ごちそうさん 第133回★焼け跡の中心から「ごちそうさん」を叫ぶ

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    連続テレビ小説「ごちそうさん」
    第133回
    (3月10日)


    今日は約10万人が命を落とした東京大空襲から69年を迎えた3月10日ですが、テレビの中は昭和20年(1945年)8月15日。
    終戦を迎え、すぐに大阪に戻りたいと和枝(キムラ緑子)に言い出すめ以子。

    今更繰り返しても詮ないことですけど、見た目も口調も立ち居振る舞いもすべてがバリバリの20才台に見えるめ以子(杏)---1905年生まれだと思われるので数えで41才くらいなんだけどなぁ・・・。孫もいるんだし。

    そんなめ以子より よほど思慮深い女中のハナ(小酒井円葉)が「あのぉ、電車すぐには乗られへんと思いますよ。」

    忠告が耳に入らないめ以子は「みんな戻ってくるし、私 あそこおらんと。」

    和枝「あんさん、これから向こうでどないして暮らしていかはるおつもりですか?」

    もはや女子大生と言っても通用しそうな顔つきのめ以子が「ここで暮らしてたようにいうか、蔵 住んで・・・蔵のうなってたら 小屋建ててもええし。畑やって、それでとりあえずは 生きていけるし。」超楽天的なことを述べます。

    ここまでくると「前向き」の域を通り越して「向こう見ずなおバカさん」ですわ・・・。
    血液が脳に回らず、ほとんど胃袋に回ってるに違いない。

    和枝「ほな そうしはったら。」
    −◆−

    和枝からもらった食物でパンパンのリュックや風呂敷を担いで山下家を後にしようとしているめ以子が「ほんまにお世話になりました。食料こんなに、野菜の種まで・・・。これだけあれば畑できるまで食べていけます。」

    大阪に戻れば畑を作れると思い込んでる・・・。
    見た目は27才、脳内は子供!?

    和枝「そない思うんやったら、二度と世話かけんとっておくんなはれ。」

    山下家を後にするめ以子の後ろ姿も若々しいわぁ・・・足の長さやスマートさが現代人的で、1945年の風景に馴染まない。

    め以子が振り向いて「落ち着いたら、お礼に伺います。」と満面の笑顔。

    活男(西畑大吾)の戦死を見事に克服してるわ。
    喪失感が欠片も見えないこの人はメンタルが強靱すぎる〜〜〜。


    で、め以子がいなくなった後、ハナが「西門の奥さん、市内どないなってるのか分かってはらへんのと違いますかね?」

    和枝「まぁ大丈夫でっしゃろ。一番きつい暮らしに 黙々と耐えはったんやから。」

    その”一番きつい暮らし”は丁寧に描かれず、ダイジェストのように過ぎ去ってしまった印象なんですけど・・・。
    −◆−

    大阪に戻って焼け野が原を歩いた後、大阪の放送局を訪ねため以子。
    希子&川久保と再会を喜びます。

    希子「びっくりしはったでしょ、市内えらいことなってて。」

    あまりビックリしてなさそうなめ以子が淡々と「亡うなった人 そのままなってた。」

    希子「そんな状態やから、気持ちはわかりますけど もうちょっと落ち着くまでお姉ちゃんのところ居はった方がええのとちゃいますかね?」

    め以子は話をそらすように「みんなどうしてる?」
    希子「ふ久ちゃんは無事やと思いますよ。」

    め以子「大ちゃんは? ちゃんと大きなってる?」
    ふ久の赤ちゃんの名前には、祖父・大五(原田泰造)から一文字もらってるのかな??

    希子、やや面倒くさそうに「特に何も聞いてませんし、大丈夫なんちゃいますかね・・。」

    め以子「諸岡君は?」
    希子「諸岡君も 泰ちゃんも たぶん内地にいる可能性が高いと思いますけど。」

    100%マイペースを貫くめ以子は「大阪の連隊に聞きに行ったらわかるやろか?」

    さすがにイラッときた希子が「あの、今はもう、みんなもうホンマにそれどころやないと思います。」と現実を伝えようとします。

    め以子は希子の言葉をスルーして「とりあえず、行ってみるだけ行ってみるわ。悠太郎さんのこともあるし・・。」

    キレかけの希子が「ちいねえちゃんは夜の汽車で戻って下さい。」

    め以子「せやけど、家のこともあるしな・・。」
    それだけ家のことや家族への思いが強いってことなんだろうけど、まったく聞く耳持たないめ以子にイライラするわぁ・・・。

