僕のいた時間 第3話★熱演の三浦春馬と多部ちゃんが混浴
- 2014.01.23 Thursday
- 12:32
- フジTV系ドラマ、番組
僕のいた時間 第3話
拓人は恵の家に招待され、恵の母・翔子(浅田美代子)はすっかり拓人のことを気に入ったようす・・・。
食後、拓人は恵に部屋に・・・・。
恋する二人がほほえましくて、可愛らしくて・・・・。
拓人の左手をアロママッサージしてあげる多部ちゃん可愛すぎ!!
だけど、左手が調子悪いことが先々の運命に関わってることに恵(多部未華子)はまだ気づいていないから切ないわ。
−◆−
仕事中、腕に力が入らず、商品を落として傷をつけてしまった拓人は、再び整形外科を訪れます。
医師は「ウチには神経内科が無いので紹介状を書きますね。」
大学病院の神経内科に行くことになり、神経内科医・谷本(吹越満)の診察を受けます。
家族も一緒に診断を聞いて欲しいと言う谷本ですが、拓人は応じず一人で聞くと言い張ります。
仕方なく谷本が拓人に話し始めます・・・
「病気の進行とともに症状が変化します。その変化ひとつずつに対応していかなければなりません。今はまだ手足の運動障害だけですが、症状が進むと体全体の筋肉が弱くなって 喋りにくくなったり、食べ物を飲み込めなくなったりします。さらに症状が進むと 呼吸障害が起こります。生きていくためには人工呼吸器を装着する必要があります。装着しなかった場合は発症を多くが3年から5年で呼吸筋麻痺になり亡くなります。」
残酷な宣告は、拓人がネットで調べ尽くしていた「ALS=筋委縮性側索硬化症」でした。
−◆−
拓人の自宅に恵、陽菜(山本美月)、水島(風間俊介)が集っていて、その場で拓人は恵を温泉旅行に誘います。
水島「温泉のパンフレットは見ているだけで楽しいね、俺なんてさあ、こないだ生命保険のパンフレット見せられて・・・。」と同級生から営業活動を受けたことを口にします。
さらに保険の誘いを断ったという水島は「オレなんて死んだって困る人いないもん。」
そんな水島に恵は「病気になった時のために、医療保険を必要じゃない? 自分のために。」
水島は「まだ若いし、病気になる予定もないし。」
ALSと診断され、死に直面している拓人の前で生命保険の話になるというのは些かあざとかったです。
で、恵を温泉旅行に誘った拓人は、思い出作りを考えたのか、楽しいことで気を紛らわせたいのか、あるいはただ残った時間を無駄にしたくなくてのことなのか・・・・。
ただ恋人と旅行したいだけのことではなく、切ない動機があるように思えました。
−◆−
大学病院を訪れた拓人は、病室を覗いてしまいます。
そこには、人工呼吸器を装着したALSの患者・・・・。
目しか動かせないようです。
動揺した拓人は診察も受けずに帰って行きました。
自分の行く末を目にしたような拓人のショックを考えると、何とも言えないです。
心の支えが無いと、精神的に追い込まれちゃうんじゃないですかねぇ・・・
−◆−
温泉旅行に来た拓人と恵。
メッチャ楽しそうな二人が風呂場に向かいます。
てっきり男湯と女湯に別れて仕切り越しに話しでもするのかと思いきや、なんと混浴でした!!
うらやましーーーーーー!!
エロくなくて、可愛い多部ちゃん。
女性ファンには三浦春馬の肌の露出が足りない?
お風呂の中でも動きにくい左手の話題になって、まだALSのことを知らされていない恵は「ここのお湯、拓人の腕に効くかな?」
幸せであればある程、やがて来る運命が過酷になるような・・・。
−◆−
いたたまれなくなり大学病院を訪ねた拓人は「誤診ってことないですか? 入社前の健康診断 全然問題なかったんですよ。」と谷本医師に迫ります。
誤診であって欲しいという切なる願いからの言葉か・・・・。
拓人「俺見ちゃいました、人工呼吸器つけた人。自分で体を動かさないんですよね? 食べられないんですよねぇ? 喋れないんですよね? 機械で息してるんですよね? 何もできないのに意識だけはハッキリしてるんですよね? 」
谷本医師「突然そうなるというわけではありません。」
患者のメンタル面も考えて、淡々と受け答えしてる様子。
拓人「でも、早ければ1年ぐらいでそうなるかもしれないですよね?」
谷本医師「澤田さん、ALSが進行してたとえ体が動かなくなったとしても、一人一人の生き様は違います。皆さん自分の人生を生きていらっしゃいます。」
「それで生きてるって言えるんですか!!!!!」
拓人は半笑いになって「別にいいんですけど、まぁ今だって別にやりたいことがあるわけじゃないし。中身のない薄っぺらい人間だし。なんとなく生きてきただけだし。付き合ってきた子たちだってその時たのしければいいやっていう軽い感じで付き合ってきたし。親のことだって、俺 別にあてにされてないし、弟がいるし。大切な物とか守らなきゃいけないものなんて何にもないし。誰からも必要とされてないし。じゃあ帰りま〜す。」
チャラい男を演じて自分をごまかした拓人・・・・。
感情をぶつけるところが無くて 谷本医師にぶつけるしか仕方が無かったのが辛い。
こうして不条理な病気への「怒りや怖れや悲しみ」がない交ぜになった表情を見せた三浦春馬の演技が凄かった。
−◆−
帰宅し、母親が作り置きした唐揚げを口にした拓人の目から涙・・・。
感情が沸き上がってきて しゃくり上げ始めた拓人が「助けて・・・」と嗚咽。
ここも三浦春馬の演技が際立っていました。
−◆−
概ねこんな感じだった『僕のいた時間』 第3話
三浦春馬を中心に切なさが滲む「良い部分」と、生命保険の話題が出た場面のような「あざとい場面」が混ぜこぜです。
あと、家庭教師での拓人の教え子・すみれ(浜辺美波)が恵(多部未華子)に嫉妬した場面がありましたが、これ要ったのかな?
さらには向井(斎藤工)が恵にチョッカイかけて来てるのですが、拓人の命を描くドラマにそんな要素が必要なのか・・・。
次話以降で上手く処理をしないと、ドラマが安っぽくなる危険性をはらんでるように感じました。
また、古くは『愛と死をみつめて』から『世界の中心で愛を叫ぶ』『美丘』などなど、恋愛・病気モノは枚挙にいとまがないので、よほどシッカリと作り込まないと視聴者から見放されるかも・・・・。
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