あまちゃん 第68-69回★去る者は追う。全力で!!!

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    連続テレビ小説「あまちゃん」第68-9回(6月19日)

    68話。
    K3NSP(北三陸をなんとかすっぺ)会議で、ユイ(橋本愛)ちゃんを被告(?)にしてアキとユイが北三陸を離れることによる地域への打撃について述べ合う大人たち。

    口数が少ない勉(塩見三省)さんが「え〜琥珀はぁ・・・」と発言しようとすると、組合長(でんでん)が机を叩いて発言を遮り「琥珀はこの際、どうでもいいべぇ!!!!」と怒声。

    何もそこまで怒らなくてもよさそうなものだけど、2000万円の融資を受けて開店した”海女カフェ”の存続もアキにかかってると思ってるから彼にとっては死活問題・・・。

    組合長(でんでん)だけでなく、駅長・大吉(杉本哲太)は北鉄の採算を一義に考え、観光協会・菅原(吹越満)はアキとユイによる経済効果に気持ちが集中しちゃって、春子(小泉今日子)はひたすらアキ(能年玲奈)を引き留めることだけを考えており、大人たちはてんでばらばらに自分中心の議論を進めてる。

    組合長が勉(塩見三省)さんに怒声を上げたり、アキを利用したい大吉と、アキが大事な春子(小泉今日子)も対立の構図。(圧倒的に春子が強いけど)

    この大人たちの思惑が絡み合う様子って、まるで国会みたい。

    事の本質から少しズレたところでいがみ合い、折り合いを付けようともせずに自分らの利益に沿った主義主張だけを述べたり・・・・。


    で、組合長(でんでん)が立ち上がって発言し始めた隙に、勉(塩見三省)さんは何故かその場にあった七味唐辛子を組合長の《大高寿司の湯飲み》にたっぷり投入!!!

    ”琥珀愛”が”人類愛”を上回ってる勉さん、お茶目!?
    (良い子はマネしないでね。)
    −◆−

    ユイ(橋本愛)ちゃんが大人たちに釈明開始。

    「皆さんに事情を説明する時間がなくて、事後承諾って言うか、あとで皆さんに説明するつもりだったんです。ごめんなさい。」と深々と頭を下げます。

    さらに「小さい頃からの夢だったんです。それをやってみもしないで諦めるのが嫌だったんです。」

    ”立て板に水”で、卒のない答弁・・・。
    既にこういう事態を予想して、頭の中で想定問答を繰り返し、計算し尽くして大人を納得させる理想の答えを準備していたみたいな・・・。

    以前、アキに丁寧で温かい態度で接した母・よしえ(八木亜希子)についてユイが「お母さんのはなし、声も言い方も嘘っぽいでしょ。原稿読んでるみたいでしょ。と言ってたのだけど、観光協会で大人に釈明してるユイちゃんにも同じ言葉が当てはまるかも。
    −◆−

    ユイちゃん(橋本愛)が釈明してもなお、町にはアキとユイが必要であることを懇々と語る大人たち。

    教室で発表する生徒みたいに挙手したユイちゃんが「それについては考えました。たしかに、ウチらが居なくなると一時的に観光客は減るでしょう。でも、PRなら東京行っても出来ますよね。むしろ北三陸の知名度上げるためには、ここにいて観光客まつより東京へ行って呼びかけた方が効果的なんじゃないかって。」

    菅原「くそっ、正論だ!」

    ユイ「北三陸の名前を全国区にするために、アキちゃんも私も東京行ったら積極的に訛っていこうって・・」

    大人たち「じぇじぇ。」

    ユイ「むしろ『じぇじぇ』って言っていこうって、相手がタモリさんだろうがアッコさんだろうが『じぇじぇ』で通そうって。『じぇじぇ』で”流行語大賞”も取りま〜〜す。よろしくお願いしまぁす。」(『いいとも』と『アッコにおまかせ』に出演する気マンマン!?)

    口が達者なユイに、父・功(平泉成)は「我が子ながら手強い。」


    海女クラブの面々に囲まれて思いを上手く口にできず、夏さんから「黙ってたら分かんねえべ、アキ!」「どした、母ちゃんが怖えか。」などと言われて身を縮めているアキ(能年玲奈)と、県会議員の父親でさえ「手強い」という能弁なユイ(橋本愛)ちゃんでは、見事に正反対なのであります。

    口が達者なユイを演じる橋本愛ちゃんの達者な演技も相変わらず良い感じ。

    で、今年のマジの流行語大賞は「じぇじぇ」「アベノミクス」「今でしょ!」か・・・。

    AKB総選挙みたいに投票できるなら、《あま中年》の小生は絶対に「じぇじぇ推し」なんだけどなぁ。
    −◆−

    なかなか言葉が出てこなかったアキですが、かつ枝(木野花)さんが「無理もね、顔 叩かれたんだから。」と述べますと、「あれは仕方ね。おらが悪いんだから。」「コロコロ言うこと変わるから。」と口を開きはじめました。

