『八重の桜』第39回「私たちの子ども」★綾瀬はるかも 今流行の土下座!

0
    『八重の桜』第39回「私たちの子ども」

    前回、八重(綾瀬はるか)の出番が少なかった第38回「西南戦争」はガクッと視聴率が落ちていましたから、このドラマは”綾瀬はるか”の魅力をドラマに活かせるかどうかにかかっているようなのですが、今回出番がまた増えたとはいえエッジの立たないエピソードだったので、今一つパッとしない印象でした。
    −◆−

    同志社女学校が誕生し、熊本出身の徳富初子(荒井萌)伊勢みや子(坂田梨香子)ら元気が良すぎる生徒が入学しています。

    坂田梨香子・・・『仮面ライダーフォーゼ』の美羽様を演じていた時とは別人のようで気がつかなかったわぁ・・・。

    で、初子とアリス先生が布団干しで対立。
    マナーや規律にうるさいアリス先生「レディが寝具を人に見られるなんて・・。」

    文化風土の違いによる衝突。
    日本は湿度が高いのだ!!

    八重さんが生徒と教師の衝突を収めるために「今日は私がマナーの授業をします。」

    これが座学ではなく、まさかの薙刀教室。

    呆れているアリス先生に「礼儀を身につけるには武道が一番です。」

    八重がアリス先生にも薙刀を持たせますと初子は「えい、やっ!」と打ち込んできます。

    女学生から規律に厳しいアリス先生へのの倍返しか!?

    八重が余裕で穂先を受け止めたのでアリス先生の頭部陥没骨折なんてことにはなりませんでした。

    八重さんお得意の薙刀の場面なので”綾瀬はるか”が映える場面になるとよかったのですが、女学生とアリス先生の対立にイラッとする感じの方が強くて、スキッとしませんでした。
    −◆−

    さて、今回のメインは、薩摩出身の小松リツ(大後寿々花)という女子生徒と八重をめぐるエピソードでごわす。

    風邪を引いて養生してるリツのお世話をしようとする八重に、「会津もんの情けは受けもはん。朝敵の学校じゃち知っちょったら、こげなとこに絶対来んかったとに。」と顔色の悪いリツ。


    後日、襄と八重が完成した新居でパーティを開き、熊本バンドや初子(荒井萌)らが招待されました。

    学校を辞めるというリツ(大後寿々花)も、襄(オダギリジョー)の説得によりパーティに参加。

    皆が席に着くと市原 (永岡佑)が「キリストは我々人間の”原罪”ば償うために自ら命を落とされた。ばってん、その人間とはユダヤの民でしょうか、人類全体でしょうか?」

    「私は人類全てだと思っています。」

    キリスト教を学んでる面々だからこういう宗教的な議論があって然るべきだとは思うんだけど、なんか会話が不自然に感じるのは信仰が違うせいなのかなぁ・・。

    新島襄が本格的に登場してから宗教に関わるセリフが時折出てくるんだけど、なんか面倒くさい。(キリスト教の皆さん、ゴメンなさいね。)

    宗教的背景があるという面を描かないわけにはいかないけど、冗長な会話はドラマのテンポを損います。
    −◆−

    神学論争に続いて、こんどは徳富猪一郎 (中村蒼)と初子(荒井萌)が兄妹げんか。
    猪一郎「男にゃ男の、女にゃ女の役割があると・・」云々。

    海老名 (阿部亮平)が口を挟んできて「鵺先生には当てはまらないかもしれんたい。何ちゅうたっち男に混じって鉄砲ば持って戦いよんなったお方だけんね。」

    これに反応したのがリツ(大後寿々花)。
    「じぇじぇ! 父は、おなごの鉄砲撃ちに撃たれたち聞いちょいもす! まさか・・・」

    すぐさま「私だ。」と認めた八重さんは”大和田常務”みたいに土下座して「許してくれなんしょ!」

    土下座、流行か!?
    阿部サダヲも呼ぶか!?


