あまちゃん 第125回★100万倍の男・種市先輩!!

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    連続テレビ小説「あまちゃん」第125回(8月23日)

    春子(小泉今日子)からの電話を受けた水口(松田龍平)が厨房にも種市先輩が居ないことを確認。

    必死のパッチの水口が「今日、あの若造なんでいないの?」と大将(ピエール瀧) に尋ねます。

    大将「9時で上がったけど。」

    水口は「何やってんだよ!」と怒ってます。

    流れで大将は「すいません。」
    水口が大慌てで店を出ていったあと「今、何か謝るとこ有りましたっけ?」と大将。

    ピエール瀧、美味しい。
    −◆−

    卓上照明だけ残して薄明かりの部屋。
    目をつむってキスを待つアキ。

    しかし種市先輩が「あ、ダメだ今更こういうの。笑っちまう。」

    アキが「水の中だと思ったらどうですか。」
    南部ダイバーの種市先輩「なるほど。」

    北三陸高校の潜水プールを思い浮かべる種市先輩。

    BGM『君に胸キュン♪』

    立ち上がって向き合う二人。
    潜水イメージを思い浮かべすぎてる種市先輩が息抜きの動作で首をカクッ、カク。

    磯野先生(皆川猿時)のビートたけしを思い出しちゃう。

    種市先輩の首カクカクで「プッ」と吹き出すアキ。

    なかなか先に進めない二人。
    種市先輩が改めてアキの肩に手をやってキスしようとしますと、目をつぶってるアキのお腹が「グー」

    「すいません。」と照れ笑いするしかないアキちゃん。
    やっぱり前に進めない二人、可愛らしいカップル。
    −◆−

    正宗(尾美としのり)と合流したミズタクが事務所のドアを開けて入ってきました。

    アキの寝室前で正宗が「種市君、居るのは分かってるんだぞ。」
    機動隊が「君たちは素手の包囲されてる」って言うような、そんな感じのお父さん。

    ミズタク「入るよ、入るからね。服着てなかったら待つけど、いいね? 入るよ。」

    うっ、際どいことをお父さんの前で言うなぁ・・・。
    (矢口真里の元旦那も、服を着てるかどうか確認してから部屋に入ればヨカッタかなぁ??)

    扉を開けると、もぬけの殻。
    朝ドラで裸の二人が居るはずもありませんし・・・。

    年頃の父らしく正宗さん「あのガキ!」と吐き捨ててマンションの奥へ・・・。

    お台所で卵焼きをしていた種市先輩&アキちゃんと鉢合わせ。
    −◆−

    食卓で”容疑者2名”を前に腕組みした正宗「ママには最終選考に備えてセリフあわせしていたということにしておく。いいね!」

    神妙な面持ちのアキちゃんと種市先輩。

    水口が忌々しげに「にしても、油断も隙もねぇなぁ、一般男性よう。」
    ミズタクは、アキちゃんのマネージャーとして以上の感情が滲んでるような・・・。

    そんな水口に「おらが誘ったんだ、先輩は悪くねえです。女優である前に、アイドルである前に、おらは18歳の女子だ。好きな人が居て、一緒にいでえたり、その人のために仕事頑張っぺと思うのが悪いことか?」と真剣顔で問いかけるアキ(能年玲奈)ちゃん。

    水口「要するに君にとっては種市君がアイドルってことなんだな?」
    橋幸夫エピソードとも繋がる部分かな・・・。

    アキ「まあ、そうがもしれねえ。」

    水口「そのアイドルに、もし好きな人が居たらどうする?」

    アキ「やんだ。」
    水口「そのアイドルがもし他の誰かに夢中で君のことが見えてなかったらどうする?」

    種市先輩がユイちゃんを好きで、失恋したときのことが頭をよぎったアキちゃんは、顔を歪めて「やんだやんだ、その設定リアルすぎて、超やんだ。」

    さらっと言ったけど”超やんだ”ってフレーズ面白い。

    水口「失恋だよ。要するにアイドルが一人の男と恋愛すると、100万人のファンが失恋するんだ。」

    種市先輩が割り込んできて「それがどうした! 俺が一人で100万人分幸せにしてやる。100万倍の男になる。」

    「倍返し・10倍返し」の半沢直樹を凌ぐ100万倍!!!
    種市先輩かっけーー!!


