あまちゃん 第110回★切れたのは種市先輩がくれたミサンガ「恋の病」再点火
- 2013.08.06 Tuesday
- 11:34
- NHKドラマ・番組
大吉がメガホンを使って「袖ヶ浜海岸の海開きに先駆けて我が北鉄のユイちゃんが海女のユイちゃんになって帰って来ました!!」
駅舎には《帰ってきた北鉄のユイちゃん!撮影会》と手描きの看板が掲げられてます。
絣半纏と「北の海女」の鉢巻の海女姿のユイ(橋本愛)ちゃんが「ただいま〜」
ヒビキ(村杉蝉之介)たち熱狂的なファンのみなさんが「おかえり〜〜!!」
大吉「黒い髪になって、黒い交友関係を断って、あの伝説の美少女が帰って来ました!!!」
黒い交友関係を断ってって、際どすぎることを言うなあ!!
さらに大吉が脳の血管が切れそうな勢いで「2010年夏。春ちゃんがいなくてもアキちゃんが居なくても、北三陸にはユイちゃんが居ま〜〜〜す!!!」
やっぱりユイちゃんは黒髪ボブがイイ!!!
オタクの皆さん、喚声!!!
デジカメで撮影しまくり!!
挫折中のアキより日を浴びてるかもしれないユイちゃん。
さらばヤンキー・ユイだべ!!
−◆−
純喫茶『アイドル』でバイトしてる時にミサンガが一本切れたアキ(能年玲奈)。
甲斐さん(松尾スズキ)が「やったじゃん。」
アキ(能年玲奈)はミサンガが切れたのは念願の初仕事の予兆かとワクワクです。
(手首にはあと2本ミサンガが残ってるから、願い事がまだ2つ叶う??)
しかしテレビ局を回ってきた水口(松田龍平)は収穫ゼロ。
元気なく缶コーヒーを飲む水口。
甲斐さん「おい、うち一応 純喫茶だ。」
小さな笑いを満遍なく入れ込んでるクドカン。
水口「は〜〜。」と溜息。
<水口さんにとって収穫ゼロは収入ゼロを意味するのです。>
ヒビキがGMT祭りについて言及。
10万枚突破イベントなんだそううです。
アキ「おら、なんで呼ばれなかったんだ?」
水口「気ぃ使ったんじゃない。」
アキ「そうか、気ぃつかわせちゃったか。」
微妙に寂しさが入り混じったアキ(能年玲奈)ちゃんが不憫。
不憫なアキ(能年玲奈)ちゃんも可愛らしいけど・・・。
−◆−
『GMT祭り』に足を運んだアキ(能年玲奈)。
水口もおつきあい。
ステージではGMT5が『暦の上ではディセンバー』
アキちゃんが着るはずだったブルーの衣装はベロニカが着ています。
押しかけたファンが熱狂していて、蛍光ケミカルライトを振りまくり。
<衝撃でした。ついこの間まで一緒だった仲間が、ともに奈落で汗をかいてきた仲間が、目の前で喚声を浴びている。スポットライトを浴びて輝いてる。練習の成果を存分に発揮している。>
アキちゃん、かなり虚脱状態。
−◆−
メンバーが自己紹介をはじめました。
リーダーしおり(松岡茉優)が「海はないけど夢はある・・・」云々。
観客「しおり〜〜ん!!」
水口「なんか、遠くに行っちゃったみたいだな。」
アキ、元気なく「んだ。」
−◆−
小野寺(優希美青)ちゃんが「私の名前は?」
観客「小野寺ちゃ〜〜ん。」
小野寺ちゃんが耳に手を当てる仕草で「え〜、呼んだぁ?」
観客「呼んだ、呼んだ、いえ〜〜い!」
水口「くそっ、完成してる。」
ろくに客も居ない路上ライブで、水口が一人で掛け声を出していたパターンが、自分が退社してから定着していることが悔しい・・・。
−◆−
真奈(大野いと)は「福岡県、ゴホゴホゴホ」
観客「佐賀だろ〜〜〜!」
出身地詐称を持ちネタにしてファンにも定着しちゃってる!!
真奈「佐賀県出身の遠藤真奈です。がばいよ〜〜、がばいよ〜〜。」
「がばいよ〜」までネタ化してる!!
−◆−
喜屋武(蔵下穂波)ちゃんは「ハイサ〜〜イ」
客「ハイサ〜〜イ」
アキ、少し微笑み「喜屋武ちゃんは、あまり変わってねえ。」
客席最後方からアキが見つめるステージが、ものすごく遠くに見えます。
人気が沸騰し始めたGMTと、仕事のないアキの距離を表すような映像です。
−◆−
しおりが「中退した天野アキちゃんに代わって加わった新メンバー!」とベロニカ(斎藤アリーナ)を紹介。
ベロニカ「父は山梨なのね、母はブラジル人なのね、自分はベロニカなのね。好物は塩辛なのね。13歳なのね。」
まるで『ATARU』の鑑識・田中哲司みたいな語尾使い!!
