俺のダンディズム 第6話「鞄」★「大峽製鞄の鞄をください」お値段12万9,600円
- 2014.05.22 Thursday
- 11:01
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美鈴ばあさん(大方斐紗子)って「マダムM」のCEOやったんあぁ。今まで気ぃつかんかったなぁ。
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さて、10年以上使っているかばんに穴が開いているのを見つけた段田(滝藤賢一)は、部長・伊達(前川泰之)がアルミニウム製のアタッシェケースを使いこなす姿に触発され、ダンディーなかばんを手に入れて憧れの社員・南(石橋杏奈)に褒められようと決意・・・。
またもや雑誌を買い集めてアイテムをチェック。
『OL300人がジャッジ抱かれたい男検定』という記事に目が行く段田(滝藤賢一)。
記事には何故か「抱かれたくない男」の筆頭格であるノンスタイル井上の笑顔の写真-----ちょっとおいしい写真出演。
その後、ジローラモの「ダンディズム講座」を視聴。
今日はダンディな食事の誘い方についてお勉強。
敢えて食事に誘わず、「時間とれる日ある?プレゼントを買いに行くのだがセンスの良い君に選んで欲しい」言い、プレゼント選びが終わってから「今日ありがとうね。お礼に食事でも奢るよ。」
これが、あとから参考になっちゃう段田(滝藤賢一)。
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ダンディな鞄を手に入れるべく、今回も怪しげな雑居ビルにあるダンディアイテムのお店「マダムM」に足を運んだ段田(滝藤賢一)。
店主・美幸(森口瑤子)が、ビジネスバッグの種類や歴史を語りはじめます。
「まずは鞄の種類。ブリーフケース。ビジネス鞄の代表ね。そもそも書類を入れるために作られた鞄。ちなみにブリーフは英語で書類っていう意味の単語。」
美鈴ばあさん「パンツのブリーフとは違うぞ。」
わっ、恥ずかしい! 小生は この歳になるまでパンツのブリーフだと思ってた。
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「アタッシェケース」と「ダレスバッグ」を解説した美幸は「ここまでがいわゆるビジネスバッグ。そしてここからは最近ビジネスバッグとして使われるようになった鞄を紹介するわね。まずはボストンバッグ。旅行やスポーツ用だけど、少し小ぶりなものを会社に持って行く人も最近多いわ。ちなみにボストンバッグという名前が通用するのは日本だけよ。1918年ボストン大学の通学鞄にちなんで日本で発売されたときのその商品名がボストンバッグ。アメリカではクラブバッグと呼ぶのが一般的よ。」
美幸の蘊蓄を聞いていると、知識が増えてダンディな男になった気になっちゃうわ。
美幸「さて続いてはトートバッグ。鞄の上部が大きく開いているのが特徴。」
小生、若い頃は「ブリーフケース派」だったけど、最近は使い勝手が良いので「トートバッグ派」に宗旨変え。
ザックリと使えてモノの出し入れも楽なんだもの・・・。
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美幸は「では続いて素材の話。最近鞄の素材でポピュラーなのはナイロン。」として、丈夫でダンディな鞄を手がける鞄専門のブランドを紹介します。
まず、イタリアのブランド「オロビアンコ」
高そう・・・。
つづいて同じくイタリアの「フェリージ」
次はアメリカのブランド「トゥミ」
小生なら美幸が紹介した「トゥミ」の鞄を選んじゃうかも。
ダークグレーのオーソドックスな形状が格好良い上に バリステックナイロンの質感も魅力的。
しかもポケットがたくさん付いていて機能美があふれてるのが素敵すぎる!!
(2000円もしないユニクロのブリーフケースを愛用していた小生には、「トゥミ」を持つ資格も財力も無い。)
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続いて革素材のブランド「グッチ」「ダニエル&ボブ」「マリネッラ」とアルミニウム合金の「ゼロハリバートン」を解説する美幸(森口瑤子)。
「ゼロハリバートン」の響きは、理屈抜きに格好良いなぁ。
美幸は最後に日本のブランドを紹介してくれます。
「吉田カバンの社是は一針入魂。ひと針ひと針丁寧に縫い合わせていく作業はもちろん素材選びからデザインまですべての工程に手を抜くなという意味なの。フレームにピアノ線を使用することで可能にした美しい曲線的なフォルムを活かし細身でシンプルなデザインに仕上げているわ。」
うっ! 黒革にシルバーのジッパーの取り合わせが美しいし、四隅の絶妙の丸みもたまらないわぁ。これは半端なく魅力的!!
美幸「そして、大峡製鞄も外せないわね。この大峡製鞄が今も昔もメインで作っているのがランドセル。あの学習院小学校のランドセルは大峡製鞄のものなの。」
超シンプルな形状で、造りがシッカリしていそう!!
しぶいぞ大峡製鞄!!
