ドラマ10「ガラスの家」第6話★仁志(斎藤工)と黎(井川遥)がベッドで‥「心も体も」

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    ドラマ10「ガラスの家」
    第6回「抱擁」:作・大石静


    痛い脚本の突っ込みどころが”見所”と化している『ガラスの家』。
    −◆−

    いきなりノースリーブのドレスで肩を露わにした黎(井川遥)が橋の上を歩いております。

    良い具合に風が吹いてドレスの裾がはためいちゃってる。

    黎は欄干から川を見つめながら、昨夜の仁志(斎藤工)の部屋での”出来事”を思い起こします。

    昨晩の回想場面。
    よろめきドラマの『ガラスの家』では、ある意味ハイライトとなる禁断のエッチが済んで、一落ち着きした感じの二人。

    窓から青く月明かりがさして逆光になっているので、ベッドで上半身を起こした黎が影絵のようなシルエットとなって映って「もしかして裸?」って感じに見えます。

    全く意味のないとりとめのない会話を交わす二人にカメラが寄りますと、黎はキャミソールみたいなやつ、仁志はランニングシャツみたいなやつを着ていました。

    な〜〜んだ、裸じゃないのね。

    で、仁志が黎を後から包み込むように抱きしめ「ずっと一緒にいよ。これからきっと色々大変なことになると思うけど、二人で乗り越えよう。」

    NHKだからまともに露出するはずがないのは重々承知してるけど、二人が中途半端に着衣であることがムードを壊してる気がしました。

    このシチュエーションだと少なくとも斉藤工は上半身裸の方が自然な気がするし、黎はシーツで胸を隠すようなお約束のパターンの方が雰囲気にマッチしたと思うなぁ・・・。

    まあ、二人がパジャマ着てたりするよりはマシですけどね・・・。

    あと、前回ラストでホテルのシースルーのエレベーターでキスしながら上昇していったシーンと、仁志の部屋に来てエッチしちゃったことの繋がり方がイマイチかも・・・。

    だって、ホテルで情熱的なキスをしながらエレベーターで上階に昇っていった二人が、もういちどエレベーターで下に降りて、仁志の自宅マンションまで移動するって、なんか流れが断ち切られる感じがするじゃないですか。

    キスした場所がホテルじゃないならまだしも、エッチするにはおあつらえ向きのホテルなんだから、即部屋を取ってコトに至るのが 盛り上がってる男女の自然な流れなんじゃないの?

    仁志は金に不自由もしてないんだし・・・。

    東大出の賢い仁志は「黎とやりたい」という欲求を少し抑え、彼女を連れ帰ってそのまま同居しちゃおうと冷静に算段したってコトなのかなぁ・・・。

    本当に冷静なら、父親の奥さんに手を出したりしないだろうけどねぇ・・・。

    で、橋の欄干越しに川を眺めてる黎にカメラが戻って <仁志さんの部屋に靴を残してきた。わたしの痕跡として。>

    わざわざ金色のハイヒールを片方残して、シンデレラ的なムード狙い??
    −◆−

    目が覚めたら独りきりだった仁志。
    慌ててマンションを飛び出して黎(井川遥)を探します。

    当てずっぽうで見つかるはずがないとは思うけど、必死のパッチで探しまくり。
    今回はこの場面に主題歌である西野カナの『さよなら』がBGMに使われました。

    クライマックスでもないのに、この場面に主題歌を当てるのはどうなのかなぁ・・・。
    『八重の桜』も『ガラスの家』もBGMや効果音の使い方が御大層すぎて逆効果になってる気がします。

    で、必死に黎を探す仁志は後一歩及ばず、黎がタクシーを拾って去って行っちゃいました。

    タクシーの運転手さんが黒川正宗(尾美としのり)さんで、黎が「上野まで。」って言ったら『あまちゃん』ファンにはウケたんだけどなぁ・・・・(あり得ない!)。
    −◆−

    荷物を取りに一旦澁澤家に帰ってきた黎。

    だだっ広いリビングで妙なオーラを漂わせまくりの一成(藤本隆宏)と顔を合わせちゃいます。

    「わたし、あなたを裏切りました。心も、体も・・・」
    上品な言い回しするなぁ・・・。

    言葉は上品だけど、要するにそういうことだから一成さん呆然!

