『八重の桜』第27回「包囲網を突破せよ」★黒河内伝五郎を残してきたのに、八重がケロッとしてる

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    『八重の桜』第27回「包囲網を突破せよ」

    城に入り損ねたユキ(剛力彩芽)と妹弟と継母・秀と祖母は市中を逃れて御山在方面に向かいました。

    百姓の家があって、ユキ(剛力)が「今夜だけでも泊めてくなんしょ。納屋の端でもかまわねぇから。」

    家の奥から主人が「Mステで音程を外し声が裏返って顰蹙を買った女なんか、早く追っ払え!」と言ったように聞こえたけど、もしかすると「早く追っ払え」以外は空耳だったかもしれない。

    百姓のオバサンは「とばっちり食うのは御免だから。」と言って家の奥に入っていきました。

    長いシーンでもないから別に良いんですけどね、前半のクライマックスという位置づけの回なんだからテンポや盛り上がりを欠く場面は削除した方がクライマックスらしくなると思うんですけどねぇ・・・。

    日向ユキ(剛力)が大きな役割を果たす状況でもなく、今後への重要な伏線ってわけでもないのに、なんで流れを切ってしまうような場面を入れちゃうんでしょうかねぇ??

    前回の新政府軍に斬られかけた場面もそうですが、会津戦争絡みの回で、どうしても剛力彩芽の場面を作らなきゃならない事情でもあるんでしょうか??

    (それにしてもMステでの剛力彩芽の「生歌」は悲惨でしたねぇ・・・。)
    −◆−

    八重(綾瀬はるか)たちが敵陣に夜襲を掛けます。

    八重の銃弾が敵兵に命中。

    元込め7連発、重さ約4キロのスペンサー銃を手にした八重は「ひとりも逃さぬ。」

    つづいて棒立ちの敵歩兵2名に続けざまに銃を発射。
    (敵兵の動きが悪いので、夜店の射的みたいです。)

    至近距離から敵兵が襲ってきたので、八重は後ろざまに転がりながら発砲。

    銃弾を受けて倒れた敵兵を間近で目にした八重は「鉄砲は武器だ。殺生する道具だ。人間の心の臓さ撃ち抜くっつうことだ。」という父・権八(松重豊)の言葉を思い起こします。

    そして起き上がって八重が発砲。

    多勢に無勢となり、黒河内伝五郎(六平直政)が八重(綾瀬はるか)に退くよう声を掛け、自分一人で長槍を振り回して相手方を引き受けます。

    刀を避けて尻餅をつきながらも奮闘する伝五郎が「お前らに、会津は渡さねぇ!!!!」


    長くて重い洋式銃を《接近戦》で使ったこの場面、相手の動きの悪さや近すぎる距離感がピンとこなくて・・・・。

    7連発だとは言ってもピストルのようには小回りが利かないスペンサー銃ですから、《庭先での接近戦》は絵になりにくい感じ。

    で、クソ長い「OP曲」になって、そのあと山川艶(秋吉久美子)さんのセリフが始まって、女子一同に「弾が来ても怯まずに、持ち場を守らんしょ 。」などと訓話・・・。

    八重(綾瀬はるか)も他の女性らまじって話を聞いてるのですが、伝五郎(六平直政)を敵の中に残してきたことなんか、これっぽっちも感じさせない場面・・・。

    八重、薙刀の師匠に冷たすぎるぞ!!

    OP曲を挟んだからといって、ここまで前後で繋がりのない造りで良いんだろうか??
    −◆−

    袴姿で白羽二重の鉢巻きをし腰には大小の刀、そして薙刀で武装した中野竹子(黒木メイサ)、母・こう(中村久美)や妹・優子(竹富聖花)、神保雪子(芦名星)らが婦女子隊を結成。

    萱野権兵衛(柳沢慎吾)を説き伏せて出陣。

    《涙橋の戦い》で新政府軍と交戦。

    敵兵「女や、女がおるぜよ。」
    敵兵「殺さんと生け捕りや!」

    敵兵の考えてることは、そういうことなんでしょう。

    辞世の句をくくりつけた薙刀で必死に戦う竹子(黒木メイサ)の腹部に一発の弾が命中。

    絶命した竹子を抱きかかえている母・こうが「首を敵に渡してはならぬ。」と小刀を竹子の首に当てますが、敵が迫ってきたのでそのまま撤退。

    一同、逃げる、逃げる・・・・。


    で、竹子(黒木メイサ)の白装束は、死を覚悟したことを表していたり、銃槍から血が滲むビジュアルでの効果を狙ったんだと思うけど、衣装的に戦場に似つかわしくないような気がしました。

    彼女だけ白装束って言うのはあざと過ぎません?

    場面としても、ただ竹子が戦死しただけみたいな印象しか残らなかったし・・・。
    もう少しどうにかならないものか・・・。
    −◆−

    火薬庫を襲われ、守備ポイントも次々と攻略され、西郷頼母(西田敏行)は「もう戦にはなりません。」と松平容保(綾野剛)に開城を具申。

    官兵衛(中村獅童)は「この戦はまだ始まったばかりにごぜえやす。」と開城に断固反対。
    (「野球は9回2アウトから」的な精神主義!?)

