仮面ライダー鎧武 第26話★ノブレス・オブリージュ
- 2014.04.20 Sunday
- 10:59
- ウルトラマン、仮面ライダー、特撮
ヘルヘイムの果実を口にしてインベスと化してしまった裕也を、何も知らずに鎧武となって排除してしまったことを舞(志田友美)にカミングアウトした紘汰(佐野岳)。
「こんな俺に、みんなと一緒にいる資格なんてないんだ…」
舞「辛かったんだね紘汰・・。そんな大変なこと ひとりで背負ってたんだ。もう紘汰だけに背負わせたりしないから・・。」
舞は、涙しながらそっとやさしく紘汰を抱きしめました。
これはLOVE??
それとも母性本能かぁ!?
舞「ひとりで、ひとりで苦しまなくていいよ。」
紘汰は舞の手を握りしめ「すまない・・ごめんな・・」と、泣きべそ。
一昔前なら、男性が女性を優しく抱きしめるのが当たり前でしたが、いまや女性が泣いてるヒーローを優しく抱きしめる時代になったんですねぇ・・・。
−◆−
貴虎(久保田悠来)がパソコンを通じて誰かと通話しています。
「量産型ドライバーの完成度は、理想のラインに達しつつあります。これならば 完全にヘルヘイムの環境に適応できるでしょう。」
相手の男「生産ラインはどうなっているかね?」
貴虎「地球全体がヘルヘイムに侵食される前には なんとか目標の10億台には・・・。」
相手の男「ならば 何も問題は無い。我々は速やかに人類を10億にまで減らさねばならん。」
貴虎「・・はい。もはや後戻りはできません。すべては人類の救済 プロジェクト・アーク成就のために。」
通話を終え、疲れた表情を見せる貴虎。
相手の男は誰!?
本日出番が無いサガラの可能性もある??
それとも、未だに現れていない謎の存在??
光実(高杉真宙)がやってきて「辛そうだね、兄さん。」
貴虎「いや・・、これは俺が背負うべき罪だ。逃げる事は許されない。光実、特別な力や地位を持つ者には 果たさなければならない責務というものがある。それがノブレス・オブリージュというものだ。」
デジタル大辞泉によると、「ノブレス・オブリージュ noblesse oblige」とは、身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観を意味するフランス語なんだそうな・・。
貴虎「そのためには 自らの手を汚さなければならぬこともある。お前にも いずれその時は訪れよう。覚悟を決めることだ。」
ご大層で重苦しい兄弟です・・・。
で、ミッチはとっくの昔にある種の覚悟を決めてる気がするなぁ
−◆−
紘汰からすべてを聞いた舞はステージに立ち、市民に真実を訴えようとします。
光実が密かにロックシードをばらまいてインベスを大量に召喚して舞の行動を阻止。
インベスは鎧武、ナックル、龍玄によって一掃されましたが、舞は市民に真実を伝えることができなくてガックリきています。
紘汰「怪我はないか?」
舞「私は平気・・・」
「ヒューヒュー」などと二人をからかう者はおりません。
で、変身を解除した光実が唐突に怒りはじめ「全部あなたのせいだ! もう何もかも 滅茶苦茶だ!! それもこれも あなたが舞さんを巻き込むから!!」と紘汰の襟首をつかみます。
さらに「紘汰さん、舞さんを悲しませるあなたに もうヒーローの資格なんてない!!」
光実って、舞に特別な思いを抱いてるの??
微妙にやきもちに見えちゃうけど・・・。
それとも金髪・舞と関係ある??
舞が光実に歩み寄り、いきなりビンタ!!
