ごちそうさん 第105回★ふ久(松浦雅)「2人の青春は、うちの青春やから。」
- 2014.02.05 Wednesday
- 12:11
- NHKドラマ・番組
試合が終わって帰って来た泰介(菅田将暉)と諸岡(中山義紘)
浮かぬ顔の二人にお静さんが「お帰り。あかんかったんか? 試合。」
泰介、制帽を脱いで「ううん。勝った。」
泰介の微妙な表情に気づかないめ以子が拍手しながら「すごいな。やっぱり。」
しかし妙な雰囲気で上り框に座った泰介。
お静さん「何かあったんか?」
泰介「試合は勝った。けど、全国大会はなしやって。今後5年間、全国大会は中止。甲子園はないんやて。」
め以子は事態が飲み込めず「え、え、えっ!? せやけど、そんなん、何で?」
何でって、大人なら どんなご時世か分かるでしょうが・・・。
諸岡「ほな。自分は、これで失礼します。」
め以子「ご飯。ご飯食べていき。」
諸岡「頂けませんよ、そんなん。もう、甲子園 無いのに。」
ちょっとオネエっぽい活男が「今更、そんな事言わんでも。大会始まる前から、来てはったやんか。」と独特のオーラで話しかけます。
恐縮ながら、活男(西畑大吾)の演技や個性がちょっと苦手だわ。
−◆−
結局、め以子と活男に勧められてこの日も諸岡は西岡家で夕食を摂ることに・・・。
活男「これ、無茶苦茶うまいんですよ。タルタルソース。」
白身魚(エイ)のカツを一口食べた諸岡は少し間をためてから「何なんですか? これは?」
彦摩呂や出川哲朗以上のリアクションです!!
め以子「おいしい?」
諸岡「おいしいなんてもんやないです!」
お静さん「ほな、がつがついき! がつがつ。」
諸岡「この、上にかかってるのは、どうやって作るんですか?」
このシチュエーションで旧制中学の生徒が作り方を聞くか??
め以子「卵でマヨネーズ作って、そこに、ぬか漬けのキュウリとラッキョウをきざんで。で、梅酢と、梅干しと、お砂糖入れてんよ。」とうっすら どや顔。
泰介と諸岡のカツにしかタルタルソースが掛かっていないことに気づいた諸岡は「僕たちの、ために?」
め以子が芝居がかった口調で「大変やと思うやろ? ところがや〜。鶏飼うてはるオジサンに、オバチャンが、ニコ〜って笑たらな、ふって、卵が出てきてんよ〜。おばちゃんの魅力で、一発やていう話や。」
またまた恐縮ながら、オバチャンっぽさを強調して見せた杏ちゃんの演技も苦手かも・・・。
ちょっと鼻につきました。
で、俯いて泣き始めた諸岡。箸を置いて「すいません。こんなに応援して頂いたのに甲子園行かれへんで。ほんま すいません。」
一同で諸岡を力づけ、め以子が涙しながら「もう食べ! もう、おばちゃんの分も食べ! ぎょうさん食べ。お代わりはいっくらでもあるからなあ。」
やっぱり、この場面の杏ちゃんの演技、苦手。
『ごちそうさん』が始まるまでは杏ちゃんのファンだったんだけどなぁ・・・。
演出的に、この夕食シーンはいわゆる「臭い芝居」ってやつで、なんか上滑りしてる印象を受けました。
−◆−
食後、路地でキャッチボールする諸岡と泰介。
門の中のふ久(松浦雅)が星飛雄馬の姉・明子みたいな感じで様子をうかがっています。
キャッチボールを終えて家に入ろうとする諸岡の前に立ちふさがったふ久(松浦雅)。
「あの。諸岡君。これからも、遠慮せんと来てな。」
諸岡「え?」
無表情のままふ久は「2人の青春は、うちの青春やから。」
<いつの世も、変わらぬ青春の佇まい。けれど時代は移り変わっていくのでございました。>
ふ久(松浦雅)って、ほんまに不思議なキャラやわぁ〜〜〜。
筋金入りのリケジョで、その上 青春フェチ!?
人物造形がカチッと固まってるのか、微妙にぶれてるのか理解の範疇を超えています。
もしかして、ふ久の”謎の視線”にまつわるエピソードって、これがオチになるの??
次は「源太エピソード」が待ってるから、ここで一区切り??
以上が『ごちそうさん』第105話の観察結果。
時代を描こうとしてるのに、あの時代の臭いや肌触りが伝わってこないのが物足りない・・・。
今回もネガティブなことばかり書いちゃいました。
◇◆◇ 連ドラなど感想 ◇◆◇
★緊急取調室 第4話
★僕のいた時間 第5話
★ドラマ10「紙の月」第5回(終)
★隠蔽捜査 第4話
★『軍師官兵衛』第5回
★S−最後の警官− 第4話
★仮面ライダー鎧武 第16話
★三匹のおっさん#3と天誅〜闇の仕置人#2
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