『軍師官兵衛』第23話「半兵衛の遺言」★だし(桐谷美玲)の最期。信長残酷

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    『軍師官兵衛』第23話「半兵衛の遺言」

    <天正7年11月有岡城はついに落城。官兵衛は家臣たちの手で救出された。>

    姫路で職隆(柴田恭兵)さんが「光!光!官兵衛が…救い出された。」

    みるみるうちに目に涙があふれて嬉し泣きの光(中谷美紀)。

    相変わらず柴田恭兵と中谷美紀の演技は充実してるなぁ・・・。
    もっと出番を増やして欲しいほどです。
    −◆−

    見舞いに来た秀吉(竹中直人)に三木城のことを尋ねるヘロヘロの官兵衛(岡田准一)。

    頭が朦朧としてそうなのに戦況を気にかけるとは、根っからの軍師だわ。

    秀吉「そんな体になってもまだ戦場の事を気にするか? まだ落ちてはおらん。しかしお主と半兵衛の策に従って城を囲みもはや兵糧は尽きておる。落城まであと僅かじゃ。」

    三木城の兵糧攻めって、そんなに長いスパンのオペレーションだったのかぁ・・・。

    官兵衛「半兵衛殿は?」
    秀吉「半兵衛は、死んだ。半年前じゃ。平井山の陣所で。半兵衛は、最期までお主の事を気にかけておったぞ。」
    −◆−

    秀吉(竹中直人)は官兵衛を信長(江口洋介)のもとに連れていき、謀反の疑いを晴らすことに成功。
    さらには、竹中半兵衛が殺さずに匿った松寿丸についても許しを得ました。

    信長「半兵衛め。わしをたばかったか。さすがは希代の軍師。死してなおこの信長を手玉に取ったか。わしの負けだ。官兵衛。許せ。」

    秀吉は後刻おねに「己が死んだあとの事まで全て見通しておった。あっぱれな男よ。」と告げ、半兵衛の功績をたたえておりました。
    −◆−

    だし(桐谷美玲)たちが捕らえられている京都の妙顕寺に高山右近(生田斗真)がやってきました。

    窓格子越しに高山右近が「だし様! お会いしたかった。村重様を裏切った私があなたに合わせる顔もありませぬが。」

    だし「殿はどうしておられますか?」
    右近「尼崎城に籠もったままで…。村重様の事恨んでおいででしょうな。」

    だしはかすかに微笑んで「いいえ。これも定めでございます。殿には私の代わりにいつまでも生き続けて頂きとう存じます。」

    ここでは、だしが村重を恨んではいないことを描いたわけですね。
    村重のことを恨んで当然だと思うけど、戦国武将の妻でクリスチャンである”だし”のメンタリティは理解の範疇の外であります。

    で、余計なことだけど小生は桐谷美玲を苦手としているので、なんか台本を読んでますよ的なセリフ回しが好きじゃないんです・・・。

    毅然としてたり、捕らえられてもなお凜としていることを表現したいんだろうけども、なんか感情の奥行きみたいなものが表現し切れていない印象。

    間違わずに台本を読めている以上の何かが伝わってきません。
    −◆−

    官兵衛一行が街道を歩いていると、後方から光(中谷美紀)。
    感動の再会。光(中谷美紀)の透き通った涙が流れます。

    光、官兵衛の頬に手をやり「矢も楯もたまらず、来てしまいました。」

    森の中に居た松寿丸が一行の元に返ってきて光を見つけ宇「母上!」

    飛び込んできた松寿丸を愛おしげに抱きしめる光(中谷美紀)。
    「母上。」「松寿。」「母上。」「松寿。」

    小生が官兵衛だったら「俺はホッタラカシかよ!」と僻んじゃいそうな・・・。
    わざと「痛たたた、足がうずく」とか言って光(中谷美紀)の気を引くかもしれない。

    結局こんなシチュエーションでも、女性は「旦那より子供」なのでありますねぇ。
    −◆−

    <前代未聞の成敗が行われた。>

    荒木村重(田中哲司)が陣取る尼崎城から見える七松の地で、荒木郎党122名を磔とし、残った女性388人、男性124人を家4軒に押し込め火を放ち焼き殺しちゃった信長。

    七松八幡神社には『六百二十余人の碑』が建っております。

    尼崎城があった大物から、尼崎市役所方面の処刑地は結構離れており、今じゃ見える気がしないけど、当時は高い建物があるわけでもないので、尼崎城の荒木村重らに残酷な処刑が丸見えだったんでしょうねぇ。(悲鳴や銃声が聞こえたり、煙も見えるわなぁ)

    で、尼崎城の荒木村重は「わしは信長には負けぬ…。断じて負けぬ。断じて負けぬ!負けぬ、負けぬ!」と念仏を唱えるように呟き通し・・・・。
    −◆−

    信長に滝川一益が「摂津での仕置きは滞りなく終わりました。」と処刑が済んだことを報告。

    光秀「これで村重への見せしめは十分でございます。京へ連れてまいった荒木の一族はほとんどが女子ども。恐れながらこの上の殺生はおとどまりを。

    信長「村重とその一党は城を捨てて逃げた。武士にあるまじき卑劣な行い。罰を与えねばならぬ。女子どもであろうが見逃す訳にはゆかぬ!」「荒木の一族郎党は草の根分けても捜し出し根絶やしにするのだ。」

