花咲舞が黙ってない 第9話 ★親の七光り、伊丹(平岡祐太)にムカムカ
- 2014.06.12 Thursday
- 13:40
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最近、やや飽きが来てたんですが、今回は伊丹清一郎(平岡祐太)にムカムカして、その分面白かった。
−◆−
舞(杏)は事務応援のために新宿支店に・・・。
銀行強盗!!
舞(杏)は知らなかったのですが、訓練でした。
支店長が「伏見課長。花咲君に言ってなかったのか?」
伏見「あっすいません。」
伏見課長役は『ごちそうさん』で室井を演じた山中崇。
これで『ごちそうさん』からは松浦雅=ふ久、前田亜季=桜子に続いて3人目。
あざとい。
で、ここで「防犯訓練」を挟んだ意図が不明。
もしかして単なる時間つなぎだったかな??
−◆−
営業終了後、合明で勘定が閉まったところに、融資課の伊丹清一郎(平岡祐太)が「これ処理しといてもらえる?」と伝票を持ってきました。
テラーの安川「すみません今日は勘定締めちゃったんですけど。」
伊丹「だから何?」
テラー中島「今さら持って来られても。」
伊丹、苦々しげに「ハァ〜、まだ就業時間中でしょ? 明日にされると面倒なんだよね。早く帰りたいのは分かるんだけどさ俺達融資課は毎日遅くまで残業してるっていうのにおたくらだけ自己都合振り回すっておかしくないですか?」
ムカつくやっちゃなぁ!!
舞が「お言葉を返すようですが私達は早く帰りたくて言っているわけではありません。一度締めたものを取り消して計算し直すんです。ゴメイ取り直しになるんですよ。この伝票は持ち帰ってオーバーナイト処理して明日また回してください…。」
全然堪えていない伊丹「俺達融資課が幾らの金動かしてるか知ってる? 窓口で扱ってる小さい金とは桁が違うんだけど。」
上司も伊丹には逆らえず、伏見課長が処理をOKしちゃいます。
この伊丹清一郎(平岡祐太)って野郎は、銀座再開発を手がける巨大デベロッパー伊丹グループの総帥・伊丹清吾(船越英一郎)の息子。
親の七光りでクソ偉そうにしてるバカ息子!!
ドラマだと分かっていても、向かっ腹が立つタイプです。
−◆−
舞を監視するため新宿支店に来ていた相馬(上川隆也)は、かつて新宿支店で勤務していて、その時の取引先だった幸田産業社長の幸田(梨本謙次郎)さんと再会。
ところが幸田社長が浮かぬ顔。
「実は。お恥ずかしい話なんですが融資を渋られちゃいましてね。ホントですか?ハハっ参りましたよあの担当の伊丹さんには。」
というわけで、幸田産業への5000万円融資が今回のキモ。
赤字も出していないし経営に問題が無い幸田産業への融資をなぜかしぶる伊丹清一郎(平岡祐太)。
決済日が迫っており、5000万円無ければ不渡りが出て倒産しちゃうので幸田社長は必死です。
しかし伊丹は決済日当日に「銀行って何でも全部稟議で決まるんですよね僕の一存じゃどうにもできないんで…」云々として融資しない旨を幸田社長に告げます。
心が無いようなしゃべり方にムカムカ・・・。
−◆−
幸田社長から事情を聞いた相馬(上川隆也)が新宿支店の羽田課長に「幸田産業さんへの融資どうして見送ったんですか? しかも決済日当日に見送るなんて。不渡りになっても構わないんですか?」
羽田課長「待ってくれ、幸田産業の稟議はまだ回って来てないが…。」
こうして伊丹が稟議書を上に回さず融資案件を放置していたことが判明。
なんちゅうやっちゃ!!
相馬は本部の融資部に連絡して緊急稟議を依頼。
−◆−
「でも伊丹さん何で稟議書出さなかったんでしょう?」
伏見課長によると営業課に居たときの伊丹が、幸田社長の振込伝票の金額を間違えて処理してしまい、トラブルになったことがあるそうな。
回想。
幸田社長「困りますよ取引先にも迷惑掛けてしまったんですから。」
伊丹がシレっと「そうですか、じゃあこれ書いてください組み戻しますから。」と書類を差し出します。
幸田社長「組み戻しって…あなたがミスしたんですからそちらで訂正処理するのがホントでしょう?」
伊丹「いやこっちのほうが簡単なんで。」と自己中発言。
幸田社長、さすがに気色ばんで「君は謝らないのか!!」
伊丹「フッ、たかが50万円じゃないですか。」
このトラブルを根に持っていた伊丹が、融資案件を放置。
根性が腐ってる!!
