あさきゆめみし 八百屋お七異聞 第7回★前田敦子=安堂Q10。視聴率3週連続3%台

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    あさきゆめみし 〜八百屋お七異聞
    第7話「口封じ」


    おお、前回より視聴率が上がった!!(前回3.2% ⇒3.5%)
    って言うか、やっぱ民放なら打ち切りレベルの3%台!!(惨%)

    半世紀以上生きてきましたが、記憶にないほど残念な出来映えの時代劇・・・。
    サンテレビ(ローカルUHF局)でやってる、色が変色したような再放送の時代劇の方がまだマシかも・・・。

    10年に1本あるかないかの残念時代劇における前田敦子と池松壮亮のヤバイ演技からも目が離せません。
    −◆−

    さて本編・・・。
    与力・中倉頼母(矢島健一)から尋問を受けてる吉三郎(池松壮亮)は、大火のおりに大円寺の観音堂に居たことは認めたものの、独りきりだったと主張。

    さっそく後ろ向きな感想になるけど、ボソボソと答える池松壮亮君は、セリフにも表情にも感情が滲みません。

    お七への熱い思いを顔に出さないように感情を押し殺してるようにも見えない。

    無実の罪で捕縛されたことに対する感情も、お七への胸焦がすような思いも何にも見えません。
    −◆−

    吉三が奉行所に連行されたことを知って胸を痛めるお七(前田敦子)・・・の筈なんだけど、池松壮亮君と同じく、心の中で渦巻いている感情が滲み出てこない〜〜〜表情が乏しいです。

    両親に向かって「無実の証を立てられるのは私だけです!」とお七。

    母・房「お前まで捕まったらどうするの?お奉行所がお前の言い草なんかお心事になると思うのかい?」

    お七「だって、一緒にいたんだから・・・」

    母・房「お上はそれほど甘くないんだよ!下手にかばいだてしたらお前まで道連れにされちまうよ。」

    半泣きのお七が弱々しい声で「吉三様は無実です! 私はどうなっても構いません!」

    父・喜兵衛(中村雅俊)は、住職(田山涼成)と、将軍と近しい木下順庵が見方をするはずだからお七は何もしないでいいのだと述べ立てます。

    この場面が典型的なんですが、周囲の人間よりもヒロイン前田敦子のセリフが短いケースが実に多いです。

    あと、恋い焦がれている吉三郎(池松壮亮)が大変なことになってるのだから、前田敦子は もっともっと感情を露わにすべきだと思うのだけど、表情に出てきません。

    少々目が潤む程度の話しじゃないはずです。
    −◆−

    大老・堀田正俊(中山城治)が部下を集めて「火付けの咎人は誰でもよい! 上様には謀反人の仕業じゃと申し上げよ。」

    若年寄・稲葉正休「今のところ謀反の兆しは・・・」

    堀田「あることにするんじゃ!」

    大量破壊兵器が見つからなくても戦争しちゃう”ブッシュ”みたいな発想。

    堀田「謀反の恐れを天下に吹聴し、綱紀の粛正を図らねばならぬ。奉行所は本腰を入れて謀反人の探索にかかれ。江戸八百八町、50万の人別改めを初手からやりなおし、いかがわしい者も、いかがわしくない者も、神社仏閣、諸大名の屋敷にも構わず役人を差し向けよ。東照大権現は欠く仰せになった。『民は由らしうべし、知らしむべからず。』 これが治世の根本じゃ。ご当家の威光を再び天下に見せつけ、万人を震え上がらせるのじゃ!!」

    徳川家の治世を安定させるために、ここはどうしても謀反人(=テロリスト)の存在が必要だと考えているわけであります。

    この流れで、青田源之丞(高橋和也)が大乗寺で住職(田山涼成)から事情聴取したり、喜兵衛(中村雅俊)と房(竹下景子)が奉行所の動きについて会話したり・・・前田敦子も池松壮亮も出てこない場面がけっこう続きました。

    主人公なのに演技力に難のある二人のシーンを減らそうとしてるような構成ですねぇ。
    −◆−

    焼け出されて土蔵に避難している父の妾・お露(麻生祐未)と会話するお七(前田敦子)。

    お露「見上げた人ですね 吉三さん。男の中の男ですよ。どんな仕打ちを受けてもお七ちゃんのことは一切口にしないんだから。」

    お七が弱々しい声でボソボソと「私にはそれが堪らないんです。吉三様の無実を知ってるのは私だけ・・・。御奉行所に出向いて『吉三様は火事が起きたとき、私に会っていました』 そう言えば疑いは晴れるのに・・。」

    お露「吉三さんが口を割らないのはあんたに恋してるからだよ。本当の恋だから、その人のために死ねる。信じられないでしょうけど、吉原の遊女も恋をするの。親の借金やら浮き世のしがらみやらで売り飛ばされて夜ごと汚される身だけど、心の中ではたった一人の思い人に操を立てて尽くしぬくのよ、歯を食いしばってね。でも、遊女の恋は成就することは滅多にない。病気になって身を投げたり、首をくくったり・・・。」

    ”本当の恋だから、その人のために死ねる。”ってのがキモかな?