    仕事で呼び出された希子は「ちいねえちゃん、お願いしますよ 戻ってくださいよ。」と最後の念押し。
    −◆−

    希子の忠告に耳を貸さずに大阪の連隊が入っている建物を訪ねため以子は、悪い男たちに騙されて和枝からもらった食物などが入った荷物を一切合切盗まれてしまいました。

    同情すべきシーンなんだけど、なんかそういう気持ちになれなくて「さもありなん」って感じ。

    で、西門家で唯一焼け残っている蔵に舞い戻っため以子。

    蔵の入り口が開いているので不審に思って中に入るめ以子は、割れた瓶を武器代わりにして、ピストルを構えたFBIの捜査官みたいな仕草を見せます。

    そうこうしてるうちに謎の人影が・・・。
    室井(山中崇)でした。

    で、懐から取り出したおにぎりを1つ分けてあげため以子。
    室井「いただきます。」

    「いただきます。」が出てきたこの時点で、今回も「ごちそうさん」というフレーズが性懲りも無く出てくるんだろうなと だいたいの予想がつきますよね・・・。

    め以子「馬介さんって、どうなさってるか?」
    室井「ああ、桜子ちゃん宛に、店焼けて疎開したって手紙来てたよ。」
        
    め以子「桜子の、とこは? お母さんは?」
    如何にも煤を塗りつけましたって感じで顔が汚れている室井が「うん。みんな元気だと思うよ。」
    メイク雑くない??

    め以子「何で室井さんだけ?」
    室井「桜子ちゃんに、いきなり追い出されたんだよ。」

    普通の人なら「どうしたんですか? 何があったんですか?」とか聞きそうなものですが、め以子は事情を聞こうともせず おにぎりをがぶり・・・。

    室井「焼け跡で…焼け跡でご飯、くれる人なんて、誰もいなくてね。やっと、僕に、ご飯くれる人が・・」と半泣き。

    おにぎりを平らげた室井が頭を深々と下げて「ごちそうさまでした。」

    いよいよですわ。
    案の定、め以子が「ごちそうさんでした。」

    よほど有りがたかったのか、室井が再び「ごちそうさまでした。」

    するとめ以子も「ごちそうさんでした。」

    まさかの「ごちそうさん」繰り返し攻撃か!?

    室井「ごちそうさまでした。」
    め以子、泣き笑いしながら「ごちそうさんでした。」

    室井が叫ぶように「ごちそさまでした!」
    め以子も「ごちそうさんでした!」

    誰か止めてくれないかなぁ・・・・。

    しかし止める人間が居なくて室井「ごちそうさまでした!」

    め以子「ごちそうさんでしたぁ〜〜〜〜〜〜」と瓦礫に向かって気持ちよさげに叫んでる。

    こいつら、狼男が月に向かって吠えるのと同じ習性か!?

    室井「ごちそうさまでした〜〜〜!」
    め以子が再び「ごちそうさん…」と叫びかけて視界に希子と川久保。

    希子が思いっきり怖い顔して「戻るて 言いはりましたよね?」

    カラスがカーカー鳴いて次回に続く。
    −◆−

    こんな感じで、焼け跡の中心から「ごちそうさん」を叫ぶって感じの『第133話』でした。

    め以子のキャラがどんどん愚鈍になっていってるようでイライラが募ります。

    小生の気分は ラストシーンでの希子とおそらく同レベルで、イライラと言うよりムカムカに近いです。

    それと、登場人物の中でも苦手な方に部類される室井が出てきたのにも げんなりさせられました。

    あと、め以子は西門家のあった場所に戻り、その後 放送局を経由して陸軍の連隊に足を運びましたが、リアルな人間の感覚だったら 何はさておきふ久の居場所を求めてふ久と孫の顔を見に行くと思いません?

    室井と「ごちそうさん」を連呼する間があるのなら、愛娘に会いに行けよ!


    ◇◆◇ 「ごちそうさん」不定期感想 ◇◆◇
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      関東人なので 「ごちそうさま」という言葉はお馴染みだけど 「ごちそうさん」はあまり耳にすることはない …と以前、書いたことがあるので 今日の室井さんの「ごちそうさま」に 何となし和んでしまった>ぉ め以子は東京出身だけど大阪での暮らしが長いので
      • 何がなんだか…ひじゅに館
      • 2014/03/11 1:19 PM
      関東人なので「ごちそうさま」という言葉はお馴染みだけど「ごちそうさん」はあまり耳にすることはない…と以前、書いたことがあるので今日の室井さんの「ごちそうさま」に何と...
      • もう…何がなんだか日記
      • 2014/03/11 1:18 PM
      め以子は、和枝姉さんの嫁ぎ先で終戦を迎える。西門家に戻って家族を待とうと 決意しため以子。和枝姉さんは野菜を持たせてくれた。二度と戻ってこんでもええで。 といういけずは和枝姉さんらしくていい。戻ってすぐ希子や啓司と無事を 喜び合う。 しかし、希子は市
      • ジャオステーション
      • 2014/03/10 6:44 PM
      NHK総合・連続テレビ小説『ごちそうさん』(公式) 第23週『いもに見ていろ!』【第133回】の感想。 なお、本作は2/25にクランクアップしたため、ざっくり且つ皮肉混じりで観ておりますので、楽しくご覧になっている人や細部に拘る人は、読まない方が良いです。
      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2014/03/10 11:25 AM

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