あまちゃん 第104回★GMTはポンコツとガラクタしか居ない
- 2013.07.30 Tuesday
- 17:28
- NHKドラマ・番組
大将(ピエール瀧) 動揺しすぎ!!
寿司ネタがシャリの下になっちゃってる!!
女子高生から「かわい〜〜〜」とか言われそうな大将。
−◆−
重大なペナルティについて勝手に勘違いした鈴鹿ひろ美が「やだ種市君、天野さんがJリーガーと!!」
どっからJリーガー出てきてん!?
Jリーガーって、そういうイメージ!?
アキをクビにした理由を説明する太巻。
解雇理由にいまひとつ説得力がないのは、太巻が理屈じゃなくて感情に左右されちゃってるせいなのかなぁ??
ま、太巻が多少理不尽でも、半沢直樹(堺雅人)を貶めようとする浅野支店長(石丸幹二)や小木曽(緋田康人)よりは だいぶマシかな・・・。
太巻はアキについて「繰り上げ当選で残ったポンコツだ。」とまで言います。
さらに太巻は「GMTはポンコツとガラクタしか居ない。ガラクタ市だ。」とダメ押し発言。
鈴鹿ひろ美「たしかにポンコツね、NG40回も出すし。」
NGシーンの回想でアキが「島田さん、先週しっこしましたよ。」
前にも見てるのに、また吹き出しちゃうわ。
酔っぱらいの鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)がアキを辞めさせるなら女優を辞めると言い出したものだから、太巻は渋々解雇撤回。
−◆−
自宅のPCで”お見合いサイト”のライブチャットをしている正宗(尾美としのり)。
ピンポ〜〜ン。
「ただいま〜〜。」とキャスターバッグを引きずって上がり込んできた春子(小泉今日子)。
正宗が反射的に「おかえり。」
パソコン画面に気づいた春子が「誰、このブス!?」
元ヤンキーの春子に、北三陸のおばちゃんパワーが加味されてるから無敵の発言!!
春子は自分ペースで「お風呂いいかな?」
正宗「ちゃんと説明してくださいよ。」
春子「『おかえり』って言ったじゃん。」
正宗「『ただいま』っていったじゃん。」
春子「ウワァ〜〜なにかムカっとくるなぁ。何よカーテンの色ちょっと明るくしちゃってさぁ。モテようってしてんの? わっ!? 間接照明、ウケる〜〜!! 独身かぁ!」
憮然とした正宗が「独身だよ。」
春子が主導して離婚しておいて、この言い草!!!
おそるべし北の冷血女!!
あくまでマイペースに振る舞う春子が「しばらく厄介になります。すいませ〜ん。」
そんな父母を面白そうに眺めるアキ(能年玲奈)ちゃん。
−◆−
そのころスナック梨明日では大吉(杉本哲太)がシクシク泣いています。
昼の2時から泣き通しなんだそうな。
大吉「ずっと待ってたんだぞう! 24年間ずっと待ってたんだぞう!」
吉田くん「だいたい24年っていっても琥珀に比べたらね、勉さん。」
勉さん「琥珀は8500万年の樹液・・・。」
大吉「樹液じゃねえぜ! 俺は、大吉は人間だもの!!」と、大声で相田みつを風のセリフ。
大吉は救いを求めて「ユイちゃん、なんか歌ってくれよ。何でもいい。84年の歌なら。何でもいい。」と言って、カラオケの送信機をユイ(橋本愛)ちゃんに手渡します。
吉田くん「それ、結構な縛りですよ。」
大吉が血管浮き上がらせて「84年は譲れねえ! 俺と春子のメモリアルイヤーだ!!」
春子の上京が、なんで二人のメモリアルイヤーなんじゃ!?
「頼むユイちゃん、84年で1曲。」
相変わらずダッサいヤンキーファッションだけど、表情がだいぶ緩んだユイちゃんが選曲して送信。
マイクを持って立ち上がると、カラオケモニターには<悲しみがとまらない 杏里>と表示。
状況にあまりにもマッチした選曲に大吉が悶絶して「あ”〜〜〜!」
ユイちゃん「まだ歌ってません。」
大吉「春子〜〜〜!」
ユイちゃんが歌い始めるかと思った瞬間、カラオケステージに弥生(渡辺えり)さんが出現して「 I Can't Stop The Loneliness ♪」
相変わらず可笑しい北三陸。
で、カラオケマイクを手にしたユイちゃんが、この場面のキーポイントだったかも?
