「花子とアン」第115回★歩くん「お別れにお空の虹になったんだ。」

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    連続テレビ小説「花子とアン」
    第115回
    (8月11日)


    夏のある日。てるてる坊主だらけの村岡家へ、甲府から吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)がやって来ました。

    花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が海水浴に誘ったのです。
    歩(横山歩)は早くも水着を着て翌日海に行くのを楽しみにしております。

    吉平「グッドイブニ〜ング!」
    「おじぃやん、おばぁやん、グッドイブニング!」と例のポーズ。

    機嫌が良いときの歩は実に「元気」で可愛らしい。

    ふじ「てっ歩!もう海水着着てるだけ?」
    花子「歩ったら明日が待ち切れなんで朝から大騒ぎさぁ!」

    で、吉平とふじが英治と平祐(中原丈雄)に挨拶しないのが不自然だった感じの脚本であります。
    −◆−

    翌朝。
    昨日の台風11号みたいな天気。
    雷まで鳴っています。

    花子「歩ちゃん…。海水浴はまた今度ね。」

    聞き分けのない駄々っ子と化した歩は「やぁだ。みんなで海に行くんだもん。」
    こういうときの子供特有のイラッとする口調。

    平祐「雷も鳴ってるし海は荒れてるだろう…。」
    英治「今日は諦めよう歩。」

    「やだ。みんなで海水浴するんだもん!」
    この前の”落書き”したときとかに親が毅然と叱らないから、こういう聞き分けの悪い子になっちゃう。

    歩みたいなタイプの子供は、電車とか公共交通機関に載ったときとかに平気で人に迷惑掛けるに違いない。
    だから近頃の親は・・・いやいや、英治と花子は近頃の親じゃなくて大正の親である!

    普通の親とは子育てメソッドが異なる花子は「やりましょう。海水浴。」

    茶の間にお弁当を広げて「歩ちゃん。ここは海よ。想像の翼を大きく広げてここが海だって想像してみるの。」

    これを「子供だまし」だなんて言ったら身も蓋もありませんから、視聴者も”想像の翼”につきあいましょう。

    「ここが海?」
    花子「そう。さあ目を閉じて。想像してみて。歩ちゃんは今みんなと一緒に浜辺にいます。今日はとってもいいお天気で太陽はキラキラしています。」

    こりゃ、”想像の翼”ではなくて、ほとんどインチキ催眠術の域に達してそうな・・・。

    「みんなも一緒に想像の翼を広げて。ザブ〜ンザブ〜ンと寄せては返す波。あっ大きな波が来たわ!」

    催眠術にかからない歩は「でも ここはおうちだもん…。」

    雷鳴が聞こえる中、吉平さんが助け船を出して「さあおじぃやんと泳ごう!おじぃやんが泳ぐよ!すい〜すい〜すい〜。」と畳の上でエア水泳。

    英治も「じゃあお父ちゃまも泳ごうかな!ザッブ〜ン!すい〜すい〜。」とエア水泳。

    コントじゃ有りませんよ。

    歩は不機嫌顔で「でもここは海じゃないもん…。僕海に行きたい。海に行きたいの!」

    平祐さん「まあ畳を海だと思えという方が無理があるな。」
    平祐さんに賛成!
    −◆−

    <花子が息子に手を焼いている頃…。>

    宮本家。外から帰ってきた純平に手を洗うよう注意した姑・宮本浪子(角替和枝)は、蓮子(仲間由紀恵)にも「蓮子さんも仕事にかまけてないでちゃんと注意しなさい。」

    蓮子は毎度の調子で「申し訳ございません。気を付けますお義母様。」

    姑・浪子はおとなしく寝ている蓮子の次女を見て「それにしても富士子はいい子だね。生まれた時からたくさんお乳は飲むしよ〜く育つよ。」

    妹と比較されてるようで純平くんは子供なりに気ぃ悪いんちゃうかな?

