ルーズヴェルト・ゲーム 第2話★朝比奈部長(六角精児)が沖原(工藤阿須加)を…

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    ルーズヴェルト・ゲーム 第2話
    「涙の決意!・濡れ衣」


    原作をいじっているせいで不自然になってる部分もあるけど、六角精児や工藤阿須加の存在感とエピソードの面白さが勝っています。
    −◆−

    白水銀行融資課長・林田(宮川一朗太)を使って青島製作所をつぶそうとしたジャパニクスの諸田社長(香川照之)ですが、細川社長(唐沢寿明)には知らぬ存ぜぬを貫き通し、その上で更に8割もの減産調整と値下げの要求。

    細川社長、腹の中で<なんなんだこいつは? 何をしたいんだ!? ジャパニクスはウチみたいなちっぽけな会社つぶしても何も得はないだろう?>

    今回は、これに加えてイツワ電器・坂東社長(立川談春)を使って「実用新案権侵害」で200億円の賠償を求める訴訟まで仕掛けてくるジャパニクス・諸田社長の”真の狙い”が、「企業モノ」部分の当面の見所であります。
    −◆−

    製品タスコン500ーS型をイトシマ計測に納品するはずが、出荷ミスでR型を送ってしまい、ごっそり返品されて帰って来ました。

    沖原(工藤阿須加)のミスだと報告を受けて怒りまくっている朝比奈製造部部長(六角精児)。
    怒りすぎて顔が腫れてます。

    沖原は「違います。俺はちゃんと竹本さんに確認しました。」

    で、3日以内にイトシマ計測に500ーS型を納品しなければならないのだけど、そのためにはR型のソフトを書き換えて出荷し直す必要が・・・。

    実は、朝比奈が導入した出荷システムのバグでS型とR型を間違た指示書が出てしまい、誤出荷に繋がってしまったのだけど、保身のために全て沖原一人のミスだとしちゃう朝比奈。
    −◆−

    細川社長(唐沢寿明)が出荷ミスについて朝比奈を激しく叱責。

    細川社長「システムには問題なかったんだな。」

    腫れぼったい顔の朝比奈が目をむいて「もちろんです! バカな派遣社員一人のミスで面倒なこと・・」

    細川社長「あなたの監督責任だ!」

    朝比奈、顔面アップで「私は常々、納品チェックをなによりも・・・」
    六角精児さん、病気の金魚みたいな顔が凄いなぁ。

    細川社長「言い訳はいい! 結果が全てだ。必ず間に合わせろ。社長命令だ!!」

    またもや六角精児さんの顔面ドアップ!!
    左から照明が当たって顔の半分に濃い影がさしてる。
    下ぶくれの顔で 分厚い唇を不満そうにとがらせ、眉毛もつり上がってる。

    『半沢直樹』で多用された撮影手法が、ここでも活きていますねぇ。
    −◆−

    実際に出荷の指示を出した竹本は、こっそり元データを改ざんして自分に責任が及ばないよう親端末を操作。

    これを見つけた朝比奈は、竹本を褒めちゃう始末。
    「今このシステムに欠陥があるとなると、5億の資金をつぎ込んできた我が社のダメージは大きい。この件を隠蔽する。

    ブラック六角は「嫌な奴キャラクター」が完成してるなぁ・・・。
    −◆−

    沖原(工藤阿須加)のミスだと思っている製造部の面々は、「誰かのせいで今日も帰れないのかなぁ」などと意地悪なことをチクチク・・・。

    ことの元凶であるはずの竹本は沖原に「梱包作業は、お前一人でやって貰うからな」
    嫌な野郎です。

    高校時代の出来事と、今回のことで人間不信が募る沖原(工藤阿須加)は、野球部からのアプローチにも素直に反応できず、大道監督(手塚とおる)にもキレちゃう有様・・・。

    自身の過去を話して聞かせた大道監督を演じる手塚とおるさん、味の有る芝居をするなぁ・・・。

    そして、なんと言っても工藤阿須加。

    人を信じられず、切なさや怒りや哀愁などが大きな目に宿っていて、なんかすごいオーラ。
    目の表情に奥深さがあって、天賦の才能を感じさせますよねぇ・・・。
    −◆−

    リストラの一貫で、沖原(工藤阿須加)に雇い止めの通告に行った三上総務部部長(石丸幹二)は、沖原から出荷ミスの経緯を聞かされます。

    後日、三上は事実関係を調査したうえで朝比奈製造部部長(六角精児)を呼び止めます。
    細川社長(唐沢寿明)も立会人として現れました。

    暗い工場の中で、三人がセピア色に浮かびます。

    三上「イトシマ計測イトシマ計測への出荷ミスの件でお尋ねしたい。あれは沖原和也が積み込み時にR型とS型を取り違えたことによって生じたミスだと、そういうことでしたね。」

    朝比奈「そうだよ」。
    三上「本当ですか。沖原は現場リーダーの竹本にも確認した上でR型を積み込んだと言ってますが?」

    朝比奈「そりゃ、そう言うよ。自分を守るためには必死で取り繕うのが人間だ。」

    三上「取り繕ってるのは あんたの方じゃないですか? 沖原は作業工程表にも確かにR型だと書いてあったと言ってるが、ちゃんとそのことを確認したんですか!」

    朝比奈は「当たり前だろう! そもそもシステムが間違うことなんかあり得ないんだ!」と大嘘。

    さらに「あの最新型のシステムは、これから人件費を抑えようとする我が社にとって無くてなならないものだ。その信頼性を守ることは 即ち 青島製作所の未来を守ることにもなるんだよ!」