    頼母「この戦には、もう出口はねえ。」

    梶原平馬(池内博之)は冬まで持ちこたえれば会津に有利になり和議の道も考えられるとしますが、頼母は「今、恭順開城しなければ、会津は、会津の民は根絶やしにされちまう!!」

    家臣一同で腹を切って恭順を示すという頼母に対して、官兵衛は「馬鹿なぁ!!!! 敵に膝を屈するぐらいなら、藩士はもとより、女子供にいたるまで城を枕に討ち死にすべし!!!」「頼母様は腰抜けだぁ!!」と歌舞伎役者みたいな口調で玉砕論を主張。


    容保公が「事ここに至っては、開城恭順の道など、ない。城と命運を共にするのみ。」

    松平容保(綾野剛)って生真面目で誠実だけど、政治判断はいつもミスってる。

    TBS『情熱大陸』は綾野剛でしたね。

    『空飛ぶ広報室』と『八重の桜』を忙しく掛け持ちする様子が映ってました。

    綾野剛がここまで忙しくなければ、もっと容保公の出番が増えたのかなぁ・・・って思います。

    剛力彩芽の出番を作る暇があるなら、容保(綾野剛)の出番を増やす方が真っ当だと思うんだけど・・・。

    『ガリレオ』の柴咲コウが交代したことなんかもそうなんだと思うけど、業界の都合がドラマに影を落としちゃう悪例かな。
    −◆−

    《涙橋の戦い》で大垣藩に捕縛され、縛られた両手首を木につるされている神保雪子(芦名星)。

    たまたまこの様子を目にした土佐藩の隊長・吉松速之助(河野洋一郎)「命を助けるよう、わしが掛けおうちゃる。」と雪子に声を掛けます。

    しかし雪子は「ご無用にごぜえやす。それより脇差をお貸しください。」

    吉松が名を問うても答えない雪子。
    彼女の意を汲んだ吉松速之助が縄をほどき「三途の川を渡るときは、堂々と名乗りや。」

    そして、そっと脇差を置いて立ち去りました。

    この部分は基本的に史実に沿った顛末なんだそうですが、ある意味、竹子絶命のシーンよりよほどドラマ的だったかも。
    −◆−

    八重が銃の手入れをしていると、祭り囃子の笛の音が聞こえてきました。(井戸・兵庫県知事が『平清盛』の画面が汚いとクレームをつけた影響もあるのかもしれないんだけど、八重はこんな状況なのに意外と清潔)

    城壁越しに市中を眺めた八重「獅子が来た。」

    会津彼岸獅子の一行が笛や太鼓を鳴らしてやってきました。

    呆気にとられた包囲軍兵士は「何ぜこの隊列は?」「どこの藩ぜよ?」

    大蔵(玉山鉄二)は馬に乗り堂々と行列に加わり、兵士もぞろぞろ・・・。

    官兵衛「門を開けぇ。彼岸獅子を迎え入れよ!! 会津兵の入場だぁ!」

    日光街道の警備をしていた大蔵たちが、知略でもって包囲網を破り帰還してきたことに盛り上がる城内。
    子供は小さくガッツポーズしてます。

    しかし、案外とアッサリした場面で、画面の中だけが盛り上がってる感じがしなくもない彼岸獅子・・・。
    −◆−

    頼母(西田敏行)が単独で容保(綾野剛)と面会し「殿、勇気を持って恭順の意をお示し下さいますよう。会津を助けて下さりませ。」

    容保は恭順の是非については触れず、「そなたには別の役目を申し付ける。萱野の元へ行き、『城に入らずその場にとどまり戦え』と伝えよ。」

    動揺する頼母に「これは、軍命である。」と駄目押し。
    無念の頼母・・・。


    でね、彼岸獅子の前の場面で頼母が八重に「敗軍の将として儂は腹を切らねばなんねえ。だけんじょ、死んだ者たちの無念の思いが、このワシの肩に重くのしかかって、腹切らせねえんだ。生きて、会津を守れと言うんだ。」などと話しをした場面も西田敏行の演技は光るんだけど、場面としては心に響いてこないの。

    西田敏行は充分以上に頼母の心象風景を表現しているのに、なんだか面白くない。

    西田敏行と綾瀬はるか。西田敏行と綾野剛の絡みはクオリティを満たしているのに胸に染みるものが希薄。


    調味料を一つ入れ忘れた料理みたいな感じなんだけど、何が足りないのかなぁ・・・。


    この場面に限らず、前回の「白虎隊の悲劇」「頼母一家自害」や今回の「竹子の戦死」「彼岸獅子」なんかでもドラマに起伏を付け切れていない印象。
    −◆−

    こんな感じの『八重の桜』第27話。

    身を挺して敵を食い止めた黒河内伝五郎を残してきたのに、OP曲を挟んだら八重がケロッとしているという部分がすべてを象徴してるかなぁ・・・。

    なんで会津戦争で盛り下がるかなぁ・・・・。
    綾瀬はるかが好きで贔屓目に見てるつもりなのになぁ・・・。)

