花咲舞が黙ってない 第10話(最終回)★とことんムカつく伊丹(平岡祐太)
- 2014.06.19 Thursday
- 12:59
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今週も伊丹清一郎(平岡祐太)にムカムカ!
−◆−
舞(杏)と相馬(上川隆也)は、新宿支店で不祥事を起こした伊丹グループの御曹司・伊丹清一郎(平岡祐太)と本部で遭遇。
舞「何で本部に?」
伊丹清一郎「何か1週間前人事部に異動になっちゃって。あんなことがあったら新宿支店にはいられないでしょ。あんた達にひどい目に遭わされちゃったからなぁ。」
自分のしでかした悪事を忘れて被害者意識かぁ!?
ムカつくわぁ・・・。
伊丹グループの総帥・伊丹清吾(船越英一郎)に気を遣う真藤本部長(生瀬勝久)の意向で「おとがめ無し」という理不尽!!
−◆−
営業第二部が扱う伊丹グループの給与データが紛失する大事件が発生。
1万人の従業員の給与支払いが止まっちゃった!!
これはヤバイです。
給料日に住宅ローンが引き落としになるような場合、引き落とし不能になっちゃいますもんねぇ。
−◆−
七面倒くさいので、ザックリ話を進めますと、給与データを隠匿したのは伊丹(平岡祐太)であることを名探偵・花咲舞(杏)が解明。
さすがヒロイン!
そもそも、最初に伊丹(平岡祐太)が出てきた時点で、何かやらかしそうでしたけど・・・。
銀行探偵コンビの花咲舞&相馬が伊丹(平岡祐太)を呼び出して追及。
舞「伊丹さん。伊丹グループの給与データを盗み出したのはあなたですよね?」(毛利小五郎みたい)
伊丹「はぁ?何言ってんだよ。」と、不快な雰囲気を漂わせながらしらばっくれます。
舞「あなたが犯人だという証拠を見つけたんです。」
舞は、IDを使わず出入りした男が映ってる防犯カメラの画像を提示。
伊丹「何でそれが俺だって分かるんだよ!もし違ったらどうすんだ?えぇ!?」と怒声。
しかし防犯カメラには伊丹の「分かりやすい高級靴」の映像。
舞「これあなたの自慢の高い靴ですよね? 腹をくくったらどうですか?もう言い逃れできませんよ。」
武士なら切腹モノですかね。
更に相馬は、営業第二部にいる伊丹の後輩・亀田が「僕が伊丹さんに伊丹グループの給与データの受け渡しの日時やその流れを教えましたロッカーの暗証番号は?すいません『言うこと聞かないとどうなるか分かってるのか?』って伊丹さんに脅されて…」と”自白”したことを告げます。
証拠を揃えられた伊丹は開き直り「ああそうだよ俺だよ。だったら何だって言うんだよ。別に大したことじゃないだろう?データだって返したんだし。」
とことんムカつく野郎です。
舞「どうしてこんなことしたんですか?」
伊丹「仕返しだよ。東京第一銀行への。恥をかかせてやろうと思ってさぁ。」
舞「恥?」
伊丹「新宿支店でひどい目に遭わされただろ? 最低だよ!この銀行は。なのにこんなとこで毎日つまんない仕事ばっかりさせられてもうイヤでイヤで仕方ないんだよ!」
こいつ全然反省してないうえに、逆恨みまで!!
ムカつくなぁ!!
舞「そんな理由でこんな多くの人を巻き込む事件を起こしたんですか?」
伊丹「もう大げさなこと言うなよ。給料の振り込みが遅れただけじゃん。東京第一銀行がちょっと恥をかいただけで誰も困んないだろう?」
人を小馬鹿にするのもいい加減にして欲しい。
お前は御曹司だから金に不自由してないけど、給料日に金が入金されないと色々難儀なことがあるんだぞ!!
「生活費」やら「住宅ローン」やら「学校の授業料」やら・・・。
(ドラマの登場人物に腹を立てても仕方ないけど、それでも腹が立つわ!)
−◆−
開き直って舞の襟首をつかむ伊丹。
伊丹の手を取ってキツク握りしめる相馬(上川隆也)。
「君がしたことは真面目に働いている全ての行員を、いや世の中の懸命に働いている全ての人をばかにする最低の行為だ。さっさと辞めたい? 冗談じゃない!! そもそも君にはここで働く資格なんかない。」
このタイミングで伊丹グループの総帥・伊丹清吾(船越英一郎)が部屋に入ってきました。
伊丹息子「父さんもう聞いてよこの人たちひどいんだよ!」
だだっ子か!?
息子を猫可愛がりしてるという噂の伊丹清吾だから、息子を庇って相馬を殴るのかと思いきや、伊丹清吾は息子の清一郎にグーパンチを食らわせます。
真藤本部長(生瀬勝久)や舞たちに丁寧に頭を下げる伊丹清吾(船越英一郎)。
「私は息子の育て方を間違えたようだ。イチから鍛え直さなければ。気付かせてくれてありがとう。」
かたき役の伊丹(平岡祐太)がギャフンと言わされて痛快です。
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これで給与データ事件は解決ですが、行内政治が残っていました。
伊丹と亀田は自己都合による退職として《給与データ窃盗事件》には蓋をしてしてしまい、関係者の不手際で給与データが紛失したことにしてお茶を濁そうとする真藤本部長(生瀬勝久)。
典型的ない組織防衛。
とばっちりで営業二部の坂田さんが出向で中河部長が異動。人柱ですわ。
伊丹と亀田は自己都合退職どころか、警察に告発されていてもおかしくないですのにねぇ・・・。
これが納得できない舞(杏)は、会議の場で真藤本部長(生瀬勝久)に抗議。
「営業二部の坂田さんと中河部長どうして異動になったんですか? 銀座再開発プロジェクトの仕事を勝ち取るための駆け引きとして利用したからですか? 今回のことはデータ紛失ではありません。伊丹清一郎が銀行への恨みのために盗んだんです。その事実を紛失だとねじ曲げるために罪のない人達に責任を押し付けるなんておかしいと思います!」
真藤本部長「私は銀行にとっての利益を優先させた。」
入社5年目の花咲舞(杏)が重役に正論をぶつけるというシーンで、ある意味ファンタジー。
現実社会ではこんな風に頭の古い上司にガツンと言ってやれないから、代わりに花咲舞(杏)が言ってくれたので痛快に感じた人も多かったかな・・・・。
−◆−
舞「この銀行は間違っていることだらけです。」
真藤本部長「間違っているか?ではどうすればいい?」
舞「変えて行くべきだと思います。」
真藤本部長「君は変えられると思ってるのか?」
舞「はい思ってます。」
真藤本部長「やってみるがいい。」
この意外な一言で、なんらかの形での続編制作の余地を残した???
−◆−
大雑把に、こんな感じだった『花咲舞が黙ってない』最終回でした。
重すぎず、軽すぎず、ちょうど良い塩梅。
入社わずか5年目の女子行員・舞がムカムカする目上の人間を「成敗」するというシンプルでポップなドラマでした。
ツッコミどころがない訳ではないけど、気楽に見られるました。
相馬と花咲舞がワトソンとホームズみたいなコンビだったのも正解。
相馬(上川隆也)が良い味を出してドラマを引き締めましたね。
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余談。父・幸三(大杉漣)と話が合う相馬(上川隆也)・・・
渡辺謙さんと東出昌大もこんな風に会話したりしてるのかな・・・。
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★銀二貫 最終回
★「BORDER」第9話(終)
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