僕のいた時間 第7話★海辺で拓人(三浦春馬) を抱きしめた恵(多部未華子)の涙
- 2014.02.20 Thursday
- 11:56
- フジTV系ドラマ、番組
勤め先で店長から広告の仕事をしてみないかと言われ、喜んで引き受けた拓人(三浦春馬)。
帰宅後、補助具の付いたペンでノートに「広告の仕事を始めた。」「一人暮らしを始めた。」と書き記します。
両親が陸人を実家に連れ帰ったから一人暮らしになっちゃった拓人は、病気と上手くつきあいながら何かを”始める”ことに喜びを感じてるってことですね。
病気が進行していくなかでも絶望することなく 新しいことを「始める」ってのは凄いなぁ。
仕事的には、右手だけでトラックボールを駆使してパソコン仕事をしてるのは大変だろうなって・・・。
−◆−
拓人の部屋に借りたままだったマフラーを返しに来た恵(多部未華子)。
マフラーが入ってる鞄を持つ左手には婚約指輪がキラリ・・・。
部屋に上がって床を拭き掃除してくれててる恵は「晩ご飯も作るよ。それぐらいはさせて。マフラー借りっぱなしだったんだし。あ、一緒に買い物行く?」
スーパーに買いものに・・・。
最初は硬かった二人でしたが、徐々に昔みたいに打ち解け始めます。
買い物から帰って来て、拓人の好物の唐揚げをこしらえた恵(多部未華子)。
補助具付きのフォークで唐揚げを突き刺して食べる拓人「おいしいーー!」
「よかった。」
「メグは、お腹すいてない?」
「繁之さんと食べるから。」
婚約者が居るという現実を思い出した恵は、少し顔を曇らせ「じゃあ、そろそろ。」と帰ります。
−◆−
ある日、車いすから立ち上がろうとした拓人が、床にバタンと倒れてしまいます。
たまたま恵が訪ねに来たから良かったんですが、あの状況は怖いですねぇ。
体が動かなくて緊急通報ボタンにも手が届かないし、机の上の携帯も取れないんだもの・・・。
−◆−
後日。病院で診察をうけてる拓人(三浦春馬)は、広告の仕事にやりがいを感じていることを主治医・谷本(吹越満)に報告したうえで「ふと思っちゃうんですよね、マウス動かせなくなったらやることないなって。でもすぐ、そんなこと考えてもしようがないと思い直すんですけど・・・。」
顔には出さないけど、病状が進んだときのことも頭をよぎってるんやね・・・。
拓人の表情や話しぶりから何か感じたのか「澤田さん。今 恋してらっしゃいます?」と谷本先生。
拓人「先生。冗談やめてくださいよ。してるわけないじゃないですか。」
谷本「えぇ、どうして。」
拓人「無理に決まってるじゃないですか。」
谷本「恋をするなって方が 無理だと思いますけどねぇ・・・。」
「あ、あとサッカーも続けて・・・」と強引に話題を変えた拓人。
恋心に再び火が付いたことを自覚したけど、叶わぬ恋だと思っているから恋の話題を終わらせたんでしょうね・・・。
快活に話を続けてるけど、切なさが募ってるんだろうなぁ・・・・。
−◆−
ブライダル企画の広告チラシを完成させた拓人は部屋に来ていた恵にチラシを披露。
恵「ホントに拓人が作ったの!? すごい、すごい。」
今打ち込んでいる広告の仕事が完成して、その成果物であるチラシを一番最初に恵(多部未華子)に見せたあたりに 拓人(三浦春馬)の気持ちが表れてるかな・・・。
恵が繁之と結婚してしまうことを理性では分かっていながらも、仕事を完成させた喜びを恵と分かち合いたいという気持ちが勝っちゃったんだろうなぁ。
屈託無く会話をしていた二人でしたが、ふと恵が「ねえ、あれって嘘だよね? 病気が分かったのは私と別れた後だって・・・・。」
無言の拓人。
恵も目を伏せちゃいましたが、気を取り直したように別の話題に切り替えた恵・・・・。
その後、簡単なピアノ曲を弾いてみるよう拓人を誘う恵。
二人並んで楽しそうに連弾。
まるで恋人のように二人でひとつのメロディを奏でてる。
お似合いの二人なんだけどなぁ・・・。
ふと目と目が合って、ぎこちなくなって目をそらした恵は「そろそろ時間」だと行って帰ることに・・・。
あんな風にしていたら、拓人の恋心が燃えあがっちゃうよ。
恋なんて無理だと思い込もうとしている拓人なのに・・・切ないじゃん。
恵も心の中で何かが変化してる様子・・・・。
−◆−
引っ越して繁之との同居を控えた恵(多部未華子)が拓人(三浦春馬)にメール。
<明日、会えませんか?>
シーンが変わると、例の砂浜。
恵はかつて二人で行った海辺に拓人を誘ったのかぁ・・・。
二人並んで砂浜の流木に腰掛けています。
恵「今日、引っ越しなの。だから、もう・・・・」
拓人「最後にしよう・・・会うの。」
海がキラキラと輝いています。
恵「拓人。今、何がしたい?」
じっと恵を見つめる拓人。
恵、もう一度「何がしたい?」
拓人「僕にはできないことだから。」
したいことがあるけど今の境遇ではできないこと?
恵「じゃあ、私がしたいこと してもいい?」
拓人に腕を回して彼を抱きしめた恵は、肩口に頭を預けてすすり泣き・・・。
拓人の部屋にカメラが移って拓人のノートが映りますと、そこには<メグを抱きしめたい>と書かれています。
僕にはできないこと=メグを抱きしめたい。
腕を上げることもできす、恵に抱きしめられたままの拓人の目から涙が一筋・・・。
携帯のバイブが鳴ってますが、恵は拓人に腕を回したまま泣き続けています。
左手の薬指には婚約指輪がチラリ・・・。
電話してるのは繁之(斎藤工)・・・・。
現状、今 恵の隣に居るのは拓人。
次回へ続く。
−◆−
以上『僕のいた時間』第7話。
ラストの場面に収斂していったエピソードが切なくてかつピュアでたまらない・・・。
拓人に腕を回してすすり泣く恵(多部未華子)の姿を見てウルッと来ちゃった。
理屈抜き。
ただただ感情が反応しちゃた。
多部ちゃんと三浦春馬は感じが良いわぁ・・・。
地味に原田美枝子や吹越満の演技も良いわ。
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
- フジTV系ドラマ、番組
- trackbacks(5)
- -
- -
- -