アキは「中退」という単語に反応してさらに虚脱状態。
前田敦子や麻里子様みたいに卒業なら格好良いけど、「中退」って言われるのはツラかった様子。
『地元に帰ろう』を歌うGMT。
水口「ずっと一緒に頑張ってきたのにね。」
アキ「うん」
うっすら涙目のアキちゃん切ないわぁ。
<まぶしかった、本当は自分もあそこにいたはずなのに。そう思うと余計に…。>
−◆−
イベント終了後、メンバーは帰途につくファンと握手。
路上で握手会した時、小野寺ちゃん以外に握手しに来る者が居なかったこともあったのに・・・。
マネージャーをしてる河島に水口が「なんか大きくしていただいて。」と感謝。
河島「もともとポテンシャルの高い子たちだったから。」
太巻がついこの前「売れへんよ君らは。はっきり言うてGMTは企画倒れ。」などと、こき下ろしていたのに、いまでは扱いが180度変わっちゃってる。
会場には太巻自身もやってきていて、ヒビキを見つけて「いらしてたんですか。ありがとうございますぅ。またよろしくお願いしますぅ。」と鼻から出てるような声で おもねってます。
GMT5を売り出すために、ヒビキごときにでも媚びへつらっています。
水口「あいさつしてきます。」
河島「やめとけよ。」
水口「筋通すなら早いほうがいいから。」
水口が太巻に声をかけますが、太巻(古田新太)は目も合わせずに客に「ありがとうございますぅ。」と機械的に頭を下げ続けるばかり・・・。
まるで、そこに水口が居ないような振る舞い・・・水口の存在すら認めていないってことか??
筋を通しに来た水口を無視するとは、春子(小泉今日子)が言ってたとおり器がちっちゃいわ。
頑張れミズタク、10倍返しじゃ!!
−◆−
しおりがアキ(能年玲奈)を見つけて『無頼鮨』で待ってて欲しいと声をかけてくれました。
で、水口とアキが『無頼鮨』へ・・。
哀愁漂わせるアキが「かっこよがったなぁ、みんな。」
水口「まさか、こんな早く明暗分かれるとは思ってなかったよ。」
店の奥では種市先輩(福士蒼汰)がアキたちの会話を気にかけてる様子。
待てど暮らせどGMTはやって来ません。
イベント後、GMTの5人は延々と奈落で太巻からダメ出しの連発を食らってレッスンしていて出て来られないのです。
客に媚びを売っていた太巻とは別人のようにネチこい指導。
しばらく待っていたのですが、アキが「帰るべ! おら、まだ会えねえ。皆さ会わす顔ねえ。会って、何言っていいが分かんねえ。」
不憫・・・。
送って行くよと言う水口に「水口さんは残ってろ。みんなさ褒めてやってけろ。」とアキ。
デビューできたメンバーを妬んだり逆恨みしたりせず、心配りまでして見せたアキちゃん偉い。
頭を撫で撫でしてあげたいわ。
−◆−
出前から帰ってきた種市先輩が店から出てきたアキと遭遇。
種市先輩「帰るの?」
アキ「うん、おやすみなさいい。」
立ち去ろうとするアキに「ここが踏ん張りどころだぞ。天野。」
振り返ったアキが「え?」
種市先輩「一人ぼっちでつれえのは分がる。でも、いま逃げちゃダメだ。」
アキ「先輩」
種市先輩「南部潜りも同じだべ。最後は孤独との戦いだべ、深い海の底で一人になってみて、やっと自分と向き合える。」
アキ「なして、なして今日に限ってそんなに優しいんだ?」
種市先輩「分がんねえ。でも、海の底さいる天野に空気送りこむのは、自分(ずぶん)しかいねえべ。」
アキが「あ!」を手首に目をやります。
<そうが、切れたのは種市先輩がくれたミサンガだったんだ。>
<思いがけず励まされ、一度はすっかり冷めた恋の病が…。>
困惑顔のアキ。
種市先輩と目があって、小さくドギマギ。
GMT5のレッスンシーンが映って「好きです 先輩 覚えてますか♪ 朝礼で倒れた私 都会では 先輩 訛ってますか♪」
アキ(能年玲奈)をじっと見つめる種市先輩。
ウルウル来た目で見つめ返すアキ(能年玲奈)・・・・次回へ続く。
うわぁーーー胸キュンの恋話!!
アキちゃんの表情がすごく良いわぁ!!!
ものすごくベタで、森田健作と”吉川くん”の時代を思わせるような真っ直ぐで清らかな恋!!
(褒め言葉のつもり)
切れたミサンガはアキ(能年玲奈)の初恋を成就させるのか・・・。
残り2本は、アイドルになることと、もう1本は??
−◆−
こんなふうに、アキ(能年玲奈)、ユイ(橋本愛)ちゃん、種市先輩(福士蒼汰)の青春物語が再始動しはじめたかもしれない『あまちゃん』第110話。
いつものように天真爛漫とはいかなくて、哀感漂うアキ(能年玲奈)ちゃんも凄くキュートなのであります。
そして、昨日は『ミズタク萌え』で、今回は『種市先輩萌え』・・・。
◇◆◇ 「あまちゃん」感想 ◇◆◇
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★「スタジオパーク」皆川猿時
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