    無理筋で理不尽にも責任を被せられる様は『会津藩』も『半沢直樹』も似たようなものなのに、どうして『八重の桜』は淡白なんででしょうねぇ。





    ◇◆◇ 「あまちゃん」感想 ◇◆◇
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      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/07/16 5:54 AM
      自慢の娘
      • 悠雅的生活
      • 2013/07/15 9:48 PM
      【第28回の視聴率は、7/16(火)追加予定】 「自慢の娘」 官兵衛、朝駆けする
      • ショコラの日記帳・別館
      • 2013/07/15 9:38 PM
      【第28回の視聴率は、7/16(火)追加予定】「自慢の娘」官兵衛、朝駆けする筈だったのに、寝坊(汗)情けないですね(汗)誰かもっと早く起こしてあげれば良かったのに(^^;)長命...
      • ショコラの日記帳
      • 2013/07/15 9:38 PM
      大河ドラマ「八重の桜」。第28回、自慢の娘。 鶴ヶ城での籠城戦が続きます。 はいはい。八重さん大活躍ですね。・・・という第28回。
      • センゴク雑記
      • 2013/07/15 9:27 PM
      八重(綾瀬はるか)は、新政府軍の大砲による攻撃が始まったのを知り、尚之助 (長谷川博己)の元へ駆け寄る。 そして、尚之助とともに山砲を操って反撃を試みる。 砲弾は見事に命中。しかし、敵からの砲...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/07/15 9:09 PM
      大河ドラマ「八重の桜」第27話は籠城戦に突入した会津軍は新政府軍の激しい攻撃の前に次第に追い詰められていった。城に入場できなかった中野竹子らは新政府軍の包囲網を突破し ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2013/07/09 6:18 AM
      連日、激しい戦いが続いている会津鶴ヶ城の周辺ですが、本日、明るいニュースがありました。山川大蔵 が、軍を率いて鶴ヶ城に入城。なんと、彼岸獅子の行列を偽装して、堂々と入城したのです!新政府軍は寄せ集めの軍隊だから、この異様な行列が 敵か味方かわからなっか
      • 風のうわさ
      • 2013/07/09 12:16 AM
      大河ドラマ「八重の桜」。第27回、包囲網を突破せよ。 タイトルで城から脱出する話かと思ったら、大蔵が入城することを指してたようです。 突破っていうのかな? ・・・という第27回です。
      • センゴク雑記
      • 2013/07/08 11:54 PM
      包囲網を突破せよ
      • 悠雅的生活
      • 2013/07/08 10:40 PM
      「包囲網を突破せよ」 土曜の夕方から体調がイマイチで、偏頭痛かと思っていたのです
      • ショコラの日記帳・別館
      • 2013/07/08 9:30 PM
      公式サイト 鶴ヶ城内にこもっている八重(綾瀬はるか)たちのもとへ、日新館が焼失し
      • 昼寝の時間
      • 2013/07/08 8:47 PM
      日新館が焼失し、負傷者が自害したという知らせが届いた。 怒りを募らせる八重は夜襲に出る。 しかし城外では新政府軍が続々と会津に集まってきていた。 城内に入ろうとする大蔵 ...
      • 宴の痕
      • 2013/07/08 8:44 PM
      第二十六話「八重、決戦のとき」はこちら。 前回の視聴率は14.0%。もうちょっと
      • 事務職員へのこの1冊
      • 2013/07/08 8:33 PM
      やっぱりつくづく思うのは、 女性は戦場に出るべきじゃないなっていうこと。 どう転んでも足手まといにしかならないですよね。 あらゆる方面でマズイ。 物理的に考えて、男性だけの集団で...
      • 青いblog
      • 2013/07/08 8:25 PM
      ココログフリーが前後広告化して一週間。 読者の皆様が広告ダウンロードの表示タイムラグにイラッとしてないかと戦々恐々の日々である。 キッド自身はかなり・・・ムカッとしています。 トップ画面なんか・・・前広告と文字広告に挟まれて・・・本文、埋もれてるじゃね
      • キッドのブログinココログ
      • 2013/07/08 3:46 PM
      8月23日夜のシーンから。 時尾に髪を切ってもらった八重。その直後、健次郎たちが現れ、日新館が焼け落ちたことが伝えられた。そして古川ら医師と負傷者もやってきて、敵の手 ...
      • 虎哲徒然日記
      • 2013/07/08 2:29 PM
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      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/07/08 2:26 PM
      城内の八重(綾瀬はるか)のもとへ、日新館が焼失し、重傷者たちが自害したという知らせが届く。 怒りを抑えきれない八重は、夜襲で敵を討つため、城外へ出る。 中野竹子(黒木メイサ)は、母や妹とともに...
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