『軍師官兵衛』第6回「信長の賭け」★光(中谷美紀)に鰻の差し入れ
- 2014.02.10 Monday
- 11:12
- NHKドラマ・番組
今回は。信長(江口洋介)は、足利義昭(吹越満)との駆け引きや延暦寺焼き討ちなど色々とあるわけですが、前回のように官兵衛(岡田准一)が戦に参戦するような目立つエピソードはなく、地味に進行・・・・。
で、長男・松寿丸も数えで5歳になったある日、『あしたのジョー』の丹下段平を少しスマートにしたような黒田休夢(隆大介)が訪ねてきて、「体の具合はどうじゃ。大事ないか?」と光(中谷美紀)に尋ねます。
休夢さんは、どうやら二人目の子供ができないことを案じている様子で、土産だとして生きたうなぎを差し入れて「たんと精を付けるのじゃぞ。」
今ならセクハラ? 妊ハラ?
その晩 早速 夕食のおかずが鰻。
「蒲焼き」じゃなくて、「ぶつ切り」になってる鰻って微妙に気色悪いわぁ・・・。
でも、殿(岡田准一)は「うん、うん、うまい!」
じっと官兵衛を見つめていたかと思うと、すぐに目を泳がせる光(中谷美紀)。
官兵衛「どうした?」
光「父から文が届きました。姉がまた身ごもったと。私より後から嫁いだというのに、もう二人目。父も案じておりました。次はまだかと・・。」
「光は松寿丸を生んでくれたではないか。それで充分じゃ。感謝しておる。」
鰻を食べてこんなことを言う官兵衛、好感度がうなぎ登り!?
光は官兵衛の目をじっと見つめて「殿、側女をお持ちなされませ。そして お子を作りなさいませ。」
官兵衛「側室は持たぬ。おなごはそなただけでよい。」と述べて鰻をパクリ。
ろうそくの琥珀色の明かりの中に浮かぶ表情豊かな中谷美紀が素敵!!
とくに、目の演技が抜群!!!
柔らかい視線や、心の強さが滲む視線など、とっても良い。
まさに「目は口ほどにものを言い」って感じです。
−◆−
摂津平定で功を上げた荒木村重(田中哲司)。
信長に認められ、かつて官兵衛に夢を語ったとおり城を持つことに・・・。
で、その摂津茨木城を官兵衛と栗山善助(濱田岳)太兵衛(速水もこみち)が訪ねます。
荒木村重は大喜び。
茶室に官兵衛を招いて足利将軍家由来の茶碗を披露。
城が買える程の価値があるという茶碗について「信長様も上洛以来、名物の茶道具を集めるのにご執心のようだが、これだけは死んでも手放さん。」
お茶碗への執着心は強い荒木村重---数年先に有岡城で妻子についても「死んでも手放さん。」と言えば格好良いんだけど、自分だけ逃げちゃうんだものなぁ・・・。
−◆−
信長について尋ねる官兵衛。
荒木村重「魔王と呼ぶ者もおる。あのお方はこの世で自分以外は何も信じておられんのかもしれん。あれほど恐ろしい方はおらぬ。されど、あのお方には人を引きつける何かがあるのじゃ。ついて行きたいと思わせる何かが・・・。」
そんなに大層なBGM流さなんでも・・・・。
−◆−
夜は歓迎コンパ。
荒木村重の若妻・だし(桐谷美玲)が舞を披露しております。
「可愛いでしょ」的な映し方で 顔が何度かアップに・・・。
本物の”だし”は楊貴妃にたとえられる程の美女だったらしいですね。
桐谷美玲・・・この子、顔は可愛いけど、今ひとつパッとしない・・・。
『ZERO』で「桐谷キャスター」と呼ばれてるのも好きじゃないんですよねぇ・・・。
それにしても「だし」って名前はどういう意図でつけられたのか解説して欲しくなっちゃいます。
俺の女房の名前「だし」だし・・・ってややこしいでしょ。
本筋に戻って・・・・。
舞を終えて官兵衛に酒を注ぐ”だし”。
官兵衛、照れたのか赤面・・・。
ここで官兵衛に赤面させた意味はよく理解できませんでした。
単に”だし”が美女であることを強調しただけなのか、先々のことへの布石なのか・・・何もないよなぁ!?
−◆−
岳父・左京亮(益岡徹)が亡くなり、官兵衛(岡田准一)は地元に帰還。
光(中谷美紀)が官兵衛に「二人目を見せて差し上げとうございました。」
ウルウルの涙目が素敵すぎる中谷美紀!!
官兵衛「焦るな光。子は授かりものだ。まだ見ぬ子より今いる松寿丸をしかと育てることが大事。そうではないか?」
助平な秀吉なんかとはかなりタイプが違う官兵衛の励ましに「はい。」と返事した光(中谷美紀)。
官兵衛「舅殿は立派なお人じゃった。無念じゃ。」と述べて涙がポロリ。
手と手を重ねる官兵衛と光・・・。
−◆−
信長のあれやこれやは省略で、目に付いた部分だけ抜き出した『軍師官兵衛』第6話の感想でした。
さて、先日の『スタジオパーク』で母里小兵衛を演じた勉さん=塩見三省さんが、岡田准一が「あの時代でも通用する。」と真顔でおっしゃってたのが印象に残りました。
武術から何もかも含めて、戦国時代に行っても武将として生きていけそうだと・・・。
そういう魅力が、今後画面から滲んでくることを期待してます。
−◆−
余談。
太兵衛(速水もこみち)は1000人の敵を倒すために滝で鍛錬。
『ごちそうさん』の源太(和田正人)は1000人のおねえちゃんとつきあうのが夢。
だからどいうってことはないんですけど、1000人繋がりやなぁ、って。
−◆−
もう一つ余談。
永井一郎さんの波平がラストを迎えたこの日、くしくも藤村志保さんのナレーションも最後になりました。
一部で評判が芳しくないナレーションですが、古き良き時代の時代劇の味が出ていただけに交代は残念です。
◇◆◇ 連ドラなど感想 ◇◆◇
★緊急取調室 第5話
★相棒season12 第15話
★僕のいた時間 第6話
★隠蔽捜査 第5話
★『サザエさん』永井一郎さんラスト
★仮面ライダー鎧武 第17話
★最高の離婚Special 2014
★三匹のおっさん#4と天誅〜闇の仕置人#3
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