    水口「うるせえし論点ずれてる。なんだ100万倍の男って、バカか?」

    種市先輩、勢いが急に萎んで「あ、すみません。」
    −◆−

    そんなやりとりの傍らで、正宗さん、なぜか微笑みを浮か「僕が春子さんとつきあったのはね・・・。」と話しを始めようとします

    水口が「全然違うなそれ、今話すことですか?」
    たしかに、アキちゃんと種市先輩に水を差しに来たのに、春子とのなれそめを話したら若い二人を焚きつけるようなものです。

    正宗は「ごめん。」と引き下がりかけましたが種市先輩が聞きたいというので「あ、そう・・・僕にとっては、春子さんがアイドルだったんだ。」と、1989年の出来事を語り始めます。

    アイドルになることを諦めて地元に帰ろうとしていた春子(有村架純)に、タクシー運転手・正宗が「ファン第1号として一言だけいいですか。あのね、ここで諦めるなんて勿体ないですよ。あなたの歌に励まされて僕はここまで頑張ってこられたんです。横柄な客に罵られても、酔っぱらいに絡まれても、後部座席ガンガン蹴られても、あなたの歌を聴いて、彼女も頑張ってるんだからって。」「行きましょうよ。歌いましょうよ。東京にはあなたの歌 必要としてる人がいっぱい居るんですよ。」

    このエピソードを聞いた種市先輩、感動しちゃって号泣。
    「お父さんかっこいいなと思いました。」

    チビ八重&Womanの鈴木梨央ちゃんとほぼ同年代かと思えるようなあどけない表情のアキが「そう、かっけえんだパパは。」と誇らしげ。

    まんざらではなさげな正宗さんも「あっ、そう。ありがとう。」と言って種市先輩に握手を求めちゃいます。

    両手で正宗の手を握りかえした種市先輩は「俺なんか、100万倍の男とか言って、結局何もしてねえなって・・・卵焼き作ったけど、それも冷めてるし。」

    だからさっき「すみません」って引き下がったんかぁ・・。


    アキちゃんは「そんなことねえよ。先輩もおらのこと勇気づけてくれたべ。」

    GMTをクビになって落ち込んでいたときに種市先輩が「ここが踏ん張りどころだぞ。天野。」「一人ぼっちでつれえのは分がる。でも、いま逃げちゃダメだ。」「海の底さいる天野に空気送りこむのは、自分(ずぶん)しかいねえべ。」と言ってくれたことを持ち出したアキ。

    これを聞いた正宗さん「良いこと言うじゃないか君!」
    つい何分か前「あのガキ!」と言ってたのに、お父さんも種市ファンになっちゃった。

    種市先輩は「いや、言っただけで結局何もしてねえし。なんか、応援するとか言って家族の留守に部屋さ上がり込んで、それこそ言ってることとやってることが全然違うし。」と恥じ入ってます。

    正宗さんが笑顔で「違っていいんだよ。言ってることも、やってることも、どっちもホントなんだよ。それが男なんだよ。」

    このセリフ結構良い。かなり良い。凄く良い。
    流石、人生の先輩!!

    正宗の言葉にはっとする種市先輩の向こう側では さっさと卵焼きを食べてるアキちゃん。
    面白い絵面。

    アキちゃん、思わず「うまっ!!」と声が出ます。
    種市先輩「ホントか!?」
    アキ「うめえよ先輩、これプロの味だよ。」

    正宗「うんまっ!!!」
    アキ「んだべーー!」

    なんだか種市先輩が一足先にオーディションに合格した感じ。
    板前の卵として、アキちゃんの彼氏として審査を受け、合格をもらった。

    −◆−

    すっかりギャラリー状態だった水口が会話に復帰。
    「とにかく、当分の間会うのはお寿司屋さんだけにして下さい。」

    そういう水口に後ろの壁には、アキちゃんがイメージキャラクターをつとめる「受験が恋人」のポスターが貼ってあります。

    水口「あと、メール。そこまで目をつぶります。」

    ホッコリ顔で嬉しそうなアキちゃん。
    二人目を会わせて笑顔。

    水口も卵焼きに箸を付けます。

    なんだかんだ言って、結局 水口も二人の交際を認めたってコトですね。

    二人の話を聞いていて、許せちゃった感じですかね。
    水口もアキにある種の感情を抱いていたんだとしたら、種市先輩に降参宣言したような意味合いも・・・。
    −◆−

