緊急取調室 第5話★三匹のオバサン!?
- 2014.02.14 Friday
- 09:56
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可視化設備の整った特別取調室で緊急事案に対応するのが「緊急事案対応取調班」であるからして、事件そのものに緊急性、特殊性、重大性がなきゃダメだと思うんだけど、過去4話がこの要件に当たってるとは思えませんでした。
かろうじて安達祐実や神保悟志は容疑者として”難儀な存在”だったから多少はマシだったけど、今回は普通のオバチャン3名が対象。
それも”容疑者”として取り調べるのではなく”目撃者”としての事情聴取・・・。
過去話では、被害者が国家の機密に関わる業務に携わっていたからだとか、検察への送致期限が迫っているからとか、事件を『緊急取調室』が担当する”理由付け”があったけど、今回はその手の言い訳も特になく、なんとなく普通のオバサン3名から事情を聞く始末・・・・。
被害者が 8年前に取り逃がした指名手配犯で詐欺グループの幹部であるというだけではキントリが担当する必然性を感じられません。
可視化設備の整った特別な取調室を用い、その道のプロフェッショナルが担当するのだという”必然性”を脚本に加味することをサボってる??
少なくとも、カメラを備えた可視化対応の特別取調室であるという設定は全く生きていません。
緊急事案に対応する特別チームであるという根本的な設定を取り払う必要があるように感じます。
−◆−
で、目撃者の春日小夜子(根岸季衣)、望月芳江(茅島成美)、松井蘭子(西尾まり)から話を聞くと、三人とも犯人は40歳前後の中肉中背の男。髪は短く、眉が濃く、細面で、頬には”ほくろ”があったと証言。
暗い夜に、少し離れた場所から目撃したのに、オバサンらが”ほくろ”まで見分けちゃうのは変だと瞬間的に分かりそうなものなんですけど、「緊急事案対応取調班」の面々はすぐには気づかず似顔絵を描く始末・・・。
後になってこれに気づく面々・・・。
この時点で、すでにストーリーが陳腐になってしまい、今回の事件は駄目エピソードになっちゃいました。
そこ上 今回は、中田(大杉漣)、菱本(でんでん)、小石川(小日向文世)の個性も色濃く反映できてなかったし・・・。
−◆−
ドラマの最終盤・・・。
真壁(天海祐希)が亡くなった夫の件で「まだあきらめていない」のだとして梶山管理官(田中哲司)に電話しています。
電話を受けてる梶山管理官にはブラックな雰囲気・・・。
その場には郷原刑事部長(草刈正雄)もいて、やっぱりブラックな雰囲気・・・。
1話完結部分でさえ充分な出来じゃないのに、こんな謎めいた雰囲気を醸し出されてもねぇ・・・。
とりあえず、今回感じたことは以上です。
取り調べ対象にオーラやインパクトや大物感がないと面白味が出ませんね。
普通のオバチャンでは物足りません・・・。
回が進むにつれて内容が整いつつあるかと思ってましたが、今回は低調でした。
この程度なら、TBSの『隠蔽捜査』の方が遙かに面白いです。
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★仮面ライダー鎧武 第17話
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