    で、前述の通り、ここでも前田敦子のセリフよりも脇役の人が遥かにセリフが多い場面でした。

    あと、長いセリフを口にするお露(麻生祐未)を お七がじっと見つめてるんだけど、前田敦子の視線が何か不自然。

    麻生祐未さんのオデコをじっと見つめてるみたいで、目のやり方とかも演技できてないような感じです。


    で、お七は「もしも吉三様が死罪になったら私も死にます。」と述べ、目から一筋の涙

    涙を流しているのに、感情が充分に表現できてるように見えないのは何故??
    Q10(前田敦子)が涙を流してるみたいな・・・。(Q10の方が表情が豊かだったかも!?)
    −◆−

    母・お房(竹下景子)がお七の気を紛らわせようとして椿の花を生けております。

    お七は吉三のことを気に病んでいるのか能面状態。

    喜兵衛(中村雅俊)がやって来て「おお、椿か。椿は花が一つずつコロンと落ちる。打ち首のようにな。」

    吉三が首を刎ねられるかもしれないシチュエーションで、「花が一つずつコロンと落ちる。打ち首のようにな。」なんて、無神経過ぎる父・喜兵衛・・・っていうか、ジェイムス三木さん筆が滑った??

    このセリフ、わざとらしすぎますよ。

    しかしお七は父の無神経発言を聞いても表情に変化なしのQ10状態・・・。

    目が虚ろになるほど吉三が心配で心配ってことを表現したいのかなぁ??
    残念なことに、感情は滲むことなく単に虚ろな表情に見えちゃう・・・。

    お七は無表情のまま「花は可哀想。勝手におられたり、きっと心の中で泣いています。生け花じゃ牢屋に入れられたようなものだから。」

    母・お房は生け花では嫌なのだと判断して、翌日 護国寺に椿見物に行くことに・・・。
    −◆−

    椿見物に行ってる最中、姿を消してしまったお七は、南町奉行に向かっておりました。

    早速、青田源之丞(高橋和也)に大火の日は吉三と一緒だった旨を申告。

    そして牢屋に連れて行かれて吉三郎(池松壮亮)と対面・・・。

    拷問でズタボロになっている吉三が「ああ・・お七か・・」

    お七と一緒だったかと赤川に問われた吉三が「めっそうもない、手前は一人で御座いました。」と吉三。

    赤川「この女が嘘をついてるというのだな。」
    吉三「勘違いで御座いましょう。」

    悲しげな顔で「お願いです本当のことを言ってください。」と吉三に懇請するお七ですが、吉三は沈黙を返します。

    結局、南町奉行・甲斐庄正親(篠井英介)や青田源之丞(高橋和也)の温情もあってお七は放免されました。
    −◆−

    土蔵に勘蔵(平岡祐太)を呼び出したお七は「今更こんなことを言えた義理ではないんですけど、本当にごめんなさい!!」

    ある意味衝撃的だったセリフ。
    だって「本当にごめんなさい!」って口調が、あまりにも現代っ子風なんだもの・・・。
    江戸の町娘じゃなくて、女子大生かOLみたいな・・・。

    手をついて謝るお七は「私は決して勘蔵さんが嫌いじゃありません。おんぶしてもらったり、手を繋いでもらったり、いつも追っかけて甘えて頼りにして・・・でも、今の私には吉三様しか見えない。頭の中が吉三様のことでいっぱいなの。」

    本日一番の長ゼリフも、語尾が現代っ子風・・・。

    それは良いとして、「おんぶ」「手を繋いで追っかけて」「甘えて」ってことから察するに、お七は勘蔵のことを”優しいお兄さん”としか思っていなくて、異性だと認識していない様子であります。

    しかし勘蔵は「あっしの女房はお七様しかいないと心に決めています。」
    お七「それではこうしてください。吉三様が無地に放免になるまで待って下さい。」

    勘蔵「待てません。」

    お七「でも今の私には何も考えられないの。吉三様が牢屋の中で毎日苦しい思いをしてると思うと胸が詰まってじっとしていられなくなるの。何とか助けなきゃ、何とか助けなきゃって・・・。」

    畳に照明が反射して下から明かりが当たる形になり、悲しげな表情に見える前田敦子。

    勘蔵「どうかあっしの気持ちを察して下さい。お七様 正直に打ち明けますが、あっしはお七さんを殺そうと思ったことがあります! 憎いからではありません。愛おしくて堪らなかったからです。愛おしいお七を他の男にとられるぐらいなら、ひと思いに殺して自分も死のう! でもそれもできませんでした。あの男さえ居なければ・・・。」

    やはり下から照明が当たってストーカーっぽく映る勘蔵(平岡祐太)が「吉三郎が火付け犯だと御奉行所に密告したのは誰だと思いますか?」

    お七「まさか・・・。」

    「そうです、お察しの通り このあっしです。」

    ここで次回へ続く・・・・。

    勘蔵は密告だけやろか??
    火付けもしたんちゃうのん??
    −◆−

    こんな感じだった『あさきゆめみし 八百屋お七異聞』第7回。

    本来的にはお七(前田敦子)と吉三郎(池松壮亮)の運命が気になってヒリヒリするようなエピソードの筈なんだけど、何一つ心が反応しません。

    ヒロインがヒロインとして機能し切れていないし、相手役の吉三郎(池松壮亮)も冴えないし・・・。

    お七が恋い焦がれる対象として池松壮亮君では物足りないわ。
    うら悲しい感じだけしかしないもの・・・。

    そもそも、ヒロインとその相手役が揃いに揃って「演技力に難有り」では話になりません。

    もっと色濃く感情表現すべきだと思いますし、それ以前に発声・発音も不十分・・・・八百屋だけに大根役者!?
    (『安堂ロイド A.I. knows LOVE?』の大島優子も何か微妙だし、秋元さんどう責任とってくれるの!?)


    ジェイムス三木さんにしてはパッとしないストーリー展開ですし、長所が見つけられないドラマになっております。

    逆に見事です。




    ▽▼▽ あさきゆめみし 感想 ▽▼▽
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