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いよいよ3つの候補から実際の品定め開始。
今週の予算は5万円。
美幸「1つめはトゥミのビーコンヒルブランチスリム・ラップトップ・ブリーフ。 5万9,400円。 2つのジッパーがありパソコンを入れる側にはクッション性を備えもう一方にはビジネス道具を入れるため細かな収納などが多めに作られているの。」
機能性が高そうな茶褐色の鞄を手にした段田(滝藤賢一)は、自分の頭のてっぺんにボッコンボッコンと鞄をぶつけながら< 頑丈さはお墨付き。更にトレイサーナンバーつきの鞄ってのも心強いぜぇ!>
完全に鞄に酔ってるわ。
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美幸「2つめはオロビアンコヴェルネ。3万5,000円。 黒でシックに決めてこの高級感を演出しているわ。サイドはナイロンで軽量化を図り、ファスナーが深くまで開くので書類など中身の取り出しやすさがビジネスマンからとっても人気よ。」
おしゃれな雰囲気の鞄やなぁ・・・。
内側のポケットが多いのも好みやわぁ。
段田は鞄を片手に< オロビアンコ〜!思わず叫びたくなるこのイタリア男の色気をはらんだルックス。決して派手ではないがワンランク上のビジネス鞄!これで俺もイタリアンダンディ段田ジローラモだ >
これが段田ではなく ASUKAだったら逮捕されちゃいそうな ある種の酩酊状態!
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美幸「最後は大峽製鞄のオールレザーブリーフ。この鞄の魅力は台形のフォルム。なんともいえない重厚感や風格をかもし出しているわ。そして光沢のある牛革はイタリアの職人が植物の渋を使って手作業で染めたタンニンなめし。まさにこれは芸術といってもいい品ね。」
栗色の皮の絶妙の艶がシブイなぁ。
一切ゴテゴテしていない大人のデザインだわ。
美幸「この鞄は外装だけでなく内装にも革が使われていて中の革は豚革のピッグスキン。通気性が良くさらには耐久性が高いため汚れにも強いの。中仕切りもついていて機能性も申し分ない完璧な一品よ。」
内側の造りもしっかりしていて、シンプルな中仕切りが素敵すぎる!!
段田は 壊れかけみたいな表情で<ダンディという文字が鞄になって現世に現れたかのような存在感。申し分ない。この革の高級感はもうなんなんだぁぁ! この革に埋もれて眠ってしまいたいくらいだ。しかも和の心を感じるぜ。これこそ究極のダンディだ。>
鞄の魅力で変な脳内物質が湧いちゃって、ほとんどラリってる!!
目が行っちゃってる!!
滝藤賢一のデフォルメ芸、天下一品!!
我に返った段田(滝藤賢一)は「これほんとに5万円ですか?」
美幸「ちょっと超えてるわね。お値段12万9,600円。」
ちょっとじゃねえし!
小生だったら一桁少なくても躊躇するわ。
しかし、どうしてもダンディになって南(石橋杏奈)に褒められたい段田(滝藤賢一)は「大峽製鞄の鞄をください。」
美幸「予算は大丈夫?」
段田「この鞄に惚れてしまいました。」
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後日、会社の終業時。段田(滝藤賢一)が南(石橋杏奈)に「お先。」
南「お疲れさまでした。課長その鞄、新しくされたんですね。とってもダンディですよ。」
南(石橋杏奈)ちゃんのこの一言で報われちゃうわぁ・・・。
一瞬もじもじした段田が「あ、そうだ宮本君。少し時間とれる日あるかな?」
南「え?なんですか?」
段田は「娘の誕生日プレゼントを買いたいんだが。何を買えばいいのか。センスのいい宮本君にぜひプレゼントを選んでもらいたいなぁなんて思ったんだが。」と、思いっきりジローラモの「ダンディズム講座」をお手本に・・・・。
南「いいですよ。来週でいいですか?水曜日の夜で間に合います?」
段田「大丈夫だ。娘の誕生日はまだ少し先だからな。」
南「じゃあスケジュール入れておきます。」
メデタシ、メデタシ。段田(滝藤賢一)、ヨカッタね。
しかしながら-----段田(滝藤賢一)の男心は手に取るようによく分かるけれど、娘の誕生日をダシに使ったのが奥さんにバレたら絶対に揉めるぞ。
そもそも、奥さんと一緒に娘の誕生日プレゼントを選ばず、南(石橋杏奈)ちゃんにお願いするのはヤバイよねぇ。
そんな現実的なことは忘れて、ダンディズムとファンタジーを満喫するのがこのドラマの見方なんでしょうね・・・。
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以上、鞄の魅力が半端なかった『俺のダンディズム』第6話。
南(石橋杏奈)ちゃんも鞄に負けない独特の魅力を醸し出してくれていたし、今週も段田(滝藤賢一)に感情移入しながら楽しい時間を過ごせました。
◇◆◇ 滝藤賢一「俺のダンディズム」感想 ◇◆◇
#12「最終回」 #11「下着」 #10「スーツ」
#9「シャツとネクタイ」 #8「傘」 #7「財布」
#5「眼鏡」 #4「手帳」
#3「靴」 #2「万年筆」 #1「時計」
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