「花子とアン」第69回★お邪魔虫・醍醐と洋書『THE PRINCE AND THE PAUPER/王子と乞食』

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    連続テレビ小説「花子とアン」
    第69回
    (6月18日)


    醍醐「はなさん、今日村岡さんと歓迎会やり直すんですって? 三田さんから聞いたの。私もご一緒してよろしくって?」

    でたーーお邪魔虫。
    顔が派手な醍醐は「逢い引き」だと知った上で、わざと一緒したいと言ってるんじゃないの!?
    −◆−

    待ち合わせ場所の喫茶ドミンゴに先に着いたはな(吉高由里子)と醍醐(高梨臨)。

    テーブルについて間もなく醍醐が「あのねはなさん。わたし好きになっちゃったみたいなの。よく当たる占い師さんに見てもらったの。それによると私の運命の人は以前から知っていて最近急に身近になった男性なんですって。それならあの方しかいないわ。村岡英治さんよ。

    はな「てっ!村岡印刷さん!?」

    醍醐「新しい雑誌の打ち合わせで最近会う機会が増えたし、村岡さんなら編集者の仕事にも理解があるし結婚したらとてもうまくいくと思うの。

    はな「そんな先の事まで考えてるの!?」
    醍醐「はなさん!応援して下さるわよね?」

    小生は、もともと生理的に醍醐(高梨臨)という存在が苦手なのに、肉食系の腹の内まで見せられちゃうと余計に引くわ。
    −◆−

    イギリスに留学していた弟・村岡郁弥(町田啓太)を連れてきた村岡(鈴木亮平)

    で、はなの英語力を褒めようとする村岡兄が「彼女の翻訳はバカが読んでも分かる。」

    はな「またバカって…。」
    郁弥「兄さんは褒めてるつもりでも その言い方じゃ誤解されるよ。」

    お呼びじゃないのに醍醐がゴリゴリと割り込んできて「村岡さんって本当に面白い方ですわ。あっお二人とも村岡さんでややこしいですわね。英治さんとお呼びしてもよろしくて?」

    ううっ・・醍醐、感じ悪いぃ〜。
    −◆−

    洋行帰りの村岡郁弥と英会話するはな。
    (あの時代なのに村岡郁弥が微妙に茶髪に見えるのは気のせい? はたまたナチュラルな茶毛?)

    給仕に来ていたかよ「てっぇ。お姉やんが英語しゃべってるの初めて聞きました。」

    優しい笑顔で村岡兄が「弟を連れてきたかいがありました。ずっと英語から離れていたと伺ったので思い出してほしくて。」

    はな「えっ」
    またまた醍醐が首を突っ込んできて「英治さんってお優しいのね。」

    まあ、結果は分かってるからいいんやけど、それでも醍醐がうっとうしい。
    −◆−

    村岡郁弥がロンドンで買ってきた本を取り出します。

    『THE PRINCE AND THE PAUPER 』by Mark Twain

    邦題は『王子と乞食』---放送コードに引っかかる用語かな?

    装丁も美しいこの本に食いついたはな。

    そんなはな(吉高由里子)をじっと(愛おしげに?)見つめる村岡兄(鈴木亮平)

    郁弥「本 気に入りましたか? 差し上げますよ。正直僕の英語力では歯が立たないんです。」

    村岡兄「あなたのような人に持っててもらった方が本も喜びます。」

    またまた会話に割り込む醍醐「そうよはなさん!」
    −◆−

    『王子と乞食』を読んでいる内に分からない単語が出てきてイラッとくるはな。

    「あの…どなたかこの単語分かりますか?」
    だれも分からないので、はなは気もそぞろになり「帰ります。皆さんはどうぞそのまま気にせず。ごめんなさい!ごきげんよう。」