    純平「ねえおばあ様。僕が生まれた時はどんなだった?ねえねえ教えてよ〜。」

    姑・浪子絶句。
    蓮子「おばあ様は純平が生まれた時の事知らないのよ。」

    <龍一と引き離され実家に連れ戻された蓮子は一人で純平を産みました。それを幼い息子にどう説明したらよいのか蓮子は言葉が見つかりませんでした。>

    とりあえず「おばあ様とは別々に暮らしていたの」とか、適当に言い逃れできるだろうに・・・。
    蓮子は”うしろめたい”から上手い返事を思いつけないんやろうね。
    −◆−

    さて、機嫌を損ねて2階の部屋に駆けていった歩を得心させようとして唐突にお話を始める花子。
    「今日のようにある暑い夏の朝の事です。「小さなひとひらの雲が海から浮き上がって青い空の方へ元気よく楽しそうに飛んでいきました。ずっと下の方には下界の人間が汗を流しながら真っ黒になって働いておりました。雲は思いました。『どうかしてあの人たちを助ける工夫はないのだろうか』。」

    英治は花子のお話をイメージしてイラストを描いております。

    花子「こちらは空の下の世界です。あんまり太陽の光線が強いので人々は時々空を見上げては雲に向かって『ああ…あの雲が私たちを助けてくれたらな』というような様子を致しておりました。さあ雲は何て言ったと思う?」

    「『助けてあげるよ』って。」
    花子「そうね。でも雲は人間の世界に近づくと消えてしまうの。」

    「消えちゃうの?」
    花子「それでも雲は勇ましくこう言ったの。『下界の人たちよ。私は自分の体にどんな事が起きても構わない。あなたたちを助けよう。私は自分の命をあなたたちにあげます』。下へ下へと人間の世界に下っていった雲はとうとう、涼しいうれしい夕立の滴となって自分の体をなくしました。」

    「雲は死んじゃったんだね。」
    花子「でもね、雲が降らせた雨で苦しい苦しい暑さからたくさんの人や動物や木や草花が救われたのよ。」

    「じゃあ、雨のこと嫌ったらかわいそうだね。」

    花子「うんそうね。今日は雨で海に行けなくて残念だったけど今度の日曜日行こうね。」
    −◆−

    1階に降りてきた歩はジジ・ババたちに「僕分かったよ。雲はね雨を降らせて消えちゃったあと虹になるんだよ。」

    花子はお話しした以上のことを頭でイメージした歩に驚き「てっ…。ほうね!」

    絶好調の歩「お別れにお空の虹になったんだ。」

    うっ、この歩のセリフ、後々の悲しい出来事の際に回想シーンとなって使われそうな予感。
    だって「お別れ」というフレーズ(フラグ)が含まれてるんだもの・・・。

    で、英治は親バカぶりを発揮して「歩は神童に間違いありませんよ!」

    以下省略。

    というわけで、先週末から異様なまでに歩くんが軸になってエピソードが進んでいる訳です。

    大方の人が脚本家さんの意図に気づいちゃう『花子とアン』第115話でした。













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      夏のある日。大森の村岡家へ、甲府から吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)がやって来る。 花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が海水浴に誘ったのだ。 歩(横山歩)は早くも水着を着て翌日海に行くのを楽しみにしており、吉平とふじは 目を細める。 だが翌日、外は大雨。
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2014/08/12 1:43 AM
      うっかり見逃しちゃったんだけど 先週ラストで花子一家が描いていた縁側の落書き まだ残ってた? 皆で縁側から雨を眺めるシーンがあったので 既に消しちゃったのかな? …いや、別に 歩君の死後にあの絵を撫でつつ泣く花子の図ぅ なんてのが観たいわけではな
      • 何がなんだか…ひじゅに館
      • 2014/08/11 10:12 PM
      うっかり見逃しちゃったんだけど先週ラストで花子一家が描いていた縁側の落書きまだ残ってた?皆で縁側から雨を眺めるシーンがあったので既に消しちゃったのかな?…いや、別に...
      • もう…何がなんだか日記
      • 2014/08/11 10:12 PM
      NHK総合・連続テレビ小説『花子とアン』(公式) 第20週『海にかかる虹』【第115回】の感想。 夏のある日。大森の村岡家へ、甲府から吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)がやって来る。花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が海水浴に誘ったのだ。歩(横山歩)
      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2014/08/11 9:50 AM

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