    咳き込んだリツ、少量ながら喀血。
    −◆−

    リツ(大後寿々花)は結核でした。
    医師から命がけの看病になると言われましたが、八重は手厚い看病。

    しかし父の敵である八重が作った食事を口にしようとしないリツ。

    険しい顔になった八重が「いい加減にしっせ! こんな事して何になんだ! このまま意地を張っても誰も救われねえよ。そんな体じゃ父上の恨みだって晴らす事はできねえから。 私が憎いか? だったら元気になって私に報復したらいいべ。つまんねえ意地を張って死んでしまったらなじょにもなんねえのだし! 生きねばなんねえのだし!」と強い口調で言い放って部屋を出て行きました。

    残った襄が「八重さんもあの戦でお父上と弟さんを亡くされているんです。故郷や大切な人を失ってそれでも生きてきた。同じ痛みが分かるから八重さんはあなたと同じように苦しんでる。」と柔らかい口調で言い聞かせます。

    リツ「ないごて八重先生はあたいの看病を?」

    「それは当然です。あなたは私たちの子どもですから。」と、キリスト教的なフレーズ。

    するとリツからトゲトゲしいオーラが消えて「いただきもす。」と八重が作ったお粥とかを口にするのでした。

    この時点でも、けっこうツンデレですが、まだ先があります。
    −◆−

    後日、ベッドで咳き込むリツの背中をさする八重が「さすけねえか?」

    リツ「会津の言葉ごわんな。」

    八重「会津は卑怯な賊軍だと教わったんじゃねえのか? 私も薩摩は憎い許せねえ、ずっとそう思っていたけんじょ、リツさんの事はひとつも憎いとは思えねえ。もしかすっと会津にも薩摩にも卑怯な人間がいたのかもしんねえ。んだげんじょ、ほとんどはリツさんのような普通の人たち、会津の子どもたちと同じ」

    リツ「八重先生もそげな普通の人だっか?」

    八重「いや私は違う。私は戦った、人を撃ったんだ。会津のために弟の敵を討つために戦った。迷いはながった。んだげんじょ、リツさんに出会って初めて自分がした事を思い知らされた。私の父はなじょして死んだ? 弟の三郎はなじょして殺された? そう思っていたけんじょ、私は同じ罪を背負っている。この罪は決して消えることはねえ」

    リツ「じゃっどん罪のなか人間なんち おっとごわんそかい? 先生、あたいの看病をしっくいやって命をば救ってくいやって・・・・・ありがとなし。」

    薩摩のリツが、最後は会津言葉で感謝。

    八重さんは、愛おしげにリツを抱きしめます。
    リツ、笑顔。凄く良い表情。

    ”ツンデレ”などとありふれた言葉を使いたくないんだけど、これを”ツンデレ”と言わずして他に言いようがありましょうか??


    もしかすると、海老名がパーティで口にした「原罪」というフレーズは、鉄砲で人を撃った八重さんのことを象徴していたのかな・・・。

    そしてリツに「罪のない人間などいない」と言わせたことにも繋がっていて、キリスト教精神が色濃く滲んでる??


    新島襄と八重を取り巻く環境に、史実としてキリスト教があるだけではなく、脚本家さんに”キリスト教 推し”されてるみたいな感じさえしはじめちゃいました。

    あと、長ゼリフが活きるドラマも時としてあるんだけど、この場面の八重のセリフはもう少しシェイプアップしたほうが良いような気がしました。

    中身がよくないとは思いませんけど、言葉の重ね方がくどくてセリフにリズムが出てこないです。
    −◆−

    大筋は以上にして、別途気になった部分。

    槇村正直(高島政宏)が覚馬(西島秀俊)の車椅子をステッキで叩きながら嫌味なセリフを口にした場面。

    槇村が「顧問なんぞ、知事の御用聞きさえしておりゃええものを。なあ、先生。このあたりで同志社に専念されてはいかがか?」と言った瞬間、雷鳴のような効果音が入りました。

    こういう古臭い効果音の使い方や、大袈裟すぎるBGMがやっぱり好きになれません。

    特にBGMが重すぎるときが多いです。

    だから、ドラマの雰囲気まで必要以上に重苦しくなってるんじゃないですかねぇ・・・。
    −◆−

    あと一つだけ。

    伊勢時雄(黄川田将也)と、みね(三根梓)の態度、分かりすぎ。

    いくらなんでも分かりすぎ!
    いくら舞台が明治だからって、演出まで古典的なのはどうなんでしょう??