    東京に帰りたくないとか帰りたいとか、海女になりたいとか南部潜りに憧れたりだとか、言うことがコロコロ変わったことを差しての発言。

    しかしアキは「でも、どれも本気なんだ。ここさ残って就職して夏の間だけ海女やって、それはそれで間違いなく楽しいベ。でも、こんなこと言ったら怒られるかも知んねえが、海女は好きだけど、今じゃなくても出来るベ。だけどユイちゃんと東京さ行って、アイドルさなれるかどうか分がんねえけど、それは今しか出来ねぇべ。」

    アイドルになれなかったらどうするのかと尋ねる大人に「その時は潔く帰ってくるベ。」とアキ。

    かつ枝(木野花)さん「帰ってきて、また潜るのか?」

    アキ「当たり前だ! おらは海女だもん。」「ただし町のためとか誰かのためでねえ、おらが潜りてえから潜るんだ。」

    さらには忠兵衛(蟹江敬三)さんの言葉を引き合いに出して「ここが一番良いぞって、みんなさ教えるために東京さ行ぐ。行きてえんだ。」

    アキの真剣な物言いに心動かされたかつ枝さんが「行けアキ、ここはおらさたちに任せて東京で頑張れ。」

    アキ(能年玲奈)の言葉に海女クラブ一同が胸を打たれてアキを応援することに・・・。

    計算した理屈で大人たちを説得(言いくるめる)しようとしたユイ(橋本愛)ちゃんと、計算ではなく魂が発する本気の言葉を不器用だけど熱く語ったアキ(能年玲奈)では、またまた対照的。

    あと、本当は大嫌いな北三陸を東京に行ってPRするというユイちゃんと、心の底から北三陸の町や人が好きで「ここが一番良いぞって、みんなさ教えるために東京さ行ぐ。」と述べたアキのセリフも対極ですわ。


    どっちがどうってことではなく、コインの裏と表みたいな感じ・・・。

    で、共感を示して温かい言葉を口にしてくれるかつ枝(木野花)さんや弥生(渡辺えり)さんを黙って見つめるアキ(能年玲奈)の表情が清々しくてたまんない!!!

    能年ちゃん、良い顔するなぁ。

    この清潔で無垢な表情が、《あま中年》を虜にするのであります。
    (アキが着てるザックリした感じの白いシャツが、すがすがしさを一層際立たせてる。)

    あと、”眼鏡会計ばばあ”と呼ばれてる金に細かいかつ枝(木野花)さんが、観光収入のそろばん勘定抜きでアキ(能年玲奈)を東京に行かせようと積極的なのが温かくて沁みるわぁ。


    最後に夏さんが「アキ、お前ぇ、東京さ行ってこい。」

    夏さんを見つめる能年ちゃんの横顔がヤバイほど美しいの!!

    フェロモンが漂うような生々しい美しさのことではなく、OP曲のバックに映る川の流れみたいに清浄な美しさ。
    −◆−

    海女クラブで話し合いを終えたアキたちが観光協会へやって来たところで『68話』から『69話』に・・・。

    海女クラブの面々がアキの応援できたと聞いた組合長(でんでん)が思わず湯飲みに手を伸ばして茶を飲み干して「辛ーーーーーーーーーー!!!」と悶絶。

    勉さんが仕掛けた唐辛子爆弾のせいで組合長が目を赤くしてるとは知るよしもないアキは、自分らのことで半泣きになってくてれると勘違いして「色々とお世話になりました。」「そんなに泣かれたら辛くなるベ。」と半泣きが感染。

    でんでんが湯飲みを口にしてから辛さに気づいて叫び出すまでの、極々短い間が絶妙でした。
    −◆−

    なおも大吉(杉本哲太)は「走れば走るほど赤字だとバカにされた北鉄が、いまや人気ローカル選ですよ。『じぇ!』となるべ。閑古鳥が鳴いていた袖ヶ浜がアキちゃんのお陰で人気観光スポットですよ。『じぇじぇ!』ってなるべぇ。」

    一方春子は「地道に生きて欲しいんです。私が言っても説得力が無いかも知れないけど、芸能界みたいな浮ついた世界に行ったら傷つくの目に見えてるんだから。」

    芸能界で知名度が上がった途端に『フライデー』や『週刊新潮』なんかの下衆で卑しい記事に傷つけられちゃうのだ。

    大人たちは「絶対駄目」「9月までは」「卒業だけは」「毎年潜って」などと口々に勝手なことを発言し始めて紛糾。

    夏さん「あ"〜〜〜〜、やがましい!!! どいつもこいつも自分のことばっかり考えて! おめえら、ここらで二人に恩返しすんのが筋でねえが。若え二人の未来を欲の皮が突っ張った大人が犠牲にしちゃなんねえ!」