    顔に影が差した細川社長が「ちがうだろ。あんたが守ろうとしたのは会社の未来なんかじゃない。自分自身だ。もし今回の出荷ミスの原因がシステムのエラーだとしたら、その採用は見送られ、何億も投資してきた我が社にも相当のダメージが残る。それを推し進めていたあんたの立場も危うくなる。だから全ての責任を沖原になすりつけて、事実を隠蔽しようとした。」

    図星を突かれて逆ギレの朝比奈は「聞き捨てなりませんなぁ。いくら社長でもそんな根も葉もないことで私が隠蔽したなどと、言いがかりもいいとこだ!! そこまでおっしゃるんだったらシステムが間違えていたか確認してみれば良い。ポストPCならそれが分かる。」

    不敵な笑みを浮かべた細川社長は「あんたがそんな証拠を今まで放っておく訳がない。すでに改ざん済みかぁ。今さら証拠などあろうとなかろうとどっちでも良い。問題なのはあなたの管理者としての無能さだ!」

    三上が朝比奈の不適切な人事管理を厳しく指弾した後、細川社長が「隠蔽、大いに結構だと思う。ただしそれが会社のためならばだ。」

    原作にない危ない発言・・・。

    細川社長「システムのエラーをこのまま見過ごせば第二、第三のミスを生む可能性が大いにある。もう一度よく検証し、リスクが高ければ直ちに採用を中止しろ。」

    相変わらず顔が腫れぼったい朝比奈「そうまで言うなら証拠を見せなさいよ!!」

    細川社長がペーパーを差し出し「PCの記録を書き換えれば、必ずその足跡が残る。出荷ミスが発覚した直後に作業工程表の事項が書き換えられていた。」

    顔色を失う朝比奈。

    細川社長「そのときログインしていたIDは、あんたが可愛がっている部下・竹本のものだ!」

    フリーズする朝比奈。あごの肉がたるみまくり。

    細川社長「朝比奈!! どうせ隠蔽するなら最後まで隠し通せ。そんな能力も無いなら、二度と私の邪魔はするな!!!」

    嫌な奴・朝比奈がぎゃふんと言わされて痛快でした。

    冷静に考えたら、仮にも中堅電子部品メーカー青島製作所の製造部長である朝比奈が「PCの記録を書き換えれば、必ずその足跡が残る」ことに気がつかないなんてあり得ない気がするんですけど、「嫌な奴」が成敗される面白さがツッコミどころをカバーできていました。

    あと「隠蔽云々」に関する細川社長の発言を見ますと、どうやら原作の細川社長からキャラ変更が為されている様子です。
    −◆−

    濡れ衣が晴れた沖原(工藤阿須加)は社会人野球の試合に足を運びました。
    イツワ電器野球部は沖原と因縁がある投手・如月が活躍。

    複雑な表情でグランドを見据えていた沖原・・・ここでも工藤阿須加の目の芝居が良い感じ。

    球場から立ち去ろうとした沖原に大道監督(手塚とおる)が「お前にはまだやり残したことがあるはずだ。このまま野球をやめたら、何も解決しない。お前を救えるのは お前しかいない。」

    野球部の面々が現れ、一人一人が胸にグータッチしたり声をかけたり、肩を叩いたり。

    沖原(工藤阿須加)、思わず目から涙。

    ベタやのに、けっこうウルッと来るやんか。

    最後にキャプテン井坂(須田邦裕)とマネージャーの古賀(高橋和也)が歩み寄ります。

    沖原「俺、もういちど投げたいです。もういちど投げたいです。」

    「それ以上言わんでよか。」「待ってるからな。」

    こうして沖原は心を開きかけてるんだけど、リストラのリストから沖原を外さないよう強く指示する細川社長(唐沢寿明)・・・。

    さて、沖原の運命や如何に・・・。
    −◆−

    だいたいこんな感じだった『ルーズヴェルト・ゲーム』第2話。

    企業パートと野球パートが絶妙のバランス。

    沖原(工藤阿須加)が原作イメージ通りで、且つ演技も立派。

    前回は白水銀行融資課長・林田(宮川一朗太)を”ぎゃふん”と言わせ、今回は自社の朝比奈製造部部長(六角精児)を”ぎゃふん”と言わせた-----原作にない《半沢風味》のパートも単純に面白い。

    半沢風の照明の使い方によって登場人物の顔に浮かぶ陰影が、六角精児さんの表情を際立たせたのも今回の一つの見所でした。

    細かい「粗」があるし、原作にいない社長秘書・仲本(檀れい)美里(広瀬アリス)パッとしないことなどの短所も見受けられますが、エピソードが面白いのでOKです。





    ◇◆◇ 花子とアン感想 ◇◆◇
    #36 #35 #33 #30 #29 #28 #27







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    • 2020.07.15 Wednesday
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      「お前を救えるのは、お前しかいない」 大道監督野球部員たちに助けられ励まされる沖原。逆転友情物語を見せられウルウルした流れからの…「切れ!」ってそう来たか! てっ! これ美味かっ! 生地も中身も♪  何でも、 バランスですね〜。 「行列だったで並んで
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      • 2014/05/06 10:26 PM
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      • オールマイティにコメンテート
      • 2014/05/06 8:52 AM
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      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2014/05/06 2:43 AM
      『涙の決意!濡れ衣』
      • ぐ〜たらにっき
      • 2014/05/05 12:35 PM
      お前にはまだやり残したことがあるはずだ。 このまま野球をやめたら、何も解決しない。 お前を救えるのは… お前しかいない。 ルーズヴェルト・ゲーム 第2話        日曜は立て込んでいるので〜あらすじ込みの簡単感想で。 いや、結構ガッ
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2014/05/05 10:57 AM

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