    シスの暗黒卿なみに怖い信長。

    裏切っていなかったから許された官兵衛と、裏切ったために根絶やしにさせられようとしている荒木郎党では天と地の違い。

    あと、明智光秀さん、なにやら思い詰めた表情??
    −◆−

    だしが大八車で市中引き回しの後、六条河原へと連行されてゆきます。

    竹柵越しにだしを見てる人々が「なんと美しい」「おかわいそうに…」

    怖くてすすり泣いてる一族郎党の所にやって来ただしは「何も怖くありませんよ。すぐに終わります。」と声を掛けます。

    泣いてる一族郎党の中には子供もいるやんか・・・。

    だしは「In Paradisum楽園にて♪」と歌い始めます。(妙に高くて細い声なので歌詞が聴き取りにくい)

    一同も歌います。

    で、処刑場にひったてられただし(桐谷美玲)は落ち着いたたたずまいで居住まいを正します。

    十字をきる”だし”に日が当たって神々しい。
    「イエズスマリア…イエズスマリア…イエズスマリア」

    処刑人が刀を振り降ろしズグジャッ!!

    <12月16日。だしをはじめ荒木村重の一族36人が京の六条河原で処刑された。>

    元NHKアナウンサー広瀬修子さんのナレーションは堅実だけど、こういうエグいシーンでは藤村志保さんのナレーションのほうが合う気がするなぁ・・・。
    −◆−

    処刑を知った荒木村重は大雨の中「わしは信長には負けぬ 断じて負けぬ!あ〜っ!あ〜っ!」と、泥水の中でのたうち回ります。

    <その後 荒木村重は城を捨て逃亡した。その行方はようとして知れなかった。>
    なんちゅう奴や・・・。
    −◆−

    うなされて目を覚ます官兵衛(岡田准一)。
    土牢幽閉のPTSDか?

    足を悪くするほどの狭くて劣悪な環境、湿気ていて膝が痛かったろうなぁ。
    ムカデに刺されて腫れ上がったりしたんだろうなぁ。
    幽閉そのものが拷問ですわね。

    心配する光に「眠るとわしは、あの土牢におる、ジメジメとし、虫がはい回り、わしは一生そこから出る事はかなわぬ。心を土牢の中に置いてきたかのようだ。」と官兵衛。

    さらに「こんな足では、もう馬にも乗れぬ。以前のわしにはもう戻れぬ。」

    「戻れずとも、殿は殿でございます。」

    官兵衛「気休めを申すな!こんなざまでは、戦場では何の役にも立たぬ。わしは、わしはもう・・・」

    心療内科も無いし、カウンセラーも居ない時代だから難儀です。
    今の世ならデパス、パキシル、ハルシオンだろうに・・・。

    ところが松寿丸がナイスなアイテムを持っていました。

    半兵衛から預かった軍配を”無気力・官兵衛”に差し出し「竹中半兵衛様からお預かり致したものです。最後にお別れする際に父上に渡してほしいと。」

    官兵衛「半兵衛殿が・・・。」と呟き、馬上で軍配をふるう半兵衛を思い起こします。

    「半兵衛様はご自分の命が長くない事を悟って自らの思いをこの軍配に込められたのでしょう。それを受け継ぐ者は殿のほかにおりませぬ。」

    軍配を手にした官兵衛は「半兵衛殿は、わしにまだ働けと申されるか…。」

    軍配に込められた思いが伝わり、不自由な足で立ち上がった官兵衛が「光。養生は終わりだ。姫路へ戻るぞ!」

    目に光が戻り官兵衛復活!!
    −◆−

    <年が明けた正月。官兵衛たちはそろって姫路城に戻った。>

    官兵衛「父上叔父上。ご心配をおかけし申し訳ございませぬ。皆の者心配をかけた。皆も知ってのとおり、わしは以前のようには動けぬ・・・。」

    善助が「殿!我らにお任せ下さいませ!お使い下さいませ!」
    家臣たちこぞって「わしらもおりまする!」「殿についてまいりまする。」「殿!」「殿!」と大盛り上がり。

    一同、脳内物質出まくり。
    −◆−

    秀吉の本陣に甲冑姿の官兵衛が足を引きづりながら出勤。

    官兵衛「長らく留守を致し申し訳ございませぬ。」
    秀吉らが喜び、次回へ続く。
    −◆−

    だいたいこんな感じだった『軍師官兵衛』第23話。

    官兵衛復活回だからもうちょっと盛り上がってもいい気がしますけど、まあこんなものでしょうか?

    繰り返しになりますが、処刑されただしはある意味「見せ場」だったのですが、桐谷美玲は剛力彩芽とかと同じ「にがて女優」なので、シックリ来ませんでした。

    彼女の演技の質が、小生の肌に合いません。

    逆に、高橋一生は地味に良いわぁ・・・。




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