    <おらと小野寺ちゃん二人による最終審査の日がやって来ました。>

    <台本を手放して、母親役の鈴鹿さんを相手に繰り返し繰り返し同じ場面を演じます。鈴鹿さんの本番さながらの熱演はまさに圧巻で、普段カッパ巻き食べながら焼酎飲んでる鈴鹿さんとは当然ですがまるっきり別人でした。>

    思いっきり内向的で生放送ではろくに喋れない能年ちゃんも、アキちゃんを演じているときはまるで別人。

    で、オーディション会場の太巻は、いつもと違う表情。
    困ってるような切ないような、なんともいえない表情。
    いつになく弱気な感じも・・・。
    −◆−

    最終審査の演技を終えて、結果待ちのアキちゃんと小野寺ちゃん。

    小野寺ちゃんは「アキちゃんが呼ばれるような気がする。」
    アキは「いや、小野寺ちゃんだべ。」

    小野寺ちゃん「ホント?」
    嘘がつけないタイプのアキちゃん「ごめん、わがんね。」

    微笑んだアキ(能年玲奈)ちゃんの表情が可愛いらしい!!

    アキは「でも、どっちが呼ばれても少し嬉しぐね?」

    小野寺ちゃん「ちょっと悔しいけどね。でも国民投票とは違う。」

    アキ「全然違うベ。」

    ただの人気投票ではなくて、実際に審査員の前で持っているものを出し切った達成感が違うのかなぁ・・・。
    −◆−

    太巻「こんなことなら書類で落としておけばよかった。」
    いつもの自信満々な物言いとは全然違います。

    太巻「事務所の社長としては小野寺を推したい。しかし商売人になりきれないもう一人の自分が天野を推したがってる。天野アキで映画を撮れと。天野を吹き替えにしたらまた後悔することになるぞ。結論が出ないまま、ゆうべこの動画を見つけましてね。」

    アキが海女になって初めてウニを獲った時の動画をPCで再生しながら「これ見てたらなんかもう切なくなっちゃって・・・。」

    事務所の営業や過去の経緯を吹き飛ばすものをアキ(能年玲奈)が持ってるってコトかなぁ。
    −◆−

    北三陸の病院では病症の夏ばっばが「もういいど、東京さ帰って良いぞ。春子、世話になったな。」

    まだ北三陸に残るという春子がリンゴをフォークに刺して「はい、どうぞ。」

    夏ばっば「おっ。」

    春子が聞きたい「ありがとう」の一言は出てきません。
    おあずけです。
    −◆−

    河島がやって来て「小野寺、今日はもう帰っていいぞ。天野、太巻さんが呼んでる。」

    残酷な瞬間ですね。
    小野寺ちゃん「ホントだ、ちょっと嬉しい。」

    そして「おめでとう」
    アキが「ありがとう。」と笑顔で答え、二人は握手。
    −◆−

    太巻「おめでとう、天野。」

    「よろしぐお願いします。」と頭を下げるアキちゃん

    鈴鹿ひろ美が「こちらこそよろしく。」と手をさしのべ握手。

    今回は、「正宗と種市先輩」「アキと小野寺ちゃん」「アキと鈴鹿ひろ美」の3度の握手。

    3度も重ねたってのは、クドカンなんらかの意図アリかな?

    相手を認めたり、思いやったりすることの象徴?

    あと、アキと種市先輩の交際を認めた水口と、アキをヒロインに起用することにした太巻は、ともに不本意だと思っていた方向を受け入れたという共通項がありましたですねぇ。

    小野寺ちゃんもそうかな・・・。


    以上、こんな感じの『あまちゃん』第125話でした。


    ◇◆◇ 「あまちゃん」感想 ◇◆◇
    #127-128 #126 #124 #123 #122 #121
    ★「スタジオパーク」皆川猿時



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