あまちゃん 第123回★オーディションに春子(有村架純)

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    連続テレビ小説「あまちゃん」第123回(8月21日)

    北三陸の春子(小泉今日子)と電話しているアキが「ねえママ、いつ帰ってくんの?」

    春子「ううん? まあ、一段落したら帰る。」
    アキ「一段落って、いつ?」
    春子「分かんないよぉ。」

    ええっとですね、この時期に春子が北三陸に帰って、東京にいつ戻るか分からないということはですね、もしかしたら翌年の3月11日に春子が北三陸で被災する可能性があるってことかな・・と余計な想像を働かせてドキドキ。
    −◆−

    待合室の一角で春子の電話を耳にしていた吉田君が大吉に「いいんですか、帰るって言ってますよ。」

    大吉は「もう春ちゃんのことは吹っ切れた。東京で、俺とマサは固い友情で結ばれたんだよ。」

    吉田君「マサ? 斎藤でもなくトミーズでもなく?」
    ”トミーズ雅”はともかく、”プロレスラー・マサ斎藤”はマニアックすぎるやろ!!
    しかし懐かしいなぁ。シブいなぁ。

    で、大吉「正宗くんさ、いまではすっかりメル友だ。マサはスゴイぞう吉田君、何しろ器が大きい。」
    オジサン同士でメル友かぁ・・。

    で、「器が大きい」というセリフから、「大きなすり鉢」でゴマをすってる正宗に画面が切り替わります。

    たしかに大きな器。

    で、春子が東京に帰る心配をしている大吉と吉田君とは真逆の心配をしている正宗(尾美としのり)。

    「前は嘘だったけど、今回はお母さんホントに倒れた訳でしょ、2年じゃ済まないよ。やだ、何かやだ、すご〜く厭だ。と、正宗さんは尋常なく不安そう・・・。

    またまた”東日本大震災”が小生の頭をよぎっちゃいました。
    考えすぎなんでしょうけども、まるで二度と東京に帰ってこないような縁起悪すぎる想像・・・。
    −◆−

    で、待合室で大吉と吉田君が取っ組み合いになる騒動があって、旧姓・栗原(安藤玉恵)ちゃんがおめでただという情報が挿入されて・・・・。

    で、喫茶リアスで大吉が春子に「アキちゃんとマサには春ちゃんが必要なんだ。」などと帰京するよう進言。

    ユイちゃんが「いらっしゃいませ。」と丁寧に頭を下げて「ご注文は?」

    『喫茶リアス』から『スナック梨明日』への意向タイムを告げたのでした。
    すっかりスナック手伝いが板に付いたユイちゃん。

    間仕切りを皆で移動させてスナック・スペースと接続。

    昨晩、クドカンがゲストのコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』で、海ほたるに遊びに行って渋滞で帰ってこられなくなったという能年ちゃんの”代役のアキちゃん(内村光良)”が「潮騒のメモリー」を一部歌詞忘れで歌ったスペース。

    NHKは本物のセット使えるから得だわ。
    クドカンも本物だし・・・。
    飄々としたクドカン、可笑しかったなぁ・・・。(ラーメン屋のコントも可笑しかった!)
    −◆−

    本編に戻して・・・。
    春子「親孝行 今しか出来ないし、なんか面白くてさぁ。」

    ユイちゃん「面白い?」

    春子「”袖の春子”が田舎で親の介護とか面白いじゃん。まあ、そのうち飽きるかも知れないけど、でも絶対『ありがとう』って言ってもらうんだ。『お帰り』と『すまなかった』は聞いたから。あとは『ありがとう』でしょ。」

    うわ〜〜、またまた頭の中で勝手に先のこと想像しちゃう。
    東日本大震災のあとに、何らかの危機的シチュエーション(生命の危機?)に陥って、夏ばっばが初めて春子に「ありがとう」と言って、春子が「やっと言ってもらえた・・・。」って言うようなシーンが浮かんじゃう・・・。