−◆−
相馬らが必死で作業して、ようやく本部の西野融資部長(小野了)から緊急稟議の決済がでました。
不渡り回避で一同、ほっとしてるところに伊丹(平岡祐太)が出先から帰ってきました。
羽田課長「なぜ幸田産業さんの稟議書を出さなかった?今日が決済日だったんだぞ。」
伊丹「え?決済今日でしたっけ?うっかりしてました〜。」と軽い口調。
ムカつく〜〜〜。
舞「あなたのせいで1つの会社がつぶれかけたんですよ?」
伊丹「だから〜忘れてたんですよ。今大きい仕事が決まりそうでそっちで手いっぱいなんだ。」
決済日を忘れていたというのが嘘であることを証明してみせる相馬(上川隆也)。
羽田課長は幸田社長に深々と頭を下げて「このたびはこちらの不手際でご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした!」
そして伊丹に「君も謝りなさい!」
不本意そうな伊丹は幸田社長に「よかったじゃないですか。会社つぶれなくて。」と軽い口調。
とことんムカつく!!
羽田課長がキレて伊丹を殴ろうとしますが、相馬がこれを止めます。(たまたま名前が羽田空港vs伊丹空港やね)
伊丹が開き直って「いいんですか?そんなことして。あんたレベルの行員なんて飛ばすの簡単なんだけど!」
この期に及んでも親の威光を笠に着てクソ偉そうにしてる伊丹。腹立つぅ!!
舞が伊丹の面前に歩を進め「よくそんなことが言えますね。自分のせいでこんなことになったのに!」
(殴るのかと思った)
伊丹「何なんだよ?俺のせいじゃない!たかが5000万円の融資が受けられないぐらいでつぶれるようなちっぽけな会社どうせ遅かれ早かれ倒産するんだから。そんなことも分かんないのか。あんたバカなんじゃないのか?」
舞「お言葉を返すようですが 大バカ者はあなたのほうです。考えたことがありますか?あなたの稟議ひとつで1つの会社が倒産して大勢の従業員が職を失うんです。その人達の幸せが あなたのくだらないプライドのせいで失われるなんて そんなの間違ってます!」
伊丹「ふざけんな!あんた誰に向かって口利いてんのか分かってんのか!」
舞「分かってます!あなたは入行4年目でまだ銀行の仕事もろくに分かっていない若手行員です! 伊丹さんあなたは将来人の上に立つ経営者になるかもしれません。でも今のあなたは何者でもありません!」
行内の全員から白い目で見られて逃げるように立ち去る伊丹でした。
ざまをみろ!!
−◆−
恣意的に不適切な事務処理を行った伊丹(平岡祐太)は重い処分を受けるはずだったんですが、伊丹清吾会長(船越英一郎)との関係を損ねたくない真藤(生瀬勝久)が「人事部預かりにしてもらいなさい。ほとぼりが冷めたらどこかの支店に行かせればいい。幸田産業という会社に5000万円の融資は行われた。倒産もしていないのだから。結果が全て。それが銀行だ。」
わちゃ〜〜、伊丹(平岡祐太)はおとがめ無し。
これでまた世の中を馬鹿にして不道徳なことをしよるぞ。
−◆−
だいたいこんな感じで、嫌な奴が悪いことをして、主人公がこれを解決するという単純な流れが心地よかった『花咲舞が黙ってない』第9話でした。
伊丹(平岡祐太)が悪い「サムライ」で幸田社長が「商人」という時代劇的なパターン。
伊丹が見事なほどの「ムカムカ・キャラ」でイライラさせられました。
かたき役はこのくらい嫌な奴じゃないとね。
◇◆◇ 連ドラなど感想 ◇◆◇
★花咲舞が黙ってない第10話(最終回)
★ビター・ブラッド 第10話
★極悪がんぼ 第10話
★『軍師官兵衛』第23回
★アリスの棘 第10話(終)
★「シドニアの騎士」第10話
★花咲舞が黙ってない 第9話
★スタジオパーク「吉田鋼太郎」
★能年玲奈のGIRLS LOCKS!
★「SHERLOCK 3」第3回
★銀二貫 最終回
★「BORDER」第9話(終)
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