『軍師官兵衛』第7回「決断のとき」★柴田恭兵のアドバイスで決断「全ては生き残るため!」
- 2014.02.17 Monday
- 13:13
- NHKドラマ・番組
毛利方に付くか、織田信長につくか、小寺家の運命に関わる判断が迫られています。
毛利に付くべきだと考えている櫛橋左京進(金子ノブアキ)が小寺政職(片岡鶴太郎)に根回し。
「今のうちに毛利とよしみを通じるのが賢明かと・・・義を重んじる毛利につけば本領は安どにございます。」「皆が不安に思うといけません。早急に家中のものを集め毛利に付くと申し渡してはいかがでしょう。」
決断を渋っていた小寺政職でしたが、左京進に押し切られて大評定を招集。
−◆−
これを受けて黒田家を訪ねた左京進(金子ノブアキ)。
左京進は小寺政職が毛利に付く意向だと述べた上で「官兵衛、互いに小寺家のため、手を組もうではないか。」
微妙にズルい左京進(金子ノブアキ)・・・。
小寺政職は自分で毛利に付くとは言ってないのに・・・・。
織田のことを考えている官兵衛に左京進は、妹・力(酒井若菜)が嫁いだ上月が毛利と結んだことに言及し、もし織田に付けばきょうだいで戦うことになるのだと釘を刺します。
酒を注ぎに来た光(中谷美紀)に「光、よかったな。これで姉妹が敵味方にわかれることはなくなったぞ。」と左京進。
夫の思いを知ってか、複雑な表情を見せる光(中谷美紀)。
中谷美紀、良い感じ。
で、小寺政職をその気にさせ、官兵衛らにも事前工作する左京進(金子ノブアキ)って、なんか感じが良くない人物だわぁ・・・。
−◆−
迷う官兵衛に父・職隆(柴田恭兵)が「失うことを怖れるな。失うことを恐れるな。お前が考え、お前が決めるのだ。おじじならなんと言われたであろうな?」
官兵衛「全ては生き残るため!」
職隆「うむ。」
これで腹が決まった官兵衛・・・。
官兵衛もさることながら、柴田恭兵カッケェ!!
−◆−
大評定開始。
小寺政職「当家の行く末を決めようと思う。毛利に付くか 織田に付くか。どちらがよいか皆の存念を聞きたい。」
古参の家臣たちが毛利に付くべしだと意思表示。
左京進も「毛利に付くしか道はござらん。官兵衛もそれがしと同じ所存にございます。」
勝手に言うな!
ところが官兵衛「恐れながら・・」と割って入ります。
「それがしは・・・・織田につくのが最善の道と心得ます。」
ざわつく一同。
官兵衛「まずは毛利について申し述べます。毛利は確かに大国ではございますが、先君・元就公の遺言に従い自国の領土を守るのみで天下を取る気概がございませぬ。しかも家督を継いだのはまだ若い輝元殿。叔父の元春殿、隆景殿の助けなくば采配も振るえぬ若輩者という事でございます。そのような者を大将に頂いて果たしてあの織田に勝てるとお思いか!!!」と、最後は声を張り上げました。
官兵衛「一方、織田信長は世に堂々と天下布武を掲げております。『国を治むる者は 義立てば すなわち王たり』 織田は大義を持って兵を進めているからこそ 僅か尾張半国から身を起こし今川義元、浅井、朝倉を滅ぼし、ついには武田をも打ち破る事ができたのでございます。その勢いは大河のごとくとどまる事を知りませぬ。」と現状分析。
武田を打ち破ったのは大きいわなぁ・・・。
官兵衛「更に織田の強みは大義だけではございませぬ。何よりもその政。織田は楽市楽座、関所を廃するなど新たな試みを次々と取り入れ、その領内は繁栄を極めておりまする。人々がおのずと集い財も集まる。」とオダノミクスについて解説。
官兵衛「家中においては門地門閥によらず取り立てるゆえ 才覚ある者が揃い万全の構え。武勇知謀ともに備わった織田信長こそが天下人となるに相違ありませぬ!!」
左京進「何をたわけたことを!!!!」
官兵衛、言葉に熱を込めて「小寺家百年の大計にございます!天下の潮流に遅れてはなりませぬ!ここを見誤っては当家は間違いなく滅びます。全ては生き残るため、我らが生き残るには この道しかございませぬ!!」
岡田准一君、カッケェ!!
で、赤鼻の小寺政職は、官兵衛の力強い言葉にコロっと説得されて「相分かった。」
文句を言う家臣をしかりつけ「儂は官兵衛の意見をよしとする。」
決断が早いと言うべきか、少し危なっかしいと見るべきか、小寺政職はユニークな人物であります。
−◆−
織田信長と話を付ける特使として官兵衛が岐阜に向かいます。
まずは信長とのコネがある荒木村重(田中哲司)と会うために伊丹市の有岡城を訪れた官兵衛たち・・・。
今回もだし(桐谷美玲)が出てきて「官兵衛様。信長様にキモを抜かれぬようお気を付けなされませ。」云々・・・・。
個人的にどうしても桐谷美玲は苦手・・・。
セリフがナチュラルじゃない・・・・。
−◆−
信長(江口洋介)そんなこんなでついに織田信長の面前に・・・。
<黒田官兵衛、このとき30歳。歴史の表舞台に出ようとしていた。>
藤村志保さんの後任・広瀬修子さんの無難なナレーションが入って次回へ続く。
聞き取りにくいと言う評判もあったけど、やっぱ藤村志保さんの方が味が有ったなぁ・・・。
−◆−
こんな感じだった『黒田官兵衛』第7話。
『平清盛』や『江』なんかと比べると無難で堅実。
サラッとしていて、嫌味が無い。
岡田准一君の演技は軽すぎず重すぎずで良い塩梅・・・・。
中谷美紀、柴田恭兵、濱田岳、高橋一生らにも好感を持てます。
必ずしも視聴率が高いわけじゃ無いようだけど、まずまずじゃないですかねぇ・・・。
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