    前話から妙にそういうことが頭をよぎり始めちゃった・・・。
    −◆−

    その後、足立先生(平泉成)とよしえ(八木亜希子)が春子に会いにスナックにやって来ました。

    足立先生「ピザでももらおうかな?」
    ユイちゃん「めんどくさい。」

    よしえ「私やるよ。」
    ユイちゃん「えっ、いいよ、入ってこないでよ。」
    よしえ「いいから」

    なんだかんだ言いながら、カウンターに中で仕事を分担した母娘。

    太巻の映画『潮騒のメモリー〜母娘の島〜』の題名から「アキと春子」「春子と夏ばっば」の”母娘の物語”に思いが及んだんだけど、もう一組の母娘「ユイちゃんとよしえ」も居ましたですねぇ。
    −◆−

    二次審査の日。

    能面状態の太巻が「なんでなまってんの? 東北弁の方がキャラが立つとか誰かに言われたんですかぁ?」とアキに質問。

    <完全アウェイの空気で意地悪な質問が続きました。>

    アキ「おばあちゃん子で、最初はばあちゃんや海女さんたちと喋ってて自然とうつったんですが、今はなまってるほうが素直に気持ちが伝えられ・・・」

    アキが最後まで話さない内に太巻が遮り「いじめられてたんですか? インターネット上に、そのような書き込みがたくさん見受けられたので。事実ですかぁ?」と陰険な質問。

    <鈴鹿さんは手をさしのべてくれませんでした。>
    簡単に助け船を出さないのが鈴鹿ひろ美の”親心”かな?

    アキ「いずめられてたというより・・」
    太巻「標準語でお願いしま〜す。」

    アキ「いじめられてたというより、いじめられるほどの個性もなかったんです。イジメられる子って多分目立つ子なんだと思います。その点、私は、地味で、暗くて、向上心も協調性も・・・あれ? 何か足りない?」

    一所懸命思い出そうとする能年ちゃんの表情がメッチャ可愛らしい!!

    アキ「何だっけ? 異物感? 罪悪感? あっ、存在感!! 存在感も個性も華も無いパッとしない子です。言えたぁ。」

    「言えたぁ」と、ほっとして小さな達成感を滲ませたときのアキちゃんの口ぶり、ほんのチョッピリだけど『セーラー服と機関銃』で薬師丸ひろ子が「快感」と言ったときと共通するものがあったような感じ。

    鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)「いまのあなたはどうですか? そのころと変わりましたか?」

    アキ「はい、全然違います。」

    太巻が「はい、どうもぉ〜」とアキの面接を終えようとしますと、鈴鹿ひろ美が彼の口にボールペンを当てて黙らせます。

    鈴鹿ひろ美「どうやって変わりましたか?」

    アキ「おばあちゃんのお陰で変わりました。おばあちゃんと一緒に海女さんやって、海さ潜ってウニ獲って変わりました。」

    北三陸にやって来たアキが夏ばっば(宮本信子)に船縁からいきなり海に突き落とされ「どうだ、しゃっこいとが足が着くとか着かねえとが考える暇無かったべ!」「飛び込む前にあれこれ考えたって、どうせその通りにはなんね。だったら何も考えず飛び込め、なんとかなるもんだ。」と言われたときが変化の始まり。

    太巻「そろそろ時間・・・」
    また鈴鹿ひろ美のボールペンが太巻の口をふさぎます。

    鈴鹿ひろ美「おばあちゃん、どんな人ですか?」

    アキ、目を輝かせて「かっけえ人です。この手拭いもばあちゃんからもらったんだ。」と北の海女の手拭いを取り出して見せます。

    アキ「おばあちゃんだけじゃなぐ、海女さんや地元の人ら、あと親友のユイちゃん。それから、もちろんお母さん。あと海。みんなのお陰で変わりました!」

    他の参加者と違って、だぼっとしたブラウスとだぼっとしたジーンズで、近くのコンビニに行くときより着飾っていないアキちゃんが、会場で一番キラキラしてる。
    −◆−