    以上、八重さんが”原罪にかかる赦し”を得た『八重の桜』第39話。

    惹きつけられるようなエピソードではないので文句が多くなりましたけど、芸歴が長い”大後寿々花”ちゃんは安定感のある演技で、内面がよく滲み出ていました。







    ◇◆◇ 「半沢直樹」 感想 ◇◆◇
    #10(終) #9 #8 #7 #6 #5 #4 #3 #2 #1









    ・ふるさと納税〜総務省HP

    JUGEMテーマ:テレビ全般
    JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

    スポンサーサイト

    • 2017.06.02 Friday
    • -
    0
      • -
      • -
      • -
      • -
      • -

      この記事のトラックバックURL
      トラックバック
      第39話『私たちの子ども』 「生きねばなんねえのだし!」by八重 いつものことだけど、私は歴史には超疎いので 今回の話もどれだけ史実に沿っているのか分からない。 だから、あくまでドラマとして観た上での感想デス。 先回のラストでは、反乱する女生
      • 何がなんだか…ひじゅに館
      • 2013/10/08 12:43 PM
      第39話『私たちの子ども』「生きねばなんねえのだし!」by八重いつものことだけど、私は歴史には超疎いので今回の話もどれだけ史実に沿っているのか分からない。だから、あくまでド...
      • もう…何がなんだか日記
      • 2013/10/08 12:42 PM
      大河ドラマ「八重の桜」第39話は八重と襄は念願の女子教育の場となる同志社女学校が誕生したものの土地がなく運営が思うようにいかない日々が続いた。しかもその中に薩摩出身の ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2013/10/02 6:08 AM
      同志社女学校 が誕生したものの、女生徒たちは、もっと学問がしたいと意気盛ん。この女生徒たち、昔の八重さんにそっくりですよね。そんな彼女たちに、薙刀を教えだした八重さん、さすが、昔とった杵柄です!
      • 風のうわさ
      • 2013/09/30 11:51 PM
      西南戦争が終わり、世の中の不満は武力ではなく言論でという風潮になりかけていたこの頃。 同志社女学校の生徒たちの間ではやっぱり不満もあったけど、少しずつお互いを理解しかけていた。 僕はコミュニケーションが苦手だから、そういうことがあるのはとても良いこと
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2013/09/30 11:00 PM
      私たちの子ども
      • 悠雅的生活
      • 2013/09/30 10:24 PM
      念願の同志社女学校が誕生し、活きの良い女学生たちが入ってきた。 しかしその中にいた薩摩出身のリツという学生が結核に罹ってしまう。 リツは会津戦争で父を失くしたため、会津 ...
      • 宴の痕
      • 2013/09/30 9:11 PM
      第三十八話「西南戦争」はこちら。 前回の視聴率は大はずれで11.9%と急降下。そ
      • 事務職員へのこの1冊
      • 2013/09/30 7:24 PM
      公式サイト 八重(綾瀬はるか)と襄(オダギリジョー)の念願がかない、女子教育の場
      • 昼寝の時間
      • 2013/09/30 7:07 PM
      「あまちゃん」の余韻が残っていて申し訳ない。 今日はあっさりしたレビューに。 開校した同志社女学校の話が中心。 元気いっぱいの生徒たちをどう御していくか。八重にとって ...
      • 虎哲徒然日記
      • 2013/09/30 6:32 PM
      八重に身内を殺された薩摩の女生徒リツが八重を責める。 八重はその批判を真っ向から受け、 元気にならないと仕返しもできないぞと病弱な彼女の看護をし、 その優しさに触れたリツは、 次第に心を開き、 生徒達の間にも温和な空気が流れる
      • 青いblog
      • 2013/09/30 3:32 PM
      看病… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201309290002/ 【送料無料】八重の桜・襄の梅 [ 本井康博 ]価格:1,995円(税込、送料込)
      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/09/30 2:41 PM
      八重(綾瀬はるか)と襄(オダギリジョー)の念願がかない、同志社女学校が誕生した。 喜びもつかの間、薩摩出身の女学生リツ(大後寿々花)が結核にかかる。 八重は献身的に看病にあたるが、リツは八重の看護を頑なに拒む。 リツは、父を会津戦争で亡くしていたの
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/09/30 1:27 PM

      calendar

      S M T W T F S
          123
      45678910
      11121314151617
      18192021222324
      252627282930 
      << June 2017 >>

      プロフィ-ル

      profilephoto
      スポンサード リンク

      最近の記事

      過去記事(プルダウン)

      ショップ

      新ドラマQ

      Rakuten

      スポンサード リンク


      カテゴリー

      一日一善!!

      忍者アド


      楽天

      recent trackback

      リンク

      search this site.

      others

      レバレッジ

      PR

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM
      QLOOKアクセス解析 ドラマQ

      Rakuten