いろんな不運に見舞われてアイドルへの道が閉ざされて、一番傷ついていた頃なら、歌やマイクに拒否反応を起こしたと思うんですが、こうしてユイちゃんがマイクを握れるようになったのは、気持ちの整理がついて吹っ切れた証拠じゃないですかねぇ。
頑張れユイちゃん!
−◆−
鈴鹿ひろ美のお陰でクビを免れたのだから感謝しなきゃいけないとアキ(能年玲奈)に話す春子。
事情を知らない正宗(尾美としのり)は「クビになったのか!?」と騒ぎ立てて事情を聞こうとします。
『無頼鮨』で散々その話をしてきたとして事情を説明しない春子に正宗が「僕聞いてないから・・」
面倒くさそうに顔をしかめる春子が「聞いてない僕一人のために説明しなきゃいけないの? 根っからひとっり子だねぇ。なんか、イライラするわぁ!」
連絡もなくマンションに押しかけてきて、食事まで作ってもらったのに超・高飛車です!!!
あまりの理不尽さにカチンと来た正宗が”半沢直樹”みたいに反撃開始。
「意味分かんないよう! チャットしてたら押しかけてきてさあ、ダメ出しされて・・・君だって、君だって一人っ子じゃないか。」
春子「そうよぁ! だから何よ!!」
二人に挟まれてるアキが「おらも一人っ子だべ。一人っ子同士、仲良くやっべ。」
アキ(能年玲奈)ちゃん、ナイス火消し!!
正宗「いつまで居んの?」
春子「わかんないけど2,3日なのか? 2,3年なのか?」
アキ「じぇじぇ。」
正宗「2,3日と2,3年では全然違うよ。」
春子「迷惑なの!?」
正宗「そうじゃない。滞在期間ぐらい知る権利あるでしょ。ずっと待ってたんだから。待ってたよ。君が帰ってくる場面をずっとイメージして・・。」
せっかく父・正宗がバスローブ女(大久保)のことはスルーして”良い雰囲気”を作りっかけているのにアキが割り込んできて「でも、夏ばっばは? 一人にして大丈夫か?」
夏ばっばの心配をしてる場合ではないと指摘されたアキは「おらなら大丈夫だ。しばらくおとなしくしでっから。反省してる。クビになりたぐねえし、いい子にしてるべ。」
(この年齢で「いい子にしてる」というセリフが様になって可愛らしく思えるのは日本中で能年ちゃんだけだべ!!)
しかし春子は「何いってんのアキ! いい子になんかならなくてもイイの! あんたは今のまんまでいいの。そのためにママ、東京に出てきたんだからぁ。」
「ママ」
春子「今回のことだって、あんた一つも悪く無いからね。悪いのは太巻なんだからね!! あいつの理不尽ないじめと闘うためにママ来たんだから。」
」
春子は20数年前の因果に思いを馳せて力みかえってる!?
春子「おとなしいアキなんかさ、肉の入ってない”肉じゃが”よ。」
正宗「『じゃが』だね。逆よりはいいね、『肉』よりはね。」
(キン肉マンは気ぃ悪いかも。)
春子「心配しなくていいからね、ママが絶対守ってあげるからね。」
アキがいい顔をして「分がった。ありがと。」
正宗「パパは、パパに何かできることはないかな?」
春子「チャットでもしてたら。」
−◆−
奈落に戻ってきたアキ。
皆が嬉しそうにアキを歓迎し、しおりが「奈落にはやっぱりアキが居ないと。」
北三陸のアイドルだったように、奈落でもアキはアイドルやねぇ。
しおりが不審な人影に気づいて身振りで示します。
アキ「ああ、あれは おらのママ。」
真奈(大野いと)が「そがんよね、新メンバーじゃなかよね。」
春子がGMTの面々に向き直って「無駄口叩いてないで、レッスン、レッスン。」
壁に掲げられている太巻の大きな写真を睨みつけた春子。
(偶像崇拝みたいに写真を飾ってる太巻はフセインか、毛沢東か、金日成かぁ!!)
−◆−
こんな感じだった『あまちゃん』第104話。
昨日は『無頼鮨』での会話劇で、今日はマンションでの”ホームドラマ”を見せたクドカン。
100話を過ぎても新鮮です。
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