ドラマ10「ガラスの家」第1回★斎藤工「やっぱり してたんだ。」 出た 片岡愛之助!!!

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    ドラマ10「ガラスの家」
    第1回「美しき魔物」


    ツッコみたくなるような部分も散見され、テンポもどうかと思いましたけども、「若くて美しい父の再婚相手」「父」「息子」の単純な愛憎劇は面白いかもしれません。
    −◆−

    財務省主計局長・澁澤(藤本隆宏)。

    20数年前にフランスで起きた飛行機事故で妻を亡くし、男手一つで二人の息子を育てましたが、妻の23回忌でフランスの事故現場を訪れたときに、当時中学生だった事故の生存者・黎(井川遥)と出会い、やがて交際に発展して結婚することに・・・。

    東大を卒業して財務省入りしている長男・仁志(斎藤工)と、法科院大学を卒業して司法試験浪人の次男・憲司(永山絢斗)に黎(井川遥)を紹介すると告げた澁澤(藤本隆宏)。

    父が財務省主計局長、息子が東大卒の財務官僚と司法試験を受ける秀才という大風呂敷を広げた脚本家・大石静。

    事故現場のフランスで出会ったという設定も大仰ですねぇ。

    あと、立派な家と家族構成と斉藤工が揃うもんだから『カラマーゾフの兄弟』をチョッピリ連想。
    −◆−

    高級レストランで顔合わせすることになっており、先に息子2名が店に来ていて、あとから澁澤と黎がやって来ます。

    最初、黎の顔は映らず、足下から映し、指輪をした手や、後ろ姿・・・。
    長く引っぱって、最後に井川遥が映ります。

    仁志(斎藤工)と憲司(永山絢斗)は50代の父親が、若くて美しい女性を連れてきたのでギョッとします。

    特に仁志(斎藤工)は黎(井川遥)の美貌に目が釘付け。
    あざといほど目が釘付け。

    井川遥の顔が映るまで長々と引っぱったり、斎藤工が”如何にも”って感じで目が釘付けになる様は、やや古くさい演出ですけど、よろめきドラマだからレトロでも良いのかな・・・。
    −◆−

    夜遅くの財務省の一室。
    上席官僚が仁志(斎藤工)が作った報告書を手にして「こんな報告書、課長にあげたら却下されるに決まってるでしょ!」

    仁志「今この国に必要なのはドラスティックな改革の出来る政治家と、頭の柔軟なしがらみのない官僚です。公務員制度改革は絶対に必要です!」

    ベテラン脚本家なのに、いくら何でも言葉の選び方が青臭すぎるような・・・。

    別の上席が「澁澤がそんなこと言うと、親父さん事務次官になれないかも知れないぞ。」

    仁志「父は父、僕は僕です。関係ありません。」

    細かい部分は不満だけど、真っ直ぐな仁志が父の出世の妨げになるであろう大筋は分かります。

    巧くすれば『半沢直樹』的な組織内での足の引っ張り合いが面白くなる可能性もあるのかな・・・。
    −◆−

    黎(井川遥)が豪邸に引っ越してきました。

    仁志(斎藤工)の恋人(友人?)で若き芥川賞作家の後藤菜々美(梅舟惟永)が引っ越しそばの差し入れに・・・。

    澁澤家の男3人の地位・学歴だけでも大風呂敷広げたと思っていたのに、芥川賞作家まで出てきちゃったぁ!?

    大石静さん、おもっきしやね・・・。

    この後藤(梅舟惟永)ってのがおしゃべりで面倒くさいウザ・キャラ。

    (梅舟惟永という女優さんは知らない子だけど、大石静作品の『クレオパトラな女たち』『お天気お姉さん』に出演してたようだから、脚本家さんのお気に入り??)

    後藤菜々美は自ら澁澤家の嫁になりたいと公言してるから、今後は黎(井川遥)とぶつかることになるのかな・・・。
    −◆−

    菜々美(梅舟惟永)の運転で助手席に仁志(斎藤工)。

    横断歩道で手を挙げてる子供とその親。(最近はあまり見ない光景)

    道には菜々美が運転する車しか走ってないからそのまま横断歩道を通り過ぎても0.5秒も差が出ないと思うんだけど、真面目に車を停止線で止めた菜々美。

    たまたま、偶然、車が止まったところのすぐ先に花屋さんがあって、花を買う黎(井川遥)を目撃した仁志(斎藤工)は、父に紹介される以前に何処かで彼女に会ったことがあると確信。

    お花を選ぶ黎、買った花を抱えた黎の、輝くような美貌に見とれる仁志。

    取って付けたような偶然と、あざといほど井川遥を美しく映しだした場面。

    細かい部分の造りはトホホな感じだけど、『愛憎・官能』の骨格部分が面白ければイイっか。
    −◆−

    あるとき、黎(井川遥)が羽織っているスウェットの上と、仁志(斎藤工)が履いているスウェットのパンツがお揃いだと気づく二人。

    かつて仁志(斎藤工)がパンツだけ買おうとして、上下セットだと店員に言われたとき、たまたまそのセットを買ったところだった黎(井川遥)が「私は上だけ欲しかったので」として、パンツを仁志に譲ったのでした。

