「読売新聞」天理大柔道部4年生ビンタをスクープ〜何か変な1面トップ

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    大学柔道の強豪・天理大学で4年生部員4人が、1年生十数人を平手で殴り、うち1人が耳の鼓膜が破れるケガをしていたことを読売新聞が2013年9月4日付け朝刊でスクープして1面トップにデカデカと配置。

    柔道部部長の藤猪省太教授が全柔連の理事であることも目立つように大きく記載してる。

    で、同日の夕刊では『暴行現場に金メダルの大野主将「殴っていない」』という見出しと、世界選手権リオデジャネイロ大会73キロ級で優勝した大野将平選手の顔写真。

    5月に起きた問題の公表が遅れたことについては13面に『部長、隠蔽を否定』と大見出し。
    要するに読売は「隠蔽」だと言いたそうな感じです。

    全国の部活動で今後は下級生へのビンタがあったら、全て記者会見必要!?
    −◆−

    一連の”全柔連”の問題と同じ括りで大問題扱いして報じてる印象。

    小生は文化系のインドア派なので体育系の暴力を肯定する気はさらさら無いですし、鼓膜が破れるほどの怪我を負わすことが許されるとは思いませんが、大学の部活で4回生が1回生を平手打ちした問題について『暴行現場』という表現を用いて、まるで死者が数名出たような凶悪事件みたいに書き立てるってどうなんでしょうか??

    自社のスクープだから調子こいて神経が麻痺したまま記事を書いてないか??
    読売新聞は出来事を客観視する冷静さを失っている気がします。

    あと、世界選手権で優勝した選手だから顔が知れてるとは言うものの、『暴行現場』という見出しの近くに大野将平選手の顔写真を載せるって、どうなんでしょうか!?

    容疑者ですらなくこれでは凶悪犯扱いです。
    −◆−

    普段の読売は、原発汚染水がダダ漏れになっても小さい扱い。
    読売は原発再稼働推進派だから、都合の悪い記事は小さくしちゃってる。

    一方で、外国メディアが汚染水問題に反応するまで政府が対策に本腰を入れなかったと批判的な文章も載せていました。

    外国メディアの前に、自分らは何をしていたのか無反省なまま平気で記事を書いてるから呆れます。

    こんな風に、重大な汚染水問題をほぼスルーしながら、天理大柔道部の下級生への平手打ちは自社スクープだから1面トップ。

    読売新聞の記事の扱い関するバランス感覚に大きな違和感を覚えます。
    暴力はイケないのだけど、ニュースバリューと記事の大きさはバランスが取れてるのでしょうか??

    1面トップにデカデカと載るような凶悪事件なんでしょうか??

    読売の記事の方がむしろ暴力的じゃないのか・・・。
    「ペンは剣より強し」なのであります。
    −◆−

    自殺者を出してしまった桜宮高校は、勝利至上主義から体罰・暴力につながって大問題になったのですが、今回の読売新聞は、名門校での勝利至上主義に負けないくらいのスクープ至上主義みたいに見えてしまいます。





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