    そうだそうだ!
    能年ちゃんや橋本愛ちゃんの記事をメシの種にしようとする『フライデー』や『週刊新潮』の欲の皮が突っ張った記者や編集者は反省しろ!!!
    −◆−

    春子が皮肉たっぷりに「良いこと言うわ。さすがだわ夏さん、立派。私が出て行くときにも行ってくれたらよかったのにぃ。」

    かつて市長や弥生(渡辺えり)さんたちが押しかけてきて春子を海女の後継者にしようとした時のことを持ち出します。

    顔に陰が差した春子は「あのとき、今みたいに立派なこと言ってくれたら私の人生も違ってたんだろうね。」

    気まずい雰囲気!!!

    夏さん「また蒸し返すのか・・。」

    春子「行くなって止めてくれてたら、それはそれで人生ちがったよね・・・って言うか、止めて欲しかったよね。」

    夏さん「今だから言えることだな。いまのおめえは後ろを振り返って喋ってる。だから話せる。あん時のおめえは前しか向いてなかった。おらが何言っても聞く耳持たなかったベ。」

    春子「そうかもね、うん、そうかもしれない。でも私は止める。去る者は追う。全力で!!! 娘が傷つくの分かってて背中押せるほど懐深くないの! あんたみたいに!!」

    夏さん「おまえとアキも違うぞ。」

    春子「はあ!!」

    夏さん「まあいいや、言いたいこと言ったし。寝るベ。変えるベ。」

    春子と夏さんの”平行線”を辿る会話は、若き日の春子(有村架純)が東京に行ってからの《空白期間》が埋まらないと消化しきれない感じですかね。

    春子が「芸能界に行ったら傷つくの目に見えてる」「娘が傷つくの分かってる。」と確信を持って語る背景となる出来事が東京にはあったんでしょう・・・。
    −◆−

    『スナック梨明日』でウーロン杯を飲んでるつもり(春子が出したのはウーロン茶)の大吉が酔っ払って「飲まなきゃやってらんねえよ、チクショーー。」

    いつのまにか座敷童状態で水口(松田龍平)が座っていて、隣の席の勉(塩見三省)さんギョッ!!!

    で、ウーロン茶でベロンベロンの大吉が水口(松田龍平)にパンチをお見舞いしたり、春子が「ホント危なっかしくて信用ならない!」と毒づいたり、あれやこれや・・・。

    とりあえず水口は、アキとユイちゃんはオーディション抜きでGMTに選抜されることを言明しておりました。
    −◆−

    さて、観光協会の場面で気づいたんだけど、アキ(能年玲奈)はボタンがあいた白いシャツの下に芥子色(オレンジ系)のTシャツで、ユイ(橋本愛)は芥子色のカーディガンの下に白いブラウス。

    白と芥子色を用いながら、上下を入れ子にした二人の衣装は、彼女たちがアイドルになりたいという同じ思いを抱いていることと、性格的に真逆な部分があることを象徴してたんじゃないかな。

    セリフでもアキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)を対照的に描いたように、衣装でもそれを表現してる・・・。


    エピソードのなかの「伏線」「仕掛け」「小ギャグ」から「衣装」まで、何から何まで面白いです。


    とはいえ今週は月・火・水とクドカンにしては抑えめの展開・・・・これも先々へ向けての計算尽くの展開なんでしょう。
    −◆−

    『あまちゃんサウンドトラック』の新聞広告はデッカいなぁ!!!
    全面広告って、凄すぎ!!

    ◇◆◇ 「あまちゃん」感想 ◇◆◇
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       アキ VS 春子・・・・そしえ、春子 VS ミズタク・・・普通に考えるとどっちも春子圧勝だけど・・・ ミズタクの本気、見せてもらう(‘ jj ’)/  さて、アキの援護のために現れた海 ...
      • トリ猫家族
      • 2013/06/19 5:48 PM
      アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)の意思を尊重し、東京行きを応援することにした夏 (宮本信子)と海女たちは、町の人々が二人を送り出さない限り、海に潜らないとストライキを宣言。 アキとユイがもたらす...
      • ドラマ@見取り八段・実0段
      • 2013/06/19 1:10 PM
      NHK総合の連続テレビ小説『あまちゃん』(公式)の第12週『おら、東京さ行くだ!』の第69回の感想。 アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)の意思を尊重し、東京行きを応援することにした夏(宮本信子...
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