『八重の桜』最終回「いつの日も花は咲く」★空に傘の花「私は諦めねえ」

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    『八重の桜』最終回「いつの日も花は咲く」

    最終回をスルーするわけにも行かないから感想を・・・・。
    −◆−

    1894(明治27)年、八重(綾瀬はるか)は従軍篤志看護婦として広島陸軍予備病院で日清戦争の負傷兵たちを看護。

    大暴れしている清国人患者。
    若い看護婦達は「手に負えません」と八重に助けを求めます。

    言葉も通じない清国人患者に「傷が膿んでいます。すぐ治療を受けなければ足をなぐすことになりますよ。落ち着いて、私はあなたを助ける。心配いらねえ。赤十字の看護に敵も味方もねえがら。ジュネーブ条約で清国の怪我人も助けると約束してんです。」

    看護婦「不思議やな八重さんの言うことわかってるような・・・。」
    −◆−

    衛生兵が別の負傷者を連れてきたので、看護婦が手伝おうとすると「手を出さんでください! 病院は戦地も同じです。ご婦人が所々似てるところでは無い!」

    八重が衛生兵に「敵なればとて傷を受くる者、仁愛を持って助けよ。大山司令官閣下の訓示です。」

    それでも「手を出すな」という衛生兵に「任せてくなんしょ。」と手際よく負傷者をベッドに移す八重。

    「傷ついたものを看護するのに、男も女もありません。戊辰の戦の時も看護は女子の仕事でしたよ。私は会津のお城にいましたから。」

    言葉の通じない敵国人にも、頭の固い衛生兵にも、毅然と対応する八重の言葉が通じました。


    看護婦の活動への偏見に心痛める若い看護婦に「初めての事にはいつでも反対する人がいんだし。まずはやってみせんべ。」

    女子が鉄砲を持つことに始まり、初めてのことを切り開いてきた八重らしい良いセリフです。

    ややあざとい感じがしないでもありませんが、最終回序盤で八重のハンサムぶりを描けた感じでしょうか・・・。
    −◆−

    病院に取材に来た徳富蘇峰(中村蒼)が「旅順は大勝利ですね!やはり日本は強かです。」

    八重は「記事にすんなら勇ましい戦闘の話ばかりでなく、コレラや赤痢で亡くなってる方々が大勢いる事も書いでくなんしょ。」

    徳富「今は士気を鼓舞する記事ば優先する時です。旅順大勝利の勢いを駆って一気に北京ば攻め落としてもらわななりません。読者もそれば待ち望んどっとです。」

    八重の言葉に耳を貸さない徳富蘇峰。
    新聞社が過度なナショナリズムに走り、世論を先導した顛末・・・。
    −◆−

    広島での任務を終え、戦没者や殉職した看護師への祈りを捧げる八重さん・・・綾瀬はるか、キレイ。

    京都に帰ってきた八重は自宅で物思いにふけります。
    「襄が目指した世界を私はちっとでも継げていんべか? 世界が動いてる。なじょする事もできねえ。」

    襄の言葉が頭をよぎります。
    <誰かが種をまかなければ一粒の麦を地に落とさなければ!>

    八重「種はまだ 撒いたばかりだ。」
    このセリフ、余韻が残ってイイ感じ。
    −◆−

    明治29年。
    八重と佐久(風吹ジュン)さんがとりとめの無い親子の会話。
    佐久「八重は人の行かねえとこばっかり行ぐ。」

    八重「新しい事を学ぶのは面白えがら。」

    習い事に出かける八重の後ろ姿を見つめる佐久さんはチビ八重(鈴木梨央)を思い起こしながら「八重が動けば何かが始まる・・・」

    今思うと、チビ八重(鈴木梨央)がメインだった第1話が一番面白かったかもしれないですねぇ・・・。
    綾瀬はるかには全く不満はないんですけど、脚本が尻すぼみだったから初回がピークだったような印象になります・・・。

