「リーガルハイ 2」第10話(終)★黛(ガッキー)はリニア実験線で時速505キロの試験走行!?
- 2013.12.19 Thursday
- 12:41
- フジTV系ドラマ、番組
30分拡大でも苦痛を感じないのはたいしたもんです。
−◆−
安藤貴和(小雪)を羽生(岡田将生)が面会。
羽生「古美門先生はやはり最高の弁護士です。無罪にするかもしれない。でも あなたは無罪になるべきじゃない。過去に何人も殺してるでしょう。」
”無罪になるべきじゃない”って部分が羽生の思考の中心ですね。
貴和「過去の事件は関係ないでしょ。」
全くその通りで、今回の裁判で問われているのは徳永光一郎殺害事件のみでありますが、羽生は過去の罪まで一切合切にして判断してる。
法律家とは思えない思考です。
羽生は「ええ。それでもあなたは徳永光一郎殺害の罪を認めるべきだ。 でも、ぼくはあなたを死刑にしたくない。僕が差し戻し審を担当し無期懲役に持ち込みます。」
羽生(岡田将生)が醍醐実検事(松平健)に手を回して 差し戻し審を担当するんだけど、弁護士事務所を開設している羽生が、いともたやすく検事に任官できて、希望の裁判を担当できるものなの??
検事って法務省が任官・配置するんじゃないの?
まあ、ドラマの都合もあるから細かいことはイイっか・・・。
−◆−
さて裁判・・・。
黛「安藤貴和という女性は確かにとんでもない悪女です。断固厳罰に処すべきです。毒物及び劇物取締法違反の。本件は殺人事件ではなく事故死の可能性が高いので。」
右手の人差し指を立たせて古美門みたいな仕草です。
さらには、横分けを指でなぞる古美門のように、黛は横一線の前髪を指でなぞります・・。
ガッキー可愛らしいなぁ。
威勢よく弁論した黛でしたが、弁護士側の席に戻って机につっぷし「私、汚れました。」
これまでガッキーのファンじゃなかったけど、だんだん新垣結衣に魅力を感じるようになってきちゃった〜〜〜。
主張を覆された羽生は貴和に対して「あなたがこれまでしてきた犯行の自供は何だったんですか?」と気色ばみます。
そのまま古美門に向かって「明らかにでっち上げだ。裁判を冒涜してる!」と、冷静を欠いた態度。
古美門「何をもってでっちあげと断ずるのですか? 根拠もなく被告人の魂の叫びを否定することこそ冒涜だ。」
羽生は苦し紛れに「未必の故意…そう、未必の故意です。あなたは殺そうとして毒物を持っていき、わざとおいてきたこうなる結果を予測して。これは紛れもなく殺人です。被告人自身が証言しているんです。」と、裁判長に主張。
余裕の古美門は「なるほど。ということは検察も彼女のこの証言を採用するわけですねぇ。あなた方が ここまで積み上げてきた証拠とは全く異なりますが。ならば ここまで一貫してなされた主張と証拠は全て間違いでしたと認めてください。その上で未必の故意による殺人を証明する証拠を揃え、一から起訴し直していただきたい!」
裁判長が貴和に退廷するよう促します。
しかし羽生は「待て安藤貴和! こんなばかげた証言、僕は認めない。僕がが君にどれだけ力を尽くしたと思ってるんだ。こんな裏切りあるか?」
古美門「意味不明なこと口走ってるぞ。」
黛「羽生君、これもウィンウィンなんじゃないかな。」
羽生は感情を高ぶらせ「彼女を無罪にしてウィンウィンなわけがない! 彼女がこれまでどれだけ多くの人を不幸にしてきたか知ってるでしょう。せめて十数年、刑務所内で悔い改めてから、社会に戻すべきだ。」
当該裁判の対象となる訴因以外の事件をも併せて安藤貴和を裁こうと考えている羽生は、何様のつもりか知らないけど「正義の味方」になったかのごとく思い上がっているわけであります。
髪の毛を振り乱した羽生は「先生、あなたはいつも人間の欲望に火をつけ、争いけしかける。極端で攻撃的な言葉を多用して説き伏せて、愚かな人間ほど威勢のいい言葉になびきますからね。人間の愚かさ、醜さを利用して勝ってきたのが あなたの手法なんです! でも、そこに幸せはありませんよ。ただ一時の快感があるだけです。幸せは 不本意でも面倒でも、お互いが懸命に妥協点を見つけ出すことでしかないんです。争いを避け みんなが幸せになる社会とはそういうことなんです! 相手に譲ること、与えることは、勇敢で気高い人間でないとできない。古美門先生、あなたが勝ちにこだわるのは、臆病だからだ。違いますか?」
黛がぽつりと「違わないと思う」
羽生の言い分を一顧だにしない古美門は「だとしても 君には皆を幸せにすることはできない。」
本田ジェーンが「どうして? 晴樹は げんにたくさんの人々を幸せにしてきたわ。」と口を挟みます。
今回の本田ジェーン、微妙にウザいな。
羽生「人間の純粋さを信じることです。醜さではなく美しさを見ることです。誰しもそれを持っているから」
ほとんど宗教の世界!?
検事ではなく教祖様じゃ!!
