読売テレビ開局55年記念ドラマ「怪物」★恐るべし亜臨界水

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    読売テレビ開局55年記念ドラマ「怪物」

    ジャニーズ事務所やオスカーゴリ押し軍団が前面に出るようなドラマと違って、佐藤浩市、向井理、多部未華子という顔合わせに加え、要潤を「溶かしちゃう」配役は、浮ついたところがなくて良かったです。
    −◆−

    父の地盤を継いで選挙に打って出る若き政治家・堂島昭(要潤)

    彼の出馬を苦い思い出見つめるのが香西刑事(佐藤浩市)。

    15年前の『遠藤くるみちゃん誘拐殺人事件』で、堂島昭(要潤)が捜査線上に上がりながら香西が突っ走りすぎて逮捕できなかった。
    堂島の父親は警察官僚出身の政治家だし・・・。

    死の匂いを嗅ぎとる能力を持つ香西は、堂島の家で犯行が行われたことが分かるのだけど、殺人の匂いだけで立件できないとする周囲との軋轢もあって犯人逮捕に至らないまま15年経過。
    −◆−

    そんな香西刑事(佐藤浩市)の前に現れたのが藤井寺里紗(多部未華子)。

    くるみちゃんが誘拐される前に9歳だった里紗も堂島(要潤)に誘拐・監禁されたと言うのです。

    当時は里紗の母が表沙汰にしようとしなかったのだけど、堂島が政治家になることを許せずに、香西(佐藤浩市)に過去を明かしたのです。

    しかし、物証がなく警察の正規の捜査ではどうにもならないため、香西(佐藤浩市)は一線を越えることに。

    里紗(多部未華子)に堂島昭(要潤)を誘いださせて15年前のことを話すように仕向けて録音しようとしたのですが、里紗に襲いかかった変態・堂島昭(要潤)が、弾みで頭を打って死亡。

    過酷な過去を背負う里紗(多部未華子)をこれ以上苦しめまいとして香西が思いついたのが真崎亮(向井理)の存在。

    彼は亜臨界水で全ての有機物(骨もDNAも何もかも)を溶かしてしまうゴミ処理会社の研究員で、香西(佐藤浩市)が死の匂いを感じた男。

    じぇじぇじぇ!! 恐るべし亜臨界水!
    これでは『BONES』のブレナン博士やホッジンズがいても分析のしようがないベ。



    で、真崎の手を借りて堂島(要潤)を溶かしちゃった香西(佐藤浩市)・・・・。


    こうして”正義・良心”が欠如し、平気で人を溶かしちゃう怪物・真崎と、正義と悪の狭間で揺れる刑事・香西に、過酷な過去を持つ里紗(多部未華子)が絡むあれやこれやが繰り広げられます。

    佐藤浩市が流石の演技を見せ、向井理が不気味なサイコパスを好演。

    なかなか雰囲気のあるドラマになっておりました。
    −◆−

    『ガリレオ2 聖女の救済』の前後編みたいに「長すぎる!」と感じるケースが多いのですが、『怪物』はなかなか良かっただけに、2時間ちょいの尺にまとめてしまったことが勿体ない。(DVD,Blu-rayにして売るにはちょうど良い長さだけど)

    NHKの火曜10時枠で『全5話』程度で収めたらきっと良いドラマに仕上がるだろうに・・・。

    たとえば、堂島昭(要潤)の表の顔と裏の顔の落差や、罪深さをもう少しじっくり描けたかもしれない。

    15年前の事件がキッカケになって自分の家族も無くす結果になった香西(佐藤浩市)の悔いや怒りなどを描いておけば、一線を越えてでも堂島昭(要潤)が犯人であることを暴き出そうとした「情念」に関する説得力が出たかもしれない。(ドラマ版では触れられなかった部分があるから)

    里紗(多部未華子)の心の傷・トラウマや、彼女が真崎(向井理)に惹かれていった経緯や心情がキチンと描けたかもしれない。
    (化粧が濃いめの多部ちゃんはあまり好きじゃないけど、化粧が濃すぎるアンビリバボーな剛力彩芽よりは1000倍良い。)

    そして、真崎(向井理)の恐ろしさを、もっともっと描けたかもしれない。


    とにもかくにも『怪物』は、このチャンネルにしては良い出来映えでした。





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      SPドラマ「怪物」を見ました。 27日 日テレにて 9時からやってました 冷酷な頭脳明晰な犯人と刑事の対決、ミステリーかと思いきや ストーリーは意外な方向へ・・・ 亜臨界水がキーとなり、物語は15年前の事件へと けっこう人間ドラマとしての部分も大きく 事件の与
      • 笑う社会人の生活
      • 2013/07/07 10:48 AM
      ・怪物 日テレで放映されたスペシャルドラマ 福田和代原作だそうですが、原作未読 『確証』の森下直脚本 特殊能力を持つ刑事香西@佐藤浩市が 悪人の死体を闇に葬る真崎@向井理と対決する姿を描いた話。 うーん、香西刑事が怪物真崎を追いつめていく話なのかなと思って
      • まっつーのTV観覧日誌(*´д`*)
      • 2013/07/02 1:53 AM
      読売テレビ開局55年記念ドラマ『怪物』(公式 / 2013年6月27日放送) 『(ラテ欄)怪物として生きるか人間として死ぬか…!究極の本格サスペンスを豪華出演者で映像化…刑事が出会った男は美しい顔を持つ怪物...
      • ディレクターの目線blog@FC2
      • 2013/06/28 5:21 PM
      怪物と戦う者は、自らが怪物にならないように気をつけなければならない。 お前が長く深淵を覗くならば 深淵もまた等しくお前を見返すのだ。 スペシャルドラマ 怪物      「読売テレビ...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/06/28 2:50 PM
      佐藤浩市、主演。共演に、向井理、多部未華子、栗山千明、要潤といった豪華出演者達に惹かれ、見てみました 原作は福田和代の同名小説。 かなり大胆というか、荒唐無稽な設定。 なんだか印象として、子供の頃、「科学と学習」あたりで読んだ、ちょっと、おどろ
      • のほほん便り
      • 2013/06/28 2:41 PM
      擬似谷間に突入である。 しかし、週末にはまだ「みんエス」が残っているし、「あまちゃん」「八重の桜」と長編が居座っているのである。 なんとなく・・・春ドラマが終わった感じがしないのであった。 そういうわけで・・・二枠が埋まっているために残り5枠を賭けた「・
      • キッドのブログinココログ
      • 2013/06/28 2:06 PM

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