    で、佐久さん鬼籍に・・・・。
    控えめだけど芯が通ってる感じの良いお母上でした。
    −◆−

    雨の日、雨宿りしている女学生を目にした八重さんが傘を貸してあげます。

    そして、かつての襄の言葉を引用して「知性と品性を磨いた婦人には男子以上に世の中を変える力があるんですよ。」と女学生に短い訓話。

    前後との脈絡のない、無理に突っ込んだシーンでしたが、新島八重のハンサムぶりの一端が出たシーンではありました。
    −◆−

    従軍篤志看護婦としての功績がたたえられ、八重は皇族以外の女性では初となる宝冠章を受章。

    勲章を授かる八重も凄いんだけど、誰かが八重を推したことも凄いし、皇族以外の女性への初めての叙勲を決定した役人も結構凄い。

    二葉(市川実日子)や時尾(貫地谷しほり)は自分のことのように喜び、警視庁の剣道場に乗り込んで藤田五郎(=斎藤一・降谷建志)に報告。

    気持ちを抑えられない二葉と時尾は、棒術の棒で薙刀の稽古を始めちゃって、剣の達人・藤田も勢いに押されて尻餅・・・。

    最後に市川実日子、貫地谷しほり、降谷建志の出番を作ったわけですが、必然性の低いシーンだったような気も・・・。
    −◆−

    山川兄弟(玉山鉄二・勝地涼)と御宸翰のくだり・・・。

    「そろそろ出す時期が来たのではないか?」

    伊藤博文(加藤虎ノ介)や大山巌(反町隆史)は困惑・・・。
    「厄介じゃな。」

    健次郎(勝地涼)が大山宅を訪ねて『京都守護職始末』の刊行について話し合い。
    山川博士を演じる勝地涼くん、どうみても40過ぎに見えない・・・。
    もうちょっと老けた感じを出せないかなぁ・・・。

    で、御宸翰については最後の紀行のパートで久保田アナが読み上げた文章ですべてが語られました。
    <明治44年に出版された『京都守護職始末』。旧会津藩、山川浩、健次郎兄弟が会津の汚名を晴らすべく書き残しました。朝敵とみなされていた会津藩が孝明天皇から密かに信頼の証として御宸翰を賜ったことが記されています。この事実は世間を驚かせました。>

    <昭和3年、松平容保の孫・勢津子と秩父宮雍仁親王との婚礼が決まり、会津人々は歓喜したといいます。名誉回復を喜び行われた提灯行列は会津祭りとして今も引き継がれています。>

    −◆−

    八重は、会津のあのの元へ・・・・。
    満開の桜・・・・そういう時期にこの場面は撮影済みだったのかぁ・・・。

    これまでの人生が走馬燈のように脳裏によみがえる八重。
    桜に上ろうとすると「そこでなにしてんだべか?」

    白いひげを長々と蓄えた老人・・・西郷頼母(西田敏行)です!!

    「戊辰以来、わしのまなこに焼き付いたのは、なんぼ苦しい時でも、懸命に生きようとする人の姿、笑おうとする人の健気さ。そればっかりが、俺の心を、胸を揺さぶんだ。八重、ぬしゃもそうだろう? あの戦からすっくと立ち上がって 勲章までいただくとは立派な会津のおなごだ。」

    西田敏行がずっと出られるような物語(歴史)だったら、『八重の桜』はもう少し面白かったかもしれないなぁ・・・。
    −◆−

    テーマ曲でエンディング。

    籠城戦の時の鉄砲を持った八重を、今の八重が見つめています。

    空に向かって鉄砲を放つと、空に桜色をした傘の花が咲きます。

    銃を下ろした若き日の八重が「私は諦めねえ。」
    凜とした表情がサイコーな綾瀬はるか!!

