「花子とアン」第14回★はな(吉高由里子)の親指姫で「Will you marry me?」
- 2014.04.15 Tuesday
- 11:12
- NHKドラマ・番組
<生まれて初めて「はな」を「花子」と呼んでくれる人が現れ、はなは恋に落ちてしまったようです。>
初めての恋に戸惑う初々しい”はな”・・・吉高は、それなりに乙女の恋心を表現してるので 文句はないけど、「奔放な不思議女子・吉高由里子」のパーソナル・イメージが先入観としてあるのも事実・・・。
すでに売れてる女優さんを起用すると、新鮮味という部分ではむつかしい部分もありますね。
−◆−
同室の醍醐、松平、畠山が帝大生からの”付け文”を読もうとした瞬間、目にもとまらぬ早さで腕が伸びてきて付け文をバサッと奪い去る黒い影・・・。
こんなに素早いのは「科学忍者隊ガッチャマン」か「ケンシロウ」か「ジョジョ」くらいだと思うんだけど、正体はブラックバーン校長(トーディ・クラーク)でした。
ブラックバーン校長は暖炉に歩み寄り、付け文を燃やしちゃいます。
女学生にとってはDIOみたいな存在!?
ブラックバーン校長、鬼の形相で「detention! 100sentences!!」(に聞こえた)
要は反省文100回というお仕置き。
ブラックバーン校長が立ち去った後、付けペンで反省文を書きながら松平さん「全部燃やすなんて・・・。」
醍醐ちゃん「あの中に私の王子様がいたかもしれないのに・・・。こうなったら次は絶対ブラックバーン校長に見つからないように うまくやりましょ。門限の5時までに全部開封して外で読んでから帰りましょ。」
お嬢様の割に根性が座っていて「がんぼ」なところがある!?
醍醐(高梨臨)ちゃん「付け文には将来の結婚と女の幸せがかかってるんですもの。」
はな(吉高由里子)はというと、尋常小学校に妹をおんぶして通っていた話を披露。
これを聞いた醍醐は、由緒ある家柄の北澤と親しくなりたければ貧しい農家の出身である給費生であることを黙っておいた方がいいとアドバイス。
「家柄も良くて帝大生で背も高くて、私 はなさんに好きな方が出来て凄く嬉しいの。是非あの方と上手くいって欲しいのよ。」
個人的には、背が高い帝大生は”通天閣”で懲り懲り。
(『クローズド』の番宣にでまくりの東出昌大は好印象だけど)
はな「醍醐さん、ありがとう。でもわたし そんな嘘をついてまで帝大生とお近づきになんてなりたくありません。」
<その時は、心からそう思うはなでしたが・・・>
醍醐に微笑んでみせるはな----吉高、さすがに良い表情見せるなぁ。
−◆−
孤児院に出向き子供たちのためにクリスマス会を開くことになり、はなが紙芝居を提案。
準備が始まり、同じ机で作業する北澤とはな(吉高由里子)。
北澤が絵筆を止めて「花子さん。親指姫はいつ読まれたんですか?」
はな「父が一番最初に勝ってきてくれた絵本なんです。」
北澤「そうですか、良いお父様ですね。」
吉平(伊原剛志)さんのことを「お父様」だって・・・。
北澤「お父様はどんなお仕事をしていらっしゃるんですか?」
瞬間、困ったような顔になったものの、すぐに立て直して「父は、あっちこっち飛び回って商いをしております。」と絶妙の言い回しをするはな(吉高由里子)。
完全に勘違いしている北澤は「海外にもよくいらっしゃるんですか? 花子さんの英語の発音は お父様仕込みかと・・・。」
はな「ああ、英語は最初だけ父に習いました。」
例の「グッドアフタヌーン。」のことです。
恋におぼれて、徐々に佐村河内&小保方さん的になりつつある!?
LOVE IS BLINDで勝手に良い方に解釈した北澤くんは「やっぱりそうか。花子さんのお父様は貿易会社を経営なさってるんですね。」
恋する乙女・はな(吉高由里子)は、本当のことが言えずに「実験ノートは4-5冊あります」・・・ではなく「ええ、そうです。」と返事しちゃいました。
大映しになった柔らかい表情の吉高由里子---やっぱこの子は美人だわ。
整った顔立ちしてる。
北澤君は、嘘だと知らずに勝手ににやけてる。
−◆−
親指姫の紙芝居。
ミニーちゃんは言葉の壁があって寂しそう。
紙芝居が終わって醍醐が帰ろうとすると、帝大生の一人が彼女の着物の袂に付け文を入れました。
<携帯電話やメールがないころ、男性はこんな風に お目当ての女性の袂に付け文を投げ入れたのです。>
なるほど、着物の袂が「受信トレイ」みたいな感じかぁ・・・。
はなだけは寂しそうにしてるミニーちゃんを気にしてます。
北澤君がやってきて「あの子に英語で紙芝居をやってあげたいんです。」
はなは 背が高い北澤君を見上げるように「私も同じこと考えてました。」
こうしてはなと北澤君が二人だけで英語版の親指姫を上演。
ミニーちゃん、笑顔。
北澤(英語)「小さい王子様がいて、親指姫を一目見て好きになりました。王子様が言いました。(はなの顔を見つめて)Will you marry me?」
ドギマギしちゃった”はな”は北澤を見つめながら「My prince 私もお慕いしております。と、親指姫は言いました。」
恋やねぇ・・・。
吉高、まるで赤面してるように見えるから大したものです。
−◆−
孤児院を出て二人並んで帰ってくる北澤君とはな。
うぶな”はな”は並んでるだけでドキドキやろなぁ・・・。
校門近くで付け文を読もうとしてる醍醐、松平、畠山。
茂木先生(浅田美代子)が通りかかって「あなたたち、何をしてるんですか。早くお入りなさい。」
木陰でその様子をうかがっていたはなと北澤君。
はな「はあ、びっくりした。」
北澤「こんなところを見つかったら、大変でしたね。」
顔と顔の距離が近い----現代劇なら たまらずキスしてるわ。
北澤「僕は、正月は金沢に帰ります。しばらくお会いできませんね。」
これを裏返すと、はなと頻繁に会いたいってことやね。
北澤「今日は本当に楽しかった。今度は新年会をやりましょう。」
<はなは嘘をついているのが急に辛くなりました。>
はなは北澤の目を見つめ「実は、私、給費生・・・」
カーーン、カーーーンと鳴るベルの音に遮られます。
はな「すいません。今何時ですか?」
北澤「5時1分過ぎたところですが…。」
はな「てっ! てえへんだ。門限破っちまった!」
わちゃぁ、丁寧な言葉遣いが消えて「素」が出ちまったよ・・・。
はな、言葉遣いをマナーモードに切り替えて「北澤さん、また。ごきげんよう。さようなら。」
<はなの初恋、この分では先が思いやられますね。ごきげんよう。さようなら。>
−◆−
以上、『花子とアン』第14話。
朝ドラ向きではないかもしれない”吉高”という存在がどんな感じかと怖々観てるのですが、案外と画面に収まっていて、初恋乙女のおずおずとした表情なんかも良い感じです。
今のところ「素材」の良さが出ています。
前作同様、ヒロインが歳を重ねてからの演技次第でドラマの印象も変わるんだろうけど、今のところはOKです。
◇◆◇ 連ドラなど感想 ◇◆◇
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