古美門「ハハハ、やっぱり君は救えないなぁ。」
羽生「僕の どこが間違っているんです?」
古美門「間違ってない と思っているところだよ! 君は『人間は愚かだ』と言った。全く同感だ、どいつもこいつも愚かで卑劣だよ。自分の名誉のために誰彼構わず攻撃する見えっ張り。妻が美しくなければ許せない夫。お隣への嫉妬に狂う主婦。手柄を独り占めしたい会社員。何人もの男を同時に愛したい女。努力しない凡人を許せない天才。便利で贅沢な暮らしをしたくて昔ながらの暮らしを放棄する人々。欲望のために男を手玉にとる悪女。わがままで勝手で醜い底辺のごみ屑ども。それこそが我々人間だ。」
脚本家・古沢良太さんの人間論?
羽生「だから、だからそれを導こうと。」
そういう考え方が羽生の若さ故の傲岸・・・。。
古美門「それが違うんだよ。まずそこから降りろ。自分も醜い底辺のごみ屑であることを自覚しろ!」
このセリフ、良いわ!
本田ジェーンが「晴樹は醜くないじゃない」と羽生をかばいます。
彼らは大人のくせにファーストネームで呼び合うオママゴト集団やね。
古美門は羽生の周りを歩きながら「いいや相当醜いね。自分の理想の実現のために裁判を利用し、人をたらしこみ、だまし 操る。自分の賢さにうぬぼれ、人のためにつくす自分が大好きで、犯す危険に酔いしれる。」
図星を突かれたからか、羽生は顔をこわばらせて「違う!!!」
古美門は「皆を幸せにしたい。ウィンウィンにしたい。しかしそれは しょせん君個人の欲望だ! 皆から感謝され、ファンレターをいっぱいもらい、ベストジーニスト賞まで 私より先にもらい、さぞ満足だろう。だが君がやていることはウィンウィンじゃない! 小さなルーザーをたくさん作って君ひとりがウィナーになることだ。」
勢いが止まらない古美門は人差し指をたて 羽生の正面から体を寄せながら「いいか、君の本性を教えてやるからよく聞け。君は独善的で、人を見下し、いい男ぶった、薄ら笑いが気持ち悪くて、スーツのセンスがおかしくて、漢字もろくに書けなくて、英語もサッカーもそれほどうまくない。でたらめなことわざを作る、甘くてぬるくてちょろい、裏工作をしてみたら、たまたまうまくいっただけの、ゆとりの国のポンコツ へたれ、天パー 短足 クソ王子だ! バ〜〜カ〜〜!!」と畳みかけます。
これぞ古美門節!!
はげしい口撃を受けた羽生が顔をゆがめて「ぐぅうわー!」と動物が咆哮するみたいな声を出しながら古美門の胸ぐらをつかみます。
しかし腰砕けになり床に膝をついた羽生は「そんなひどいこと言わなくたっていいじゃないか…。僕だって一生懸命やってるのに…。」と、むせび泣きます。
古美門が魔法のように手鏡を取り出して羽生の足元に置きますと、羽生の歪んだ顔が映ります。
「いい顔になったじゃないか。人間の世界にようこそ。もし君がみなが幸せになる世界を築きたいと本気で思うなら、方法は一つだ。醜さを愛せ。」
羽生、嗚咽・・・・。
そんなこんなで安藤貴和には無罪判決。
長ゼリフ、早口の古美門=堺雅人の魅力はたいしたものだけど、メッセージ性が織り込まれてるのか、そうでないのか、痛快なのか、そうでもないのか、脚本に半端さを感じなくもなかったハイライトシーンでした。
−◆−
古美門事務所で黛が騒いでいます。
「じゃあ貴和さんと五月ちゃんは? てゆうか何が真実なんでしたっけ? えっと… 光一郎さんが五月さんを道連れに心中しようとした?」
服部「のかもしれませんな」
黛「え? じゃ やっぱり五月ちゃんが犯人?」
服部「かもしれませんな。」
黛「まさか貴和さん?」
服部「かもしれませんぞ。」
黛「ちょっと待ってください。じゃ私、何のために裁判の時にあんなでっちあげの真実語ったんですか?」
服部「案外それが真実かもしれません。」
黛(ガッキー)の思いと小生の思いが一致。
なんかややこしい安藤貴和の事件って、いったい何がどうだったのか、頭の中で整理がつかないんだもの。
で、会話する二人を横目に見ながら腹筋し続けてる古美門。
何回連続腹筋したかな----へタレっぽい文科系だと思っていたけど意外に腹筋は強い!?