    森の中の大型液晶ビジョンも復活してシュールなタイトルバックとなりました。
    −◆−

    最後の紀行。

    御宸翰については前述の通り。
    八重について<襄の死後、八重は看護や慈善活動に身を投じていきます。その傍ら打ち込んだのが茶道です。師範までに上り詰め 女性茶人の先駆けとなりました。>

    師範の八重さんの写真が映りました。

    <昭和7年6月。茶会から帰宅した八重は突然倒れ86年の生涯を閉じます。葬儀は同志社の栄光館で執り行われました。参列者はおよそ2,000人の盛大なものだったといいます。>

    戊辰戦争の敗北から立ち上がった会津魂。八重をはじめ会津の人々の決してあきらめない生き方は永遠に語り継がれていくのです。>


    最後に新島八重の晩年の映像・・・。
    大河ドラマの主人公の生の姿が映った映像って凄いな・・・。
    新島八重さん、年の重ね方が美しいわ。

    −◆−

    以上、『八重の桜』第50話(最終回)でした。

    全体を通した感想は、正直申し上げてイマイチでした。
    《什の掟》だとか、会津言葉の「ありがとなし」「さすけねえ」などで序盤はワクワクしたのですが、とりとめの無い脚本のせいか、回を重ねるにつれ退屈さが増しました。

    エピソードの積み重ね方、ペース半分も良くなくて、冗長なときもあれば、早足の回もあって、シックリこなかった・・・。

    特に籠城戦の前後からのペース配分は妙でしたし、うら(長谷川京子)との会津での”再会と別れ”、大山巌(反町隆史)と八重の腕相撲、ユキ(剛力彩芽)との再会、山川家を水野テイ(MEGUMI)が訪ねてきたエピソード等々、重要ではないフィクション部分に時間を割いて退屈度を増したように思いました。

    脚本のみならず、効果音の使い方など演出面でも古くささを感じたことも しばしば・・・。


    八重を主人公にして1年50話の大河ドラマを紡ぎ上げるのは難しいってコトですかね・・・。






    ◇◆◇ 「ごちそうさん」不定期感想 ◇◆◇
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      大河ドラマ「八重の桜」最終話は日清戦争が始まり、八重は広島陸軍予備病院で日清戦争で負傷した兵士たちを看護していた。当初は怯む看護婦もいたが、八重の懸命な看護に次第に勇 ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2013/12/18 9:59 PM
      第四十九話「再び戦を学ばず」はこちら。 びっくりしましたねえ。大河ドラマの主人公
      • 事務職員へのこの1冊
      • 2013/12/18 7:31 PM
      副題「いつの日も花は咲く」 新聞ラテ「絶対にあきらめない!今、福島・東北に誓う」
      • ショコラの日記帳・別館
      • 2013/12/18 9:55 AM
      大河ドラマ「八重の桜」。最終回、いつの日も花は咲く。 ついに、最終回です。 時代は、日清戦争〜日露戦争へ。 八重が、皇族以外の女性では初となる宝冠章を受章。
      • センゴク雑記
      • 2013/12/18 12:02 AM
      「八重の桜」ついに最終回です!従軍看護婦として活躍する八重さん。白衣の天使・・・というよりも、白衣の戦士みたいに 勇ましいw
      • 風のうわさ
      • 2013/12/17 11:29 PM
      公式サイト 幕末維新の時代を、今までは「敵」として描かれることが多かった会津側か
      • 昼寝の時間
      • 2013/12/17 11:05 PM
      最終回までやってきた。 日清戦争において、広島の陸軍病院で看護婦として働く八重。無理解な人々もあったが、そこは会津の経験が生きた。徳富蘇峰が取材にやってきたとき、その ...
      • 虎哲徒然日記
      • 2013/12/17 10:14 PM
      1894年、八重は従軍篤志看護婦として広島で働いていた。 その功績が認められ、宝冠章を受章した八重だったが、戦による受賞であることに、八重の心は晴れない。 そんな八重は会津 ...
      • 宴の痕
      • 2013/12/17 9:19 PM
      明治27年、八重(綾瀬はるか)は、従軍篤志看護婦として広島陸軍予備病院で日清戦争の 負傷兵たちを看護していた。 院内は伝染病が発生して危険な状況だったが、八重はひるむことなく勇敢に看護に従事し、 若い看護婦たちを見事に統率する。 すると、その功績がたた
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/12/17 6:24 PM
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      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/12/17 2:28 PM

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