    「わたしは、そういうだらしない人間なんです。笑ってしまうぐらいバカなんです。」

    一成、眉間のしわが思いっきり深くなります。
    藤本隆宏さん、このドラマでは常に顔をこわばらせてるからしてたら顔の筋肉が疲れるだろうなぁ・・・。

    一成「相手の男は誰だ!? 一人じゃ生きていけないことは目に見えてるだろ。」

    一成は黎を見下して「一人では生きていけない」とよく口にするけど、結婚前は現に一人で生きてたわけだし、世の中にはバツイチ・シングルは山ほど居るから言葉に説得力が無いわぁ・・。

    で、荷物をまとめた黎は「離婚届は後で送ります。」と述べて出て行きました。

    一成さん、背を向けて立ち尽くすのみ・・・・また眉間のしわが深くなっちゃいました。
    −◆−

    駅に着いた黎。

    なんと駅のホームには謎のオバサン・尾中寛子(菊池桃子)が立っていて「お久しぶりですわね。ご旅行ですか?」
     
    3メートルほど離れた場所に立った黎が「はい」

    駅のホームは長いのに、わざわざ夫の元愛人である”変なおばさん”の近くに立っちゃうんだものなあ・・・。(カメラさんが二人まとめて映しやすい位置取り。)

    小生なら絶対にホームのずっと離れた場所に立つか、同じ電車に乗りたくないので一旦ホームから降りて電車を1本ずらすわ。


    で、尾中寛子「もしかして長〜いご旅行ですか?」
    「そうです。」

    尾中寛子「あの人、傲慢ですからね。なんでも自分の思うとおりになって当然だと思ってて、わたしも時々捨ててやろうかなって思ったものです・・・・的外れだったらごめんなさい。」

    黎は心の中で < 凄い直感! >と感心しちゃって尾中寛子に「霊能者みたいですね。」

    事情に通じている尾中寛子が、大きなカバンを持って一人で駅に立ってる黎を見たら尋常ではないことに気づいて当然だし、尾中寛子が一成の元愛人であることは黎も気づいてるのだから、直感だの霊能者だのと考えちゃうのは不自然で、むしろここで偶然に尾中寛子と出会ったことを驚くべきだべ。

    尾中寛子が黎を尾行してきていて後から駅のホームにやって来るならまだしも、尾中寛子が先に駅に居たことに違和感を覚えちゃうわぁ・・・。

    そもそも、菊池桃子がこの役に相応しいかどうかが かなり微妙。

    ミステリアスな役どころなんだと思うけど、菊池桃子は謎めいたタイプじゃないもん。
    (80年代アイドルの菊池桃子は好きだったけど・・・。)

    とにかく、如何にもドラマって感じがキツイ、意味不明の場面でした。
    (今週も文句ばっかり言ってる・・・ああネガティブ〜〜)
    −◆−

    財務省の大きな会議室で主計局長の一成が訓示。
    「来年度は社会保障の見直しに本格的に取り組む。医療費の高齢者負担。これを1割から2割に上げる。」

    これだけ言ったら場面が変わっちゃいましたが、本作の最も駄目な部分がこの財務省と政治のパートですねぇ。

    ”官主導・財務省主導”で医療費の高齢者負担増を進めてるってことを描きたくてこんな場面を挟んだんだとは思いますけど、訓示内容は新聞を読んでる人なら誰でも知ってそうな話題なので興醒めします。

    政治と官僚の部分を深く描きたいなら、本来的には06年に成立した「医療制度改革関連法」で08年度から2割負担に引き上げられることになっていたものを、選挙を気にする政治家の思惑によって特例措置として1割負担に据え置いていたことにも言及しなきゃ・・・。

    脚本家の大石静氏は、そのあたりを失念されていたんでしょうか??