古美門のイメージは、腹筋2回でへばりそうなんだけどなぁ・・・・。
−◆−
完膚無きまでの敗北を喫した羽生(岡田将生)は旅に出ることに・・・。
本田ジェーン(黒木華)は検察に残ることに・・・。
彼女は初回の頃の暗いオーラが復活していて、桐紋が染め抜かれた風呂敷包みを手にして醍醐に電話。「ようやく目が覚めました。本当の自分を思い出した気がします。」
醍醐や本田ジェーンと古美門の戦いが続きそうな気配がチョろっと滲んだシーン。
−◆−
わざわざ三木(生瀬勝久)の事務所に出向いた古美門。
「一言とお礼を申し上げようと思いまして。安藤貴和を譲って下さったおかげで私の無敗記録は完全復活。名声はさらに高まりました。『三木先生は無実の被告人を有罪で手を打とうとした 間抜けな弁護人』 一部でそうあざ笑っているものもいるそうですが、気にすることはありません。勝ち負けじゃありませんから。では今後も仲良くやりましょ。」と嫌味たっぷり・・・。
古美門が帰って行った後、怒り心頭の三木は「こうなったら古美門の首に懸賞金をかける。どんな手を使ってでもやつを地獄へ叩き落とす!」と、もの凄い表情。
あのハムスターの遺影も出てきて、三木と古美門の戦いも続きそう・・・サードシーズンかスペシャルかな??
−◆−
バスに乗った羽生がデジタルフォトフレームに指を伸ばします。
てっきり黛(ガッキー)の顔をなぞるのかと思いきや、なんとまあ ひたすら古美門の分け目を指でなぞりっぱなし・・・。
じぇじぇじぇ! こいつ、古美門に恋してるんちゃうか!?
(久しぶりに「じぇじぇ」を使えた〜〜。)
−◆−
服部(里見浩太朗)さんが電話で「羽生先生も確かに逸材ではございましたが、やはりご子息を倒してくださるのは黛先生かと存じます。 は? ご子息でございますか? ますます増長して、さすがにこの服部も手を焼いております。」
古美門清蔵(中村敦夫)さんとの電話みたいです。
やはり、続きがありそうな気配が漂います。
−◆−
古美門にこき使われている服部(里見浩太朗)さんが過労死するかもしれないとぼやいてみせると、黛が「それはいけませんね。仕方ない戻ってあげますか。結局 古美門事務所は、なんだかんだいって 私で持ってたようなもんですからね。」と古美門事務所への復帰に言及。
古美門「君のような愚かな弁護士などいらない。」
黛は羽生みたいに指をならして「愚かさを愛しましょうよ。」
古美門が黛につかみかかり「愛せるわけないだろ。私は君達のような底辺の愚民どもとは違うのだ。一度リニアモーターカーの先頭に括りつけられて山梨リニア実験線の時速505キロで試験走行してもらうといい! 少しはマシになるだろう!!」
前々回あたりからファーストシーズンの香りがしてきたのですが、最後の最後に『リーガルハイ』らしい《古美門の大人げないセリフ》が炸裂。
古美門(堺雅人)と黛(ガッキー)の、こういう言葉の応酬がなくっちゃ『リーガルハイ』じゃない。
−◆−
てなわけで『リーガルハイ・セカンドシーズン』終了。
半沢直樹(堺雅人)と古美門(堺雅人)のイメージとの差異をつけたかったのか、ハチャメチャ・ドタバタぶりを強調した感じが強かった前半の数話には違和感を覚えました。
もっと知的なくすぐりが入るはずなのに、ベタな笑いが多かった前半数話。
ナンセンスでシニカル、あるいはブラックな笑いを期待してるのにね・・・。
結局、最終回で20%を超えるまでの勢いはなかったですね。
あと一歩、何かが足りない。あるいは、何かが余計だったように思います。
古沢脚本の限界みたいなもの・・・。
結果的に視聴率はセカンドシーズンの方が高かったのですが、ファーストシーズンの方が良くも悪くも濃厚だった気がします。
(ガッキーは、セカンドシーズンの方が演技が向上してた気が・・・。)
なんにせよ、低調なフジテレビにとっては貴重な15%超えドラマとなった『リーガルハイ』ですから、何らかの形で続編が作られるのは確実なんでしょうね・・・。
◇◆◇ 連ドラなど感想 ◇◆◇
★金曜ロードSHOW『おおかみこどもの雨と雪』
★ドクターX(2期) 最終回
★さんま御殿SP 峯岸みなみ
★『八重の桜』最終回
★安堂ロイド 第10話(終)
★仮面ライダー鎧武 第10話
★「スタジオパーク」綾瀬はるか
★金曜ロードSHOW『おおかみこどもの雨と雪』
★ドクターX(2期) 最終回
★さんま御殿SP 峯岸みなみ
★『八重の桜』最終回
★安堂ロイド 第10話(終)
★仮面ライダー鎧武 第10話
★「スタジオパーク」綾瀬はるか
・被災地の復興支援はふるさと納税で!
安藤貴和(小雪)を羽生(岡田将生)が面会。
羽生「古美門先生はやはり最高の弁護士です。無罪にするかもしれない。でも あなたは無罪になるべきじゃない。過去に何人も殺してるでしょう。」
”無罪になるべきじゃない”って部分が羽生の思考の中心ですね。
貴和「過去の事件は関係ないでしょ。」
全くその通りで、今回の裁判で問われているのは徳永光一郎殺害事件のみでありますが、羽生は過去の罪まで一切合切にして判断してる。
法律家とは思えない思考です。
羽生は「ええ。それでもあなたは徳永光一郎殺害の罪を認めるべきだ。 でも、ぼくはあなたを死刑にしたくない。僕が差し戻し審を担当し無期懲役に持ち込みます。」
羽生(岡田将生)が醍醐実検事(松平健)に手を回して 差し戻し審を担当するんだけど、弁護士事務所を開設している羽生が、いともたやすく検事に任官できて、希望の裁判を担当できるものなの??
