方やなぁ・・・・。


    次回へ続く・・・。
    −◆−

    以上、『軍師官兵衛』第32話でした。

    このドラマの柴田恭兵、とってもヨカッタ。
    還暦過ぎても格好良い。











    ・ふるさと納税〜総務省HP



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      大河ドラマ「軍師官兵衛」第32話は官兵衛が毛利と備中との国境の選定に当たっていた時に秀吉は家康と戦い、池田恒興らを失う大敗を屈する。官兵衛は家康は精鋭で強く寄せ集めの ...
      • オールマイティにコメンテート
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