「どうしちゃったのよミッチ! 紘汰なんて関係ないじゃない! 頭を冷やしなさい!」
紘汰がその場を取りなしますが、3人の間に気まずい空気が流れちゃいました。
−◆−
ユグドラシルでは凌馬(青木玄徳)が戒斗(小林豊)に見切りをつけようとしていました。
「残念だけど、彼もそろそろ用済みだね。」
耀子(佃井皆美)が「私には あの男には底知れない何かがある、そんな気がしてならないのですが。彼にもう一度チャンスを与えてみてはいかがでしょうか?」と意見具申。
凌馬「珍しいな。君はそこまで 他人に興味を持つなんて。わかった。そこまで言うなら切り札を1つ用意しよう。」
こうして凌馬は戒斗にゲネシスドライバーとレモンエナジーロックシードを与えることにしました。
−◆−
紘汰は光実とともにヘルヘイムの森へ入ると、オーバーロードの探索を開始。
紘汰は鎧武ジンバーピーチアームズに変身すると、強化された聴力でオーバーロードの声を聞き、彼らの居場所を突き止め「ここから西へ7キロだ。行くぞミッチ。」
行動を開始する鎧武の後方で、光実はこっそりと小型通信機を取り出し「現在地から西へ7キロ」と耀子に報告…。
こっそり報告した小声も、ジンバーピーチアームズなら聞こえるはずなんだけど、紘汰はオーバーロードに気を取られて気づかなかったんだろうなぁ・・・。
−◆−
オーバーロードのもとへ向かう鎧武を襲撃するマリカ。
彼女を圧倒する鎧武に「ゲネシスコアの力だけじゃない。いつの間にこれほどの力を!」
鎧武「フン! 散々なんたらにいじめられたからな!」
マリカがソニックアローを発射した瞬間、鎧武はカチドキアームズにチェンジ。(カチドキアームズのフォルムは格好悪いな・・・。)
「これからは俺のステージだ。」
火縄大橙DJ銃のDJテーブルをスクラッチしまくってマリカに強烈な一撃を。
マリカが変身を解除し、耀子の美脚があらわになると、鎧武は彼女を捨て置き、光実の言葉に従って一人オーバーロードのもとへ向かいます。
−◆−
耀子からの報告を受け、鎧武よりもひと足早くオーバーロードの元にやって来た戒斗。
「変身」
<レモンエナジーアームズ ファイトパワー ファイトパワー ファイファイファイファイファファファファ>
レモンエナジーアームズの力を思いのままに発揮して、これまでは一方的にやられていデェムシュを相手に互角に戦っています。
ついにはソニックアローが命中。
デェムシュ「ヨクモ! サルゴトキガ コノオレヲ・・!」と電報みたいな日本語。
バロン「言葉が達者になったじゃないか。」
そこに鎧武が駆け込んできて「やめろ!」と言って戦いに割って入ります。
鎧武「何で戦ってんだよ お前ら! まずはお互いに話し合いを・・・。」
デェムシュ「キサマモ 一緒ニ 死ニタイカ!」
デェムシュとバロンが戦いを再開しかけたとき、高周波のような音が聞こえ、後方からレデュエが「デェムシュ レシュフォンシェファン ジカファンデュジャ アシャブリョ デョミョロシュオ。」
デェムシュ「シェデョミョミャ レデュエ!」
お前ら、何言うてるねん!?
デェムシュ、どことなく不本意そうに「シュ! 」
デェムシュは煙の塊みたいになって跳んで行っちゃいました。
−◆−
なおも追っていこうとするバロンに「お前 相手を怒らせてどうすんだよ! まずは話し合いだろう!」と鎧武。
バロン「馬鹿馬鹿しい! 言葉などでお互いが納得できるわけがない!」
鎧武「俺たちの喧嘩と一緒にすんな! 人類の未来がかかってるんだぞ!」
もはや 戦ってバロンを納得させるしかないと判断した鎧武。(正義の味方とは思えないなぁ。)
その時、少し離れた森の中から2人のやり取りを見ていた龍玄が「葛葉紘汰、あいつが二度と戻らなければ」と独りごちます。
ミッチ、ダークサイドに墜ちてる!?
そしてカチドキアームズにチェンジしようとしている鎧武の背後から一撃を放ちました。
背中に強烈な一撃を食らってしまった鎧武は変身を解除。
紘汰は倒れ、そのまま意識を失ってしまう。
変身の段取り踏んでるときに攻撃するのは反則じゃぞ!!
こんなのが許されたら、プリキュアもトッキュージャーも変身の途中に全滅だわさ!!
−◆−
以上、サガラとシドは有給休暇だったかもしれない『仮面ライダー鎧武』第26話でした。
最近の『仮面ライダー鎧武』は物語が走ってるから退屈しなくなりました。
オーバーロードが出現し始めてから俄然面白くなりました。
最初の「ダンスの場所取り合戦」のころからすると、劇的な変化です。
で、紘汰(佐野岳)と舞(志田友美)は交際しちゃうの??
紘汰はヘタレだから交際に発展しないんだろうなぁ・・・・。
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