「花子とアン」第54回★あの子本当はあんたに認めてほしかっただよ

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    連続テレビ小説「花子とアン」
    第54回
    (5月31日)


    吉太郎(賀来賢人)入営の日がやってきました。

    ふじ(室井滋)が吉平(伊原剛志)さんに「あんた一緒に見送ってくりょう。」

    荷物を背負って商売に出かけるようとしている吉平は「俺に見送ってほしくなんかねえら。」

    ふじ「あの子本当はあんたに認めてほしかっただよ。ボコの頃からずっと。」

    はなは吉平から「神童」だとして愛情を一身に注がれていたけど、吉太郎はそうじゃなかったから父親の愛に飢えていたのね・・・。

    だけどふじの言葉を無視して出かけちゃう吉平(伊原剛志)。
    −◆−

    ふじ(室井滋)や周造(石橋蓮司)たちに見送られる吉太郎が「はな。おじぃやんとおかあの事頼む。」

    勝手な感覚なんだけど、吉太郎(賀来賢人)がはな(吉高由里子)の兄に見えないんです。
    はな(吉高由里子)の方がお姉さんに見えちゃう・・・。

    で、紋付き袴で一人出発した吉太郎(賀来賢人)。
    しばらく一人で歩いていましたが、大きな木を過ぎたあたりで気配を感じます。

    吉平(伊原剛志)が道ばたに立ち一人で吉太郎を見送っていたのです。

    吉太郎「おとう…。」
    吉平「吉太郎!頑張ってくるだぞ!」

    頭を下げる吉太郎。

    ようやく父と子の心が通じ、吉太郎は旅立っていきました。

    ロケ地の雰囲気とかも良くて、父子の内面も描かれた良い場面なんだけど、なんか在り来たりと言えば在り来たり。

    (BGMが和風では無いのは、赤毛のアンを意識してるからかな?)
    −◆−

    福岡では蓮子(仲間由紀恵)がサロンを開催。

    東西日報の新聞記者・黒沢一史(木村彰吾)に自分が書いた短歌を読ませます。
    「誰か似る 鳴けよ唱へとあやさるる 緋房の籠の美しき鳥」

    小生はバカなので「籠の鳥」ってことくらいしか意味が分からんけど、黒沢は「あなたはご自分の事しか愛せない人だという事がよ〜く分かりました。」と感想を述べました。

    どう読み解けば、そんな感想になるのか、小生の国語力ではついていけない。

    蓮子は「私 かわいそうな自分が大好きなの!」
    −◆−

    「腹の足しにもならんもんに金出すやつの気が知れんき。」と短歌を馬鹿にする嘉納伝助(吉田鋼太郎)。

    短歌を読んで感想を述べることが出来る黒沢と、本当は字も読めない嘉納伝助では随分とタイプが違うわけですね。

    で、蓮子(仲間由紀恵)は「もし私の歌集を出して それが売れに売れたらどうなさいます?」と、どことなく山田(仲間由紀恵)的な発言。

    嘉納伝助「おう。博多の町をすっぽんぽんで逆立ちして歩いちゃる!ハッハッハッハッハ!」

    蓮子「どこまで下品な人なの…」
    『AーSTUDIO』に出てた大島優子は楽屋では全裸だと言ってけど、蓮子に下品だと言われちゃうね。

    口げんかの流れから短歌の本を作る話になって「この嘉納伝助の嫁が作る本ばい。やるなら金に糸目はつけんでよか。飛びっ切り豪勢なもん作っちゃれ!」
    −◆−

    阿母小学校卒業式。

    あおげば尊し〜♪
    わっ、日教組に怒られるぞ。
    バリバリの組合員からすると『あおげば尊し』はNGじゃぞ。

    しかし大らかな時代なので歌いきる6年生。

    教室に入ってから小山たえからの手紙を披露するはな。
    <おらは今は学校に行ってねえけんど時々そこの教室に遊びに行きます。想像の翼を広げてみんなと一緒に笑ったり勉強したりお弁当を食べたりしてるだよ。こないだ おとうが一冊の本を買って届けてくれました。ほこにはな先生の『みみずの女王』が載っててドキドキしながら読みました。読むと笑えて胸の奥にポッと明かりがともったみてえに元気になるだよ。おら元気で頑張ってるからみんなも頑張れし。アイラブユー。サンキュー。たえ>

    本来的にはたえのために書いた『みみずの女王』でしたが、ようやく肝心のたえが読んだことが確認できました。

    《たえエピソード》の処理の仕方が雑いなぁ・・・。
    −◆−

    そんなこんなで、はなは子供たちから草花を贈られます。

    生徒たち「先生!ありがとうございました!サンキュー!アイラブユー!」
    はなが良い教師だということを大雑把に描いた場面。

    <アイラブユー。ごきげんよう。さようなら。>
    絵に描いたような場面で今回はお終い。次週へ続く。
    −◆−

    小生の心が歪んでいなかったら、吉太郎(賀来賢人)と吉平(伊原剛志)の場面で感動したり、子供らが元気に卒業する場面を温かい気持ちで観られたりするんだろうけど、素直にそんな気分になれなかった『花子とアン』第54話でした。

    パルピテーションを感じない〜〜。
    面白くありません。(身も蓋も無い感想やわぁ)



    ◇◆◇ 花子とアン感想 ◇◆◇
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      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2014/05/31 12:09 PM

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