    仁志はどこかで黎を見たことがあると思っていながら失念していたのですが、これで偶然の出会いを思い出し、二人は笑顔で歓談。

    そこに父・一成(藤本隆宏)が帰ってきました。
    親しげな二人を見た途端に、思いっきり表情が険しくなる父・一成。

    黎と部屋に上がった一成(藤本隆宏)が「それ脱ぎなさい。」と命令口調。

    黎は意味が分からず「え?」
    一成「脱げ。」

    二人の親しげな姿とペアルックに嫉妬したんでしょうね・・・。
    お偉い官僚ですが、分かり易いオッサンです。
    −◆−

    自室に上がった仁志はPCで日本改革党のHPを閲覧しております。

    トップページで目を見開いている党首・村木陽介・・・出た〜〜片岡愛之助!!!

    おそるべしラブリン。歌舞伎も一日も休みがないというのに、『半沢直樹』『ガラスの家』まで!!

    で、仁志は公務員改革などを訴える野党党首・村木陽介(片岡愛之助)に入れ込んでいて「村木陽介が総理大臣になれば公務員改革は為し遂げられるであろう。こういう政治家の下で働きたい。」と、思いっきりストレートに考えてます。

    財務省のお偉いさんである父・一成(藤本隆宏)と相容れないという構図。

    後の場面では、一成(藤本隆宏)が部下の佐野大臣官房参事官(小野了)に指示して村木が脱税していないかなど、躍起になって粗探しをしていました。

    仁志と父・一成は、「黎を巡っての対立」と「仕事上での対立」の2本立てになりそうです。
    −◆−

    スウェットを脱いでパジャマに着替えた黎(井川遥)。

    一成「ボタンが取れかけてる。」

    男手一つで子供を育てた一成は、お裁縫にも自信を持っていて、「付けてあげよう、着たままでいいよ。」と黎(井川遥)がパジャマを着たままボタン付け。

    クロゼットから裁縫箱を出そうとして何かの弾みで黎(井川遥)が躓き、ゴトッっと音がしました。
    (またまた取って付けた感じだけど、まあイイっか・・・)

    隣室でこの音を聞いた仁志(斎藤工)が<隣で、してる、してない・・・。>と想像を膨らませています。

    無機質な表情がヤバイ斎藤工。

    ゴトッ。

    <してる。>

    気を紛らわそうとしたのか洗面所に下りて歯磨きする仁志が洗濯台の香水に気づきます。

    手にとって首筋に香水を振りかけ<黎さんの匂いだ。>
    変態的かも・・・。

    で、二階から下りてきたパジャマ姿の黎を見て<やっぱり してたんだ。>

    斎藤工に際どいセリフを口にさせた大石静。
    あざといほど狙ってる。
    二匹目のドジョウを狙ってる。


    作り手の狙いが見え透いていても『ラストシンデレラ』みたいに当たるパターンがあるものなぁ・・・。
    −◆−

    夜遅く、コンビニで買い物をした黎(井川遥)が、たまたま仁志(斎藤工)と出会って、夜道を一緒に帰ります。(「たまたま」とか「偶然」が多いね)

    会話が弾む二人。
    花屋さんのときみたいに井川遥を綺麗に映し出しちゃいます。

    一成(藤本隆宏)が少し早く帰宅。

    お引っ越しの日に後藤菜々美(梅舟惟永)が撮った写真がテーブルに置いてあって、たまたま仁志(斎藤工)と黎(井川遥)がツーショットで写ってたので嫉妬して鬼のような険しい顔に・・・。

    プリントした写真だとか、写真をもらった礼状をハガキで出すだとか、やや古くさい設定だけど、そんなことを気にしてたら本筋が面白くなくなります。(本心では、かなりイライラしてきたけど、大人の対応で我慢・・・。)

    で、黎(井川遥)と仁志(斎藤工)が親しげに帰宅。

    一成(藤本隆宏)が「あまり遅くは出歩かない方が良い。」と釘を刺します。

    仁志には「総合政策課の課長が心配していたぞ、お前が村木に洗脳されて困ったもんだって・・。」

    仁志「僕はあの政治家の言ってることは正しいと思ってます。でも、会ったこともないですし、洗脳された訳じゃありません。」
    −◆−

    そんな感じで、一成(藤本隆宏)の嫉妬が深まり、仁志(斎藤工)も”生身の自分”に気付き、黎(井川遥)も何か”裏”があるのかも知れないフラグをただよわせた『ガラスの家』第1話。

    お父ちゃん、嫉妬が激しい。
    若い奥さんもらうから・・・。

    古典的で分かり易い愛憎劇。『クレオパトラな女たち』で打ち切りの憂き目に遭い、『お天気お姉さん』も後半になって微妙な出来映えだった大石静氏、狙い通り『セカンドバージン』再びで”起死回生”はなるのでしょうか



    ◇◆◇ NHK『ガラスの家』感想 ◇◆◇
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    • 2020.07.15 Wednesday
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