『八重の桜』第26回「八重、決戦の時」★ユキ(剛力彩芽)のせいで黒河内(六平直政)負傷

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    『八重の桜』第26回「八重、決戦の時」


    開始1分で剛力彩芽・・・興醒め。
    余分な場面が多い『八重の桜』を象徴するのが”剛力彩芽”登場シーンだべ。

    今のところ居なくても済む人物であるユキ(剛力彩芽)を存在させるなら、せめて谷村美月や貫地谷しほりレベルのポテンシャルを持った女優を使って欲しいな。

    営業的に無理に押しこむような人物は不要。
    −◆−

    軍服姿で城に入った八重(綾瀬はるか)。

    袖をちぎり取った三郎の黒い軍服と、茶系の皮手袋や袖をちぎったあとに見えてる赤い裏地、襷掛けにしたの朱色の帯(銃弾入れ?)などが合わさったデザインが良い。
    部位ごとの色使いに適度なコントラストがあって良い感じ。

    (妙な比較になるけど、『仮面ライダーウィザード』にでてくる女子ライダー『メイジ』のデザインなんかよりシャープで、且つ壮絶な雰囲気も漂ってる。)

    廊下で遭遇した照姫(稲森いずみ)がそんな八重を見て「勇ましい姿じゃな。」

    普段、着物の女性は片膝をつくなんてあり得ないのだと思うのだけど、戦装束で男子のように片膝をついて頭を下げた八重は「これは伏見の戦で亡くなった弟の形見にごぜえます。私は弟の魂とともに、戦う覚悟にごぜえます。」

    凜々しくて、かつ悲哀感もまとう八重がかっけーーー。

    照姫は「では、その鉄砲に会津節の魂を込めよ。」

    城に入った他の女性は保守的で、八重の装束を”不躾”だなどと陰口をたたいていたけど、照姫は最高にクールなフレーズを口にしてくれました。(かっけーーー)

    史実から外れることが出来ない大河ドラマにあって、こういう創作出来る場面を積み重ね、登場人物の魅力を引き出していくことが肝要なんだと感じたシーンでした。
    −◆−

    殺気立っている城内で神保内蔵助(津嘉山正種)が鉄砲の出来る者をかき集めておけと梶原平馬(池内博之)に指示。

    平馬「年寄りと子供ばっかりで指揮を執る者がおりません。」

    廊下に居た八重が家老たちの会話に割って入り「私がやりやす。私が鉄砲隊を指揮いたしやす。」

    おなごの出る幕ではないという内蔵助(津嘉山正種)らに八重は「今この時に、そった昔ながらの考えでなじょしますか! これは男だけの戦いではねえなし! これは会津すべての戦いだ! 私は山本覚馬の妹だ。鉄砲のことなら誰にも負けねえ。敵にお城は渡さぬ。私達の大事な故郷、会津は、この手で守る!」と必死の訴え。

    八重の熱い言葉に、内蔵助は「心ゆくまで戦うべ。」

    綾瀬はるかの力強いセリフがかっけーー

    八重さんの気持ちは恐らくセリフ通りだったのだろうと思いましたし、実に”かっけーー”のではありますが、「私が鉄砲隊を指揮いたしやす」というセリフは、24歳の女子にしてはやや差し出がましく強引な感じがしなくもなかったです。

    マジで家老に直訴するような経緯があったのか、実際はどういう経緯があったんでしょうかねぇ・・・。
    −◆−

    北出丸で敵を迎えうつ八重(綾瀬はるか)と少年兵。

    城内にも砲弾が着弾し、土煙が舞う中を七連発のスペンサー銃を手にした八重がひた走ります。

    崩れた塀から敵を狙い撃ち。
    命中し「よっし!」

    少年兵を指揮して「んだら、行くベ!!」
    「構え! 狙え! 撃で!」

    幕末のジャンヌ・ダルク、八面六臂、獅子奮迅の働き。
    −◆−

    過去2話でフラグが立てられていた西郷邸では残った頼母の家族が全員白装束で輪を作ってます。

    千恵(宮崎美子)が辞世の句「なよ竹の 風にまかする 身ながらも たわまぬ節は ありとこそ聞け」

    「会津は罪もねえのに罰を受け、無念を飲み込んで敵に恭順した。それでもまだ足りなくて、敵は会津を滅ぼしに来た。そんな非道な力には死んでも屈しねえ。このこと命を捨てて示すのが西郷家の務めだ」と、節義に殉じて一死を選ぶことを娘たちに述べた千恵。

    幼い四女・常磐が「今日は何をすんですか。」

    いたいけなこの子が自刃すると思うと胸が詰まります。

    「よい処へ行くのですよ。皆で行く旅だ。何にも恐ろしいことはねえからな。」
    そして懐刀を手にし、鞘から刃先を引き抜く千恵・・・。

    この先の《一族21名自刃》の場面を想像するのが辛いです。
    −◆−

    城に入り損ねて町中を逃げてるユキ(剛力彩芽)ら日向家の面々。

    物陰で隠れてじっとしていたら良いのに、出たがりの剛力がチョロチョロしたせいで新政府軍に見つかって斬られそうに!!