検事って法務省が任官・配置するんじゃないの?
まあ、ドラマの都合もあるから細かいことはイイっか・・・。
さて裁判・・・。
黛「安藤貴和という女性は確かにとんでもない悪女です。断固厳罰に処すべきです。毒物及び劇物取締法違反の。本件は殺人事件ではなく事故死の可能性が高いので。」
右手の人差し指を立たせて古美門みたいな仕草です。
さらには、横分けを指でなぞる古美門のように、黛は横一線の前髪を指でなぞります・・。
ガッキー可愛らしいなぁ。
威勢よく弁論した黛でしたが、弁護士側の席に戻って机につっぷし「私、汚れました。」
これまでガッキーのファンじゃなかったけど、だんだん新垣結衣に魅力を感じるようになってきちゃった〜〜〜。
主張を覆された羽生は貴和に対して「あなたがこれまでしてきた犯行の自供は何だったんですか?」と気色ばみます。
そのまま古美門に向かって「明らかにでっち上げだ。裁判を冒涜してる!」と、冷静を欠いた態度。
古美門「何をもってでっちあげと断ずるのですか? 根拠もなく被告人の魂の叫びを否定することこそ冒涜だ。」
羽生は苦し紛れに「未必の故意…そう、未必の故意です。あなたは殺そうとして毒物を持っていき、わざとおいてきたこうなる結果を予測して。これは紛れもなく殺人です。被告人自身が証言しているんです。」と、裁判長に主張。
余裕の古美門は「なるほど。ということは検察も彼女のこの証言を採用するわけですねぇ。あなた方が ここまで積み上げてきた証拠とは全く異なりますが。ならば ここまで一貫してなされた主張と証拠は全て間違いでしたと認めてください。その上で未必の故意による殺人を証明する証拠を揃え、一から起訴し直していただきたい!」
裁判長が貴和に退廷するよう促します。
しかし羽生は「待て安藤貴和! こんなばかげた証言、僕は認めない。僕がが君にどれだけ力を尽くしたと思ってるんだ。こんな裏切りあるか?」
古美門「意味不明なこと口走ってるぞ。」
黛「羽生君、これもウィンウィンなんじゃないかな。」
羽生は感情を高ぶらせ「彼女を無罪にしてウィンウィンなわけがない! 彼女がこれまでどれだけ多くの人を不幸にしてきたか知ってるでしょう。せめて十数年、刑務所内で悔い改めてから、社会に戻すべきだ。」
当該裁判の対象となる訴因以外の事件をも併せて安藤貴和を裁こうと考えている羽生は、何様のつもりか知らないけど正義の味方になったかのごとく思い上がってるわけであります。
髪の毛を振り乱した羽生は「先生、あなたはいつも人間の欲望に火をつけ、争いけしかける。極端で攻撃的な言葉を多用して説き伏せて、愚かな人間ほど威勢のいい言葉になびきますからね。人間の愚かさ、醜さを利用して勝ってきたのが あなたの手法なんです! でも、そこに幸せはありませんよ。ただ一時の快感があるだけです。幸せは 不本意でも面倒でも、お互いが懸命に妥協点を見つけ出すことでしかないんです。争いを避け みんなが幸せになる社会とはそういうことなんです! 相手に譲ること、与えることは、勇敢で気高い人間でないとできない。古美門先生、あなたが勝ちにこだわるのは、臆病だからだ。違いますか?」
黛がぽつりと「違わないと思う」
羽生の言い分を一顧だにしない古美門は「だとしても 君には皆を幸せにすることはできない。」
本田ジェーンが「どうして? 晴樹は げんにたくさんの人々を幸せにしてきたわ。」と口を挟みます。
羽生「人間の純粋さを信じることです。醜さではなく美しさを見ることです。誰しもそれを持っているから」
ほとんど宗教の世界!?
検事ではなく教祖様じゃ!!
古美門「ハハハ、やっぱり君は救えないなぁ。」
羽生「僕の どこが間違っているんです?」
古美門「間違ってないと思っているところだよ! 君は人間は愚かだと言った。全く同感だ、どいつもこいつも愚かで卑劣だよ。自分の名誉のために誰彼構わず攻撃する見えっ張り。妻が美しくなければ許せない夫。お隣への嫉妬に狂う主婦。手柄を独り占めしたい会社員。何人もの男を同時に愛したい女。努力しない凡人を許せない天才。便利で贅沢な暮らしをしたくて昔ながらの暮らしを放棄する人々。欲望のために男を手玉にとる悪女。わがままで勝手で醜い底辺のごみ屑ども。それこそが我々人間だ」
脚本家・古沢良太さんの人間論?
羽生「だから、だからそれを導こうと。」
そういう考え方が羽生の若さ故の傲岸・・・。。
古美門「それが違うんだよ。まずそこから降りろ。自分も醜い底辺のごみ屑であることを自覚しろ!」
このセリフ、良いわ!
