ルーズヴェルト・ゲーム第9話(最終回)★「野球ドラマ」大道監督(手塚とおる)に泣かされた
- 2014.06.23 Monday
- 14:46
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半沢直樹の二匹目のドジョウとは行きませんでしたが、青島製作所野球部の頑張りによってそこそこ面白かった『ルーズヴェルト・ゲーム』
番宣でも工藤阿須加ら青島製作所野球部が活躍していましたものねぇ。
で、最終回の見所は3点でしたかね。
1)青島製作所野球部の最後の試合。
2)イメージセンサーのコンペ
3)廃部が決まっている青島製作所野球部の運命
−◆−
わちゃ〜〜坂東社長(立川談春)が社長秘書・花房 (平井理央)を経由して大槻(山田純大:杉良太郎の息子)に賄賂。
高級メロンのケースにガッツリと札束が入ってるやんか。
【夏ギフト】【お中元】北海道産夕張メロン木箱1玉入【220】 |
1千万円くらいあるんちゃうのん。
大槻(山田純大)の奥さんはビックリしてたけど、警察に通報したりせず、ガッポリ丸儲けするつもりかぁ!?
夫婦でええ根性しとるな。
−◆−
野球部員に細川社長(唐沢寿明)が熱い訓示。
「私は諦めない。だから君達も最後まで諦めるな。勝てば奇跡は起こるかもしれない。君達ならそれができる。絶対にできる!」
社長と肩を組み社歌を歌う野球部の面々。
コンペに臨む経営陣も一体となり、野球部と社長も一体となった。
ザックジャパンも、こんな感じであと一踏ん張りしてよ!!
−◆−
夜のグランドに照明を入れて会長と沖原がキャッチボール。
(関係ないけど、東京ドームで菅野とナベツネがキャッチボールしたら嫌やな。)
で、会長「なあ、沖原。野球やめるなよ。」
沖原「はい。俺、まだ諦めてないです。もし明日の試合勝ったら、またみんなと野球が続けられるんじゃないかって。おかしいですかね?」
奇跡を信じてる沖原、なにか予感があるのかな・・・。
−◆−
都市対抗野球敗者復活戦(対イツワ電器戦。)
因縁の対決を前にして大道監督(手塚とおる)はロッカールームで「俺はこれまで、散々厳しくデータ野球を叩き込んできた。お前らはそれによくついてきてくれた。だがなぁ!最後の最後で勝負を決めるのは、データなんかじゃない。お前ら自身の力だ!!」
選手一人一人の名前を呼びはじめた監督。
「井坂!」「はい!」「古賀!」「はい!」・・・・・「沖原!」
監督の顔が映ると、感情が高まって目のふちが赤くなってる。
わっ、目を赤くした大道監督(手塚とおる)を見てるだけで、こっちに感情が感染してきてウルッと・・・。
大道監督、言葉に詰まりながら「おまえらは最高の野球人だ。おまえらと一緒に野球が出来て嬉しかった。ありがと」
最後の方は涙が滲んでた。
忘れちゃいそうだけど、大道監督も高校野球の監督を追われた過去を背負って戦ってるんだものなぁ・・・。
選手たちも感極まって涙、涙・・・。
もしかすると、最終回で一番感情を動かされたのはこのシーンかもしれない。
大道監督を演じた手塚とおるさんの演技にやられちゃいました。
−◆−
初回に青島が4点失った試合はイツワ電器ペースで進みますが大道監督(手塚とおる)の作戦が功を奏し、5回に3点返します。
へらへら笑いながら投げる如月 (鈴木伸之)が登板して青島の流れを止めます。
5回の裏に3点失い、また4点ビハインドに・・・。
細川社長(唐沢寿明)が球場に連れてきていた大株主の城戸社長(ジュディ・オング)は面白くないので帰ろうとします。
そんな城戸社長に細川社長が「賭」を提案。
青島製作所が負けたら株を譲るという青島会長。
さて、城戸社長が何を賭けたのかはここでは分からないままドラマ進行。
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6回裏から沖原が登板。
青島はチャンスを作るも決定打を欠いたまま試合が進みます。
8回に井坂のスリーランが出て1点差まで詰め寄ります。
ドラマの野球なのに、けっこう面白い。
分かっちゃいるんだけど、CGによる投球とかが良く出来てるし、試合の格好が付いてるんですよね。
9回表。犬彦(和田正人)がデッドボールで出塁。
当たった場所、頭じゃ無かった??
