『八重の桜』第46回「駆け落ち」★影が薄い父・覚馬(西島秀俊)

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    『八重の桜』第46回「駆け落ち」

    帝大生が鍋を突きながら艶っぽい小説について語り合っております。

    すると間仕切りを挟んで隣の席に居た山川健次郎(勝地涼)が「帝大生が、小説など! こんな低俗な娯楽にうつつを抜かしている場合か! 東京大学は今や帝国大学となった! お前たちには日本語正しく導く重責があることを忘れるな。」と、クネ男のくせにお堅い説教。

    今じゃ活字離れが問題なのにね・・・。
    −◆−

    母・時栄(谷村美月)が山本家を出ていって以来、ふさぎ込む久栄(門脇麦)が心を許してるのは徳富健次郎(太賀)。

    太賀くんは、「隣人C」を演じたアキ(能年玲奈)ちゃんがNGを40回出したときの”ADさん”だったから、クネ男に続いての『あまちゃん』俳優であります。

    久栄は小説を借りたりして『レ・ミゼラブル』の話などもしております・・・。

    とにかく、母・時栄が不倫して妊娠までしてしまって心がささくれ立ってる久栄と、優秀な兄と何かと比較されて嫌な思いをしている徳富健次郎---心に痛みを持つ者同士で良い仲になっているのであります。
    −◆−

    京都に帰ってきて赤ん坊を産んだみね(三根梓)が産後の肥立ちが悪かったのかお亡くなりに・・・。

    佐久(風吹ジュン)さん号泣ながら「平馬が生まれて やっとこれからという時に・・・なじょして! 神様がいんなら私の命を持ってってくなんしょ! みねも平馬も久栄も、みんななじょして母親と別れねばなんねぇんだ!」

    母と子が別れる運命を造った大元は、会津にうら(長谷川京子)という妻がいながら京都で時栄とウッフンになって子供までできちゃった”覚馬(西島秀俊)さん”かも・・・。

    少なくとも覚馬さんは罪作りだったわな。
    −◆−

    みね(三根梓)が遺品として残したペンを久栄(門脇麦)に渡した八重は「私ができる事は何でもするつもりだ。」

    久栄「おばさまの力を借りるつもりはありません。母を追い出した人に頼るわけにはいかへん。」

    八重が憎まれ役を買って、時栄を追い払うようにしたことがマトモに影響しております。

    そうこうしてる間に、襄の父・民治さんもご臨終。
    (民治さんの死は、ナレーションベースで済まされちゃった〜〜)

    久栄を巡る摩擦と、みねと民治の逝去という陰気な序盤となってます。
    −◆−

    久栄(門脇麦)と健次郎(太賀)が交際してるとの噂が立ち、八重が事情聴取。

    健次郎はあっさり交際の事実を認めます。

    久栄「健次郎さんは、同志社をやめて東京で小説家になると言うてます。うちも東京についていく。」

    八重「学生の身で結婚など許せるはずがねえ。」

    やさぐれている久栄は「山本家から追い出したおなごの娘や。厄介払いできてええやないの。うちも追い出して下さい。」「叔母様に口出されるいわれはないわ。」

    さらには『レ・ミゼラブル』を差し出して「我が子のために命をかける母の愛が書いてあります。いっぺん読んでみたら叔母様にもわかるやろ。」

    八重さんは母代わりになろうとして力んでおりますが、久栄は母・時栄の件で意固地になってる上に、恋までしてるから難儀ですわ。

    で、健次郎はというと、今過ぎに結婚することには尻込みしております。

    後刻、この件を覚馬たちにこの件を話す八重は「近頃の若いもんは・・・・」
    いつの時代もジェネレーションギャップは埋めがたい。

    で、覚馬さんは自分の娘のことなのに、熱くならないの??
    −◆−

    東京に向けて駆け落ちを企てる健次郎(太賀)と久栄(門脇麦)。

    二人が居なくなったことに気づいた八重さんたちが必死で捜索。

    みねの墓で二人を見つけた八重が「学校休んで何してんだ!」

    「これから2人で東京に行きます。」

    アキ(能年玲奈)ちゃんとユイ(橋本愛)ちゃんも夜行バスでの東京行きに失敗してたなぁ。

    八重「認められねえがらって黙って行く気か?」

    健次郎「ある。怖くてたまらん。自信なんてある訳なか。」

    久栄「そんなぁ・・」
    健次郎「俺は情けない人間たい。うそもつくし、兄貴に比べて勉強もできん。兄貴が憎うて、羨ましか。ばってんそれが人間じゃなかですか? そぎゃん自分ばこらえて、まっとうな人間になろうとみんな必死にもがいとっとじゃなかですか? 俺は‥、俺はそぎゃん人間の本当ば書きたか。書かんと自分じゃおられん。食べるために小説ば書いとるんじゃなか。小説ば書くために食べると!」

    もっと簡潔にまとめてから意見を言いたまえ! セリフが長くて面倒くさいではないか!

    しかし八重さんは健次郎の長ゼリフが沁みたようで「人がやらねんことをすっ時は、そういうもんかもしんねえな。わがった。久栄、お前が決めた道なら応援する。ただ駆け落ちはダメだ、里帰りができなくなる。東京に行ったら きっと苦労する。んだけんじょ 苦労と不幸は違う。健次郎さん、久栄のこと必ず幸せにしてくなんしょ。」

    ”苦労と不幸は違う”というフレーズはなかなか良いのでありますが、ちょっと待ってちょうだいな。

    母親代わりのつもりで二人のことを認めちゃった八重さんですが、久栄の父・覚馬(西島秀俊)さんの存在を忘れてねえか??

    家長制度が色濃く残ってそうな時代なのに、「跡取り娘」が出て行く重要案件で覚馬さんをスルー!?

    八重が主人公だからエピソードの真ん中に居なきゃいかんのは分かるけど、八重が勝手にOK出しちゃうのでは、覚馬さん影が薄すぎるでしょうが!?

    せめて「兄様は私が説得するから」とかのセリフを挟んで欲しかったような・・・。
    −◆−

    それから数日後、健次郎(太賀)は一人で東京に行っちまったとさ・・・。

    「駆け落ち」のはずが「抜け駆け」になっちゃいました。

    八重「自分が傷つくよりずっとつれえ」

    佐久さん「母親はみんなそうだ。分がったか?跳ねっ返りを娘に持つと苦労すんだ。」

    八重「んだなし。」

    このラストシーンでも、娘・久栄の出来事に対して家長で父の覚馬(西島秀俊)で出番無し〜〜。

    家族としてバランスを欠きすぎではないでしょうか??
    −◆−

    相前後しますが、パッと行って、パッと帰って来た北海道。

    剛力彩芽の出番、なくても不都合はないと思いました。
    −◆−

    というわけで、八重(綾瀬はるか)の周りで起きた出来事を繋いで繋いでなんとか1話作り上げた感じの『八重の桜』第46話でした。

    主人公・八重が積極的に関わって何かが起きたり進んだりするようなエピソードになっていないので残念です。

    とにかく久栄の駆け落ち騒動がメインでは、物語が小さすぎます。





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      • センゴク雑記
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      1886年。みねに子どもが生まれた。だが、みねの体調は戻らず、翌年息を引き取る。 直後、襄の父・民治も死去する。八重の周辺が、急速に変わり始めていた。 久栄は徳富健次 ...
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      • 2013/11/18 7:28 PM
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      • 2013/11/18 6:06 PM
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      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/11/18 4:55 PM
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      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/11/18 3:24 PM

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