本田ジェーンが「晴樹は醜くないじゃない」と羽生をかばいます。
彼らは大人のくせにファーストネームで呼び合うオママゴト集団やね。
古美門は羽生の周りを歩きながら「いいや相当醜いね。自分の理想の実現のために裁判を利用し、人をたらしこみ、だまし 操る。自分の賢さにうぬぼれ、人のためにつくす自分が大好きで、犯す危険に酔いしれる。」
図星を突かれたからか、羽生は顔をこわばらせて「違う!!!」
古美門は「皆を幸せにしたい。ウィンウィンにしたい。しかしそれは しょせん君個人の欲望だ! 皆から感謝され、ファンレターをいっぱいもらい、ベストジーニスト賞まで 私より先にもらい、さぞ満足だろう。だが君がやていることはウィンウィンじゃない! 小さなルーザーをたくさん作って君ひとりがウィナーになることだ。」
勢いが止まらない古美門は人差し指をたて 羽生の正面から体を寄せながら「いいか、君の本性を教えてやるからよく聞け。君は独善的で、人を見下し、いい男ぶった、薄ら笑いが気持ち悪くて、スーツのセンスがおかしくて、漢字もろくに書けなくて、英語もサッカーもそれほどうまくない。でたらめなことわざを作る、甘くてぬるくてちょろい、裏工作をしてみたら、たまたまうまくいっただけの、ゆとりの国のポンコツへたれ、天パー 短足 クソ王子だ! バ〜〜カ〜〜!!」と畳みかけます。
これぞ古美門!!
はげしい口撃を受けた羽生が顔をゆがめて「ぐぅうわー!」と動物が咆哮するみたいな声を出しながら古美門の胸ぐらをつかみます。
しかし腰砕けになり床に膝をついた羽生は「そんなひどいこと言わなくたっていいじゃないか…。僕だって一生懸命やってるのに…。」と、むせび泣きます。
古美門が魔法のように手鏡を取り出して羽生の足元に置きますと、羽生の歪んだ顔が映ります。
「いい顔になったじゃないか。人間の世界にようこそ。もし君がみなが幸せになる世界を築きたいと本気で思うなら、方法は一つだ。醜さを愛せ。」
羽生、嗚咽・・・・。
そんなこんなで安藤貴和には無罪判決。
長ゼリフ、早口の古美門=堺雅人の魅力はたいしたものだけど、メッセージ性が織り込まれてるのか、そうでないのか、痛快なのか、そうでもないのか、脚本に半端さを感じなくもなかったハイライトシーンでした。
古美門事務所で黛が騒いでいます。
「じゃあ貴和さんと五月ちゃんは? てゆうか何が真実なんでしたっけ? えっと… 光一郎さんが五月さんを道連れに心中しようとした?」
服部「のかもしれませんな」
黛「え? じゃやっぱり五月ちゃんが犯人?」
服部「かもしれませんな。」
黛「まさか貴和さん?」
服部「かもしれませんぞ。」
黛「ちょっと待ってください。じゃ私、何のために裁判の時にあんなでっちあげの真実語ったんですか?」
服部「案外それが真実かもしれません。」
黛(ガッキー)の思いと小生の思いが一致。
なんかややこしい安藤貴和の事件って、いったい何がどうだったのか、頭の中で整理がつかないんだもの。
で、会話する二人を横目に見ながら腹筋し続けてる古美門。
何回連続腹筋したかな----へタレっぽい文科系だと思っていたけど意外に腹筋は強い!?
古美門のイメージは、腹筋2回でへばりそうなんだけどなぁ・・・・。
完膚無きまでの敗北を喫した羽生(岡田将生)は旅に出ることに・・・。
本田ジェーン(黒木華)は検察に残ることに・・・。
彼女は初回の頃の暗いオーラが復活していて、桐紋が染め抜かれた風呂敷包みを手にして醍醐に電話。「ようやく目が覚めました。本当の自分を思い出した気がします。」
醍醐や本田ジェーンと古美門の戦いが続きそうな気配がチョろっと滲んだシーン。
わざわざ三木(生瀬勝久)の事務所に出向いた古美門。
「一言とお礼を申し上げようと思いまして。安藤貴和を譲って下さったおかげで私の無敗記録は完全復活。名声はさらに高まりました。『三木先生は無実の被告人を有罪で手を打とうとした 間抜けな弁護人』 一部でそうあざ笑っているものもいるそうですが、気にすることはありません。勝ち負けじゃありませんから。では今後も仲良くやりましょ。」と嫌味たっぷり・・・。
古美門が帰って行った後、怒り心頭の三木は「こうなったら古美門の首に懸賞金をかける。どんな手を使ってでもやつを地獄へ叩き落とす!」と、もの凄い表情。
三木と古美門の戦いも続きそう・・・サードシーズンかスペシャルかな??
バスに乗った羽生がデジタルフォトフレームに指を伸ばします。
てっきり黛(ガッキー)の顔をなぞるのかと思いきや、なんとまあ ひたすら古美門の分け目を指でなぞりっぱなし・・・。
じぇじぇじぇ! こいつ、古美門に恋してるんちゃうか!?