この前、沖原(工藤阿須加)がヘルメットに当てたときは危険球退場だったのに、今回はおとがめ無しかぁ??
なんかダブルスタンダードやわぁ。
これで気合いが入った青島側のスタンド。
細川社長(唐沢寿明)や笹井専務(江口洋介)、朝比奈製造部部長(六角精児)までが肩を組んで社歌。
この試合ノーヒットだった鷺宮が右翼方向に長打を放ち、犬彦が長躯生還!! 7−7の同点。
8−7のルーズヴェルトゲームになるのはわかりきってるんやけど、野球アニメを見てるような感じで盛り上がっちゃうわ。
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決着が付かずタイブレークに持ち込まれた試合。
15回表。二死、一二塁からバント。
サードが処理するも1塁は際どくセーフ。
この間に2塁ランナーがホームに帰って来てついに勝ち越しの8点目。
辻発彦選手に巨人がやられた全盛期の西武ライオンズみたい!!!
その裏、沖原(工藤阿須加)がマウンドからスタンドを見ると、肘の故障で野球部を退部した萬田智彦(馬場徹)がスーツ姿で応援。
沖原、いよいよ負けられない。
相手打者がバントの構えをすると、沖原の抜けた球がバットに当たって小飛球に・・・・。
キャッチが地面すれすれで捕球してアウト。
小生の世代ならみんな思ったであろう「大リーグボール1号」
巨人の星を目指すのじゃ!!
最後の力を絞って空振り三振で試合をクローズさせた沖原、思わず雄叫び!!!!
野球ドラマ、面白かった!!
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10分拡大とは言え、残り時間が少なくなって、いよいよイメージセンサーのコンペ。
結論から言って青島がぶっちぎりの性能で勝利。
ところがそれでも食い下がる坂東社長(立川談春)が「お待ちください。確かに画質という点においては一歩譲りました。だが我が社のイメージセンサーならば6割のコストでお届けできるということをお忘れなく。」
TOYOカメラ・尾藤社長(坂東三津五郎) は「申し訳ないが。次元が違う!」とキッパリ。
尾藤社長「あえてコストに置き換えて言わせていただくなら、青島のイメージセンサーは御社の5倍、いや、10倍の価値がある!」
このセリフを聞いた小生は、「松たか子の『Let It Go』は、May J. の『Let It Go』と次元が違う。10倍の価値がある!」などと、ドラマと関係の無いことを考えておりました。
ちゅうことで、坂東社長 ざまを見ろなのであります。
細川社長(唐沢寿明)、感涙。
で、イメージセンサーを巡る開発競争は、テレビ的には野球みたいに「絵」にならないので、わりかし短時間でケリが付きました。
この辺が、文字で読む原作と、映像で見るドラマ版の大きな違いですね。
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コンペで敗北した坂東社長(立川談春)を諸田(香川照之)が呼び出しました。
青島製作所のイメージセンサー制作のために工場を貸し出すように言われた坂東社長。
諸田は「あなたは見誤ったんだよ。最後にお会いしたときに、あなたと私の考え方は540度違うと申し上げたが、最後にもう一周分だけおまけをしてあげよう。あなたは900度 見誤ったんだ!ケンカを売る相手をね。」
歌舞伎役者になって一段と磨きが掛かった香川照之の《デフォルメ表情芸》が凄いのなんのって!!!
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試合中にしていた城戸社長(ジュディ・オング)との賭が判明。
青島野球部が勝ったら、キドエステートが野球部ごと引き受けるという条件でした。
沖原が信じていた「またみんなと野球が続けられるんじゃないか」っていう奇跡が現実化。
大道監督(手塚とおる)が率いるキドエステート野球部が出陣してメデタシメデタシ。
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だいたいこんな感じで野球ドラマの比率が高くなった『ルーズヴェルト・ゲーム』最終回。
半沢キャストで「二匹目のドジョウ」という発想自体は安易な気がしましたが、けっこう沖原(工藤阿須加)たちに惹きつけられちゃった。
ドラマの企業部分がやや弱かったのを野球が救った印象。
超感じの悪いヘラヘラピッチャー如月を演じた 鈴木伸之の特異な存在感も見所でしたねぇ。
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★ビター・ブラッド 第10話
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★「BORDER」第9話(終)
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