    危機一髪の時に黒河内伝五郎(六平直政)が現れて長槍でブスッ!!
    黒河内「逃げろ、ぐずぐずすんな!!!」

    だから剛力グズグズするなよ、足手まといだから早く逃げろって!!

    さて、このシーンは必要だったんでしょうか??
    剛力彩芽を鬱陶しく思ってるせいもあるんだけど、他に時間を割くべきだと思うなぁ。
    −◆−

    城内の頼母(西田敏行)のもとに息子の吉十郎(関ファイト)がやってきて「父上と供に働けと言われました。」

    頼母「ひとりで、ここに来たのか。」
    吉十郎「母上も妹たちも皆、家に残りやした。」

    頼母は「そうか、そう決めだか。」

    妻・千恵(宮崎美子)の決断を察した様子の頼母(西田敏行)・・・感情を押し殺していますが、かすかに目が潤んでます。

    婉曲的な”仄めかし”で悲劇を感じさせた場面、印象的。
    −◆−

    負傷者を抱えながら飯盛山へと落ち延びた白虎隊・二番隊は、火災に舐め尽くされている市中を見下ろし愕然。

    討ち死に覚悟で城に向かうとしていた面々ですが、もし敵に捕まったら「恥の恥」だという意見が大勢を占め始めます。

    「生き恥をさらしては殿に面目が立たぬ。」

    和助「お先に、御免!」
    刀をグサッ。
    断末魔の和助「ウグーー グア”−−−」

    隊士が次々と割腹しはじめ「グワーーー」「ウグーーー」

    すぐには死にきれない隊士の呻き声が重なり合う中、悌次郎(中島広稀)が最後に自害。

    白虎隊二番隊、19名死亡。
    西郷家での自害とは対照的に、苦痛に歪む顔や呻き声が生々しく描かれ、ひたすら「痛そう」で凄惨なシーンでした。

    ただ、今回の白虎隊の悲劇より、『二本松少年隊』の時の方が涙腺を刺激する造りになってたように思いました。
    −◆−

    こんどは老兵・神保内蔵助(津嘉山正種)田中土佐(佐藤B作)の自害シーン。

    田中土佐「今切る腹を、あん時に切っておけば。」

    会津が京都守護職を受けた時のことを悔やみ「家老一同、腹切ってお断りすれば、会津はこげな道を辿らずに済んだ。」

    ”覆水盆に返らず”であることを悟りきっている内蔵助は「我ら最後に、徳川のためでも、幕府のためでもなく、会津のための戦をしたのだ。これ以上の名誉なことはねえ。」

    土佐「では、さらばだ。」
    内蔵助んだら、生まれ変わるときは、また会津で。

    こんなに理不尽な目に遭っているのに、また会津に生まれたいという内蔵助の『会津愛』が沁みる〜〜〜。

    過去の政治決断を悔いた会話や、会津への愛情に触れた会話もさることながら、津嘉山正種さんと佐藤B作さんの年季が入った演技のクオリティが素晴らしい。

    「味がある」なんて一言では言い表せないお芝居でした。

    (余談ながら『刑事コジャック』のクロッカー刑事の声にシビレて以来、「声優・津嘉山正種」も大好き。)
    −◆−

    大山(反町隆史)の足に弾を命中させた八重。
    「お城は渡さぬ! ならぬことはならぬのです。」

    故障していた四斤砲を尚之助(長谷川博己)が修繕して使えるようにしました。

    八重は、城の外で敵に発砲するという尚之助を制止し、大砲で城壁に穴を開けて発砲するアイデアを伝授した

    これがフィクションなら、ヒロイン八重のナイス・アイデアがキッカケになって攻守逆転して、やがて会津が戦に勝利・・・なんてことになったら”痛快”なんだけど、そうはいかないのが『大河ドラマ』の辛いところかなぁ・・・。

    基本的に史実通りだから、先々の運命についてネタバレなんですもんねぇ。
    −◆−

    鶴ヶ城からの八重たちの反撃に往生している大山(反町隆史)が「あん城は、すぐには落ちもはんぞ。」

    伊地知正治(井上肇)「さすがは天下の名城じゃ。」

    大山「中は年寄りと子供ばっかりのはずじゃどん・・・。」

    赤シャグマを被った板垣退助(加藤雅也)が「一気に責めるつもりやったけんど、包囲戦に持ち込んじゃろか。」

    鶴ヶ城の地下に”宇宙戦艦ヤマト”が眠ってるとか、密かに”ガンダム”を開発中だとかなら籠城戦から会津が逆転できるんだけどなぁ・・・。
    −◆−

    女子だと分かると乱暴狼藉される恐れがあるので、時尾(貫地谷しほり)さんに髪をバッサリ切ってくれと頼む八重。

    「私は三郎だから。長い髪はもういらねえ。」

    そして最後に「お城は守る。私はあきらめねえ。」

    八重(綾瀬はるか)は、かすかに笑みを浮かべていましたね。

    この状況でも、まだ絶望してなくて希望を持ってるから??

