俺のダンディズム 第2話「万年筆」 ★ペリカン スーベレーンM400
- 2014.04.24 Thursday
- 13:17
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「モノ」への物欲・アイテム欲をそそられるわぁ・・・。
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社内一の色男、伊達部長(前川泰之)の持っている万年筆に触発されて、段田(滝藤賢一)はダンディな万年筆を手に入れるべく、怪しげな雑居ビルにあるダンディアイテムのお店「マダムM」に足を運びました。
女店主・美幸(森口瑤子)は、万年筆誕生の歴史秘話や、万年筆の世界3大メーカー、日本3大メーカーの魅力など蘊蓄を語ります。
「様々な万年筆の中から自分に合った万年筆を見つけられたら至福の喜びよね。」
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美幸(森口瑤子)は3つの万年筆を段田(滝藤賢一)に勧めます。
「1つめはモンブランのマイスターシュテュック149。マイスターシュテュックとはドイツ語で傑作という意味。
万年筆の王様と世界中の人がリスペクトする名品よ、大きな万年筆に相応しい大きなペン先から出てくるインク。その独特の書き心地は 一度書いたら忘れられないものになるはずよ。」
黒いボディの質感が素晴らしい。
段田「とにかく太い。自分がこの149の持ち主になれるのかぁ。太くて長い本体に相応しい大きなペン先から流れ出るインク!まるで盛り上がるように線が紙の上に引かれていく。なんとも言葉に出来ない感覚だぁ〜。さすが万年筆の王と評されるだけのことはある。」と、恍惚の表情
ただし段田の予算5万円に対してマイスターシュテュック149は101,520円・・・。
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女店主・美幸「2つめは、ペリカン スーベレーンM400。スーベレーンとはドイツ語で優れものという意味で、なかでもこのM400は実用的な小さめサイズ。使う人を選ばない、まさに優れものよ。ひとめでペリカンと分かる特徴的なストライプ模様も人気の秘訣ね。」
深緑のボディにストライプが入ってるのが素敵です。
段田「モンブランとは打って変わって小さい。スマートだ。このストライプの模様と親子のペリカンのロゴから、万年筆に込められた歴史が、ドイツの歴史が伝わってくる! 軽い!小さめのボディがメモ帳と合う。まるで紙という名の氷上を滑るフィギュアスケートの選手のようだ。書き味がとにかく爽快だし さりげなく小さいモデルだけど高級品。そこにダンディズムがある気がする。値段もリーズナブルだぁ。」
段田は大きな目でじっと万年筆を見つめたり、頷いたり・・・。
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女店主・美幸「3つめはアウロラ オプティマ996。イタリアのメーカーらしくカラフルなところが特徴かしら。マーブル調のその姿は手作りで、世界に1本足りとも全く同じ模様のものは無い。すべてがオンリーワンの万年筆よ。独自のリザーブタンク式ピストン吸引式を採用してるから 一度インクが切れてからもA4用紙で1〜2枚は書き続けることが出来るの。」
1930年代のベストセラーの復刻版の万年筆【AURORA/アウロラ】 オプティマ 996-CB ブルーCT |
段田「よく見なければ気づかないが、ボディにはさりげなくブランド名が刻まれてるじゃないか。この彫り込みがさりげない存在感を、生んでいるぅ! いいぞ〜〜〜!! 確かにこんな印象的な万年筆でメモを取っていたら、ひと味違うダンディな男に見られるかもしれない! おう! とても軽い、軽い書き味だぁ!!! 忙しく生きるダンディな男に まさにピッタリじゃないかーーー!!」
万年筆の魅力に取り憑かれた段田の脳内にエンドルフィンがあふれて、まるでラリってるみたいになってる!
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段田が3本の中から選んだのはペリカン スーベレーンM400でした。
段田「色が独特で格好良いし、何よりメモ帳にも対応できるのが良いかなぁって。」
女店主・美幸、笑顔を浮かべて「ダンディの世界へようこそ。」
帰り道、胸のポケットに万年筆を収めて歩く段田は「やばい、胸にペリカンが刺さってるだけでワンランクもツーランクも人間の格が上がったような気がする。万年筆ってなんか凄いアイテムだなぁ。」
そういう気持ちになれるなら、3万円程度の投資は無駄じゃないですねぇ。
心豊かになれるんだもの・・・。
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後日会社で南(石橋杏奈)が書類を差し出して「サインををお願いします。」
ペリカン スーベレーンM400でサインする段田。
南「課長 ペリカンの万年筆使ってるんですね。とってもダンディですよ。」
段田、至福の瞬間・・・・。
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以上、滝藤賢一さんが豊かな表情でアイテムへの感情を見事に表現してる『俺のダンディズム』第2話でした。
滝藤賢一さん、とてもイイ。『俺のダンディズム』面白い。
このドラマ、前回の時計や今回の万年筆など「モノ」を扱っているんだけど、感覚的には『孤独のグルメ』なんかと同系統のある種の「グルメ・ドラマ」ですね。
アイテムに対する欲が満たされる快感がひしひしと伝わってきて、見てるだけでなんとなく幸福な気持ちになります。
書き切れないから割愛したけど、「マダムM」の店員・美鈴ばあさん(大方斐紗子)も面白い。
同じく割愛したけど、デュポンの「007タイプの万年筆」の格好良さにも凄く心惹かれました。
あと、出番は少ないけど、清潔な色気のある南=石橋杏奈が良い感じ。
ああ、面白かった・・・・。
前回は時計が欲しくなったし、今回は万年筆が欲しくなっちゃった。(我ながら頭が単純だべ)
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