あさきゆめみし〜八百屋お七異聞 第2回★前田敦子、江戸のQ10

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    あさきゆめみし 〜八百屋お七異聞
    第2回「しのぶれど」


    前回、前田敦子と池松壮亮に物足りなさを感じたと申し上げましたが、その思いが一層強くなった第2話。
    物足りないという表現では物足りないほど残念な内容でした。
    −◆−

    念のため先に申し上げますが、前田敦子に対して特別悪意があるわけではなく、あくまでオッサン目線での感想ですからね・・・。


    寺の経堂でお勉強してる吉三(池松壮亮)。
    足袋を持ってきたお七(前田敦子)が「ここは冷えます。火桶をお持ちしましょうか?」

    吉三「構わないでくれ。やがて春が来る。」

    お七は「来て欲しくありません。春が嫌いになりました。」

    吉三「どうして?」
    お七「お寺を出ねばなりません。」

    吉三「1年も住めば情が移るか。しかし仮の宿ではないか。」
    お七「仮の宿といっても・・。」

    二人とも演技が残念で、最初の場面のこの時点で早くもイライラしてきます。
    声の強弱・抑揚、感情表現などが物足りないです。
    現代劇の若者キャラなら「素」で通用しても、時代劇は無理っぽい二人です。
    −◆−

    八百源が再建され、大乗寺に預けられていたお七(前田敦子)が戻ってくることになりました。

    荷物を積んだ大八車の横を歩くお七(前田敦子)。
    草履と和服に不慣れなせいか、高熱患者が歩くような足取り・・・。

    残念ながら、時代劇には必須の所作ができていない様子。
    時代劇というフレームの中に溶け込めません。

    また、この場面は寺に預けられている身寄りのない子供たちとの別れのシーンでもあるのですが、哀感がほとんど感じられません。

    日テレ『Q10』でロボットを演じたときよりは多少人間的ですが、お七(前田敦子)の心に温度が感じられません。
    −◆−

    自宅に帰って来たお七(前田敦子)。
    八百源の再建イベントで忙しかった喜兵衛(中村雅俊)が先に寝ると言いますと、お七「おやすみなさい。」

    なんでしょうかねぇ、セリフに艶がなくって、現代人が普通に「おやすみなさい。」と言ってるような感じなんです。

    で、前田敦子だけが諸悪の根源みたいに思われるのもなんなので、他の点も指摘しますとね、照明が良くないです。

    行灯(あんどん)の仄暗い明かりがともった部屋でお七(前田敦子)と父・喜兵衛(中村雅俊)、母・お房(竹下景子)が会話する場面があるんですけどね、弱い光源がゆらゆらと揺れてるだけなのに、障子に濃い影がクッキリ・・・。

    お房(竹下景子)の身体の後方に行灯があるのに、身体の左半身が煌々と明るかったり・・・。

    『八重の桜』の戊申戦争前の山本家の部屋内なんかは良い塩梅の陰影が出ていましたけど、『あさきゆめみし』では影の付け方がイマイチです。
    −◆−

    父・喜兵衛、母・お房から手代・勘蔵(平岡裕太)との縁談を勧められ、由井正雪の一派として謀反に関わった父を持つ吉三(池松壮亮)に思いを寄せることにNGを出されたお七(前田敦子)・・・。

    お房から厳しい言葉を投げつけられて、吉三と引き裂かれようとしている悲痛な状況なのに、お七(前田敦子)からは感情が揺れ動く様が滲んでこない。

    悲しいとか腹が立つとか、いろいろ感情が沸き立つ場面だと思うんだけどなぁ・・・。

    『しのぶれど』というサブタイトルとはおよそ乖離した演技です。
    −◆−

    吉三(池松壮亮)と会いたくて森の中で待っておりますと、女郎たち3人組に「ショバ代を払え」と絡まれちゃうお七(前田敦子)。

    同業の商売敵だと勘違いされたのです。

    お七「やめてください!」
    女郎「手向かいするのかい!」

    お七「だから人を待ってるの!」

    時代劇じゃなくって、不良に絡まれた女子高生みたいな口調のお七(前田敦子)・・・。
    −◆−

    こんな感じで、ストーリー以前に気になることが多くて、ドラマ世界に気持ちが入っていけません。

    声は出ていないし感情もこもっていない前田敦子に加えて、お相手の池松壮亮君も声に張りが無くて常にボソボソ声。

    キャリアを積んでる中村雅俊も、味のある演技には見えないし、べたっとしたカメラワークや、前述の照明なども加わって、受信料を返して欲しくなるほど残念な出来映えになっちゃってます。

    地上波で20時からのドラマにしてはお粗末な出来映え・・・。

    同じく20時放映の『八重の桜』も必ずしも面白いわけではないけど、出演者の演技レベルや撮影やら照明やらのクオリティーが高いことを再確認させてくれた『あさきゆめみし』


    次回以降も見続けるほどの寛容さも根気も根性もありません。

    (ネガティブな感想ばかり・・・トホホ〜〜)




    ▽▼▽ あさきゆめみし 感想 ▽▼▽
    #3 #1


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      『木曜時代劇 あさきゆめみし 〜八百屋お七異聞』(もくようじだいげき あさきゆめみし やおやおしちいぶん)は、NHK総合テレビで、2013年9月19日(毎週木曜日20:00 - 20:43)から放送中。全10回。 木曜時代劇25年度新シリーズ(新作としての)第一弾作品となっている
      • ドラマハンティングP2G
      • 2013/09/27 5:12 PM

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