    艱難辛苦にあっても前向きな気持ちを失わない八重さんの性格が出たって感じかな・・・。
    −◆−

    以上、『八重の桜』第26話。

    色んな場面が錯綜して、それぞれがなかなかのクオリティだったんだけど、ヒロイン八重の奮戦に加えて「西郷家」「白虎隊」の悲劇までが入った「前半のハイライト」なんだから、もっともっと畳みかけるように感情を揺すぶられても良いような気もしました。

    豪華な配役で、手間と暇をかけてるんだから、むちゃくちゃ盛り上がっても良いはず。






    ◇◆◇ 「あまちゃん」感想 ◇◆◇
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      鶴ケ城入城。 第二十六話『八重、決戦のとき』ネタバレです。 NHK大河ドラマ「八重の桜」オリジナル・サウンドトラック I坂本龍一 | 中島ノブユキ commmons by G-Tools
      • 三毛猫《sannkeneko》の気ままにドラマ
      • 2013/07/03 5:48 PM
      言葉になりません。 なんという悲惨さ…(ノ_・。) 昔の会津ドラマよりはさわやかな面が残っていそうだけど、 一般視聴者としては、明日学校や仕事に行く日曜の夜にこれ見るの、辛いかも… 金曜の2...
      • 青いblog
      • 2013/07/02 8:57 PM
      八重、決戦のとき
      • 悠雅的生活
      • 2013/07/02 8:16 PM
      「八重、決戦のとき」綾瀬はるかさんが6/28(金)の『あさイチ』に出演。今後、明治時代になってから八重の服装が変わる事や日清・日露戦争で従軍看護婦になる事など、後半のドラマ...
      • ショコラの日記帳
      • 2013/07/02 5:07 PM
      30日始まる前に入城した八重は自ら名乗り出て鉄砲隊の指揮を任せられる事となる。一方入場できなかったユキらは村へ逃げる事を決意する。その一方で2つの悲劇があった。1つは西 ...
      • オールマイティにコメンテート
      • 2013/07/02 12:15 AM
      ついにきました、決戦のとき!三郎の形見の軍服を着て、スペンサー銃を手に、鉄砲隊の指揮をする八重。勝ち目のなさそうな戦い・・・でも、戦わなければならないのです。「お城は 渡さねえ。ならぬことは ならぬのです!」
      • 風のうわさ
      • 2013/07/01 10:36 PM
      第二十五話「白虎隊出陣」はこちら。 前回の視聴率は12.9%と急降下。大はずれで
      • 事務職員へのこの1冊
      • 2013/07/01 9:41 PM
      女子たちが避難する中、八重は男装して新政府軍に立ち向かうことに決める。 しかし劣勢に立たされる会津軍・・・。 西郷頼母の妻子は新政府軍に対する抵抗の意を示して自害。 男装した八重は男どもの反対...
      • 早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常
      • 2013/07/01 9:27 PM
      公式サイト 八重(綾瀬はるか)は、半鐘が鳴り響く城下を佐久(風吹ジュン)らと共に
      • 昼寝の時間
      • 2013/07/01 9:26 PM
      大河ドラマ「八重の桜」。第26回、八重、決戦のとき。 オープニングで見せた八重が銃撃戦を行う回。 鶴ヶ城での篭城戦。
      • センゴク雑記
      • 2013/07/01 8:29 PM
      慶応4年8月23日。 会津城下に新政府軍が侵攻、城下での戦いが始まった。大殿・容保も本陣から後退し、城内に入った。 八重は家族や近所の女性らとともに、城内に入った。そ ...
      • 虎哲徒然日記
      • 2013/07/01 6:30 PM
      八重(綾瀬はるか)は、半鐘が鳴り響く城下を佐久(風吹ジュン)らと共にひた走り、 鶴ヶ城に入城する。 そして「鉄砲隊は、私が指揮する」と名乗り出る。 一方、出発が遅れたユキ(剛力彩芽)たちは、刻...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/07/01 3:35 PM
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      • 日々“是”精進! ver.F
      • 2013/07/01 2:43 PM
      政府軍は会津若松城(鶴ヶ城)を包囲するかのように城下町に侵入。 逃げ遅れた婦女子を容赦なく襲いながら街に放火した。 外堀沿いの北側の町屋では各所で会津武士によるささやかな抵抗が行われた。 会津藩武芸師範の黒河内伝五郎の修行仲間で宝蔵院流槍術師範の野矢常方
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