    セリフ読みになりました。

    鈴鹿ひろ美がアキに「丁寧に読んで。」

    アキ「母ちゃん、私 新助さんが好き。」

    鈴鹿ひろ美「丁寧に読むってのは、ゆっくりじゃないの、意味を考えて、なおかつ無理に抑揚付けようとしないで。」

    アキ「『よくよう』って何ですか?」

    うっ! 「想像してみて下さい・・・」というヒロインのナレーションから始まる『ガリレオ』のひとつ前の『月9』を思い出しちゃう。

    主人公・篠川栞子の内気な性格を、セリフをただゆっくりと読むだけで表現しようとしていた”G3号”にも、鈴鹿ひろ美から適切な演技指導が必要だったわ。
    (それ以前に、発音・滑舌からやり直し必要)


    で、唖然呆然の鈴鹿ひろ美が「ごめん、あなたバカだったわね。」
    アキ、目を丸くしています。


    噛んで砕くようにアキに説明する鈴鹿ひろ美は「私のマネしてみなさい。」といって「母ちゃん。」

    アキがなぞって「母ちゃん」
    この様子に思わず身を乗り出した太巻の後方に春子(有村架純)が座ってます。

    そして春子(有村架純)が「母ちゃん、私 新助さんが好き。だから島を出ます。」

    後方に居たはずの春子(有村架純)が、いつのまにかアキ(能年玲奈)が座っていたオーディション席に・・・。

    鈴鹿ひろ美「好きにすりゃあいいべ。さっさと行けえ。」
    なんか”夏ばっば”みたいな鈴鹿ひろ美。

    春子(有村架純)は「親不孝ばかりで、ごめんなさい!」と席を立って走り去っていきます。

    春子の後ろ姿に向かって太巻が「ちょっと待って!」

    鈴鹿ひろ美に声を掛けられて我に戻る太巻。

    こうして二次オーディション終了。

    春子(有村架純)が出てきて、鈴鹿ひろ美は夏ばっばみたいになって、アキ(能年玲奈)がいて、”時空超越”で幻想的だったなぁ・・・。

    太巻、春子(小泉今日子)、鈴鹿ひろ美の3人の因縁や、春子と夏ばっばの母娘関係も交錯して、すごい哲学的だったわぁ。

    (有村架純ちゃん、宇宙人を追いかけてるより余程ファンタジック!!)
    −◆−

    劇場外には真奈(大野いと)ちゃんのファンなど、出待ちのオタクの皆さん。

    その間をアキとミズタクが出てきます。

    お迎えのタクシーが見当たらないので水口が「正宗さんは?」

    アキ「今日は給料日なので遅くなるって言ってました。」

    ミズタク「オレちょっと挨拶しに戻るけど、一人で帰れる?」
    アキちゃん、元気いっぱい「はい。」と頷きます。

    「お疲れさまです。」と言って去って行ったアキちゃん、角っこで立ち止まってミズタクが劇場に入っていくのをこっっそりと見届けます。

    アキは無頼寿司の裏口から小声で「先輩。先輩。」

    裏に出てきた種市先輩「終わったのか?」
    アキ「うん。」

    種市先輩「ずぶんも もう上がりだ。どうだった?」

    目つきが怪しいアキ「まあまあ・・かな?」

    様子がおかしいことに気づいた種市先輩が「なんだ天野? 腹減ったか?」

    アキちゃん、不満げに頭を左右に振ってます。

    種市先輩「じゃ何?」
    アキちゃん「今日なら、いいど。ママもパパも家さいねえの。」

    出たな! 盛りの付いた猫背の雌の猿!?
    アキちゃんはこの前からずっとそのことが頭にあったんや・・・。

    種市先輩、息が止まったみたいになって声が出ません・・・・次回へ続く。


    以前太巻が「健康な女子ほど恋がしたい。そんな分かり易い感情を抑圧してステージに立つ。それがアイドル。選ばれた一握りの人間の業だ。」と恋愛御法度の哲学を述べていましたが、アキちゃんは「健康な女子」と「アイドル」を両立できるか・・・。

    そんなこんなは別にしても、普通にこの子たちの恋愛が可愛らしくてワクワクします。
    中高生の頃(大昔)のワクワク・ドキドキを思い出します。





    ◇◆◇ 「あまちゃん」感想 ◇◆◇
    #126 #125 #124 #122 #121 #120 #119
    ★「スタジオパーク」皆川猿時



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