    それに、「官僚支配の打破」や「政治主導」ってテーマは旬を過ぎていて周回遅れって感じがします。

    で、一成は職場のパソコンで”離婚届不受理申出”について検索しております・・・。
    −◆−

    一成(藤本隆宏)が帰宅してきますと、お台所で何かこしらえていた憲司(永山絢斗)が「イカ・キムチ素麺食べる?」

    一成「味見してみるか」

    スーツをネクタイを着込んだまま”イカ・キムチ素麺”を食べ始めた一成「なかなかいける。」

    背広を脱ぐか、せめてネクタイを緩めるくらいした方がドラマがリアルに見えると思うんだけど、仕事中みたいにキッチリした服装のまま”イカ キムチ素麺”を食べてる一成・・・。

    こういうところが、リアルな人間って感じを薄めちゃう。

    几帳面な性格だという人物設定なのか、スーツとネクタイで主計局長の”権威”や”官僚っぽさ”を演出してるつもりなのか・・・。
    −◆−

    後藤菜々美(梅舟惟永)による連載小説『ガラスの家』が毎朝新聞でスタート。

    主計局長担当秘書・小宮(新澤泉)も一生懸命読んでおります。

    その新聞の1面には『頭尾物産 強制捜査へ 32億円不正流用』という大見出し・・・村木陽介マターかな?

    仁志の同僚たちも、連載小説『ガラスの家』の生々しい設定が気になって「息子が二人居て、そこに若くてエロい後妻が来るんだ。」「澁澤の家、暖炉ある?」などと仁志に話しかけてきたり・・・。


    で、憲司(永山絢斗)が菜々美(梅舟惟永)と喫茶店で待ち合わせて、「あれは兄貴への復讐なの?」

    菜々美「作家のサガよ。」

    後藤菜々美(梅舟惟永)という登場人物がウザすぎるから詳しい会話はパス。

    この後、憲司に酒をつきあわせて自分が酔っ払ってキスを求めちゃったり、とにかく面倒くさい女。

    『ごちそうさん』第1週の”め以子(豊嶋花)”にもかなりイラッとさせられたけど菜々美(梅舟惟永)も見てるだけでイラッとしちゃう。

    これほど鬱陶しく感じさせるのは”梅舟惟永”の役作りによるところなのかどうかはよくわからんけど、何しろ鬱陶しい。

    毎回のように書いてるけど、芥川賞作家って感じの知性は全然感じられず、三文小説を書く三流作家にしか見えない。

    大石静氏は「芥川賞作家」という人物設定にしたけど、純文学に香りがしない後藤菜々美だったら百歩譲っても「直木賞」だと思う。

    芥川賞作家だなんて、大風呂敷を広げすぎだと思う。

    剛力彩芽とかと同じカテゴリに入りそうな後藤菜々美のビジュアルも思いっきり苦手。
    −◆−

    稲木検事長(小林隆)と一成が高級そうなバーのカウンターで高そうな洋酒を飲みながらお話ししております。

    話の内容以前に、稲木検事長役の小林隆さんが、『半沢直樹』で伊勢島ホテルの元経理担当で内部告発したせいでクビになった人であることに反応してしまった・・・。

    で、一成は村木陽介が支援企業・光成興産に脱税指南したと思っていることを稲木検事長に告げ、特捜が動くよう仄めかしたいうえで「公務員制度を旗印に霞ヶ関を脅かす村木が、裏で脱税ってのは許せない気がしますね。」

    とにかく、官僚を”悪代官”のように描くステレオタイプな展開で、奥深さもハラハラ・ドキドキも何もありません。

    黎(井川遥)を巡る”愛憎劇”に注力すれば良いのに、どうして欲張って”官僚による謀略話”まで突っ込んじゃうのかなぁ・・・。
    −◆−

    夜の踏切。
    電車が通り過ぎて黎(井川遥)が前を見てビックリ!!