(久しぶりに「じぇじぇ」を使えた〜〜。)
服部(里見浩太朗)さんが電話で「羽生先生も確かに逸材ではございましたが、やはりご子息を倒してくださるのは黛先生かと存じます。 は? ご子息でございますか? ますます増長して、さすがにこの服部も手を焼いております。」
古美門清蔵(中村敦夫)さんとの電話みたいです。
やはり、続きがありそうな気配が漂います。
古美門にこき使われている服部(里見浩太朗)さんが過労死するかもしれないとぼやいてみせると、黛が「それはいけませんね。仕方ない戻ってあげますか。結局 古美門事務所は、なんだかんだいって 私で持ってたようなもんですからね。」と古美門事務所への復帰に言及。
古美門「君のような愚かな弁護士などいらない。」
黛は羽生みたいに指をならして「愚かさを愛しましょうよ。」
古美門が黛につかみかかり「愛せるわけないだろ。私は君達のような底辺の愚民どもとは違うのだ。一度リニアモーターカーの先頭に括りつけられて山梨リニア実験線の時速505キロで試験走行してもらうといい! 少しはマシになるだろう!!」
前回当たりからファーストシーズンの香りがしてきたのですが、最後の最後にリーガルハイらしい《古美門の大人げないセリフ》が炸裂。
古美門(堺雅人)と黛(ガッキー)の言葉の応酬がなくっちゃ『リーガルハイ』じゃない。
てなわけで『リーガルハイ・セカンドシーズン』終了。
半沢直樹(堺雅人)と古美門(堺雅人)のイメージとの差異をつけたかったのか、ハチャメチャ・ドタバタぶりを強調した感じが強かった前半の数話には違和感を覚えました。
もっと知的なくすぐりが入るはずなのに、ベタな笑いが多かった前半数話。
結局、最終回で20%を超えるまでの勢いはなかったですね。
あと一歩、何かが足りない。あるいは、何かが余計だったように思います。
結果的に視聴率はセカンドシーズンの方が高かったのですが、ファーストシーズンの方が濃厚だった気がします。
(ガッキーは、セカンドシーズンの方が演技が向上してた気が・・・。)
なんにせよ、低調なフジテレビにとっては貴重な15%超えドラマとなった『リーガルハイ』ですから、何らかの形で続編が作られるのは確実なんでしょうね・・・。
安藤貴和(小雪)を羽生(岡田将生)が面会。
羽生「古美門先生はやはり最高の弁護士です。無罪にするかもしれない。でも あなたは無罪になるべきじゃない。過去に何人も殺してるでしょう。」
”無罪になるべきじゃない”って部分が羽生の思考の中心ですね。
貴和「過去の事件は関係ないでしょ。」
全くその通りで、今回の裁判で問われているのは徳永光一郎殺害事件のみでありますが、羽生は過去の罪まで一切合切にして判断してる。
法律家とは思えない思考です。
羽生は「ええ。それでもあなたは徳永光一郎殺害の罪を認めるべきだ。 でも、ぼくはあなたを死刑にしたくない。僕が差し戻し審を担当し無期懲役に持ち込みます。」
羽生(岡田将生)が醍醐実検事(松平健)に手を回して 差し戻し審を担当するんだけど、弁護士事務所を開設している羽生が、いともたやすく検事に任官できて、希望の裁判を担当できるものなの??
検事って法務省が任官・配置するんじゃないの?
まあ、ドラマの都合もあるから細かいことはイイっか・・・。
−◆−
さて裁判・・・。
黛「安藤貴和という女性は確かにとんでもない悪女です。断固厳罰に処すべきです。毒物及び劇物取締法違反の。本件は殺人事件ではなく事故死の可能性が高いので。」
右手の人差し指を立たせて古美門みたいな仕草です。
さらには、横分けを指でなぞる古美門のように、黛は横一線の前髪を指でなぞります・・。
ガッキー可愛らしいなぁ。
威勢よく弁論した黛でしたが、弁護士側の席に戻って机につっぷし「私、汚れました。」
これまでガッキーのファンじゃなかったけど、だんだん新垣結衣に魅力を感じるようになってきちゃった〜〜〜。
主張を覆された羽生は貴和に対して「あなたがこれまでしてきた犯行の自供は何だったんですか?」と気色ばみます。
そのまま古美門に向かって「明らかにでっち上げだ。裁判を冒涜してる!」と、冷静を欠いた態度。
古美門「何をもってでっちあげと断ずるのですか? 根拠もなく被告人の魂の叫びを否定することこそ冒涜だ。」
羽生は苦し紛れに「未必の故意…そう、未必の故意です。あなたは殺そうとして毒物を持っていき、わざとおいてきたこうなる結果を予測して。これは紛れもなく殺人です。被告人自身が証言しているんです。」と、裁判長に主張。
