「ゴジラ」(60周年記念デジタルリマスター版)★やっぱり凄い!

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    NHK BSプレミアムシネマ「ゴジラ」(1954)を視聴。

    久しぶりに見たんですが、新たな発見もあって目を離せませんでした。

    伊福部さんの音楽や、ゴジラの「ドシーーーン、ドシーーーン」という足音の怖さや、あの鳴き声などが良いのは当然なのですが、戦後わずか9年でこれだけの映画を作ったことに驚きます。

    米軍の空襲で焼夷弾を雨あられと落とされて東京が焼き尽くされてからわずか9年なんですよね。

    その時期に、またゴジラが東京を焼き尽くす(それも放射能火炎で)なんて映画をよく作れたものだと思うんです。

    今の世の中だと、東日本大震災のあと『のぼうの城』でさえ公開延期だったんですもん。
    −◆−

    ゴジラという空想の産物を現実社会に溶け込ませた手法も凄い。

    あくまで「災害」として扱い、国会で審議するあたりにリアリティを持たせて ある種のシミュレーションになってる脚本が良い。
    −◆−

    海から上がってくるゴジラを防ぐために突貫工事で海沿いに送電線を設けて、高圧電流で対抗しようとする日本政府。

    海から来る怪獣に対抗する構図は、『パシフィック・リム』の原型ですね。

    また、今 海からくる「脅威」で連想するのは津波。

    映像で見た真っ黒な津波と、黒いゴジラが重なって見えました。
    −◆−

    水爆実験で住処を追われて日本に出現したという設定で、ゴジラの移動跡からストロンチウム90が検出されたと志村喬が言ってましたね。

    福島第一原発事故で海水からストロンチウム90検出されたことを思い起こしちゃう。

    昭和29年に公開された映画に、津波や原発事故を想起させる題材が含まれてるのは驚異です。
    −◆−

    CGなんてものが無い時代に、あれだけの映像を作る映画人の「熱」には降参です。

    大戸島に打ち寄せる波や、東京を焼き尽くす炎などの映像が特に素晴らしかった。

    そして、原水爆など「絶対悪」に対する映画人のファイティングスピリットに脱帽。

    あまた制作されたゴジラシリーズの中にあっても、唯一無二の作品だと思いました。













    JUGEMテーマ:映画



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