    郁弥「What happened?」

    醍醐は<ラッキー、これで邪魔者が居なくなった>と思ったかどうかは分かんないけど、口では「はなさんは昔から分からない英語の単語があるとああなるんです。」

    山梨言葉が抜けないかよ(黒木華)は「きっと英語の辞書を引きに帰ったずら。」

    んん・・・お嬢様言葉の醍醐(高梨臨)より、なまりすぎる女給・かよ(黒木華)の方が魅力的だべ。
    −◆−

    帰宅して村岡から貰った辞書で単語を引くはな。

    知りたい単語はperplexity.
    はな「あった! 当惑、混乱、難問かぁ。」

    前は「Palpitation=ときめき」で、今度は「Perplexity=当惑」。
    ともに「P」始まりで、恋に関連してるのが共通点?
    −◆−

    翌朝。聡文堂に出勤した”はな”は村岡弟から貰った『THE PRINCE AND THE PAUPER 』を梶原編集長(藤本隆宏)に差し出して翻訳モノの連載を提案。

    編集部員・三田(本田大輔)は「日本にいい小説家が大勢いるのにわざわざ海外のものを取り上げる事もないでしょう。」とネガティブな発言。

    どの会社、どの組織でも、何か新しいことを始めようとすると、必ず否定的な意見を言う奴が居るのもですねぇ。

    はな「でしたら私が翻訳したものを読んでから判断なさって下さい。」

    醍醐が援護射撃しようとして「編集長。私その本読んでみたいです。日本語で読めたらいいのにな〜。」

    はな「編集長!やらせて下さい!お願いします!」
    梶原編集長「分かった。そこまで言うなら。」

    了解を得たはなは、帰宅後も『THE PRINCE AND THE PAUPER 』の翻訳作業を深夜まで・・・。
    サービス残業的な労働やね。

    彼女は意欲に駆られてやってるから良いんだけども、もしも無制限に『残業代ゼロ法案』が適用されたら、労働者はこうやって寝る間もなくノルマ達成まで長時間労働を強いられる??

    会社や組織は甘くないものなぁ・・・。
    ブラック企業の合法化は勘弁して欲しいわなぁ・・・。

    あらま、話が逸れちゃった。
    −◆−

    翻訳の合間に、本来業務をこなすはな。

    例のうっとうしい女流作家・宇田川満代(山田真歩)のもとを訪れ原稿依頼。

    宇田川「あなたの顔見たくないって言ってるでしょ。」

    カフェには今日も例の紳士(中原丈雄)の姿が・・・。

    宇田川から拒否られてカフェを後にするはな(吉高由里子)の後ろ姿を見つめる村岡(鈴木亮平)。
    へたすりゃストーカー行為に分類されそうな・・・。(だって変態仮面なんだもの)
    −◆−

    帰社したはな。
    電話が鳴って、はながとると「そちらに安東はなさんはいらっしゃいますか?」

    視聴者は声で蓮子(仲間由紀恵)だとすぐに分かるんだけど、電話の音質が良くない時代だから相手の声がだれだか分からないはな(吉高由里子)は「安東は私ですが どちら様でしょうか?」

    相変わらず髪の盛りがすごい蓮子「もしもしはなちゃん? 私よ。」

    はな「てっ!蓮様!?」と返事して破顔。最高の笑顔。

    次回へ続く・・・・。
    −◆−

    ようやくはな(吉高由里子)がヒロインっぽくドラマが動いたかなぁ、と思ったら途端に蓮子(仲間由紀恵)から電話でした。

    頭がデカイ蓮子はテレビ的な吸引力が強いので、一瞬にしてヒロイン・はな(吉高由里子)を飲み込んじゃいますねぇ。

    蓮子を登場させる必然性があるんだとしても、もう少しはな(吉高由里子)だけを軸にしてストーリーを進めて欲しかったです。




    ◇◆◇ 花子とアン感想 ◇◆◇
    #72 #68 #67 #66 #65 #64 #63
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      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2014/06/18 10:59 AM

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