余裕の古美門は「なるほど。ということは検察も彼女のこの証言を採用するわけですねぇ。あなた方が ここまで積み上げてきた証拠とは全く異なりますが。ならば ここまで一貫してなされた主張と証拠は全て間違いでしたと認めてください。その上で未必の故意による殺人を証明する証拠を揃え、一から起訴し直していただきたい!」
裁判長が貴和に退廷するよう促します。
しかし羽生は「待て安藤貴和! こんなばかげた証言、僕は認めない。僕がが君にどれだけ力を尽くしたと思ってるんだ。こんな裏切りあるか?」
古美門「意味不明なこと口走ってるぞ。」
黛「羽生君、これもウィンウィンなんじゃないかな。」
羽生は感情を高ぶらせ「彼女を無罪にしてウィンウィンなわけがない! 彼女がこれまでどれだけ多くの人を不幸にしてきたか知ってるでしょう。せめて十数年、刑務所内で悔い改めてから、社会に戻すべきだ。」
当該裁判の対象となる訴因以外の事件をも併せて安藤貴和を裁こうと考えている羽生は、何様のつもりか知らないけど正義の味方になったかのごとく思い上がってるわけであります。
髪の毛を振り乱した羽生は「先生、あなたはいつも人間の欲望に火をつけ、争いけしかける。極端で攻撃的な言葉を多用して説き伏せて、愚かな人間ほど威勢のいい言葉になびきますからね。人間の愚かさ、醜さを利用して勝ってきたのが あなたの手法なんです! でも、そこに幸せはありませんよ。ただ一時の快感があるだけです。幸せは 不本意でも面倒でも、お互いが懸命に妥協点を見つけ出すことでしかないんです。争いを避け みんなが幸せになる社会とはそういうことなんです! 相手に譲ること、与えることは、勇敢で気高い人間でないとできない。古美門先生、あなたが勝ちにこだわるのは、臆病だからだ。違いますか?」
黛がぽつりと「違わないと思う」
羽生の言い分を一顧だにしない古美門は「だとしても 君には皆を幸せにすることはできない。」
本田ジェーンが「どうして? 晴樹は げんにたくさんの人々を幸せにしてきたわ。」と口を挟みます。
羽生「人間の純粋さを信じることです。醜さではなく美しさを見ることです。誰しもそれを持っているから」
ほとんど宗教の世界!?
検事ではなく教祖様じゃ!!
古美門「ハハハ、やっぱり君は救えないなぁ。」
羽生「僕の どこが間違っているんです?」
古美門「間違ってないと思っているところだよ! 君は人間は愚かだと言った。全く同感だ、どいつもこいつも愚かで卑劣だよ。自分の名誉のために誰彼構わず攻撃する見えっ張り。妻が美しくなければ許せない夫。お隣への嫉妬に狂う主婦。手柄を独り占めしたい会社員。何人もの男を同時に愛したい女。努力しない凡人を許せない天才。便利で贅沢な暮らしをしたくて昔ながらの暮らしを放棄する人々。欲望のために男を手玉にとる悪女。わがままで勝手で醜い底辺のごみ屑ども。それこそが我々人間だ」
脚本家・古沢良太さんの人間論?
羽生「だから、だからそれを導こうと。」
そういう考え方が羽生の若さ故の傲岸・・・。。
古美門「それが違うんだよ。まずそこから降りろ。自分も醜い底辺のごみ屑であることを自覚しろ!」
このセリフ、良いわ!
本田ジェーンが「晴樹は醜くないじゃない」と羽生をかばいます。
彼らは大人のくせにファーストネームで呼び合うオママゴト集団やね。
古美門は羽生の周りを歩きながら「いいや相当醜いね。自分の理想の実現のために裁判を利用し、人をたらしこみ、だまし 操る。自分の賢さにうぬぼれ、人のためにつくす自分が大好きで、犯す危険に酔いしれる。」
図星を突かれたからか、羽生は顔をこわばらせて「違う!!!」
古美門は「皆を幸せにしたい。ウィンウィンにしたい。しかしそれは しょせん君個人の欲望だ! 皆から感謝され、ファンレターをいっぱいもらい、ベストジーニスト賞まで 私より先にもらい、さぞ満足だろう。だが君がやていることはウィンウィンじゃない! 小さなルーザーをたくさん作って君ひとりがウィナーになることだ。」
勢いが止まらない古美門は人差し指をたて 羽生の正面から体を寄せながら「いいか、君の本性を教えてやるからよく聞け。君は独善的で、人を見下し、いい男ぶった、薄ら笑いが気持ち悪くて、スーツのセンスがおかしくて、漢字もろくに書けなくて、英語もサッカーもそれほどうまくない。でたらめなことわざを作る、甘くてぬるくてちょろい、裏工作をしてみたら、たまたまうまくいっただけの、ゆとりの国のポンコツへたれ、天パー 短足 クソ王子だ! バ〜〜カ〜〜!!」と畳みかけます。
これぞ古美門!!