    踏切の向こうに一成(藤本隆宏)が仁王立ち。
    「探したよ。」

    そして黎のアパートに場面が切り替わると、一成(藤本隆宏)がやって来ています。

    踏切で会えたから結果オーライですけど、興信所を使って住所を突き止めたのならアパートの前で黎を待ち受けた方が確実やのにね・・・。
    (踏切で出会う方がドラマ的には絵になるけどね・・・。)

    で、一成はいつになく低姿勢で「戻ってきてくれないか。この通りだ。」と流行中の土下座。

    阿部サダヲや、大和田常務(香川照之)、八重(綾瀬はるか)さん、足立市長(平泉成)やら、アキ(能年玲奈)ちゃんも上野のEDO劇場で土下座してたし・・・。

    一成は土下座をしたまま「どうしても自分では立ち直れなくて、君の居ないこの先の人生を思うとやりきれなくてねぇ。頭が変になりそうだ。」「君を失いたくない。ベニール岬で君を見かけた坂道からやり直したい。もう一度チャンスをくれないか。」

    くどくどと悔恨の念を述べる一成は、しまいには黎(井川遥)に抱きついて泣き始めます。

    「黎ちゃん、もう支配したりしないから、仕事もこのまま続けて良いから・・・わたしのところに帰って来てくれ・・ウウウウ」と、子供みたいにしゃくり上げる始末。

    ようしゃべるし、よう泣くオッサンです。

    一成は泣きすぎて咳き込んでしまい、さらに号泣。

    どんだけ泣くねん!!!!!!!

    その時ドアをノックする音。
    あちゃ〜〜〜。

    「黎さん、仁志です。」

    仁志は霞ヶ関で運送屋の仕事をしてる黎を見かけて、それを手がかりに行方を捜していましたが、この最悪のタイミングでアパートに辿り着いちゃった!!!

    御大層なBGMが大音量になると一成が泣き止んで顔を上げます。

    仁志は相変わらずノックし続けています。

    一段と険しい顔になった一成が黎に「仁志なのか?」と問いかけます・・・・。
    −◆−

    こんな感じで第6話の最後でようやくドロドロ度が急上昇してきた『ガラスの家』

    もっと余計な部分は取り去って、ひたすらドロドロ愛憎劇を描けば良いのに、余分な場面が多いから散漫になっちゃいますね。

    政治・行政部分が薄っぺらなのは言うまでも無いのですが、憲司(永山絢斗)が仁志のマンションを訪ねた際に喧嘩になって首を締めかけた時の会話もエッジが効いてるようには思いませんでしたし、憲司が菜々美(梅舟惟永)にキスしたくだりも今一つエピソードが膨らみませんでした。


    前回までに後藤菜々美(梅舟惟永)が黎のことを探って「一緒に暮らすと早死にする」という過去について騒ぎ立てていましたけど、そのことについて今回は触れられる機会がなく、残り3回で処理できるのかどうか心配・・・。

    金色のハイヒールも、ほったらかしで終わるなんてことはないですよね・・・・。

    今のペースだと、エピソードが散らかりっぱなしで終わりそうな気がして仕方がないです。


    あ、あと途中で黎が心の中で<サヨナラ、サヨナラ>と言い続けた場面、なんか最終回のラストシーンかと思っちゃうような変な造りでした。


    ◇◆◇ NHK『ガラスの家』感想 ◇◆◇
    #9(終) #8 #7 #5 #4 #3 #2 #1








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    • 2020.02.27 Thursday
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      あんなことやこんなことのてんこ盛り〜な今週話。
      • エリのささやき
      • 2013/10/12 11:28 PM
      『ガラスの家』は、2013年9月3日からNHKのドラマ10(22:00〜22:50)で放送中。全9回。 概要  井川遥と斎藤工が、禁断の愛に目覚めていく連続ドラマ「ガラスの家」。2人の成人した息子を持つ年の離れた夫のもとに嫁いできた若く美しい女性の登場で、男所帯の家庭に波
      • ドラマハンティングP2G
      • 2013/10/09 4:43 PM

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