「花子とアン」第68回★カフェの紳士(中原丈雄)
- 2014.06.17 Tuesday
- 09:34
- NHKドラマ・番組
酔っ払いのはな(吉高由里子)と村岡(鈴木亮平)。
村岡「英語の翻訳続けてなかったんですか?」
はな「村岡さんって田舎に住んだ事なんかねえでしょう? おら甲府に6年も引っ込んでたですよ。英語の本なんて一冊もねえ。英語を話す人なんて一人もいねえ。英語なんてう〜んとこさ遠い世界の話じゃん。たまに生徒たちと遊びで使ってましたけんど・・・グッドモーニング、グッドアフタヌーン、グッドイブニ〜ング。うちのおとうも言ってました。英語なんてこれさえ覚えときゃなんとかなるって。」と自嘲気味に田舎暮らしを語って見せました。
甲府で6年間も経過したという実感が感じられないし、はなが英語と隔絶されていたことを苦にしていたのにも気づきませんでした。
だって、『甲府編』の描かれ方が全般に浅かったでしょ・・・。
あと、余計なことになるけど、生徒との別れもつらそうじゃなかったし、今思えば教師という仕事に熱意を傾けてなかった感じがします。
−◆−
翌朝、聡文堂に出勤すると梶原編集長(藤本隆宏)が「今日は宇田川先生のとこに行ってきてくれ。」
例のうっとうしい女流作家・宇田川満代(山田真歩)です。
醍醐(高梨臨)「小説の連載をお願いしたくて編集長や私たちで口説いてきたんだけどいまだに引き受けて頂けないの。」
梶原「彼女は君と同じ賞を受賞しているからなにかしら君に親近感もあるだろう。君は書く側の気持ちも分かる。安東君から説得してもらえばうまくいくかもしれない。」
醍醐、派手な顔で「我が社の運命ははなさんに懸かってるのよ。」
はな「こぴっと頑張らせて頂きます。 宇田川先生のお宅はどちらでしょうか?」
醍醐、訳知り顔で「先生はゆうべのカフェーでお仕事をしてる事が多いの。」
言葉は丁寧だけど微妙に先輩風を吹かせて ちょっこし上から目線の醍醐(高梨臨)----この子 苦手やぁ。
−◆−
喫茶ドミンゴで宇田川満代(山田真歩)を見つけたはな(吉高由里子)。
(小生は『純喫茶アイドル』のほうが好きだ!)
早速原稿依頼をしますと宇田川満代は「何で『みみずの女王』から原稿の依頼されなきゃいけないのよ。あなた作家も向いてないけど編集者はもっと向いてないわ。さっさと田舎へお帰んなさい。」と高慢な返事。
醍醐より更に100倍感じが悪いわ。
宇田川「あなた逢い引きした事ある?」
はな「いえ」
宇田川「いい年して逢い引きもした事ないの。取材しようと思ったのに役に立たないわね。」
お前はあるのか!
はな「うちの雑誌にも書いて下さい!」
宇田川「私はもう子ども向けの話なんて書かないわ。」
はな「どうしてですか?宇田川さんの『つむじ風の乙女』すばらしかったのに…。」
宇田川「あなたと違って 私は更に高みを目指してるの。私の才能を子ども向けの雑誌なんかに費やすつもりないわ。日本文芸界の損失よ。」と不遜の極み。
はな「お言葉ですが、子ども向けだから大人の小説より価値が低いという事はないんじゃないですか。」
あらまぁ『花咲舞が黙ってない』の決まり文句「お言葉を返すようですが…」と似たフレーズ。
店から出て行こうする宇田川は「仕事の邪魔した上にこの宇田川満代に意見する気?あなたの顔見たら余計書きたくなくなったわ。」
そして「(勘定は)梶原さんに付けといて。この人の迷惑料よ。」と正々堂々の食い逃げ。
この様子を見ていた紳士(中原丈雄)が「今日はせっかくのコーヒーの味が分からなかった。」と不快感表明。
かよ「すみません!おいしくなかったですか?」
紳士「いやあの鼻持ちならない女の作家のせいで。あなたも大変ですねえ。しかし宇田川先生とやらに1つだけ共感できる事がありました。あなたは編集者には全く向いてない。悪い事は言わない。早く国に帰った方がいいですよ。」とはなに進言・・・。
この紳士を演じているのが中原丈雄であることからして、ただの客ではないことが概ね想像できちゃいますね。(ググると、この紳士が誰なのか分かっちゃいますけど・・・。)
−◆−
帰社して、今度はお留守番のはな(吉高由里子)。
書架の高いところに本を片付けようとしますが、背が届かず苦労していると、後ろから通天閣・・・ではなくて村岡(鈴木亮平)が現れて本を書架に入れてくれました。
はなは「ゆうべは失礼致しました。」と失態を詫びます。
村岡「こちらこそ。僕もあれから反省してたんです。あなたの事情も分からないのに自分の勝手な思いだけを口にしてしまいました。この6年間あなたはきっと僕には想像もつかないほど大変だったんですよね。学校のほかに家の仕事もあったでしょうしナマケモノの集中力を発揮する余裕もないほど忙しかったんでしょう。責めるような事を言ってすいませんでした。」
はな「そんなふうに謝られたら私本当にどうしたらいいか。」
ぼちぼち恋バナの気配がうっすらと漂い始めた??
朝市(窪田正孝)、気の毒。
はな「ゆうべ自分で言った事もあなたに言われた事も覚えてないんです。あの、私どんな感じだったでしょうか…。」
村岡「花子さん。よかったら今夜歓迎会やり直しませんか?」
また「花子さん」と呼ばれちゃった・・・。
<もしかしてこれは生まれて初めての逢い引きのお誘い?ごきげんよう。さようなら。>
−◆−
こんな感じだった『花子とアン』第68話でした。
上に書いた以上の感想は、特に思いつきません。
あまりにも感想が浮かばないので、つまらないツッコミを・・・
『花子とアン』の公式HP。『よくある質問』のページには2つしか質問が載ってないの。
1)「花子とアン」の関連グッズは、どのようなものがありますか?
2)原作はありますか?
このページ、いくらなんでも寂しすぎ。
「腹心の友とはなんですか?」だとか「嘉納伝助のモデルは?」だとか、なんぼでもネタはあるだろうに、68話時点でたった2問しか記載がないってのはサボりすぎだべ。
こういう部分からして、作品に力が入ってないことがうかがい知れちゃうのかもよ。
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