はげしい口撃を受けた羽生が顔をゆがめて「ぐぅうわー!」と動物が咆哮するみたいな声を出しながら古美門の胸ぐらをつかみます。
しかし腰砕けになり床に膝をついた羽生は「そんなひどいこと言わなくたっていいじゃないか…。僕だって一生懸命やってるのに…。」と、むせび泣きます。
古美門が魔法のように手鏡を取り出して羽生の足元に置きますと、羽生の歪んだ顔が映ります。
「いい顔になったじゃないか。人間の世界にようこそ。もし君がみなが幸せになる世界を築きたいと本気で思うなら、方法は一つだ。醜さを愛せ。」
羽生、嗚咽・・・・。
そんなこんなで安藤貴和には無罪判決。
長ゼリフ、早口の古美門=堺雅人の魅力はたいしたものだけど、メッセージ性が織り込まれてるのか、そうでないのか、痛快なのか、そうでもないのか、脚本に半端さを感じなくもなかったハイライトシーンでした。
−◆−
古美門事務所で黛が騒いでいます。
「じゃあ貴和さんと五月ちゃんは? てゆうか何が真実なんでしたっけ? えっと… 光一郎さんが五月さんを道連れに心中しようとした?」
服部「のかもしれませんな」
黛「え? じゃやっぱり五月ちゃんが犯人?」
服部「かもしれませんな。」
黛「まさか貴和さん?」
服部「かもしれませんぞ。」
黛「ちょっと待ってください。じゃ私、何のために裁判の時にあんなでっちあげの真実語ったんですか?」
服部「案外それが真実かもしれません。」
黛(ガッキー)の思いと小生の思いが一致。
なんかややこしい安藤貴和の事件って、いったい何がどうだったのか、頭の中で整理がつかないんだもの。
で、会話する二人を横目に見ながら腹筋し続けてる古美門。
何回連続腹筋したかな----へタレっぽい文科系だと思っていたけど意外に腹筋は強い!?
古美門のイメージは、腹筋2回でへばりそうなんだけどなぁ・・・・。
−◆−
完膚無きまでの敗北を喫した羽生(岡田将生)は旅に出ることに・・・。
本田ジェーン(黒木華)は検察に残ることに・・・。
彼女は初回の頃の暗いオーラが復活していて、桐紋が染め抜かれた風呂敷包みを手にして醍醐に電話。「ようやく目が覚めました。本当の自分を思い出した気がします。」
醍醐や本田ジェーンと古美門の戦いが続きそうな気配がチョろっと滲んだシーン。
−◆−
わざわざ三木(生瀬勝久)の事務所に出向いた古美門。
「一言とお礼を申し上げようと思いまして。安藤貴和を譲って下さったおかげで私の無敗記録は完全復活。名声はさらに高まりました。『三木先生は無実の被告人を有罪で手を打とうとした 間抜けな弁護人』 一部でそうあざ笑っているものもいるそうですが、気にすることはありません。勝ち負けじゃありませんから。では今後も仲良くやりましょ。」と嫌味たっぷり・・・。
古美門が帰って行った後、怒り心頭の三木は「こうなったら古美門の首に懸賞金をかける。どんな手を使ってでもやつを地獄へ叩き落とす!」と、もの凄い表情。
三木と古美門の戦いも続きそう・・・サードシーズンかスペシャルかな??
−◆−
バスに乗った羽生がデジタルフォトフレームに指を伸ばします。
てっきり黛(ガッキー)の顔をなぞるのかと思いきや、なんとまあ ひたすら古美門の分け目を指でなぞりっぱなし・・・。
じぇじぇじぇ! こいつ、古美門に恋してるんちゃうか!?
(久しぶりに「じぇじぇ」を使えた〜〜。)
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服部(里見浩太朗)さんが電話で「羽生先生も確かに逸材ではございましたが、やはりご子息を倒してくださるのは黛先生かと存じます。 は? ご子息でございますか? ますます増長して、さすがにこの服部も手を焼いております。」
古美門清蔵(中村敦夫)さんとの電話みたいです。
やはり、続きがありそうな気配が漂います。
−◆−
古美門にこき使われている服部(里見浩太朗)さんが過労死するかもしれないとぼやいてみせると、黛が「それはいけませんね。仕方ない戻ってあげますか。結局 古美門事務所は、なんだかんだいって 私で持ってたようなもんですからね。」と古美門事務所への復帰に言及。
古美門「君のような愚かな弁護士などいらない。」
黛は羽生みたいに指をならして「愚かさを愛しましょうよ。」
古美門が黛につかみかかり「愛せるわけないだろ。私は君達のような底辺の愚民どもとは違うのだ。一度リニアモーターカーの先頭に括りつけられて山梨リニア実験線の時速505キロで試験走行してもらうといい! 少しはマシになるだろう!!」
前回当たりからファーストシーズンの香りがしてきたのですが、最後の最後にリーガルハイらしい《古美門の大人げないセリフ》が炸裂。
古美門(堺雅人)と黛(ガッキー)の言葉の応酬がなくっちゃ『リーガルハイ』じゃない。
−◆−
てなわけで『リーガルハイ・セカンドシーズン』終了。
半沢直樹(堺雅人)と古美門(堺雅人)のイメージとの差異をつけたかったのか、ハチャメチャ・ドタバタぶりを強調した感じが強かった前半の数話には違和感を覚えました。
もっと知的なくすぐりが入るはずなのに、ベタな笑いが多かった前半数話。
結局、最終回で20%を超えるまでの勢いはなかったですね。
あと一歩、何かが足りない。あるいは、何かが余計だったように思います。
結果的に視聴率はセカンドシーズンの方が高かったのですが、ファーストシーズンの方が濃厚だった気がします。
(ガッキーは、セカンドシーズンの方が演技が向上してた気が・・・。)
なんにせよ、低調なフジテレビにとっては貴重な15%超えドラマとなった『リーガルハイ』ですから、何らかの形で続編が作られるのは確実なんでしょうね・・・。
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